data です

ハーフ ドクトリン だ! 資金の半分は 残せ、残すのだ!

2013年11月30日土曜日 ブルが、優位買い場

2013年11月30日 07時59分39秒 | Ra ランキング
2013年11月30日土曜日 ブルが、優位買い場だ。



デイリー 2013/11/29

1位  楽天日本株トリプル・ブル
8位  楽天日本株トリプル・ベア   



週間    2013/11/25~2013/11/29

1位  楽天日本株トリプル・ブル
6位  楽天日本株トリプル・ベア   




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http://usdjpy624.exblog.jp/21390313/

   2013年11月30日土曜日 突発的反抗、We Asian、数学勉強



2013年11月30日土曜日   騰落レシオ 103.70、 TNX 2.7410%  

ダウ 10.92ドル安、 日経65.25円安、  TOPIX 2.38安、 二部指数  8.67高  
MTU 変わらず、   トヨタ10円安、   日本国債 0.01円高、  変わらず

日本国債現値    日本国債     ドル円       ダウ       売買高        
145.10円      0.6000%     102.425円     1万6086ドル  23.81億株    

売買代金      売負率       買負率     Ma倍率     P/C 金額
2.15兆円    -12.513%      -4.190%    6.608      0.5472 
………………………………………

日経        TOPIX      二部指数       MTU      トヨタ        
1万5661円   1258.66      3464.85      659円     6380円      
(+)       (+)         (+)       (+)        (+)        



Br 20円高、 住友不動産8830 45円安、 ユニクロ 150円安、
ソフトバンク 140円安、 ファナック 6954  20円安 

Br        住友不動産    ユニクロ     ソフトバンク    ファナック
3750円     4855円    3万8800円     8290円     1万7240円   
(+)       (+)       (+)       (+)          (+)   

パラボは、すべて陽性だ。  



SMBC    三菱地所     カブドット    SBI      アイフル     
5130円    2844円      578円     1418円    436円     
(+)      (-)      (+)      (+)         (+)   




株式週間展望=外国人買い、下値岩盤―円安で株価しっかり、日経平均1万6000円に照準
8時49分配信 モーニングスター

   11月29日の東京株式市場は、現地28日の米国市場が感謝祭で休場だったところに週末事情が重なり、全般、模様眺めでスタート。しかし、売り一巡後、音もなくわいてくる押し目買いに呼応する形で為替相場が円安に振れる局面があったりと、日経平均株価は比較的底堅く推移。いよいよ取引時間中ベースの年初来高値1万5942円(5月23日)更新から、2007年12月以来6年ぶりの1万6000円乗せが照準に入ってきた。

 ここで認識しておきたいのが、5月高値時との背景。先物取引に絡む裁定残は足元4兆円強とほぼ同じ水準だが、特に信用需給面の大きな違い。足元では絶対期日の到来とともに信用買い残は4週連続減少し、11月22日現在の買い残は2兆7084億円と、1カ月間で3900億円減少。一方、5月24日現在は買い残が3兆1010億円と7週連続で増加し、この間8347億円膨張していた。

 そうしたなかで起こったのが5月23日後場の大暴落。午後零時30分から5分間、債券先物が出来高を急膨張させ、一段高に進んだことが引き金となった。日銀が合計8100億円の国債買い入れを公表し、問い合わせに対して「長期金利の過度なボラティリティ(変動率)の拡大を抑制するため」とするメッセージを発したためだが、これにより、債券先物売り、日経平均先物買い、円売りドル買いのポジションを組んでいたヘッジファンドが反対売買を強いられ、それに付け込むヘッジファンドもあって債券高、株安、円高が加速。

 13年12月期第1四半期(1-3月)の利益激増を手掛かりに、5月14日のピーク時に1兆8800億円強まで膨張していたガンホー・オンライン・エンターテイメント <3765> の時価総額が23日1兆700億円強と、わずか7日間で8000億円強目減りしたことも担保能力急低下という形で全体の傷口を広げた。

 それに対し足元では、11月11-15日が1兆1720億円、同18-22日が6476億円と海外投資家が大量に買い越し、絶対期日の到来によるヤレヤレの売りや、おそらく一定量入っていたであろう来年1月からの譲渡益課税倍増に対応した売りを吸収してしまった形。1万5000円絡みが下値の強固な岩盤となり、いよいよ上値追いの体制が整ってきたとみたい。

 来週(12月2-6日)は現地2日の米11月ISM(米サプライマネジメント協会)製造業景況指数、4日の米11月ADP(オートマチック・データ・プロセッシング)雇用統計、米11月ISM非製造業景況指数、5日の米7-9月期GDP(国内総生産)改定値、そして6日の米11月雇用統計と、米国で重要な指標が発表されるため身動きが取りにくいとの見方もあるが、クリスマス商戦を占う11月29日の米ブラックフライデーへの期待もある。

 また、日本株と円相場の連動性を見るにつけ、日本株の上昇だけでなく、下がらないということが円安方向に振れる材料になり始めている点は要注目。外部要因で突発的な悪材料が出ない限り、上値指向を強める公算は大きい。日経平均は1万5400-1万6200円のレンジを予想する。(真鍋浩幸)

