データ復旧・復元に関する情報

HDD・RAID・サーバー・MAC・NAS・USBメモリー等の復旧に関する情報を提供します。

データの暗号化とデータの保存

2010-01-12 10:48:43 | データ復旧

データの暗号化とデータの保存


日々、増え行く様々なウイルスやスパイウェアハッキングなどによるデータのセキュリティの問題が深刻に台頭しており、これにより、データの暗号化ソフトウェアも多く登場しています。

データのセキュリティ保護のため、暗号化ソフトやWindows自体の暗号化機能(EFS)を使用してデータを暗号化し、保存するケースがますます増えている傾向です。

暗号化されたデータは、外部に搬出されても、第3者が開くことができない構造になっており、開くことができても、高等な技術が必要な作業なので、簡単にデータの漏出となる可能性はかなり減ります。

ただし暗号化されたデータの場合、もしユーザーのミスやコンピュータの故障などにより、本人すら開くことができなくなる悲劇的な状況が発生することもあります。
もちろん、このような場合でも、データ回復の可能性はありますが、非常な損傷の場合は復旧ができない大きな原因にもなります。

外部への搬出するべからざる極秘のデータであれば、暗号化を使用して保存をすることは当たり前のことですが、他人から見られないために、入力した暗号による自分もデータを見ることができなくなることがないように暗号化の必要性について、もう一度慎重に検討する必要があります。

また、それほど重要なデータであれば、暗号化されたファイルを開けることができるキーは、個別にバックアップして保管するなどの方法で発生してはならない事態にあらかじめ備えてしておくのが良いと思います。

データトラブル時の注意事項

2010-01-04 15:35:51 | データ復旧

データトラブル時の注意事項


データトラブル・データ消失・データ損失された後、どのような対応を行ったのかによって、2次障害が生じたり、
復旧作業に深刻な影響を及ぼしデータ復旧自体を困難なものにしてしまうこともあります。
データトラブルが発生したら適切な対応で大切なデータを守りましょう。
  • まずは、落ち着いて安全な方法でシステムを止めて下さい。
  • 安易にデータ復旧を試みたり、再起動させたりしないで下さい。 状態をもっと悪化させることもあります。 データ復旧専門家の正確な判断が求められますので、トラブル発生時の状況などを正確にお伝えください。
  • 電源のON/OFFを繰り返さないで下さい。
  • いつもと違う動作音(異音)が聞こえる場合はすぐ電源を切って、電源のON/OFFを繰り返さないで下さい。 2次障害を生じさせる危険性があります。
  • ウイルス対策ソフトはその機能とウイルス情報をよく確認してからご使用下さい。
  • ウイルスに感染された場合、ウイルス対策ソフトを使用すればデータ復旧が出来なくなる事もありますので、 ウイルス情報とソフトの機能をよく確認した後、使用しなければなりません。
  • ソフトウェア(Software)のインストール及びデータ保存はしないで下さい。
  • データが削除された後には新しいソフトウェア(Software)をインストール(Install)したり、他のデータを保存してはいけません。 新しく情報が上書きされてしまいデータ復旧率を落とす一番の原因となります。
  • パーティション(Partition)を再構成した場合
  • パーティション(Partition)の変更・移動・再構成中にパーティション(Partition)情報が損傷され、ハードディスクが正常に認識されなくなる障害も多く発生しております。 データ復旧のために応用プログラムを実行させたり、フォーマットを行ったりするとデータ復旧率を落とすことになりますので、注意しなければなりません。 障害発生後何もせずにご相談いただければデータ復旧はまず可能です。
  • 復旧ソフトをご使用する場合は、注意事項、機能をよく読んでから実行させて下さい。
  • データ障害が発生したハードディスク(Hard Disk)から復旧用のソフトウェアを実行すれば、データ復旧率を落とす一番の原因となりますので、注意をしなければなりません。 ハードディスクの電気的、機械的な問題の場合にはかえって症状を悪化させることもあります。 なぜなら多くのファイルデータ復旧用ソフトウェアは、メディアが正常に働いていることを想定して作動するからです。
  • 物理的な問題と予想される場合は、絶対に電源を入れないで下さい。
  • ハードディスクを落としてしまった場合や外部から強い衝撃を受けた場合、異音がする場合などには、絶対に電源を入れないで下さい。 ハードディスクを落とし衝撃が加わると、ヘッドとディスクがクラッシュされることがありますので、その状態でモーターを回転させるということは後戻りの出来ない致命的な損傷を与えることを意味します。
  • 不良セクタ(バットセクタ、Bad Sector)により読み書きエラーが発生した場合
  • 不良セクタ(バットセクタ、Bad Sector)が発生した場合ディスクユーティリティを実行することは、とても危険です。 ※不良セクタとはディスクの物理的な損傷により、データを記録できなくなってしまったセクタのことをいいます。
  • 水に浸かった場合は乾かさないで下さい。
  • 浸水されたメディアのデータ復旧の可能性は意外に高いです。 一度メディアが水に浸かったら濡れている状態、または乾いている状態でも電源のオン・オフは絶対にしないでください。 濡れたタオルなどでハードディスクを包み、出来るだけ濡れた状態を維持させながらご相談下さい。 いち早くデータ復旧を始めることがデータ復旧率を高める唯一の方法です。
  • 火災の場合
  • 火事の場合も浸水の場合と同じで、拭いたり乾かしたりしないで下さい。 なるべく元の状態を保ちながらデータ復旧を依頼して下さい。

