目指せ、文學界人賞!!

~怠惰な己を叱咤激励~
 小説の進行状況を綴るブログ

チームマイナス6% 。

2006-11-20 23:33:49 | Weblog
昨日の夜、母親が地球温暖化で地球が危ないとかいう番組を見たらしい。
母親は興奮しながら

『40年後には水位が○メートルあがる』だの
『地球上の作物が激減して日本から野菜や肉がなくなる』だの
『今ならまだ間に合うらしい。子孫に任せないで自分達で何とかしないと』

だのと、色々熱く語っていた。

数分後、俺が「生ゴミ処理機買ってみよか」と言うと、「何でそんなん買わなあかんねん」
と言われた。

・・・・・ナンデヤネン。

どこかの町ではゴミを31種類も分別しているらしい。そしてそれによって3000万円もの
予算削減にも成功したとか。

日本経済のためにも、世界の環境のためにも、個々がもっと色々やらねば。

終わってしまった。

2006-11-19 23:20:50 | Weblog
毎週楽しみにしていた『チャングムの誓い』がとうとう終了してしまった。

最終回、なんかダダダっと終わった感が否めない。

韓国では視聴者の感想を元にしてドラマの内容も刻一刻と変化していくらしいが、
最後の数話は付け足しといった感じで残念。

やはり、チェ一族との攻防が一番面白かった。

これで当分楽しみなドラマがないな。『のだめカンタービレ』もイマイチやったし。


今日のプロットも二つ。40個を目標にしとったのに、現時点で既にネタがやばい
気がする。もっと頭をひねらねばな。

最終回。

2006-11-18 21:16:19 | Weblog
今日もプロット二つ。

最初、全然次のプロットが思い浮かばずに、ネタ帳を見返してみた。結構ネタ帳の最初
の方に記載してあった。そらどんな内容で考えとったか忘れてまうわな。

とにかく見返して内容を思い出し、昨日まで書いていたプロットもちょっと手直し
しつつ新しいものを書きました。一気に一年後、子供までできてしまった。
ごっつ飛んだわ~。

勉強もどんどん忙しくなってきたけど、合間を縫ってドンドンと書いていかねば。

ところで、今日は『大長今』の最終回。淋しいな~。

来週から、また第一回から再放送してほしいっす!

多分視聴率とれると思う。

今日も二つ。

2006-11-17 23:05:50 | Weblog
今日も進行プロットは二つ。

昨日の分と併せて三つ目までは話の流れに沿って作ったけど、四つ目はポンと場面が
飛んでしまいました。この調子でポンポンと場面転換しながら思いついたプロットを
書き連ねていけたらなと思います。

前回書いていた作品では主人公の職業は弁理士という設定だったのですが、今回の
作品での主人公の職業は税理士という設定に今のところなっています。

どうも一般的なサラリーマンという設定にするのが平凡に感じてしまい、大して
詳しくもない士業を持ち出してしまいます。

まあまだ仮設定ではあるのですが、何とか税理士という職業を生かした話の流れに
していきたいですね。

プロット着手。

2006-11-16 23:01:02 | Weblog
というわけで、プロット作製に取り掛かりました。

前回では一つ一つのプロットが結構長く、あれやこれやと弄るのが大変だったので
今回のは出来るだけ個々のプロットを短くして、数を増やしていきたいですね。

で、思いつくプロットをあれやこれやと並べ替えて全体の形を作っていこうかなと。

目標としては一つのプロットで1000字。それを40個。全体として40,000字に
なればいいなと。

要するに原稿用紙100枚分です。

今日のプロットは二つ。明日もプロット数を増やしていこう。

友情結婚。

2006-11-15 23:12:57 | Weblog
昨日のブログの続きですが、『友情結婚』のプロットを作製することにしました。

これは、群像新人賞に向けて書いていた作品の、大元となったネタです。本来は
このテーマで小説を書こうとしていたのですが、あれやこれやと考えた結果、『友情結婚』
の前段階の作品をまず書いていこうと考えたわけです。

つまり、書いていた作品と『友情結婚』は続きモノということになります。

ただ、『友情結婚』という題名では読む前まら何となく内容が分かってしまいそう
なので、このタイトルは何とかしなければいけませんが・・・。

未完成原稿。

2006-11-14 23:11:27 | Weblog
『冗長な文学作品が好まれる傾向にあります。
 スタイルとしては一人称の神経症的な妄想と虚言癖の受賞作が
 近年出ています。』

