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ほいほいとぼとぼ日記・爺爺刻々

えんぴつで奥の細道だわ

歳なんだろうか、つい買うてしもうたわ。「えんぴつで奥の細道」をね。芭蕉の句をもう一度味わいたいという侘び・寂の心境、最近、字を書かなくなったし。一行でも手が疲れるようになってきて、ますます字が下手になる。きれいに手紙でも書けたら、なんてことまでは思わなかったが、とにかく、物覚えの悪くなった頭に手から記憶させようという考え。しかし、この本、ごらんのように開くと今度は縦に開けると横になるという複雑な製本である。ちょいと使いづらいと思うのであるが如何であろうか、各々方。
「以前から、小説でもエッセイでも、好きなフレーズをノートに書き写して悦に入る、ということをしていて、それを形にしたいと考えて生まれたのが『えんぴつで奥の細道』です。実際に自分の手を使って完成させることの楽しさ、書家による書き文字を眺める楽しさ……、芭蕉の名句・名文を味わいながら、新たな本とのかかわりあいを楽しんでください。」というのが、編集担当の浅井さんのお言葉。
書家の方は大迫閑歩さんで60年生まれというから46歳か。フォントのような字をお書きと言ったら失礼であるが、平仮名に味のある字をお書きになる。
さて、ワシは書き写して悦に入ることができるのであろうか?え、どこまで行ったのかって。自慢じゃないが、江戸っ子だい。まだ、江戸もでていないぞ。
これから、この句を家に懸けて深川から旅に出るのだよ。

  草の戸も
      住替わる代ぞ
           ひなの家
                            

コメント一覧

ほいほい
そんなんあるの?
と思ってグルグルしたらあった!
ところであんたは歌いながら塗り絵しているのね。分かるような気がする
ボジョレ月夜
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童謡やわらべ歌を口ずさみながら塗り絵が楽しめる「うたうぬりえ帖-高齢者のためのリクリエーションブック」もおすすめですよ。
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