2013年9月21日土曜日 FOMC あり。
2013/09/16~2013/09/20
3位 楽天日本株トリプル・ブル
8位 楽天日本株トリプル・ベア
株式週間展望=配当取り交え底堅い動き―円相場安定化期待高まる
2013年9月21日土曜日 8時55分配信 モーニングスター
今週(17-20日)の焦点は何といっても現地17-18日のFOMC(米連邦公開市場委員会)。市場の予想に反してQE3(量的金融緩和第3弾)縮小が見送られたことがサプライズを呼び、18日にNYダウは1万5709ドルまで上伸して最高値を更新。これを受けた19日の東京株式市場では、終盤にかけて円相場が強含むなか、日経平均は1万4766円で高値引け。終値ベースで7月24日以来、約2カ月ぶりに1万4700円台を回復した。
ここで注目したいのは、これまで円高イコール株安と、律儀に連動していたのに対し、19日はその連動性が崩れたこと。また、QE3縮小見送りで円相場はいったん1ドル=97円74銭まで円高に振れたが、19日には99円62銭まで下落し、その後、落ち着いた動きにあること。QE3縮小は最初のアナウンスからすでに4カ月経過しており、材料出尽くしになった感がある。
これを踏まえた来週の展望だが、為替相場が今の水準で安定化すれば、国内の輸出関連企業は十分に国際競争力を発揮でき、想定レートを1ドル=95円、1ユーロ=125円とする企業が多いなか、1カ月後に始まる14年3月期の9月中間期決算発表に向け、好業績を織り込みにいく展開が期待できるはず。権利付き最終日の25日に向けた、配当取りの動きがその序章になる可能性があり、期末のドレッシングへの期待も膨らもう。
一つ懸念があるとすれば、現地22日のドイツ連邦議会(下院)選挙。メルケル首相は3選を決める見通しだが、万が一敗れた場合、ドイツの景況感指数の大幅な改善で1ユーロ=135円に迫った為替相場に波乱が起こる可能性がある。ただ、その確率はかなり低いとみられ、それを前提に、来週の日経平均は1万4500-1万5200円のレンジを予想する。取組妙味が増している五輪関連銘柄の売買が高水準を維持する一方、自動車、精密、電子部品など輸出関連株は底堅い動きとなりそうだ。
イベントでは現地23日の中国9月HSBC製造業PMI、同24日の独9月Ifo景況感指数、米7月FHFA住宅価格指数、米9月CB消費者信頼感指数、25日の米8月耐久財受注、米8月新築住宅販売件数、同26日の米8月中古住宅販売仮契約、27日の米8月個人所得・個人支出など。国内では25日に企業向けサービス価格指数、27日に8月全国消費者物価指数が発表される。
提供:モーニングスター社
国内株式市場見通し:10月相場の上昇を意識、アベノミクス第2幕へ
14時10分配信 フィスコ
■日経平均は2ヶ月ぶりの高値水準
先週の日経平均は上昇。週末には一時14816.65円と、約2ヶ月ぶりの水準を回復した。2週連続で3連休となるなかでの4日立会いであり、基本的には参加者が限られる状況だった。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果待ちのほか、外資系証券による大規模セミナーなども開催されるなか、先物主導によるプログラム売買に振らされる局面がみられた。
FOMCの結果を控えた18日には、FOMC通過後のアク抜けを狙った買いとみられる売買や投信設定による需給要因により、日経平均は14600円を回復。翌19日にはFOMCで想定外となる、量的緩和縮小の見送りを受けた米国株高や、政府が消費増税の前提となる経済対策に法人実効税率の引き下げを検討するとの報道を受けて、買いが先行。断続的なプログラム買いが日経平均を押し上げる格好となったが、外資系証券によるTOPIX先物の大量買いが話題に。
週末こそ、3連休を控えていたこともあって戻り高値更新後は下げに転じているが、日中値幅は100円程度にとどまるなど、どちらかといえば下値の堅さが意識された相場展開だった。主要銘柄がプログラム売買に振らされるなか、需給良好な個人マネーは、五輪関連から波及する格好で防災、リニア、バイオ、ゲームなどへ循環的な物色が活発だった。
■実質10月相場入り、アベノミクス第2幕へ
