憧  憬

支離滅裂な傾向が強いですが、日常での思いついたことや雑多なことを記しています。時にはいい写真の掲載もあります。

食品の産地偽装や表示違反が相次いでいるのはなぜ?

2007年11月05日 17時24分49秒 | 社会
数年前に雪印乳業が食中毒事件を起こしたのは工場の停電が原因だったが、会社自体のモラルを問われた。

その結果、長野冬季オリンピックでジャンプの団体部門で優勝した、原田雅彦さんらが所属していたスキージャンプやアイスホッケーなどのチームが廃部に追い込まれてしまった。
今は「チーム雪印」として復活しているそうですが・・・。

被害を受けたのは私たち消費者側のはずだが、
今となってはこの事件は風化しつつあり、
「雪印」という名門企業が甚大な被害を被ったという記憶のが強く残っているのは私だけだろうか?

そしてクリスマスのイベントで大いに売り上げた後の今年1月には、ポパイでおなじみの不二家が消費期限切れの原料を使用したことが発覚した。

ミートホープの社長などはいいアイデアを持っているのに、それを悪用していたことで叩かれた。

また、お伊勢参りで有名な「赤福」のずさんな製造は何をか言わんやだが、その類似した「御福餅」はそれこそ棚からボタモチ式に濡れ手で粟の利益を得ていたが、これまた赤福同様の悪事を働いていたという。



石屋製菓の「白い恋人」、ミスタードーナツなど相次ぐ食品業界の不正事件。
お米の銘柄の「こしひかり」。
その中でも魚沼産のが有名だが、現地の生産量の何倍もの米がスーパーなどで10kg7~8000円前後で平然と売られている。
宮崎、鹿児島、高知産の鰻も同様で、その大半は中国さんだともいわれている。

開いた口が塞がらないというのはこういうことだろうか?

ところで、
なぜこうした事件が頻発するのだろう?


事件の発覚のほとんどは内部告発だと思う。
いわゆる「チクリ」ということです。
では、なぜチクルのか?

チクッタ本人は不正を見過ごせない正義心に燃えていたからか?
それもあるだろうが、ここでは私の推測を述べてみたいと思います。

事件を起こした企業のオーナーや重役たちの年収は、おそらく2、3千万は下らないだろう。
赤福など老舗とはいっても300年も続く親族経営だろうから、彼らの収入は相当な額になると思う。
そんな彼らに比べたら大半の社員はせいぜい半分。パートや派遣の方たちになれば、年収で200万前後がいいところだろう。
そういった低所得者たちだけがチクッタとは言い切れないが、私なら悪徳企業をチクルし、例え高収入だったとしても許せない所業を告発するだろう。


今の私は生活保護を受けないだけだが最下層にランクしてる低所得者なので、こういった企業には辛酸苦渋を味わってもらうのがいちばんだと思っている。
いや、企業だけではなく、こういった歪んだ格差社会をつくりあげた小泉純一郎政権。その中枢を担った竹中平蔵。
極論すれば、この売国奴2人が貧困者層を爆発的に増加させ、その挙句に悪徳企業内の内部告発をさせたのではないかと推論している私ですが、如何なものでしょうか?


食品業界ではありませんが、
駅前留学で有名な「NOVA」の猿橋社長は年収3億を得ていたという。
その彼は会社更生法が申請される前に所有株を売り抜け、20億を手にしているともいわれている。

あーぁ やんなちゃった あーぁんが 驚いた



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