提供:モーニングスター社



国内株式市場見通し:師走相場に突入、米クリスマス商戦や雇用統計で年末高を意識か
11月30日(土)19時28分配信 フィスコ

■日経平均は6年ぶりの高値水準に

   先週(11/25-29)の日経平均は上昇。11月28日には先物主導ではあるが裁定買いを巻き込みながらの上昇となり、5月22日に付けた終値ベースでの高値(15627.26円)を更新。2007年12月12日以来、約6年ぶりの高値となった。先週は指数インパクトの大きいソフトバンク<9984>やファーストリテイリング<9983>、ファナック<6954>、京セラ<6971>、KDDI<9433>などが日経平均をけん引する格好で大幅に続伸して始まった。
 
  その後はソフトバンクなどが利益確定に一服となるなか、為替市場ではドル・円が1ドル102円台、ユーロ・円が1ユーロ139円と円安基調が強まるなか、ハイテクや自動車など輸出関連への物色につながった。米国市場が感謝祭を控えていたことで売買代金は2兆円を下回る状況や、週末には利益確定が強まる局面もみられたが、先高感の強い相場展開だった。

■師走相場に突入、米クリスマス商戦と雇用統計

   今週(12/2-6)はいよいよ師走相場に突入する。市場の関心は日経平均では5月23日のザラバ高値(15942.60円)と節目の16000円乗せとなる。また、米国の動向が注目されることになる。米国では米感謝祭翌日の11月29日は小売企業が黒字になる日という意味合いから「ブラックフライデー」と呼ばれ、最大規模のセールが行われた。

   なお、米ウォルマートは29日、ブラックフライデーセールで記録を更新したことを発表。年末商戦の開始となった28日午後6時から午後10時までの4時間で、レジ決済処理が1000万以上を記録したという。また、12月4日には地区連銀経済報告(ベージュブック)が公表される。5日には7-9月の米GDP(改定値)の発表、さらに6日には11月の米雇用統計(予想は非農業部門雇用者数が+18.3万人、失業率が7.2%)が発表される。クリスマス商戦が強い内容になり、雇用統計が予想を上回る結果ともなれば、米株高・円安の流れが強まろう。また、雇用統計の結果等を受けて翌週の17-18日に予定されている米連邦公開市場委員会(FOMC)での量的緩和縮小への思惑が強まるとみられ、これが円安を加速させてくる可能性もありそうだ。これらを追い風に、年末高を意識したトレンド形成が期待されてきそうである。

■小売やハイテク、カジノ法案への思惑

   また、先週は先物に振らされる相場展開ながらも、週後半にむけては個人主体による中小型株物色が活発だった。売り込まれていた銘柄などの見直しも散見されており、証券税制変更前の利益確定売りなども一巡してきた感はある。イレギュラー的に売り込まれていた銘柄などには、年末に向けた水準訂正を意識した思惑なども高まりやすいだろう。

   物色としては、米ウォルマーが今回発表した売れ筋商品では、大型テレビやiPad mini、ノートPC、Xbox One、プレステ4などが人気だったという。小売や電子部品などハイテク企業への物色に向かわせよう。

   さらに、今国会の会期は12月6日までであり、成長戦略などを手掛かりにした物色も再燃すると考えられる。先週、民主党の前原氏は自らも含めた超党派の議員がまとめたカジノ解禁に向けた法案について、民主党の結論が出る前でも自民、日本維新の会所属議員などがまとめた今国会に提出することを容認する考えを示した。タイミング的には今週辺りにも、カジノ法案の今国会提出に関心が集まりそうだ。

《FA》
株式会社フィスコ










2013年11月23日土曜日 ブルが、優位買い場だろう

2013年11月23日 16時05分29秒 | Ra ランキング
   2013年11月23日土曜日 ブルが、優位買い場だろう。

デイリー   2013/11/22
1位   楽天日本株トリプル・ブル
4位   楽天日本株トリプル・ベア



週間     2013/11/18~2013/11/22
2位    楽天日本株トリプル・ブル
5位    楽天日本株トリプル・ベア





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http://usdjpy624.exblog.jp/21364272/
   2013年11月23日買い急いだ。ドル円、ETF 1570 買い急いだ。
もう ETF 1570は、何もしないこと。上がるまで待つだけだ。
俺には、出来る。勉強するのだ。Study every day.  この言葉を、忘れるな。



2013年11月23日土曜日   騰落レシオ 109.33、 TNX 2.7500%、  

ダウ 54.78ドル高、 日経16.12円高、  TOPIX 2.26高、 二部指数  4.93高  
MTU 5円安、   トヨタ60円高、   日本国債 変わらず、  変わらず

ダウ        日経     TOPIX     ドル円    日本国債      現値    
1万6064ドル  1万5381円  1248.57   101.298円    0.625%  144.77円  

売買高      売買代金    売負率     買負率    Ma倍率   P/C 金額
30.38億株    2.90兆円   -11.966%  -4.802%   6.534   0.5512 
………………………………………

日経        TOPIX      二部指数     MTU      トヨタ        
1万5381円   1248.57       3435.98      656円     6340円      
(+)      (+)       (+)      (+)       (+)        



