1 ゆうべ見た夢の中で
ぼくは石になっていた
見知らぬ町で人に踏まれ
声を限りに叫んでた
夜の心のくらやみから
夢はわいてくる
さめても夢は消えはしない
けれどお早うの朝はくる
2 ゆうべ見た夢の中で
ぼくはきみを抱きしめた
はだしの足の指の下で
何故か地球はまわってた
夜の心のくらやみから
夢はわいてくる
夢には明日がかくれている
だからお早うの朝はくる
上の詩は 谷川俊太郎 作詞、小室等 作曲の「おはようの朝」です。
このところ夢など見たことのない私です。
でも、起きてる時は絶えず夢を見ています
なぜこれをとりあげたかといえば、この詩には夢があるからです。
これといった悩みもなく、経済的にも困らず、なんとなく生きててもつまらない。
だからこそ夢を見たい。
そして、それを実現したい。
そういう生き甲斐を思わせてくれる。
この詩は「高原へいらっしゃい」という昔のドラマのテーマ曲で、その舞台は長野県の野辺山です。
そのドラマの内容は廃墟と化したホテルを再建するもので、田宮二郎さんや益田喜頓さんらの奮闘ぶりを描いたものです。
それはどん底からのスタートですが、皆には夢があった・・・
そんなドラマを急に思い出し、上記の詩を掲載したわけです。
清里のストリートの風景はどうなったでしょうね。軽井沢の旧軽銀座の風景も落ち着いた風景に戻りました。
清里は昔の旧軽のような感じです。
野辺山から赤岳越えを日帰りとは凄いハードでしたね。県界尾根にしろ真教寺尾根にしても大変なルートだと思いますが・・・
今ころの八ヶ岳はさぞかしいい風が吹いてると思いますよ