これは何かというと、群像新人賞の傾向だそうです。確かに、過去の著名な受賞者
の面々を見ても、最近の受賞作を読んでみてもこの傾向は納得できます。

僕が傾向・対策など何も考えずに書いていた作品がこれに当てはまるかというと、
まあ当てはまらないでせう。

じゃあ僕も作風(と言えるほどのモノではありませんが)に近いものは何かというと、
そんなものは分かるはずもない。

で、たどり着いた結論が、とにかく色々好きなものを書いていって、自分が納得
できるものを作る以外はないということ。

これまで書いていた作品は一休み状態なので、ネタ帳を引っ張ってきて面白くなりそうな
のを探してみた。

『ヒトリヨガリ』 『コーヒーがくれたもの』 『神の左手悪魔の右手』
『神様のお膝元』 『無邪気なアソビ』 『アイ ラブ ミー』 

などなど。

このへんの未完成のやつを、またプロットに起こしてみたいと思いますです。

怪しい。

2006-11-13 22:46:55 | Weblog
ブログに載せた『沙良』。

昨年末に某出版社に応募した作品なわけですが、これが最終選考に残ったという
連絡が来たときには本当に嬉しかったです。

ただ、2・3日してからふと応募者全員に最終選考に残ったという通知を出して
いたのではないかという考えが頭をよぎりました。

それは何故かというと、通知には『~会』というような、自費出版を応援する
会のようなものの宣伝チラシも入っていたからです。

その出版社は僕が応募した超・短編小説以外にも色々なジャンルの作品を募集して
いたのですが、それらは全て自費出版したいと思う人たちを釣るためのエサだったの
ではと、今では思ってしまいます。

ちょうどその頃、ニュースでも自費出版の会社が倒産して詐欺まがいだとか何だと
いうような内容が放送されていたので、この会社もそれに近いものがあったんかなと・・・。

真偽のほどはわかりませんが、最終選考に残ったという通知が来たのは事実ですし、
それが大いに励みになったのも事実です。

いつか、もっと大きな出版社の大きな賞で、最終選考などではなく入賞を勝ち取りたいと
思います。

いつかは知りまへん。

沙良 3

2006-11-12 23:21:02 | Weblog
 ライトを点けた自転車がこちらに向かってくる度に、沙良はそれらを期待のこもった

眼差しで見た。だが、そのどれもマンションの駐輪場に入ることはなかった。

 沙良の心細さは一段と深まっていった。

 五台目の自転車が眼下を通り過ぎたとき、沙良の目にはうっすらと涙が滲んだ。更

に二台の自転車が通り過ぎ、三台目がやってきた。

 三台目のライトの動きを見ると同時に、沙良は玄関へと、文字通り飛んで行った。

しばらくするとエレベーターの静かな機械音が聞こえてきて、沙良の待つ階で止まった。

誰かが出てくる気配と共にコツコツという足音が廊下に響き、玄関前で止まった。

そして鍵が開けられ、ドアノブが回された。

「あら、沙良ちゃん。お迎えしてくれたの?」

「うん。ママ、お帰りなさい。」

 沙良は最上級の笑顔を零し、ママにギュッと力いっぱい抱きついた。

「はい、ただいま。」

 ママも優しく抱きしめた。

沙良 2

2006-11-11 21:42:07 | Weblog
 一瞬たりとも見逃したくないのだろう。CMになっても大樹は決してテレビの前から

離れなかった。他のものには全く眼がいっていない。だが沙良は違った。CMに切り

替わると沙良はベランダに出て行き、手すりの隙間からマンション前に一直線に延

びる道路を見つめていた。

「おねーちゃん、始まったよー。」

 CMが終わり大樹に呼ばれると、再びテレビの前へと戻った。同じ光景がCM毎に繰り

返された。

 午後九時、エンディングテーマと共に番組は終わる。テレビに向かって丸一時間は

しゃいでいた大樹は、疲れ果ててそのままテレビの前で寝入ってしまった。沙良は

タオルケットを大樹の上にそっと掛けた。

 弟と一緒に大好きな番組を見ている間は、確かに何もかもを忘れて楽しい気持ち

になれた。だが番組が終わり弟が寝てしまうと、それまでの楽しさは全てそのまま

寂しさへと移り変わった。沙良は再びベランダに出た。