Br 55円安、 住友不動産8830 5円高、 ユニクロ 300円安、
ソフトバンク 180円高、 ファナック 6954  50円安 

Br        住友不動産    ユニクロ    ソフトバンク   ファナック
3680円     4840円    3万6800円     8150円     1万6930円   
(+)       (+)     (+)     (+)         (+)   

パラボは、すべて陽性だ。  




SMBC    三菱地所     カブドット    SBI      アイフル     
5170円    2849円        583円     1390円    459円     
(+)      (+)     (+)     (+)         (-)   




2013年11月16日土曜日 イエレン議会証言あり

2013年11月16日 09時06分18秒 | Ra ランキング
   2013年11月16日土曜日 イエレン議会証言あり、もう評論は、しないで、
ランキングの事実を、書くべきだ。





ディリー  2013/11/15

3位 楽天日本株トリプル・ベア
4位 楽天日本株トリプル・ブル



週間   2013/11/11~2013/11/15

3位 楽天日本株トリプル・ブル
5位 楽天日本株トリプル・ベア   





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http://usdjpy624.exblog.jp/21326907/
   2013年11月16日土曜日 イエレン議会証言の前日から世界の株式市場は、
続伸した。大幅高だった。いつQE3の縮小に言及するかが、問題だ。
その時は、すぐ利確だ。



2013年11月16日土曜日   騰落レシオ 123.51、 TNX 2.710%、  

ダウ 85.48ドル高、 日経289.51円高、  TOPIX 20.49高、 二部指数  19.62高  
MTU 13円高、   トヨタ60円高、   日本国債 0.035高、  0.36円安   

ダウ        日経     TOPIX     ドル円    日本国債      現値    
1万5961ドル  1万5165円  1239.04   100.246円    0.630%  144.66円  

日経売買高    売買代金    売負率     買負率    Ma倍率   P/C 金額
32.07億株    2.88兆円   -11.891%  -5.062%   6.843   0.587 
………………………………………

日経        TOPIX      二部指数     MTU      トヨタ        
1万5165円   1239.04      3407.35       658円     6370円      
(+)      (+)       (+)      (+)       (-)        



Br 110円高、 住友不動産8830 160円高、 ユニクロ 1350円高、
ソフトバンク 140円高、 ファナック 6954  220円高 

Br        住友不動産    ユニクロ    ソフトバンク   ファナック
3595円     4980円    3万5600円     7740円     1万6730円   
(+)       (+)     (+)     (+)         (+)   

パラボは、すべて陽性だ。  



SMBC    三菱地所     カブドット    SBI      アイフル     
5080円    2917円        546円     1368円    448円     
(+)      (+)     (+)     (+)         (-)   



株式週間展望=株式版“3本の矢”そろう―「収益拡大」「好需給」「もちあい放れ」…
8時56分配信 モーニングスター

   15日の東京株式市場は前日のNYダウの史上最高値更新を受けて買い優勢でスタート。一時、1万5203円まで上昇、大引けは前日比289円高の1万5165円と終値では、5月22日以来の1万5000円台を回復した。終値ベースで見ると、これで5月22日の年初来高値1万5627円から6月安値1万2445円までの下げ幅の85%が修復され、全値戻し水準も視界に入ってきた。「景気・企業収益の拡大」「好需給」、「もちあい放れの好チャート」という株式相場版の“3本の矢”がそろい、株価を突き上げている。アベノミクス相場がスタートして15日で、まる1年が経過。空前の金融緩和継続を背景に、2年目に入るリフレーション相場は新局面に踏み込んだ。

 日経平均が14日に7月の戻り高値を更新したのに続いて、15日にはTOPIX(東証株価指数)の終値も1239.04ポイントと、7月23日の1222.72ポイントをクリア。フシ目突破による両指数の「もちあい放れ」そろい踏みで、5月高値奪回期待が高まってきた。

 来年2月にFRB(米連邦準備制度理事会)議長に就任するイエレン副議長は現地14日の上院公聴会で、金融緩和の早急な終了と過度の継続のいずれについても「危険が伴う」と指摘。もっとも、今年5月22日以降、世界の株式マーケットを揺さぶった「量的金融緩和の縮小」に関する発言では、景気実勢をにらみながら慎重に行う意向をにじませた。このため、「しばらく緩和継続は変わらない」とする見方がマーケットに拡大。同日のNYダウとS&P500種指数を史上最高値へ押し上げる動因となった。

 これを受けて15日の日経平均は1万5000円台を回復したが、日本株の場合、「イエレン効果」にとどまらず、足元の好実態、好需給、好チャートという相場的な「3本の矢」が株価を突き動かしている。

 日経平均225種採用銘柄の予想平均EPS(1株利益)は11月14日現在、942円(前期末実績は620円)。上場企業の4-9月期決算の発表序盤から中盤にかけては910円台だったものが、11月7日に920円台、12日に930円台、そして14日には今年初の940円台に乗せた。例年の決算シーズンでは見られなかった「最終盤での尻上がりの向上」は、TOPIXベースでも同様である。

