特別試合:馳浩引退記念特別試合 馳浩&小島聡&中嶋勝彦 対 VoodooMurders(TARU、諏訪魔、‘brother’YASSHI)。これはもう豪華絢爛、嬉しいサプライズあり、とんでもない場面あり、そして会場全体があたたかい空気に包まれて終わった、滅多にない完璧なハッピーエンディングだったと思う。プロレスっていいなぁ、とか、本当に楽しかった!と思いながら家路についた人が多かったんじゃないかな。
馳は、自分の弟子や後輩、遺伝子を継いでくれそうな選手、自分に憧れている選手、そんな選手たちを相手にまだ十分やれる力も見せつけながら、最後には盟友とふたりで試合をきめた。そして自分のプロレス人生に関わってくれた人たち、支えてくれた人たち、大勢のファンに送られて最後のリングを降りることのできた彼は、本当に幸せなプロレスラーだと思います。その幸せな空気とプロレスの素晴らしさ、「お前も頑張れ。俺も頑張る」という馳のメッセージとをお土産に貰って会場を出たような、そんな感じでした。
馳のタッグパートナーである小島は一歩ひいて盛り上げ、中嶋はいつものようにひたむきな闘いぶりで盛り上げました。しかし何と言ってもVMでしょう^^。特にYASSHIはまー本当に頑張った!もう大拍手。この試合に参加できること自体が、馳を敬愛するYASSHIにとっては最高の見返りなんだろうけど、心身をまさに張っての活躍ぶりでしたねw 諏訪魔は馳と見事な大技の応酬を見せ、そして徹底的なヒールとしてのTARUが最後にハセケンの見せ場を盛り上げ。ほんっとーにお疲れ様でした。これからも全日マットを蹂躙して好き放題に暴れてくださいw
とにかく、今の全日の面白みを凝縮して見せてくれた、プロレスの良さを見せてくれた試合だったと思います。

馳がたってと望んだというダンサーたちが先にたっての入場。

YASSHIは馳の「遺影」と黒い紙に包んだ花束を持参。


昨日、馳のTシャツをゲットできた人はラッキーでしたね~。
リングインするとロープワークをぶんぶん披露する馳。

マイクを握ったYASSHI、この日はいつもの煽りだけでは飽きたらず、
リングサイドにSP帯同で観戦中だった森・前総理に対して悪口雑言。
日本が悪くなったのはオマエのせいじゃ、とまでw
それに対して馳「おい、チンカス野郎」…YASSHIでもそこまで言わないってw
馳、さらにYASSHIに対し「今日はお前の大好きな男を連れてきた」と。

そして佐々木健介登場!場内大歓声、大拍手。
セコンドとして鬼嫁・北斗晶も顔を並べ、最強の布陣。
この間、YASSHIはリングの上を転げまわって足をバタバタと駄々っ子状態w

そして試合はVMが掴みかかって場外乱闘から。
馳はTARUと、森氏が座っているあたりで乱闘に。馳はTARUを捕獲し、森氏に
攻撃しろとけしかけ、場内からは森コール(笑)
そして森氏はいったんはイスを手にしたんですが、さすがに殴りはしませんでしたw
この間、小島と諏訪魔は升席横階段から升席内で大乱闘。


抱えあげたYASSHIを膝の上に落とし、さらにはローリングセントーン。
諏訪魔を挑発し、入って来いと迫る。

諏訪魔に対しインディアンデスロック。場内からの声援に応えてさらにもう1回。

小島対YASSHI。小島は実に楽しそう。


YASSHIお得意の股間攻撃。まず中嶋、次いで小島をしっかり握るともうひとり、
迫る馳にどう対応するかと思いきや、馳の股間には自分の顔を突っ込んだ… 
ジャイアントスイング、この日は45回転…どちらもお疲れ様です。
実はこの直前、YASSHIは自分もやろうとしたんでした。カットされたけどw
回し終えた馳は森氏らの座る方向に向かって腰をくねらせる。いいのか。


