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Heaven's Gate

☆天空に存在するものに憧れて写真で綴る日記☆

月と金星のランデブー☆(part-1)

2015-04-25 20:00:04 | 日記
先日の日記でもお知らせした月と金星のランデブーですが、
その様子を撮りに21日は兵庫の伊丹空港へ行ってきました。
 
この日は関西ではちょっと雲が多いお天気で、
空港に着いた時も写真のように月は夕空の薄雲の彼方に見えている感じでした。
 

 
そして辺りが暗くなってくると、
月の右上には金星も見えるようになってきました。
 

 
午後8時頃になってすっかり夜の帳が降りた頃には、
薄雲も少なくなって夜空はクリアになってきました。

今回のランデブーで僕が撮りたかったのは、
駐機場に停まっている旅客機の彼方に、
離陸した飛行機のライトの光跡が月や金星にまで伸びているというイメージでした。
 
飛行機は混んでいる時には10分に1機ずつの割合で離陸していくので、
撮影のチャンスも多いのですが、
なかなか思ったような位置に光跡を残してくれない難しさがありました。
 
でも撮影を繰り返している内に、
何とかイメージに近い写真が撮れるようになってきました。
 

 
伊丹空港を離陸した飛行機は、
しばらくするとUターンして目的地に向かうので、
こんな写真も撮れました!
 

 
午後8時半を過ぎると離陸する飛行機もなくなり、
月と金星の高度も低くなってきたので、
今度は駐機場の旅客機と一緒に撮るようにしました。
 

 
午後9時近くになると月も大分低くなってきたので、
旅客機と月だけのアップを写すようになりました。
 

 
旅客機の尾翼と三日月のコラボです。
 

 
やがて午後9時を廻る頃には、
月は遠くの山の端に掛り始めました。
 

 
そして数分後には、
三日月はゆっくりと山の彼方へ沈んでいきました。
 

 
次に伊丹空港に行く機会があれば、
今度は飛行機のライトの光跡ではなくて、
月に向かって飛んで行く機影を写してみたいですね☆

三日月と金星のランデブー☆

2015-04-20 23:23:12 | 日記
月は地球の周りを約29.5日でひと回りしているので、
毎日少しずつ空を移動していってます。
 
その移動の途中で明るい惑星と見かけ上の接近をすることがありますが、
これを「ランデブー」と呼んでいます。
 
特に宵の明星とも言われる金星はマイナス4等星と明るい惑星なので、
夕空や夜明けの空で細い月と並ぶ時はかなり見応えがあります!
 
そんな月と金星のランデブーはほぼ毎月一度は起こるのですが、
明日から明後日にかけて下図のように夕方の西の空で見ることが出来ます。
 

 
この時期の夕方の西空にはまだオリオン座のような冬の星座が見えていて、
月と金星の周りを賑やかにしています。
 
今回のランデブーでは三日月が金星に最も接近するのは、
日本では22日の午前3時頃になるので、
21日と22日の夕方の空では月と金星はまだちょっと離れているのですが、
その代わり2日間に渡ってランデブーを楽しめることになります。
 

 
金星は地球より内側の軌道で太陽の周りを廻っているので、
地球からはいつも夕暮れの西空か夜明けの東空でしか見られません。
 
そのため月と金星のランデブーも、
夕方に見られたり明け方に見られたりと半年ごとに変ってきます。
 
去年の暮れ頃から西の夕空で見られるようになった月と金星のランデブーも、
今年の9月からは今度は明け方の東の空にチェンジします。
 
この写真は去年の12月下旬に撮ったランデブーで、
金星の高度がまだ低い頃だったので夕空は日没直後でまだ明るく、
月も新月直後の細い姿になっています。
 

 
次の写真は今年の3月下旬に撮ったランデブーで、
前の写真の時よりも金星の高度が上がってきたので、
日没から時間が経った暗い空で早咲きの桜の彼方に見えています。
 

 
最近は曇りや雨の日が多いのですが、
明日と明後日は全国的に晴れて、
この三日月と金星のランデブーが綺麗に見られたらいいですね☆

造幣局の桜の通り抜け

2015-04-19 17:42:08 | 日記
またまた桜の話題となりますが、
ソメイヨシノが終わる頃には今度は八重桜や牡丹桜が咲き始めます。
 
関西ではそれは4月の中旬頃となりますが、
その時期に合わせて大阪の天満にある造幣局では、
敷地内にたくさん植樹されている八重桜を一般に無料で公開してくれます。
 
毎年これを見に行くのが恒例なのですが、
今年は雨の日が多かったため公開最終日である先週の15日にやっと行けました。
 
造幣局とは日本で流通している硬貨や勲章などを製造している所で、
大阪の天満にあるものが本局となっています。
 
そんな「お金」を作っている所だけあって、
お花見を楽しむ場所としてはその入口はちょっと物々しい感じもします。
 

 
入口を抜けると幅の狭い道が所々枝分かれしながら、
560m先の出口までずっと続いているのですが、
人が多いとご覧のようにかなり混雑してしまいます…。
 

 
敷地内には130種類もの八重桜が咲いていて、
花を見比べながら歩く楽しみもあります。
 

 
夕方になると敷地内のぼんぼりに明かりが灯り、
雰囲気を盛り上げてくれます。
 

 
そして暗くなってくると夜桜鑑賞タイムとなりますが、
桜は特にライトアップされている訳ではなくて、
所々にある街灯に照らされているだけです。
 

 
また敷地内は三脚が使用禁止なので、
撮影は全てカメラを手持ちでとなります


 
こういう夜のシーンでの撮影では、
カメラ内蔵のストロボを光らせて写すことが多いのですが、
感度を出来るだけ上げてその場の明かりだけで撮った方が、
雰囲気のある写真になることもあります。(手振れにも気を付けないとですが…)
 

 
造幣局の建物はタイル張りのモダンな外観なので、
夜桜との共演にも映えてくれます。
 

 
海外からの観光客も大勢いました。
 

 
造幣局の出口付近は広場になっているのですが、
そこでのお花見の人の流れを多重露出で写してみました。
 

 
去年や一昨年は、
この通り抜けが催される頃にちょうど月が夜空に出ていたので、
夜桜とのツーショットがいろいろ楽しめたのですが、
今年は月齢の関係で見れなかったのがちょっと残念でした。

大阪城の夜桜

2015-04-17 00:04:55 | 日記
関西ではソメイヨシノの桜の季節は終わってしまいましたが、
今年は天候不順でいつもの年のように夜桜と月のコラボ写真がほとんど撮れませんでした…。
 
唯一撮影出来たのは、
今回紹介する3月の終わりに大阪城で写したもののみです。
 
最初の写真は日が暮れて空がだんだん暗くなり始めた時のもので、
大阪城の天守閣を桜と一緒に写しました。
 
天守閣の上空には、
満月前の明るい月が輝いていました。
 

 
次は天守閣と桜をアップに写したものですが、
天守閣のライトアップが明る過ぎて、
桜に露出を合わせると天守閣が露出オーバーで白く飛んでしまいます。
 

 
その天守閣を遠めから写したのがこの写真で、
手前には大阪城公園内の桜が街灯などに照らされて写っています。
 

 
また天守閣から西の方向を眺めたのがこの写真で、
西の丸庭園で行われる夜桜の鑑賞イベントの様子が写っています。
 
 
 
この日の夜には月が木星と接近するランデブーも見られたので、
夜桜と一緒に写してみました。
 

 
こちらも夜桜とランデブーのコラボ写真ですが、
上の写真とは桜の種類が違うようです。
 

 
こんなに曇りや雨の日が多い春も初めてで、
昼間の桜もほとんど写真に収めることが出来ませんでした。
 
桜が終わっても今度は新緑や藤の花などが綺麗に咲く季節になるので、
これから梅雨に入るまではお天気が安定することを祈るばかりです!

初夏ぴあ(首都圏版)に掲載されました!

2015-04-13 17:17:03 | 日記
タウン情報誌として有名な「ぴあ」には他にも様々な出版物がありますが、
その中に季節ごとに日本の各地域版として発売される「季節ぴあ」があります。
 


今月発売された「初夏ぴあ」もそのひとつですが、
その首都圏版には季節ぴあ編集部がそのサイトで運営する様々なコミュニティで開催された、
フォトコンテストの受賞作品も掲載されています。
 


そして「冬空のキャンバス」というコミュで募集されていた、
冬の空のいろいろな表情を捉えた写真のフォトコンで準大賞をいただき、
その写真も一緒に載せていただきました!
 

 
この「雪降る彼方の月」の写真は、
晴れているのに雪が空を舞う「風花」(かざばな)という現象を、
夜空の月をバックにストロボを光らせて撮ったもので、
ハラハラと降っている雪片がまるで星空のように写っています。
 

 
とても気に入っている写真なので、
2年前に大阪の天王寺のギャラリーで催した月の作品の個展でも、
DM(案内はがき)やポスターとして使ったほどです。
 

 
初夏ぴあのフォトコンテスト受賞作品の掲載ページには、
他にも注目作品として2点の写真をアップしてもらっています。(かなり小さくですが…)

ひとつは「見つけた!縁起が良い風景2015」のコミュに応募したもので、
夕焼け色に染まった空に見られた二重の虹を捉えた「ピンクのWレインボー」です。
 
雨上がりの空に現れる虹が時々もう一本増えていることはありますが、
それが綺麗な夕焼けの空で見られるのは珍しいと思い撮った写真です。
 

 
もうひとつは「早春の彩り」のコミュに応募したもので、
春に先駆けて咲く菜の花を夕日と一緒に捉えた「菜の花畑に日は落ちて」です。
 
京都の宇治の方に写真を撮りに行った時に偶然見つけた菜の花畑で、
遠くの山に夕日が沈むシーンをスケール感を出しながら撮った写真です。
 

 
首都圏にお住まいの方だけになってしまいますが、
書店で「初夏ぴあ」を見つけられたらぜひご覧になってみて下さい♪
 
また「季節ぴあコミュニティ」は残念ながら今月の15日で一時休止となりますが、
こちらもよかったら訪れてみて下さい☆
 
【 http://season.pia.co.jp/ 】