データ保存方法

2009-12-23 17:21:20 | データ復旧

【データバックアップ】


データトラブルは予告無しで突然起こります。それはどなたでも例外ではありません。
データ消失・損失防止には、定期的なバックアップとディスク管理が一番効果的な方法でしょう。
今日はデータバックアップについて調べてみました。

【効果的なバックアップ方法】


定期的なバックアップを習慣化します。

いつも定期的にバックアップを取り、バックアップ後には正常にバックアップが取れたのかを確認します。
バックアップ媒体としては一般的にCDやDVD、USBメモリ、ハードディスクなどがありますが、
残念ながらどのバックアップメディアも確実に安全なものはありません。


【バックアップメディア】



1. 外付けハードディスク

外付けハードディスクを使い、定期的にバックアップをすることが最も一般的な方法で、
大容量のデータを保存でき、万が一パソコンが壊れたりしても簡単にデータを復旧することができます。
また外付けハードディスクは自動的にバックアップを取ってくれるものもあり、OSやアプリケーションをそのまま保存することもでき、幅広く使われています。

2. RAIDシステム

RAID(レイド)とは、複数のハードディスクを1台のハードディスクとして管理し、ハードディスクの問題点を補うために作られた技術です。
ハードディスクを大容量に増やす目的もありますが、より速く、より安全に使うためという理由でレイドシステムが数多く開発されています。
RAID(レイド)は、データを複数のハードディスクに分散することにより、1台のハードディスクでデータがクラッシュしても破損するリスクを軽減することができます。

3. CD-ROM / DVD-ROM

CD-ROM、DVD-ROMでバックアップを行った場合は、データが正常に書き込みされているかどうかを必ずご確認ください。
バックアップされたCD、DVD TITLEをハードディスクに再びコピーをしてみて問題なく記録されていることを確認します。
また、作成されたCD、DVD TITLEの記録面を見て肉眼でも確認が可能です。
データが記録されている部分と記録されていない部分では明らかな違いがありますので目で判別できます。
バックアップは完了されていますが、記録面を見ると、書き込みがされていない場合や指紋などが付きその部分だけが色が違っていたりもしますので、
バックアップが終わったら記録面を確認する習慣をつけましょう。

4. USBメモリ

小さく携帯に便利な利点から、データバックアップ用としても多く使われています。
しかし、使用回数の制限があるので長期保存用には適してないため故障の恐れも多くあります。
理論上では1万回の再書き込みが可能ですが、ファームウェアが入っている最初の部分の方が最も多く使われているので、
使用回数の制限にひっかかり不良セクタが発生する可能性があります。
ランダムアクセス方式でこの問題を解決できるようにはなりましたが、静電気でもデータが飛んでしまうなど実際にエラーが多く発生しています。


恐るべし静電気!【データ復旧】

2009-12-16 10:49:08 | データ復旧

静電気からデータを守る


エンジニアの立場から見ますとハードディスクの最大の敵は熱、震動、不規則な電圧、埃と言えます。
ハードディスクが故障される一番多い原因がこれらによるものです。
しかし、それ以外に重大な悪影響を及ぼす要因として欠かすことのできないものが、冬場に多い静電気です。
ハードディスクのヘッドはとても微細な電流を利用するため瞬間的に高い電圧が発生する静電気には常に気をつけなければいけません。

◆ ハードディスクと静電気


現在のハードディスクは、以前の主流であったMRヘッドよりも感度が高いGMRヘッドを使います。
フラッター1枚の記録容量が100GB以上あり、高密度のトラックの間でデータを探したり記録したりするヘッドは、精緻で纎細な作業を行っています。
静電気の電気的な衝撃は、データの読み書きに大きな影響を及ぼすので、クリーンルームでは適切な温度と湿度を維持し静電気の発生を防ぐと同時に
エンジニアは、静電気防止服と静電気を放電させる腕輪をつけデータ復旧に悪影響を及ぼす原因を事前に排除しております。

◆ 静電気による電子機器の破損


静電気というのは私たちが日常で接する動電気、すなわち電線を通じて移動する電気とは反対に留まっている電気のことをいいます。
電子機器に被害をもたらせるのは静電気自体ではなく留まっている静電気が移動しようとする時発生する現象、すなわち放電時の電荷量によって発生します。
その時、瞬間的に発生した静電気の放電によって、引火性の強い物質に引火、火災を発生させたりします。
特に、微細な電流にも敏感に反応するIC関連回路や半導体など電子部品または精密計測装備などに致命的な損失を与えることになります。


夜間にPC故障時データ復旧

2009-12-08 18:03:44 | データ復旧

物理的に故障したhddからでもデータ復旧の可能性は大です。



夜間時間帯PC使用量が増加して、突然のPCトラブルやハードディスク再起動および認識誤りエラーによって相談を受けることになります。
ハードディスク復旧低料金の情報ハードディスク復旧低料金の関連サイト。

日本で最大級の規模かつ知名度の高い電気街:
秋葉原(東京都千代田区外神田周辺) に本社または営業所を置かれている、データ復旧サービス会社の一覧リストです。
秋葉原周辺をはじめ東京都近郊にお住まいの方、通勤・通学の方にはパソコントラブルの解決に大変便利な街です。
下記リストがお役立ちできれば幸いです。

『データ復旧研究センター』


TEL:0120-633-799
URL:http://www.dataok.jp
所在地:〒101-0021 東京都千代田区外神田4-7-5石川興産ビル3F