寒い日が続くなか、暖かい日があった。この日とばかりに気になっていたシンビジウムの花芽が出ていない鉢の土の入れ替えをした。
去年、鉢の整理大手術を施したものだから、今年は今のところ 5 花枝しか出てない。
前回は庭にある土で間に合わせたものだからイマイチだったと思うので、通気性のよい土に替えてやれば来年はきっと花芽が出てくると思う。
昨年の作業中、株分けでして鉢が足らなかった株を庭に直植えしていて、どれ、ちょっとは元気になったかな、と少し堀起こしてみた。
植物はかわいそうだな、真夏の灼熱でも冬の厳冬もじっと耐えてるんだからと常々思っていた。だけどそうでもないことに気づいた。庭を掘り返していて気づいた。温かい。空気よりも温かい!黒い土がこんなに温かいことを改めて知った。残念ながら温度計がないので、直接土中の温度は計っていないけど。
雪が道路にやブロック塀に積もっても、畑の土には積もっていない景色をこの辺りでは見かける。温度計はなくとも、手の皮膚の人感センサーがバッチリ気温差を感じている。そうか、こんなに温かいなら、積雪までの時間をかせげるし、もっともそれまでに気温も上昇することだろう。
自然の持つ力を改めて感じた。
もっともシベリアのツンドラでは温暖化で露出した黒い地面に太陽の熱が集中し、なおさら融雪の原因になってるという。
こりゃまた困ったもんだけどね。