今週についても堅調な相場展開が期待される。週末に行われるドイツ連邦議会選挙が波乱要因となる可能性はありそうだが、ユーロ圏地域が過去最長のリセッション(景気後退)から回復し始めている。また、一先ずFOMCが通過したほか、シリア情勢についても小康状態を保っている。週末20日の米国市場ではNYダウが大幅に下落している。金融政策の不透明感などもあるが、ダウ構成銘柄の銘柄入替えの影響が大きいとみられ、下げの影響は限られよう。
今週25日は、3・9月期決算企業の権利取り最終日となる。配当落ち分は80円程度とみられているが、26日の段階で落ち分を即日吸収してくるようだと、先高感が一段と高まる可能性がある。最近は証券会社で中間配当の増配発表が相次いでいることも安心感につながろう。また、実質10月相場入りとなる。政府の成長戦略第2弾への思惑などからも、先高期待が高まることになる。
政府が来年4月の消費増税に向けてまとめる経済対策の骨格が明らかになった。企業減税は復興特別法人税の前倒し廃止と投資減税で約1兆4000億円以上に。また、予算措置では公共投資を1兆円超とする方向で、総事業規模は5兆円超。企業の競争力を高め、増税に伴う景気失速を防ぐと伝えている。また、国土交通省が19日発表した2013年7月1日時点の基準地価は、アベノミクス効果に対する期待を背景に、三大都市圏がリーマン・ショック前の08年以来5年ぶりに上昇に転じた。2020年開催の東京五輪を見据え、臨海部の再開発への期待も盛り上がるなか、物色意欲は強いと考えられる。
23日から27日まで安倍首相がカナダ、米国を訪問。26日には国連で演説する予定であり、「アベノミクス第2幕」へのキッカケとなる可能性がありそうだ。BofAメリルリンチによる9月のファンドマネージャー(FM)調査では、グローバル機関投資家の日本株の配分状況が、9カ月連続でオーバーウエートを継続している。
■10月相場の上昇を意識した仕込みのタイミング
翌週には名実ともに10月相場入りとなる。10月1日には9月日銀短観が発表される。民間調査機関の予測によると、 大企業製造業足元DIの予測中央値はプラス7。6月短観(プラス4)から3ポイント上昇する見通しだ。これを受けて、安倍首相は最終的に消費税増税を判断するが、報道機関などでは増税を決断する見通しである。
その後、10月3-4日には日銀の金融政策決定会合が開かれる。黒田日銀総裁は、20日の会見で「政府が持続可能な財政構造確立を進めること強く期待」「日本経済、2%の物価目標実現に向けた道筋を順調にたどっている」「持続可能な財政構造確立、日本経済の持続成長に必須の前提」などと述べている。増税のネガティブインパクトを回避させるため追加の緩和策の方向性などを示してくる可能性もありそうだ。東京五輪という「第4の矢」を得た安倍政権にとってトレンドを崩すわけには行かず、来週は10月相場の上昇を意識した仕込みのタイミングになりそうである。
《TN》
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http://usdjpy624.exblog.jp/21095456/
2013年9月21日土曜日 今週FOMC あり。木曜日 FOMC QE3の縮小なし。
2013年9月21日土曜日 騰落レシオ 113.57
TNX 2.7320%、 日本国債 0.690%、+0.020、 現値 143.86円、 -0.17円
ダウ 185.46ドル安、日経23.76円安、TOPIX 3.50高、CORE 2.250高
MTU 1円高、トヨタ80円高、ブリヂスト10円高、
ダウ 日経 TOPIX ドル円 ユーロ円 E-USD
1万5451ドル 1万4742円 1218.98 99.379円 134.396円 1.35250
日経売買高 売買代金 売負率 買負率 Ma倍率 P/C 金額
34.47億株 2.27兆円 -14.351% -3.178% 8.511 0.6390
………………………………………
日経 TOPIX CORE 30 MTU トヨタ Br 5108
1万4742円 1218.98 652.23 654円 6480円 3605円
(+) (+) (+) (+) (+) (+)
みずほ 1円高、 住友不動産8830 70円安、 ユニクロ 150円安、
ソフトバンク 50円安、 ファナック 6954 210円安
みずほ 住友不動産 ユニクロ ソフトバンク ファナック
223円 4810円 3万6750円 6560円 1万6890円
(+) (-) (+) (-) (+)
パラボ 住友不動産、ソフトバンク 二つのみ、陰転だ。
2013/09/16~2013/09/20
3位 楽天日本株トリプル・ブル
8位 楽天日本株トリプル・ベア
株式週間展望=配当取り交え底堅い動き―円相場安定化期待高まる
2013年9月21日土曜日 8時55分配信 モーニングスター
今週(17-20日)の焦点は何といっても現地17-18日のFOMC(米連邦公開市場委員会)。市場の予想に反してQE3(量的金融緩和第3弾)縮小が見送られたことがサプライズを呼び、18日にNYダウは1万5709ドルまで上伸して最高値を更新。これを受けた19日の東京株式市場では、終盤にかけて円相場が強含むなか、日経平均は1万4766円で高値引け。終値ベースで7月24日以来、約2カ月ぶりに1万4700円台を回復した。
ここで注目したいのは、これまで円高イコール株安と、律儀に連動していたのに対し、19日はその連動性が崩れたこと。また、QE3縮小見送りで円相場はいったん1ドル=97円74銭まで円高に振れたが、19日には99円62銭まで下落し、その後、落ち着いた動きにあること。QE3縮小は最初のアナウンスからすでに4カ月経過しており、材料出尽くしになった感がある。
これを踏まえた来週の展望だが、為替相場が今の水準で安定化すれば、国内の輸出関連企業は十分に国際競争力を発揮でき、想定レートを1ドル=95円、1ユーロ=125円とする企業が多いなか、1カ月後に始まる14年3月期の9月中間期決算発表に向け、好業績を織り込みにいく展開が期待できるはず。権利付き最終日の25日に向けた、配当取りの動きがその序章になる可能性があり、期末のドレッシングへの期待も膨らもう。
一つ懸念があるとすれば、現地22日のドイツ連邦議会(下院)選挙。メルケル首相は3選を決める見通しだが、万が一敗れた場合、ドイツの景況感指数の大幅な改善で1ユーロ=135円に迫った為替相場に波乱が起こる可能性がある。ただ、その確率はかなり低いとみられ、それを前提に、来週の日経平均は1万4500-1万5200円のレンジを予想する。取組妙味が増している五輪関連銘柄の売買が高水準を維持する一方、自動車、精密、電子部品など輸出関連株は底堅い動きとなりそうだ。
イベントでは現地23日の中国9月HSBC製造業PMI、同24日の独9月Ifo景況感指数、米7月FHFA住宅価格指数、米9月CB消費者信頼感指数、25日の米8月耐久財受注、米8月新築住宅販売件数、同26日の米8月中古住宅販売仮契約、27日の米8月個人所得・個人支出など。国内では25日に企業向けサービス価格指数、27日に8月全国消費者物価指数が発表される。
提供:モーニングスター社
国内株式市場見通し:10月相場の上昇を意識、アベノミクス第2幕へ
14時10分配信 フィスコ
■日経平均は2ヶ月ぶりの高値水準
先週の日経平均は上昇。週末には一時14816.65円と、約2ヶ月ぶりの水準を回復した。2週連続で3連休となるなかでの4日立会いであり、基本的には参加者が限られる状況だった。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果待ちのほか、外資系証券による大規模セミナーなども開催されるなか、先物主導によるプログラム売買に振らされる局面がみられた。
FOMCの結果を控えた18日には、FOMC通過後のアク抜けを狙った買いとみられる売買や投信設定による需給要因により、日経平均は14600円を回復。翌19日にはFOMCで想定外となる、量的緩和縮小の見送りを受けた米国株高や、政府が消費増税の前提となる経済対策に法人実効税率の引き下げを検討するとの報道を受けて、買いが先行。断続的なプログラム買いが日経平均を押し上げる格好となったが、外資系証券によるTOPIX先物の大量買いが話題に。
週末こそ、3連休を控えていたこともあって戻り高値更新後は下げに転じているが、日中値幅は100円程度にとどまるなど、どちらかといえば下値の堅さが意識された相場展開だった。主要銘柄がプログラム売買に振らされるなか、需給良好な個人マネーは、五輪関連から波及する格好で防災、リニア、バイオ、ゲームなどへ循環的な物色が活発だった。
■実質10月相場入り、アベノミクス第2幕へ
今週についても堅調な相場展開が期待される。週末に行われるドイツ連邦議会選挙が波乱要因となる可能性はありそうだが、ユーロ圏地域が過去最長のリセッション(景気後退)から回復し始めている。また、一先ずFOMCが通過したほか、シリア情勢についても小康状態を保っている。週末20日の米国市場ではNYダウが大幅に下落している。金融政策の不透明感などもあるが、ダウ構成銘柄の銘柄入替えの影響が大きいとみられ、下げの影響は限られよう。