 振り返って、アベノミクス相場が始まった昨年11月15日時点での日経平均採用銘柄の予想EPS(1株利益)は639円。1万5627円まで噴き上げた5月22日時点では902円だったから、利益水準は一段とアップしている。

 マザー・マシンと言われ、設備投資の先行指標となる工作機械の10月の受注が前年同月比8.4%増(日本工作機械工業会調べ)と18カ月ぶりに前年実績を上回ったほか、景気回復のすそ野の広がりでベースアップを検討する企業企業も増え始めており、回復が遅れていた消費にも好影響が及ぶ可能性が出てきた。来3月期につながる景気・企業収益の「持続性」を株価は先取りし始めた面がある。

 一方、需給面を見ると、来週いっぱいで5月高値時点の信用期日を通過。処分売り一巡で上値圧迫は緩和する。財務省調べで10月最終週に2479億円、11月第1週には2731億円と2週連続で大幅に買い越した外国人投資家は、実態と株価の上昇トレンドを再評価して買い姿勢をキープするだろう。

 もう一つ、見逃せないのが、三角もちあい放れを形成したチャートだ。この1年間のアベノミクス相場は前半6カ月の猛烈な上昇に対し、後半6カ月は指数で見る限り、事実上の休養状態だった。そこから抜け出す新たな6カ月サイクル相場入りのシグナルが灯(とも)ったといえる。20-21日の日銀政策決定会合後の黒田総裁の会見も注目点。不動産、倉庫などリフレーション関連をリード役に、総合電機株をはじめとする流動性の高い銘柄が、存在感を強めそうだ。短期調整があるにせよ、「押さば買い」となる。(赤間憲明)

提供:モーニングスター社




国内株式市場見通し:イエレン氏の次は黒田氏、甘利越えでアベノミクス再動意へ
20時45分配信 フィスコ

■サプライズ感満載の上昇で15000円回復

先週の日経平均は大幅に上昇。サプライズ感満載の上昇となり、週末には5月24日以来の15000円を回復した。米雇用統計(8日)の予想外の改善や、米連邦準備理事会(FRB)の次期議長に指名されたイエレン氏による公聴会での量的金融緩和策の継続示唆と好材料が相次ぐなか、米国株式相場は上昇し、NYダウは最高値を更新。また、量的緩和政策の縮小が先送りされるとの見方から円高に振れやすいとみられていたが、14日の為替市場では円相場が約2ヶ月ぶりに100円台に下落。麻生財務相が「政策手段を有しておくことは必要だ」との発言を手掛かりに、円売り・ドル買いの動きが続いた。

■本格的なリバウンド相場への突入を窺わせる動き

今週も先高期待の強い相場展開が見込めそうだ。15日の米国市場の上昇を背景に、シカゴ日経225先物清算値は15300円に乗せてくるなど、本格的なリバウンド相場への突入を窺わせる動きをみせている。

足元では、発表が一巡した決算では市場の期待に届かなかったとの見方が高まるなか、空売り規制緩和によってショートポジションが積み上がりやすい需給状況であった。しかし、先物主導ではあったにせよ、先週の上昇で一気に上値抵抗だった14800円処をクリアし、節目の15000円を回復。空売り規制緩和からわずか2週間程度で早くもカバーが強まる状況となるなか、年末に向けての先高期待が高まりやすいだろう。

■先物主導で歪な動き

一方、225先物への集中的な買いにより、NT倍率(日経平均÷TOPIX)が急伸。TOPIXの出遅れが目立つなか、今回の上昇局面を5月23日のピーク時に現れた現象との相関性を指摘する向きも少なくない。歪な上昇のなか、短期マネーによる仕掛け的な動きが急上昇につながったとみる向きも大勢であろう。

その表れが指数インパクトの大きいソフトバンク<9984>やファーストリテイリング<9983>の上昇によるインパクトである。反対に円相場が1ドル100円台に乗せるなかで、トヨタ<7203>など輸出関連の戻りの鈍さを指摘する声も聞かれていた。また、先物主導で指数インパクトの大きい主力大型銘柄がけん引する一方、新興市場の中小型株などからは利益確定の流れが強まり、資金シフトがみられていた。

日経平均は先高感を強めながらも、投資家心理はやや神経質な状況のようだ。中小型株や低位材料株などは証券税制変更前の利益確定売りなどが相場の重しになっているとみられる。

もっとも、総強気でない方が需給に厚みが増す。日経平均だけでみれば、戻り高値をクリアしたことで、資金回転が利きやすくなる。そこに新たなショートポジションが積み上がる局面となれば、先週のようなショートカバーを誘発させる動きにもつながりやすいだろう。

■黒田日銀総裁会見、GPIF改革、甘利越え

今週は、国内では日本銀行が政策委員会・金融政策決定会合を開く。市場の見方としては米国の緩和縮小のタイミングの先送りで円高が警戒されるなか、日銀会合でのサプライズを期待していたであろう。しかし、日銀会合を前に、結果的には円安に向かった訳だが、黒田日銀総裁の記者会見などで更なる株高・円安につながる材料が出されるかが注目される。また、サプライズはないとみられるが、19日にバーナンキFRB議長の講演、20日にFOMC議事録が予定されている。そのほか、21日にドラギECB総裁講演、21日、22日にEU・中国首脳会議が北京で開かれる。

さらに、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)など公的年金の運用機関について、政府の有識者会議は20日に最終的な報告書を取りまとめる見通し。来年4月から基本ポートフォリオに占める株式の割合が引き上げられるとみられ、資金流入期待などが主要銘柄への物色につながりそうである。また、甘利経済再生相は、消費増税とあわせて発表した5兆円規模の経済対策について、12月上旬の対策づくりに向けて具体策を出すよう関係閣僚に来週にも要請する。

甘利経済再生相は10月24日に、「株価が14800円の壁を突破できず資産効果が止まっている」と発言していたが、再び“甘利越え”を達成した。アベノミクスの上昇相場から1年が経過するなか、着実に実行されているアベノミクスへの評価や企業業績拡大への期待の高まりを背景に、年末に向けた第2ロケット点火が期待されそうだ。

《TN》
株式会社フィスコ






2013年11月09日土曜日 ディリー ブル1位、ベアは、ない

2013年11月09日 18時39分53秒 | Ra ランキング
   2013年11月09日土曜日 ディリー ブル1位、ベアは、ない。



日足 2013/11/08
1位  楽天日本株トリプル・ブル
ベアは、ない。

週足 2013/11/04~2013/11/08
2位  楽天日本株トリプル・ブル
7位  楽天日本株トリプル・ベア





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http://usdjpy624.exblog.jp/21300218/

    2013年11月09日土曜日 Brの損切り、その後Br 逆行高、雇用統計良好だった。
Br 200日線を、割り込んだので、もう下がる一方と考えたが、読みが見事に外れた。
HF のすることは、予測不可能だ。MTU は、最安値 606円だ。200日線に近づく。
最安値が、615円だったと思ったが、甘かった。




2013年11月09日土曜日 雇用統計後   騰落レシオ 98.33、 TNX 2.7460%、  

ダウ 167.80ドル高、 日経141.64円安、  TOPIX 8.31安、 二部指数  7.76高  
MTU 8円安、   トヨタ70円安、   日本国債 0.005安、  変わらず   

ダウ      日経     TOPIX     ドル円    日本国債   現値
1万5761ドル  1万4086円  1176.42   99.136円    0.585%  145.09円  

日経売買高    売買代金   売負率    買負率   Ma倍率   P/C 金額
22.32億株    1.76兆円   -11.643%  -8.4682%   11.510   0.9568 
………………………………………

日経       TOPIX     二部指数     MTU     トヨタ        
1万4086円   1176.42      3386.01     608円     6200円      
(-)     (-)     (-)      (-)       (-)        



Br 65円高、 住友不動産8830 55円安、 ユニクロ 1150円安、
ソフトバンク 200円安、 ファナック 6954  80円高 

Br      住友不動産    ユニクロ    ソフトバンク   ファナック
3430円     4525円    3万0600円     7280円     1万5390円   
(+)      (-)     (-)     (-)         (-)   

パラボは、Brのみプラスだ。  



三菱地所    住友ゴム     カブドット    SBI      アイフル     
2741円    1297円       492円     1205円    425円     
(-)      (-)     (-)     (-)         (-)   






株式週間展望=為替にらみ神経質な展開―読みづらい米雇用統計、建設の決算に注目
8時28分配信 モーニングスター

   8日の東京株式市場では日経平均株価が141円安の1万4086円と続落、1万4000円割れ目前まで下げた。前日の米国市場で7-9月期GDP(国内総生産)が市場予想を上回ったものの、個人消費が弱いとの見方からNYダウが152ドル安と反落。またECB(欧州中央銀行)が大方の予想に反し政策金利の引き下げを決定、過去最低の年0.25%としたことを受け、円相場が対ユーロで131円台と約1カ月ぶりの円高水準に進んだこともあり、輸出関連銘柄を中心に売り物が先行した。日経平均オプション・ミニ先物の11月限のSQ(特別清算指数)値は前日比215.37円安の1万4013.07円となった。ただ、SQ日にしては東証1部の売買代金が1.76兆円と少なく、薄商いを象徴する結果となった。

 来週(11-15日)も外部環境をにらみながら神経質な展開が続くと予想する。8日夕方現在、結果は出ていないものの、米国の10月の雇用統計が発表される。米景気の動向とQE3(量的金融緩和第3弾)の縮小時期を探るうえで最も重視される経済統計だが、今回は10月前半の連邦政府機関の一部閉鎖による影響が反映されるとみられ、表面上の数値では読み切れない複雑さが伴う。

 市場の事前予想では非農業部門の雇用者は前月比12万人増加、失業率は7.3%と9月実績の14万8000人増加、7.2%に比較し雇用状況は若干、悪化する見込み。しかし、政府機関封鎖の影響がどの程度あるのか判明しないようだと、金融政策の判断材料とはなりにくい。政策の方向性が見えにくいなか、特に為替市場がどのような反応を示すか注目される。円相場が強含むようなら日本株の圧迫要因となる。次期FRB(米連邦準備制度理事会)議長に指名されたイエレン副議長が出席する14日の米上院銀行委員会の公聴会にも関心が高まろう。

 一方、9日から12日まで中国で共産党中央委員会第三回全体会議(三中全会)が開催される。習近平指導部が経済の改革路線を示せるかが焦点。最近では中国市場での金融引き締め観測が、日本市場にも影響を与えた経緯があり、9日に発表される10月の消費者物価、鉱工業生産、小売売上高などの経済統計とともに材料視される公算が大きい。

 国内では2014年3月期の上期決算の発表が最終段階を迎える。輸出関連の主要企業の多くはすでに公表済みながら、来週の焦点はなんと言っても建設株の決算。12日には大成建設 <1801> 、大林組 <1802> など大手ゼネコンが一斉に決算を発表する。既に、建設関連では上方修正銘柄も出ており、ここで好決算が相次ぐようだと、為替が不透明な状況でもあり、内需関連株に見直しムードが強まりそうだ。また、内需・外需を問わず既発表銘柄の中でも好決算銘柄に関しては、押し目買いの有力候補となってこよう。

 東証1部市場の売買代金が2兆円割れの日もあるなど市場エネルギーが縮小気味。戻りを試すにはボリュームアップが欠かせない。ただ、押し目では海外の長期資金の買いも指摘されている。日経平均では下値めどとして、今回の上昇相場で一度も下回ったことのない150日移動平均線(1万3981円)が強く意識される。仮にこれを下回るようだと10月安値に相当する1万3700円台。上値は25日線の1万4300円台を想定する。5日からのカラ売り規制緩和でカラ売り銘柄が増加してきたが、きっかけひとつで買い戻しの要因となることは注目しておきたい。(田代哲哉)

提供:モーニングスター社





国内株式市場見通し:決算通過で仕切りなおし、待機資金は過去最高水準
18時13分配信 フィスコ

■空売り比率は1年2ヶ月ぶり高水準

   先週の日経平均は下落。連休中の海外株高の流れを背景に上昇して始まったが、その後は為替の円高基調から下げに転じるなど、方向感の掴みづらい展開だった。物色は決算を手掛かりとした流れのなか、強弱感の対立によって決算評価も定まりづらい状況。注目されたトヨタ<7203>の決算については事前の上振れ報道で期待感が高まったものの、発表後は買いが続かず、こう着感の強い相場展開に。これが市場心理の不安定さを表す格好となった。

また、5日から空売り規制が緩和された。当日は売買代金に占める空売りの比率が29.2%に急上昇し、2012年9月以来、約1年2カ月ぶりの高水準だった。方向感が定まりづらいなか、下落局面での収益を狙った売り仕掛け的な売買が増加する展開に。週末には欧州中央銀行(ECB)が予想外の利下げに踏み切り、ユーロが下落。これが嫌気される格好から日経平均は14000円割れ目前までの下げを余儀なくされた。

一方、本格化する決算では上方修正や好決算が相次いでおり、特に低位材料株や中小型株など個人投資家嗜好の銘柄への物色は活発。全体相場が不安定ななかでも、物色意欲の強さが窺えた。また、先週は、日本経済新聞社、日本取引所グループ、東京証券取引所が共同で開発した新株価指数「JPX日経インデックス400」が発表された。これを手掛かりとした新興市場の銘柄への物色もみられていた。

■押し目狙いの待機資金

今週で決算が一巡するほか、手控え要因であった米雇用統計の発表が通過したため、仕切り直しのスタンスに向かうかが注目される。日経平均は一先ず節目の14000円を割り込まず、辛うじて幻のSQを下に残す格好となった。8日の米国株式相場は、雇用統計の結果を受けてNYダウは大幅に上昇。円相場は1ドル99円台と円安に振れて推移している。シカゴ日経225先物清算値も先週末の下落部分を吸収する水準であり、週明けの株式市場は買い先行で始まろう。

そのほか、投信協会によると、証券口座に残っている現金の受け皿であるマネー・リザーブ・ファンド(MRF)の9月末残高は9兆655億円と過去最高水準と報じられている。9月だけで4500億円増えており、押し目狙いの待機資金として注目される。また、政府は金融・資本市場の活性化に向け、新たな私的年金の創設などを柱とする成長戦略をつくると報じられている。税制優遇措置を導入し、1500兆円に上る家計の金融資産を貯蓄から投資へと動かす狙いがあり、市場への資金流入期待が底堅さに繋がりそうである。

■現在の需給環境は売り方優位

もっとも、ソフトバンク<9984>があっさり25日線を割り込むなど、売り安心感がある需給状況でもある。空売りの増加は将来的な買い戻し余力の拡大に繋がるとは言え、現在の需給環境では、売り方優位である。ブリヂストン<5108>などのように、リコールをキッカケに売りを仕掛けたとしても、結果的にショート筋が踏まされる需給状況を見極める必要がありそうだ。

日経平均の14000円前半ベルでの攻防が続くようだと、空売り比率が更に高水準となることが見込まれる。これによって需給に厚みが増してくる可能性があるため、いずれショートカバー狙いの戦略に変わることになる。まずはシグナルを待ちたいところであろう。

