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Heaven's Gate

☆天空に存在するものに憧れて写真で綴る日記☆

夏ぴあ(首都圏版)に掲載されました!

2015-06-06 22:00:48 | 日記
4月にここのブログでも紹介した「初夏ぴあ」(首都圏版)への写真の掲載に続き、
今月発売された「夏ぴあ」にもまた写真を載せていただきました。
 

 
これは季節ぴあ編集部が立ち上げていた、
フォトコンテスト型式のSNS「季節ぴあコミュ二ティ」にて、
季節ごとのテーマで募集していた写真の受賞作品が掲載されているものです。
 


その中で「幻想的な雪景色」というテーマで開催されていたコミュに投稿した写真が、
なんと大賞に選ばれました!
 

 
この写真は長野の斑尾高原に月夜の雪景色を撮りに行った時のもので、
高原へと続く道の脇に降り積もった雪を、
夜明け前の満月の光が明るく照らしているシーンです。
 

 
関西では冬でも雪がたくさん積もることはほとんどないので、
以前からこのような写真を撮りたいと思っていて、
昔スキーをしに何度か訪れたことがある斑尾高原に行ってみたのですが、
滞在期間中は悪天候で吹雪がなかなか止んでくれませんでした。
 
それでも夜になってから僅か数時間だけ晴れてくれて、
満月の光で白く浮かび上がった神秘的な夜の白銀の世界を見ることが出来ました。
 
そんな思い入れのある写真なので、
書店で「夏ぴあ」を見かけた時はぜひご覧になってみて下さい☆
(全国版でないのが残念ですが…)

☆ Happy Birthday Full Moon ☆

2015-06-03 23:41:15 | 日記
関西が入梅をした今日は、
誕生日でもありました。
 
しかも今夜は満月!
 
夕方まで降っていた雨も止み、
今は晴れ渡った夜空に丸い月が煌々と輝いています。
 
その様子を、
高台から阪神間の夜景と一緒に写してみました。
 

 
厳密な意味での満月というのは、
太陽と地球と月がほぼ一直線に並んだ瞬間なので、
これを「天文学的な満月」と呼びます。
 


今回の満月をそれに当てはめると、
夕べの午前1時19分が天文学的な満月となり、
それから1日近く経った今夜の月は日付的にはまだ満月なのですが、
実際には満月からちょっとズレてしまっているので、
丸いはずの月が望遠鏡でアップで見ると右側が僅かに欠けているのが分ります。
 

 
ところで、
誕生日と満月の日が重なるのは、
どれくらいの頻度で起こるのでしょうか?
 
調べてみると、
僕の誕生日の場合は前回は11年前の2004年の6月3日が満月で、
さらにその前は30年前の1985年の6月3日となりました。
 
そして次の誕生日が満月と同じ日になる年も調べたところ、
なんと46年後の2061年の6月3日になりました。

日本人の男性の平均寿命は今は約80歳ですが、
それだと僕はこの日の満月は見られないかも知れません…。
 
どうやら人の一生の内に誕生日が満月になる日は、
たったの3~4回くらいしかない珍しいことでもあるようです。
 
次のサイトでは200年以上に渡って過去と未来の満月の日が分るので、
皆さんも自分の誕生日でぜひ調べてみて下さい☆
 
http://koyomi8.com/moonage.htm

薔薇園のランデブー☆

2015-05-31 22:34:43 | 日記
今月の21日と22日の夕方の西の空で、
月と金星が接近するランデブーがまた見られました。

その頃はこのブログはまだ閉鎖中だったので、
事前にお知らせが出来なくてすみませんでした…。
 
21日は薄曇りだったので撮影は出来なかったのですが、
22日は大阪の堺にある泉北臨海工業地帯まで行ってみました。
 
そこではこのような工場の夜景が見られるので、
それと一緒にランデブーを撮ろうと考えていました。
 

 
この工場群の夜景は運河を挟んだ浜寺公園という所から望めるのですが、
22日の夜にそこに行ってみると公園の一角が明るい光で溢れていました。
 
なんだろうと思って近づいてみると、
それは園内にある「バラ園」が期間限定でライトアップされているものでした。
 
おおー!
これは工場の夜景よりも面白いかもと思い、
急遽予定を変更して夜の薔薇園でランデブーを撮影することにしました。
 

 
バラの花はその品種にもよりますが、
大体今頃と10月頃に満開になるものが多いようです。
 

 
しかし、
このバラ園のライトアップは明る過ぎて、
月や金星とバランスよく撮るのがなかなか難しかったです…。
 

 
それでも何とか頑張ってみました。
 

 
本当はもっと花とアップで撮りたかったのですが、
手前のバラと彼方の夜空の月や金星の両方にピントを合わそうと思うと、
いろいろ制約が出てきます…。
 


月と金星にも、
また薄い雲が掛かってきました。 
 

 
そうこうしている内に閉園の時間になってきたので、
最後に慌てて撮った1枚です。
 

 
有料のバラ園の場合、
大抵は夕方に閉まってしまう所が多いのですが、
こうして無料で夜まで開園している所があると、
月や星を撮る者としてはほんとありがたいものです☆

写真を盗まれた…!?

