生家の近くの踏切は、必然として越えなければならないところにありました。車でここを越す時は、警報機が鳴っていなくても、いつも心臓がドキドキ早鳴りしていました。
今の居住地周りには、軌道が高架だったり車道が地下交差だったり、日常の生活行動圏で出くわすことが、ほぼありません。
都会では用地確保も難しく、踏切を越えなくてもよいような対策が取られていない箇所が数多あるのが現実で、横浜の悲劇が起きました。
老人を助けるために命を落とされた女性は、脊髄反射のごとく、躊躇無しに救助行動をとられたのでしょう。この方の今までの生き様が、直に出た行動だったのでしょうね。
踏切を越えるだけでドキドキしている身にとって、接近してくるであろう電車の前に出、大の男性を引っ張る行動をとったことは、私はもちろんのこと、ほとんどの方ができない行動だと思います。
胸が痛いです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます