齢を重ねて思うこととは・・・

自分が齢をとったせいなのか、クリスマスや正月を迎えてもこれといった感慨がまるっきりない。

昔の私ならそういった歳時記というかイベントを楽しんだものだが、今はそんな気になれない。
それは齢を重ねて感受性が乏しくなったこともあるだろうが、周りの雰囲気も昔と比べたら甚だしく沈潜してて、それがなおさら私を無感動というかアクションを起こさせないでいる理由なのかもしれない。

クリスマスなら商店街や繁華街でもっとジングルベルなどのクリスマスソングが流れててもいいだろうに・・・
正月ぐらい着物姿が目に付いてもおかしくないのに、そんな姿もトンと見なかった。
門松を置く家も見当たらなければ、お供えの餅さえ目にすることがなかった。

それでも日１日と時の移ろいは確実に進んで行く。

そんななかで私の正月といえば信仰心などないのに初詣をし、母の病状が少しでも良くなるようにと浅草寺と高尾山に行った。
浅草寺へは２日に出かけたため物凄い人手でとても参詣できる状態ではなかったが、その数日後の高尾山ではお守りを買うことができた。
その甲斐があったのか？
今回の抗癌剤治療での母はこれまでの２回と比べれば、副作用が少なかった。
目出度し目出度しといったところだろうか・・・

そんな母を一人っきりにすることもできず、私はひがな母のそばにいて、好きな旅行や山にも行ってない。
若いときの私は母に甘えていたこともあり、今は我慢のときだと思っているので、これはさほど苦にはならない。

外出する機会が減った分、ネットサーフィンする時間が増えた。
ネットを訪問するサイトやブログはほとんど決まっていたが、今は以前と違いそれも極限られた範囲になってしまった。
というより、ネットを巡回するのが億劫になってしまったといったほうのが正直なところだろうか。
去年の夏頃からいささか欝気味になり、秋にはそれを何とかしなければと思いながらこのブログにも投稿していたが、思考能力が完全に欠如してこの２ヶ月間は放置状態だった。
ま、他のブログは好きなことをメインにしてるのでなんとか続けていますが、ここではわりに硬派なことを書いていたつもりなので、それに見合った題材で投稿しようにも、その気になかなかなれないんですね。
石原慎太郎のいい加減なことを槍玉に挙げようにも、私自身の思考能力が支離滅裂だし・・・
そんなことを書く気にはなれない。
年金問題や、中国産の食品他からの劇薬が検出されたこともしかりだし・・・

そういったことから目を遠ざけていたいと思うようになってしまった。

そんな今。
私のほかのブログにきてくれている或る方に興味を覚えている。
そのブログは読んでてなるほどと合点のいくことがあるけど、私のブログを他人様が見てへーっと納得することなどあるのだろうかと思わされましたね。
私のそのブログは主にエンターテイメントで、女性の画像中心なのですが、その人がたまに訪問しているようです。
それがこのところちょくちょく来るんで、人間ていうのは自分にないものを求めるんだなーと思いましたね。
ところが、この２,３日そのブログは更新がなく、どうしたのかと心配している私です。
そんな私の心境は、見ず知らずの人のことを心配するなんて、なんだかおかしいなと思いつつ、やはり気になってしかたないといった感じです。

久々の更新だというのに、やはり支離滅裂ですね・・・