2015-05-29 22:01:40 | 日記
しばらくこのブログを閉鎖していましたが、
楽しみににていた人にはほんと申し訳ありません。
 
理由は、
ある人からこのブログ内の写真が盗用されているとの情報があったからです。
 
それは長野に住む自称プロ写真家の「横田升吾」なる人物が、
mixiやfacebookなどのネットで知り合った写真愛好家の写真を、
自分が撮った写真と偽って無断で使用したり販売していたということでした。
 
http://blog.goo.ne.jp/netpolice_2015
 
この人物については僕もmixiで数年前からコンタクトがあったのですが、
何か胡散臭いところがあったので、
特に交流を深めることはありませんでした。
(mixiでは「横タン」と名乗ってました)

長年の夢だったネイチャーフォトのプロになるべく、
嫁さんと別れ脱サラもして長野に移住して、
そこで撮った綺麗な景色や花の写真をネット上にアップすると大人気となり、
NHKの長野放送局や有名なフォトコンテストでも写真が取り上げられたとか、
いつも自分の日記で自慢気に語っていました。
 
でも彼の写した写真を見ると、
撮影者の撮り方とか個性というものがバラバラで一貫性がなく、
どこか不自然な感じがいつもありました。
 
そんな時に飛び込んできたのがこの事件で、
既に何人ものアマチュア写真家が被害を訴えています。
 
僕もその実態をちゃんと把握するまではと思い、
それまではブログを一時閉鎖する措置を取った次第です。
 
幸いこのブログ内にアップした写真は盗まれてなかったようですが、
前のOCNのブログに載せていた長野で写した月夜の雪景色の写真などが、
何点か彼のfacebook内で勝手に使われていた可能性があるようです…。

今はそのfacebookも閉じられているので追跡が難しいのですが、
彼と関わりがあった人から情報をいろいろ集めているところです。
 
とにかく他人の撮った写真を使ってこのような詐欺事件を起こすなんて、
まったく許せないというか、
同じ写真に関わっている者としてほんと情けない限りです!!

赤い月の出

2015-05-10 21:27:35 | 日記
住んでいる自宅は六甲山系の山の中腹にあって、
標高は260mほどになります。

そこからは東から南東の方向にかけて視界が開けているので、
大阪平野を一望にすることが出来ます。
(逆に北から西にかけては山に遮られていますが…)
 

 
さらに東の方向をアップで見ると、
生駒山をバックに大阪の梅田界隈のビルが林立しているのが分ります。
 

 
方角的にこのビル群の彼方から月や太陽や昇ってくるのが見えるはずですが、
月の場合は暗いので大気が澄んでいないとなかなか捉えることが出来ません。
 
先週の5月5日は関西ではよく晴れた天気になったおかげで、
午後8時頃にほぼ満月の丸い月が生駒山から昇ってくる様子が見られました。
 

 
月の色が赤いのは、
地上近くの汚れた大気の層を月の光が通ってくる間に、
大気中の塵などが青や緑色の波長の短い光を遮り、
オレンジや赤色の波長の長い光だけが目に届くからです。
 
 
 
梅田のビル群の夜景と、
赤い月との色彩のコントラストがなかなか綺麗でした!

月が真ん丸ではなくてちょっと歪んだ楕円形に見えるのは、
大気の密度の差によって生じたものです。
 

 
月がだんだん昇るにつれて、
大気中の塵も少なくなってくるので、
月の色は次第にオレンジ色に変ってきます。
 

 
さらに月の高度が上がってくると色も黄色になり、
明るさも増してくるので、
夜景に露出を合わせて写すと月が露出オーバーになってきます。
 

 
写真によって月の大きさが違うのは、
撮影に使ったレンズのズーム倍率を変えたためです。

でもそれとは別に、
地平線近くの低い空にある月や太陽は、
空の高い所にある時よりも大きく見えることがよくあります。
 
これは目の錯覚によるものですが、
どうしてそのようなことが起こるのかはまだ謎で、
それを解明した人にはノーベル賞がもらえると言われるほどのミステリーなのです☆

夜のコイノボリ

2015-05-08 22:55:24 | 日記
先日の日記でも話題にした鯉のぼりですが、
今度は夜の都会で見つけたコイノボリです。
 
大阪のキタにある「梅田スカイビル」は、
ふたつの高層ビルが屋上で繋がったような独特の外観が特徴で、
特に海外でも紹介されたことから最近は外国からの観光客の人気スポットにもなっているようです。
 