■決算一巡で海外要因などの影響を受けやすく

決算が一巡することもあり、海外要因などの影響を受けやすくなるため、14日に予定されている次期FRB議長候補のイエレンFRB副議長の指名公聴会辺りは、株式や為替市場に影響を与えよう。また、14日発表の日本の7-9月期国内総生産(GDP)は、4-6月期から減速が予想されているが、10-12月期以降は緊急経済対策による需要の伸びが拡大するとみられている。

そのほか、「JPX日経インデックス400」については、これから検証などが行われるとみられるが、構成銘柄のパフォーマンスが相対的にTOPIXなどをアウトパフォームするようだと、ファンド筋の組み入れ期待なども高まり、高ROE銘柄への関心が集まりやすく、断続的な物色材料になりそうである。

《TN》
株式会社フィスコ







2013年11月02日土曜日 日足 ブル1位、ベアは、なし。

2013年11月02日 17時24分14秒 | Ra ランキング
    2013年11月02日土曜日 日足 ブル1位、ベアは、なし。


日足  2013/11/01
1位  楽天日本株トリプル・ブル



週足 2013/10/28~2013/11/01
3位  楽天日本株トリプル・ブル

8位  楽天日本株トリプル・ベア





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http://usdjpy624.exblog.jp/21271536/

    2013年11月02日土曜日 Brを、損切りして、MTUを、RTPで購入した。
木曜日早朝 FOMCあり、QE3現状維持なのに、なぜドル円上がるのだ。

    Br 200日線日足2年間のチャートで、Brもう200日線に接している。
これは、warning sign だ。コマツで、見てみると 200日線に接した後で、そのご
下がり続けている。もうBr さらばだ。住友ゴムは、下がり続けている。やはり
新興国の株価なのか。



2013年11月02日土曜日   騰落レシオ 88.65、 TNX 2.620%、  

ダウ 69.80ドル高、日経126.37円安、TOPIX 11.23安、二部指数  25.98安  
MTU 3円安、トヨタ30円安、ブリヂストン50円安、日本国債 変わらず、変わらず   

ダウ      日経     TOPIX     ドル円    日本国債   現値
1万5615ドル  1万4201円  1183.03   98.703円    0.590%  145.07円  

日経売買高    売買代金   売負率    買負率   Ma倍率   P/C 金額
27.27億株    2.2兆円   -11.801%  -8.319%   11.394   0.9765 
………………………………………

日経     TOPIX    二部指数   MTU   トヨタ    Br 5108    
1万4201円  1183.03    3380.46   617円   6330円   3305円    
(-)    (-)     (-)   (-)     (+)        (-)   



みずほ 変わらず、 住友不動産8830 15円安、 ユニクロ 200円安、
ソフトバンク 110円安、 ファナック 6954  450円安 

みずほ      住友不動産    ユニクロ    ソフトバンク   ファナック
205円     4610円    3万2650円     7370円     1万5270円   
(+)      (-)     (-)     (+)         (-)   

パラボは、トヨタ、みずほ、SBのみプラスだ。  





株式週間展望=欧米緩和姿勢に関心、「下値切り上げ」維持が焦点―需給難、円高警戒が重荷
8時45分配信 モーニングスター

今週(10月28日-11月1日)の日経平均株価は需給難と外部要因が上値を押さえ、25日移動平均線(1万4346円)や10月SQ(特別清算指数)値(1万4349円)を下回る1万4201円(前週比113円安)で週末の取引を終えた。個人投資家や海外短期資金の売り圧力が強い一方、好・悪混在する国内の企業決算は相場を押し上げるには至っていない。週終盤にはECB(欧州中央銀行)の追加緩和観測が広がり、通貨ユーロの軟化も日本株の下落につながった。日経平均が上げにくい環境は来週も同様。そうしたなか、6月以降の下値切り上げトレンドを維持できるかが焦点となる。

 5月高値を起点とする信用取引の期日が迫り、全般的に需給が緩んでいる。今週の日経平均は1万4500円台に乗せる場面があったものの、高値圏では戻り売りが出やすく伸び悩んだ。また、年末の証券優遇税制期限を控えた個人の売りも重荷とみられる。
 10-12月期(今期第3四半期)の日経平均のパフォーマンスで、11月が最低となった例は過去10年中6回もあり、経験則的に11月は分が悪い。こうしたことからも短期的には先高感が生まれにくく、来週もやや軟調な動きを引きずる可能性が高い。

 円高も懸念材料だ。10月31日に発表された10月のユーロ圏CPI(消費者物価指数)速報値は、前年同月比の上昇率が4年ぶりの低水準に当たる0.7%に鈍化した。市場ではECBによる追加金融緩和や年内利下げの観測が高まり、円・ユーロが上昇。1日は2週間ぶりに1ユーロ=133円台を割り込んだほか、円・ドルも1ドル=97円台に突入した。

 日経平均の日足チャートは三角もちあいが続いている。6月、8月、10月の安値をつなぐ支持線はちょうど、心理的なフシ目の1万4000円と交錯する位置に差し掛かっており、まずはこの水準の攻防が意識される。対ドル、対ユーロの円高が一段と進展し、もちあいが崩れる公算も小さくない。

