DEEP GREEN

GO のブログ。
自転車、スノーボード、釣などなどGoの日常、日々感じたこと、経験したことを!

オランダでのロードライド

2012年06月30日 12時22分24秒 | MTB 自転車
オランダはMaastrichtというベルギーとかフランスの国境に近い
南のほうの町に来ています。
ここらへんはアムステルゴールドという春のクラシックロードレースで
有名な場所です。

なんとアムステルゴールドのコースで有名な坂を含めたコースを
ロードバイクでグループライドできることになりました!

オランダは坂の少ない平坦な道が多いのですが、ここ南部は
あちこちに丘陵があってロードに乗るのに最高な環境です。

今日の相棒はGiantのロードバイク。
フレームサイズでかすぎ、ステム長すぎ、ハンドルの幅も広すぎ
でしたが、乗れればえっかと常に前向き。

朝雨だった天気も走るころには曇りから晴れとなりました。
気温もちょうど良く快適に走れるわ!と思ったのも束の間。
最初についていった第一グループのスピードが景色を見る暇もないほどに
速すぎて、結局脱落。 第二グループに吸収されました。
レースではないので適度な速さの第二グループのスピードに
癒されながら、見えてくる景色を楽しみます。
(それでも写真なんか撮る暇なかった。。。)
景色最高です。
グリーンな畑がどこまでも続き、遠くに赤っぽい建物の塊に
なってる街が見えたり、あぁ、言葉にするのは本当に難しい。

途中ここを通過!
ここではさすがに自転車を降りて写真を撮りました。


その後もアムステルゴールドレースで有名な坂をいくつも上らされました。
こりゃしんどいわ。 壁みたいに見える坂もあります。
ここでレースはしんどいやろうな~と思いながらも
サイクリングなんでマイペースで上ります。

結局70kmほど走ってゴール地点の町に到着。
気持ちよいライディングでした。

教会(かな?)の建物と走った人たち


お店の窓に映った自分。

その後、ホテルまでグループライドとなりましたが、
途中の急坂でちぎられ、前は離れ、後ろはこなくなり、
一人ぼっちに。

とりあえず前にライダーが見えてるのでまっすぐ進んでますが、
ついに交差点でどっちにいっていいか分からず。
自分の勘を信じて右に曲がりました。

こういうときの勘は頼りになるときもありますが逆になることもあります。 
今回はその逆になったようで、しばらく走って
完全に道に迷ってることに気がつきました。
土地勘のまったくない見知らぬ街。
アドベンチャーです。
こんなときは焦りは禁物。
また自分の勘を頼りに進みますが、さすがに帰れんとやばいなと
道行く人に話しかけて方向を聞こうと適当な人を探します。
バスを降り立てのおにいちゃんがいたので英語で話しかけると
英語を少し話せると、懇切丁寧に教えてくれました。
オランダは若い人なら英語を話せる人が多いので助かります。
感謝です。

おにいちゃんに教えてもらった道を進みますが、
どうもおかしい、高速道路の入口にぶち当たり
さすがにそこを自転車ではいけないだろうと引き返します。
教えてもらった方向に進めばなんとかなるかと適当な道を進みます。
来るときに降りた駅にあたり、なんやいけるやん!と
タクシーで来た道を反芻して喜びながら進むも記憶が薄れた瞬間に
また ”おかしい” と感じる道になって来ました。
時間も夜9時前。 そろそろ暗くなってきます。
さすがに暗くなるとやばいなと少しだけ焦ります。

あかん、もう一回誰かに聞こうと前から歩いてくる
これまたおにいちゃんに英語しゃべれる?と話かけると
”NO" という返事。
どうもオランダ語でもないような言葉でたぶんフランス語かな?
Noの返事なのに、ホテルのカードを見せてここに行きたいねん!
どっちの方向?と強引に英語で聞きます。
すると向こうも察してくれたようでフランス語で説明してくれます。
フランス語、当然わかりませんが、
指差してここをまっすぐ行って右のほうにいけばいいというような
ことらしい。 
OK! ありがとう!
といいそっちの方向に進むと、ようやくホテルが見えてきました!
帰ってきた!
道行く人の親切に助けられました。
感謝感謝です。

帰ってから道にまよったーと一緒に行った人に聞くと
やっぱり右に曲がったところが間違いで左に曲がらないといけなかったみたい。
そんなこんなのマーストリヒトでのロードライドでしたが
終わってみればアムステルゴールドレースの坂も上れたし、
プチアドベンチャーもできたし、いい経験のできたライドでした。
あ~楽しかった!