そのスカイビルの真下はイベント広場になっていて、
四季折々のいろいろな催しものが開かれますが、
GWの頃はビルの間に張られた何本かのロープに数十匹の鯉のぼりが吊り下げられます。
 
前に紹介した「こいのぼりフェスタ1000」に比べればとても小規模なものですが、
それでもユニークなビルとのコラボが面白く、
また夜間は明るくライトアップされるので写真を撮るのも難しくはありません。


 
魚眼レンズでスカイビルの真下から写すと、
こんな風になります。
 

 
ビルの谷間でビル風に吹かれて泳ぐ姿は、
都会独特のものでしょう。
 


そんなコイノボリ達は夜は上から強いライトの光で照らされるのですが、
そうすると下の床にはクッキリとした影が出来て、
コイノボリが風に揺れるとその影はまるで本物の魚が泳いでいるように見えました!
 

 
コイノボリの影の上を通行人が通ると、
また面白い感じになります。
 

 
犬を散歩する人も通り掛かりますが、
これが猫だったらもっと傑作な写真になったかも?
 

 
端午の節句の鯉のぼりも、
捉え方によってはアートにもなりそうですね☆

こいのぼりフェスタ1000

2015-05-05 21:56:00 | 日記
今日は「こどもの日」ということで、
鯉のぼりの話題をー。

大阪の北部にある高槻市を流れる芥川では、
20年以上前からGWの時期にたくさんの鯉のぼりを空に泳がせています。
 
川の両岸に渡したロープに1000匹ほどの鯉のぼりを吊るしていることから、
「こいのぼりフェスタ1000」という名前のイベントになっています。
 
好天に恵まれた5月1日に現地に行ってみたのですが、
芥川の下流から上流の会場に向かって歩いていると、
遠くの山並みをバックに何やら色とりどりのものが見えてきました。
 

 
近づいていくとたくさんの鯉のぼりが青空に舞っていて、
なかなか壮観な眺めでした!
 

 
鯉のぼりの下の河川敷や川原は整備された公園になっていて、
真下からでも鯉のぼりを見ることが出来ます。
 

 
このたくさんの鯉のぼりは、
使わなくなったものを市民からの寄付などで集めたそうです。
 
 
 
そして既製品ばかりでなく、
このようなユニークな手作りの鯉のぼりもたくさんありました。
 

 
夕方になってくると、
昼間の青空の時とはまた違った感じになります。
 

 
夕陽をバックに泳ぐ鯉のぼり達です。
 

 
日が暮れて暗くなったのでストロボを光らせて撮ってみたところ、
夜空に星のようなものがたくさん写り込みました。
 
これは空中を舞う埃にストロボの光が当ったためで、
お祭など人が多く集まる所では砂塵などが空中によく舞っているので、
夜にストロボで写真を撮ると同じようなことが起こります。
 

 
やがて東の空から月が昇ってきたので、
今度は月明かりだけで写してみました。
 

 
魚眼レンズを使って、
下から仰ぎ見るようにして写した月夜の鯉のぼりです。
 

 
最近では同じような催しが各地で行われているので、
いろんな時間帯で楽しんでみるのも面白いでしょうね☆

城猫

2015-05-01 23:55:32 | 日記
先日の日記でアップした姫路城には、
何匹もの地域猫が住んでいます。

地域猫とは、
野良猫をその地域のボランティアが世話をしているもので、
大阪城公園にもたくさんいます。
 
僕は元々「犬派」でしたが、
月の撮影で都会の夜の公園などに行くとよくこの地域猫ちゃんと出会い、
そのうち写真も撮るようになりました。
 
猫を被写体として写している人はいっぱいいるので、
自分の写真はそんな人達に比べるとまだまだですが、
ここでも時々紹介したいと思います。

姫路城の地域猫と初めて出会ったのは、
まだグランドオープンしていない去年の暮れでした。
 

 
ボランティアの人がもうすぐ餌をあげにくるので、
何だかソワソワしている感じです。
 

 
お城や公園などに住む地域猫はいろんな人が可愛がるので、
人懐っこい子が多いですね。
 

 
こちらはこの前姫路城に行った時に出会った猫で、
すっかり春の毛並みになっていました。 
 

 
この日はかなり暖かかったので、
猫達はみんなまどろんでいるようでした。
 

 
春眠暁を覚えず…zzz
 

 
前景にツツジの花をあしらって。
 

 
次に姫路城を訪れた時に、
今度はどんなにゃんこが出迎えてくれるか楽しみです☆



姫路城に舞うブルーインパルス

2015-04-29 15:42:15 | 日記
ひと月も前のことで恐縮ですが、
3月26日にグランドオープンした姫路城で見られた、
航空自衛隊のアクロバットチーム「ブルーインパルス」の祝賀飛行の模様です。
 
