ほいほいとぼとぼ日記・爺爺刻々

謎のポコちゃん問題について

いんやぁ、不二家問題は困ったものである。不二家の体質うんぬんはいまさら書く必要もないと思うので、他の方に任せようなのだ。
し かし、不二家のキャラクター戦略は素晴らしいものである。ペコちゃんというキャラは、会社の代名詞であり、商品キャラとしても凄いと思うのだ。しかし、ペ コちゃんにはポコちゃんというコンビがいたが、いつの間にかどこかに行ってしまったような。そこで、歴史をネットで紐解くと・・・・
というわけで不二家のサイトへ行ってみたら、なんとお詫び状だけで、他のコンテンツは封印状態。よって、ペコポコの公式情報が得られないのである。仕方がないので、市井の皆様のお知恵を拝借したのだ。

『 不二家創業者の孫である、いまの社長さんのお姉さんをモデルに「ペコちゃん」を作った。少し小さい弟もキャラクター化しようということになって「ポコちゃん」が誕生した、ということです。』

ってことは、こないだ辞めた社長がポコちゃんってことですかい。社長って呼ばれなくて、ポコちゃんなんて言われたくないから舞台裏に引っ込めたのか?

『 ペコちゃんと一緒に夢の国からやって来たのが、ペコちゃんのボーイフレンドのポコちゃんです。 台湾ではPekoとローマ字で書かれる他、俗にミルキーとの関連で「牛乳の女の子」を意味する牛奶妹(中国語 ニウナイメイ、niúnǎimèi)という呼ばれ方もしている。また、ポコちゃんを兄と思われ、二人で、牛奶兄妹と呼ばれることもある。 』

ミルキーは牛乳から作られる、それを食べる可愛い子。牛の生まれ変わりというストーリーでキャラが作られる。そこでネーミングである。
これがすごいアイデアだと思うのである。「子牛」のことを「べこ」ということから「ベコちゃん」。だけどベタすぎるので、「ペコちゃん」。この伝で言えば、「ポコちゃん」の原型は「ボコちゃん」のはずで、そのとおり、室町時代に子供を指す言葉として「ぼこ」があったという、うなずかざるを得ない。

さて、ポコちゃんのキャラ設定は:

ペコちゃんと一緒に夢の国からやって来たのが、ペコちゃんのボーイフレンドのポコちゃんです。 ポコちゃんはスポーツが大好きな明るい男の子です。 いたずら好きで腕白なところもありますが、1つ年上ということもあって、 ペコちゃんが何か困っている時にはいつも力になってくれる頼もしい一面もあります。 』

えええ、ボーイフレンド??兄妹じゃなかったの?どうも、変だな。どこで、歴史が改ざんされているのか分からないねぇ。さらに混乱する情報が・・・

『 年齢:永遠の7歳(1952年(昭和27年)生まれ)性別:男の子身長:100cm [編集] 補足 ペコちゃん・ポコちゃん共通の友として、クッキーという名の 犬がいる。ペコちゃんのように舌を出していないのは、ポコちゃんが『舌の無い国』からやってきたからである。』

『舌 の無い国』????一体それはどこなんだぁ。前の解説では、『夢の国』からペコちゃんと一緒に来たとなっているのに。『舌の無い国』ということは、しゃべ れないし、味も分からないってことであろう。これは、ないだろうね。誰かが、「ペコちゃんは舌がでているのになんでポコちゃんは舌がないの?」という質問 から、「『舌の無い国』から来たからさ」ってのがバズ情報として流れているのではないか?これは不二家の公式見解を聞きたいところである。
ちなみにポコちゃんと『舌の無い国』説は、結構、一杯サイトに溢れているのだが、誰が情報元なのかもバズ研究の好材料となるね。なんせWikipediaに載っているのがこの説ですから。

というわけで、舌が無いポコちゃんへのオマージュとしてアニメをワシが作成したので公開しよう。ポコちゃん社長がこの事件から逃げ出すため変装して街を歩いているという設定だ。勝手にリピートしているので、どこが頭か分からないが適当に楽しんでおくれ。





コメント一覧

delpin
古本さん、ご指摘ありがとうございます。
オバQの勢いでポコちゃんは追い出されたのですね。地味なキャラだったから仕方ないかもですね。つまり、ここからペコちゃんは、独身の道をあゆむことになったということでしょうか。オバQが恨めしいww
古本まゆ
 子供の頃に観ていたTVではっきりとはいたしませんが、それまで「ペコちゃんポコちゃん」だったのが、突然「ペコちゃんオバケのQ太郎」とかやり出して、大変な違和感を感じた記憶がございます。この記憶が正しければ、ポコちゃんが消えたのは、オバケのQ太郎が原因では。
 私的にはやはり「ペコちゃんポコちゃん」なのですが。
ほいほい
普通はそうだよね
普通、6歳、7歳といえば同じ年齢同士で遊ぶでしょう。ましてや、昭和25年生まれでその年に6歳なのだから、ワシよりも7歳も上なのだ。
そんなときから、ボーイフレンドなんてことは信じられないのであるが、証拠がない・・・・
三次元マーケティング研究会会長
その昔、
ペッコポッコ、ペッコポッコ、ペッコポッコ、ペッコポッコ♪
っていうコマーシャルソングがありましたね。
だいたい名前(愛称)のつけ方や顔つきからして、兄妹と思うのが自然ではないでしょうか?
だいたい子供を色々な子と遊ばせなきゃいけない6歳や7歳のときから、特定の子をボーイフレンドだガールフレンドだと決め付けて、TVやラジオ(ラジオに出てたっけ?)や店頭でいつも一緒にさせるのは、おかしなことだと思いませんか?
大人の自分勝手、そんな気もしないではありません。
なーんて、思っちゃったりしてね。
不二家の体質はその昔から自分勝手、なーんてね。
ほいほい
公式にはボーイフレンドね
karinさん、3次元会長の言うとおりボーイフレンドです。ただし、兄妹と思っている人は非常に多いのも事実。これだけのキャラなのにデザイナーが判然としていないというのも謎
これは、奥が深い。
三次元マーケティング研究会会長
ペコっと頭下げて、ポコッといなくなった人
いやいやいや、早速ポコちゃん調査を始めてくれて、片付けない、じゃなかった、かたじけない。名前の由来など鋭い視点で解明されています。
ところでポコちゃんはボーイフレンドですよ。不二家のサイトの中に「不二家の歴史」は残されていて、そこに「1951年(昭和26年)ペコちゃんのボーイフレンドとして『ポコちゃん』誕生する。年齢7歳。」と出ています。誕生するやいなや年齢7歳っていうのも妙ちきりんな感じはしますね。「7年も誕生期限を過ぎた子を産みやがって!」という訳ではないんですけどね。
しかし、ポコちゃんもあの社長とイメージが重なっちゃったらもう終わりですね。可哀想なことです。
ま、それはそれとして、「不二家の歴史」コーナーは是非とも平成19年1月までアップデートしていただきたいものですな。広報部もお忙しいこととは思いますが・・・。

karin
ボーイフレンドでしょ?
え~、舌の無い国はちょっとおどろおどろしいなぁ。
私はポコちゃんはボーイフレンドだと思ってたけど、違うのかな?
何年か前にペコちゃんの小さな人形がお菓子のおまけであり、うちの娘が集めていました。
まだあるかなぁ~?
犬がいたのは覚えてます。
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