 為替相場の変動要素としては、来週後半のECB定例理事会や米7-9月のGDP(国内総生産)速報値(いずれも現地7日)など。また、米国では今月前半に各地区連銀総裁の講演が立て続けに予定されている。FRB(米連邦準備制度理事会)の金融緩和縮小の開始時期についての市場コンセンサスは来年1-3月に固まりつつあるが、今後の要人発言も重視される。特に、金融緩和効果に懐疑的なリッチモンド地区連銀ラッカー総裁の講演(現地5日)は、円高と円安の両方向の材料として注目したい。

 来週の日経平均の予想レンジは1万3750-1万4350円とする。下値は10月安値に相当し、上値は直近の25日線に近い水準。もっとも、下値では長期系海外資金の買い需要が根強いため、過度な円高が起きなければ1万4000円を割らないとみる。国内は6日のトヨタ自動車 <7203> の決算が注目されるほか、8日に11月SQが控える。国会絡みではカジノ関連株をマークしたい。(鈴木草太)

提供:モーニングスター社





国内株式市場見通し:空売り規制緩和、正常化評価も目先は売り方優位の需給か
17時06分配信 フィスコ

■ガンホー・ショックと主要企業の相次ぐ下方修正

先週の日経平均は上昇。前週末の400円近い下落の反動もあり、週初は自律反発狙いの買いが入った。その後も米国市場の上昇や主要企業の決算期待もあって、週半ばには14500円を回復する局面をみせた。しかし、ガンホー<3765>が決算を機に成長鈍化懸念から急落し、ガンホー・ショックによってソーシャルゲーム関連などへ売りが波及。さらに、アベノミクス効果で期待感が高まっていた主要企業についても、下方修正が散見され市場心理を冷ます格好に。先物市場での断続的な売りによって、週後半は不安定な相場展開となった。

■空売り規制緩和で戻り待ちの売り優位か

景気回復や為替の円安など、アベノミクス効果によって上方修正を発表する企業が相次いでいる。しかし、期待感が先行していた主要企業についてはコンセンサスを下回る状況や下方修正がみられ、投資家心理は一気に冷え込んでしまったように映る。また、ガンホーの急落がソーシャルゲーム関連への狼狽売りに波及しており、一気に需給環境が悪化してきている。

今週も引き続き決算発表が本格化するなか、方向感の掴みづらい相場展開になりそうである。中小型銘柄などは好決算を素直に好感する流れになるとみられるが、主力の大型株については余程のサプライズがない限り、利益確定の流れに向かわせそうである。また、5日からは空売り規制が緩和される。これまで相場の下落に歯止めをかける対策としての規制であったため、正常化に戻る点ではいいことである。ただし、現在の不安定な状況のなかでは、売りからのトレードがしやすくなると考えられ、足元でトレンドが崩れた銘柄などへは、押し目局面でのリバウンド狙いよりも、戻り待ちの売りが優位になりそうだ。

■買い残高は3兆円超え、需給状況は変化

10月25日申し込み時点の2市場信用残高では、金額ベースで買い残高が8月9日時点以来の3兆円を超えている。評価損益率は依然として買い方優位の状況ではあるが、先週後半の弱い値動きによって、需給状況は変化していると考えられる。買い残高の整理に進捗が見られてこないと、売り方の仕掛け的な売買は次第に強まることが考えられる。

■米国は円安をけん制

1日の米国株式相場では、10月のISM製造業景況感指数が5ヶ月連続で上昇し2年半ぶりの高水準を回復したことが好感された。この流れを受けて、週初はリバウンドが期待されるところであろう。もっとも、米国では8日に10月の雇用統計の発表が予定されている。政府機関の一部閉鎖を受けて悪化することは織り込み済みであり、再び量的緩和政策の縮小時期がさらに先送りされるとの見解ともなれば、日米金利差の拡大は見込みにくく、円相場はドル安・円高傾向が強まるだろう。

米財務省が発表した半年に1度の外国為替報告書では、日本が円安に誘導する目的で財政や金融政策を実施しないよう「引き続き注視する」とけん制している。

■日経平均の14800円処の壁は相当厚く

先週、コマツ<6301>が、通期見通しの下方修正を発表した。且つ、為替想定レートを1ドル96円50銭と円安に引き上げての修正であり、伸び代がなくなってきたとの市場判断ともなれば、より、為替動向にも敏感になりやすいだろう。輸出企業の円安メリットが後退し慎重な見方が高まるなか、空売り対象にもなりやすい。

業績予想の上方修正は限定的で、市場の期待感が後退するなか、これまで3度跳ね返されている日経平均の14800円処の壁は相当厚く感じられそうだ。戻りに鈍さが意識され始めると、年末の証券優遇税制の終了に伴う売りへの警戒も高まってきそうであり、やや悪循環の需給に向かいやすい。

もっとも、空売り規制緩和に伴う短期的な資金流入が中心と考えられ、踏ん張りが見られるようなら、その後の踏み上げ相場に発展する可能性はある。先週の値動きを見る限りでは、ソフトバンク<9984>辺りには新規売りが入りやすいが、踏まされるパターンか。

《TN》