姫路城は2009年から天守閣の修理が始まったのですが、
今年の3月までに全ての改修が終わり、
6年振りに真っ白にリニューアルした天守閣が姿を現しました。
 
その完成式典にブルーインパルスもやって来ると知ったのですが、
何と本番の26日の前日にもテスト飛行をすると聞いて、
下見を兼ねて25日にも行ってみました。
 
当日は午前10時半からリハーサルが始まるということで、
1時間前に姫路城に着くようにしたのですが、
天守閣を望む三の丸広場には既にたくさんの人が集まっていました。
 

 
やがてリハの開始時間となると、
天守閣の後方から5機のT-4練習機がスモークを吐きながら飛んできました。
 

 
当日は冬型の気圧配置で寒くて空には雲が多く、
ブルーインパルスの機体やスモークもちょっと映えない感じでした。
 
 
 
ブルーインパルスは姫路城の上空で華麗な曲芸飛行を次々と繰り出し、
スモークで大きな桜の花も描いてくれたのですが、
あまりにも巨大なその姿は普通の広角レンズでは収まり切れませんでした。
 

 
5分間のテスト飛行はあっという間に終わり、
明日の本番に備えてブルーインパルスは姫路城の彼方へと飛び去っていきました。
 

 
そしてグランドオープンの当日、
昨日よりも1時間早い午前9時から祝賀飛行が始まるということで、
8時頃には姫路城に行ったのですが、
前日とは比べものにならないほどの人の多さで三の丸広場もごった返していました。
 

 
でもお天気は前日と打って変わっての快晴で、
やがて天守閣の後ろから現れたブルーインパルスの白いスモークも、
青空に綺麗に映え渡っていました!
 

 
ただ前日のリハの時とは飛行コースなどが微妙に変っていて、
あたふたさせられたりもしましたが…。
 

 
ブルーインパルスの曲芸飛行を写すのは初めてだったので、
上手く撮れるかどうか緊張ものでもありました。
 

 
ブルーインパルスの名の通り、
鮮やかな青に塗られた機体が目を引きます。
 

 
そして昨日はその全容を捉えられなかった、
スモークで空に描かれた5枚の花弁の桜の花ですが、
今回は魚眼レンズを使って何とか姫路城と一緒に写すことが出来ました。
 

 
最後には天守閣の上空に巨大なハートマークを描いて、
5分間のブルーインパルスの祝賀飛行は無事に終わりました。
 

 
その後の姫路城は連日大入りの賑わいを見せていますが、
天守閣の内部の様子などはまたいつかリポートしてみたいと思います☆

月と金星のランデブー☆(part-2)

2015-04-26 21:11:39 | 日記
昨日の日記の続編ですが、
22日に見られた月と金星のランデブーは、
今度は兵庫にある「マリンピア垂水」で撮ってきました。
 
「マリンピア垂水」は海のすぐ側にあるアウトレットモールで、
西側には明石海峡大橋も望むことが出来ます。
 
実はここへは仕事関係で行ってたのですが、
それが終わった頃にちょうど暗くなった西の空に月と金星が輝いていたので、
そのまま撮影となった次第です。 
 
海に面したアウトレットだけに、
敷地内には南国風の椰子の木が何本も植えられていたので、
まずはそれとランデブーを写してみました。
 

 
21日のランデブーの時は月は金星の左下に位置していましたが、
この日は金星のやや左上に月が移動していました。
 

 
午後8時頃には、
月と金星の右側を明るい星がゆっくりと移動していくのが見られました。
その正体は国際宇宙ステーションで、
日没後や日の出前の暗い空で時々見ることが出来ます。
 

 
その後はランデブーと一緒に写せるものがないかと辺りをウロウロしていると、
マリンピアの裏手に海水が入り込んだ池を見つけました。

そしてその水面には、
彼方の明石海峡大橋と月と金星が映り込んでいるではありませんか!
 
明石海峡大橋は毎時5分間だけそのイルミネーションが虹色になるので、
午後9時のその時を待って撮ったのがこの写真です。
 

 
風で水面が少し揺れると、
映り込んでいるものもちょっと伸びた感じで写りますが、
それはそれでまた面白いかなと思いました。
 

 
次回の月と金星のランデブーは、
5月21日の夕方の西の空でまた見られます☆