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糖尿病合併症と戦う

糖尿病やその他、医療中心に書いていきたい。また、医師や医療制度にも強い不満がある。少しでも、改善できたらいいと思う。

「インスリン使う位なら 血糖悪いほうがましだ」と糖質制限推進派の医師は言う。

2019年06月07日 10時47分13秒 | ニュース
インスリンを使っている私は、聞き捨てならない。ということで、昨日その医師と議論した。

聞いてみた。だったら、同じHbA1c8.0%でも、インスリン使っている患者と使っていない患者なら、合併症のリスクが違うというのか?
すると、インスリン使ってる患者のHbA1c8.0% とインスリン使ってない患者のHbA1c9.0%を比べたら、どちらがマシか?というくらいだという。

どうやら、インスリン使用者の方が、合併症が悪化しやすいとのことだ。でも、その理由は? 普通に考えられるのは、血糖値の乱高下ですね。高血糖のときでも、薬なしだとゆっくり下がるのを待つ。でも、インスリン使用だと、一気に下げてしまう。また、インスリンを使っておれば、どうしても低血糖も経験する。そういうのが悪化の原因なのか?

すると、その医師は、「おっしゃる通り短期的に低血糖がでやすいことも理由の一つですが。一番は、長期的に肥満傾向になりやすい事。インスリン抵抗性が高まること。血中インスリン濃度が高まること。による長期的な血管障害が 単純な血糖より悪いと考えています。発がん性も増えると思います。」

ということだ。でも、私にしては久しぶりに賢い話をした。笑