今週25日は、3・9月期決算企業の権利取り最終日となる。配当落ち分は80円程度とみられているが、26日の段階で落ち分を即日吸収してくるようだと、先高感が一段と高まる可能性がある。最近は証券会社で中間配当の増配発表が相次いでいることも安心感につながろう。また、実質10月相場入りとなる。政府の成長戦略第2弾への思惑などからも、先高期待が高まることになる。
政府が来年4月の消費増税に向けてまとめる経済対策の骨格が明らかになった。企業減税は復興特別法人税の前倒し廃止と投資減税で約1兆4000億円以上に。また、予算措置では公共投資を1兆円超とする方向で、総事業規模は5兆円超。企業の競争力を高め、増税に伴う景気失速を防ぐと伝えている。また、国土交通省が19日発表した2013年7月1日時点の基準地価は、アベノミクス効果に対する期待を背景に、三大都市圏がリーマン・ショック前の08年以来5年ぶりに上昇に転じた。2020年開催の東京五輪を見据え、臨海部の再開発への期待も盛り上がるなか、物色意欲は強いと考えられる。
23日から27日まで安倍首相がカナダ、米国を訪問。26日には国連で演説する予定であり、「アベノミクス第2幕」へのキッカケとなる可能性がありそうだ。BofAメリルリンチによる9月のファンドマネージャー(FM)調査では、グローバル機関投資家の日本株の配分状況が、9カ月連続でオーバーウエートを継続している。
■10月相場の上昇を意識した仕込みのタイミング
翌週には名実ともに10月相場入りとなる。10月1日には9月日銀短観が発表される。民間調査機関の予測によると、 大企業製造業足元DIの予測中央値はプラス7。6月短観(プラス4)から3ポイント上昇する見通しだ。これを受けて、安倍首相は最終的に消費税増税を判断するが、報道機関などでは増税を決断する見通しである。
その後、10月3-4日には日銀の金融政策決定会合が開かれる。黒田日銀総裁は、20日の会見で「政府が持続可能な財政構造確立を進めること強く期待」「日本経済、2%の物価目標実現に向けた道筋を順調にたどっている」「持続可能な財政構造確立、日本経済の持続成長に必須の前提」などと述べている。増税のネガティブインパクトを回避させるため追加の緩和策の方向性などを示してくる可能性もありそうだ。東京五輪という「第4の矢」を得た安倍政権にとってトレンドを崩すわけには行かず、来週は10月相場の上昇を意識した仕込みのタイミングになりそうである。
《TN》
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http://usdjpy624.exblog.jp/21095456/
2013年9月21日土曜日 今週FOMC あり。木曜日 FOMC QE3の縮小なし。
2013年9月21日土曜日 騰落レシオ 113.57
TNX 2.7320%、 日本国債 0.690%、+0.020、 現値 143.86円、 -0.17円
ダウ 185.46ドル安、日経23.76円安、TOPIX 3.50高、CORE 2.250高
MTU 1円高、トヨタ80円高、ブリヂスト10円高、
ダウ 日経 TOPIX ドル円 ユーロ円 E-USD
1万5451ドル 1万4742円 1218.98 99.379円 134.396円 1.35250
日経売買高 売買代金 売負率 買負率 Ma倍率 P/C 金額
34.47億株 2.27兆円 -14.351% -3.178% 8.511 0.6390
………………………………………
日経 TOPIX CORE 30 MTU トヨタ Br 5108
1万4742円 1218.98 652.23 654円 6480円 3605円
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みずほ 1円高、 住友不動産8830 70円安、 ユニクロ 150円安、
ソフトバンク 50円安、 ファナック 6954 210円安
みずほ 住友不動産 ユニクロ ソフトバンク ファナック
223円 4810円 3万6750円 6560円 1万6890円
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パラボ 住友不動産、ソフトバンク 二つのみ、陰転だ。