2011年3月11日に発生した東日本大震災から、今日で10年が経ちました。
まだまだ普通の暮らしができない方がたくさんいる中で、
1日も早く、少しでも心が落ち着ける日が帰って来ることを、祈るばかりです。
あの当時を振り返ると、
被災県千葉にある船橋競馬場も、南関東4競馬場の中では最も被害が大きく、
地震の影響を受け馬場の使用ができない時間もありました。
馬場が使用できるようになってからも、節電の影響から、
明るい時間帯になって調教を行う時もありました。
南関東4競馬場全体でも、
地震の影響で安定的な競馬施行に支障を生じるおそれがあることなどから、
1か月間の開催中止。
当時の船橋競馬場の厩舎地区の写真です。↓
しばらくは、こういう感じで電柱が傾いたままでした。
なかなか工事が進まなかったのは、
まずは沿岸部の作業優先で、
工事関係者の人手が足りなかったためという話しは聞きました。
今はもちろん電柱も元通りです。
あれから10年が経ち、今は船橋競馬場の大型改修工事が行われています。
克己厩舎の馬たちが調教中に出入りする場所から、スタンド方面を撮りました。
もう少し経てば、こういうこれまで見てきた何気ない景色も変わるのでしょう。
3~4コーナー付近から見たスタンド方面。
向かって左側のスタンドはすでに取り壊されています。
競馬が行われることに感謝をしながら、
次の船橋開催は3月15日(月)から始まります。