こうやって並ぶとほんっとに極悪な感じ。




TARUはこっそり健介の背後に忍び寄り、いつものパイプで打ちかかる。
場内からはブーイングと非難の声が飛び、小島も駆け寄るが、
誰より早く飛んできたのは北斗。



諏訪魔と馳の投げ合い。見事でした!それぞれに3回ずつ相手を投げました。




いや、ホント楽しそうで…w


諏訪魔のラリアット。畳み掛けるが次は打ち合いで潰された。
ここで小島がラリアットにいこうとするが、TARUが後から妨害。

この日のラストライドの犠牲者は中嶋。
この後、小島が攻勢に出るもレフェリーが誤爆で機能しなかったため討ち取れず。 

馳、大ピンチ!それを救いに現れたのは健介その人でした。



健介、元気じゃん。安心しましたw 
この後、馳は健介をリングサイドに戻すとYASSHIを攻撃。他のVMを小島と中嶋が
場外で押さえる隙に、ノーザンライトスープレックスをきめ、レフェリーと健介の
ふたりがマットを3つ叩きました。



健介とふたりでそれぞれコーナーに登り、声援に応える。


試合後、馳の引退セレモニー。馳ゆかりの人々が次々リングに上がり、花束を贈る。
海外修行時代の恩師が現れた時と、娘さんと奥さんから贈られた時には
馳の目に涙が。小島もリング下で目もとをぬぐってました。



馳の挨拶の後、見送る10カウントゴング。
鳴り終わり明りが灯ると紙テープ、そして金色の紙ふぶきが舞う。

選手一同で胴上げ。
VMは当然ここにはいませんでしたが、YASSHI、いえ辻本恭史はきっと裏で
モニターを見て、もしかしたら泣いていたかも。


リング下から花道まで、健介の肩車で。まさにハッピーエンド。
お疲れ様でした。
←参戦中!

馳は、自分の弟子や後輩、遺伝子を継いでくれそうな選手、自分に憧れている選手、そんな選手たちを相手にまだ十分やれる力も見せつけながら、最後には盟友とふたりで試合をきめた。そして自分のプロレス人生に関わってくれた人たち、支えてくれた人たち、大勢のファンに送られて最後のリングを降りることのできた彼は、本当に幸せなプロレスラーだと思います。その幸せな空気とプロレスの素晴らしさ、「お前も頑張れ。俺も頑張る」という馳のメッセージとをお土産に貰って会場を出たような、そんな感じでした。
馳のタッグパートナーである小島は一歩ひいて盛り上げ、中嶋はいつものようにひたむきな闘いぶりで盛り上げました。しかし何と言ってもVMでしょう^^。特にYASSHIはまー本当に頑張った!もう大拍手。この試合に参加できること自体が、馳を敬愛するYASSHIにとっては最高の見返りなんだろうけど、心身をまさに張っての活躍ぶりでしたねw 諏訪魔は馳と見事な大技の応酬を見せ、そして徹底的なヒールとしてのTARUが最後にハセケンの見せ場を盛り上げ。ほんっとーにお疲れ様でした。これからも全日マットを蹂躙して好き放題に暴れてくださいw
とにかく、今の全日の面白みを凝縮して見せてくれた、プロレスの良さを見せてくれた試合だったと思います。




リングインするとロープワークをぶんぶん披露する馳。

リングサイドにSP帯同で観戦中だった森・前総理に対して悪口雑言。
日本が悪くなったのはオマエのせいじゃ、とまでw
それに対して馳「おい、チンカス野郎」…YASSHIでもそこまで言わないってw
馳、さらにYASSHIに対し「今日はお前の大好きな男を連れてきた」と。

セコンドとして鬼嫁・北斗晶も顔を並べ、最強の布陣。
この間、YASSHIはリングの上を転げまわって足をバタバタと駄々っ子状態w

馳はTARUと、森氏が座っているあたりで乱闘に。馳はTARUを捕獲し、森氏に
攻撃しろとけしかけ、場内からは森コール(笑)
そして森氏はいったんはイスを手にしたんですが、さすがに殴りはしませんでしたw
この間、小島と諏訪魔は升席横階段から升席内で大乱闘。


諏訪魔を挑発し、入って来いと迫る。




迫る馳にどう対応するかと思いきや、馳の股間には自分の顔を突っ込んだ…

実はこの直前、YASSHIは自分もやろうとしたんでした。カットされたけどw
回し終えた馳は森氏らの座る方向に向かって腰をくねらせる。いいのか。






場内からはブーイングと非難の声が飛び、小島も駆け寄るが、
誰より早く飛んできたのは北斗。









ここで小島がラリアットにいこうとするが、TARUが後から妨害。

この後、小島が攻勢に出るもレフェリーが誤爆で機能しなかったため討ち取れず。






場外で押さえる隙に、ノーザンライトスープレックスをきめ、レフェリーと健介の
ふたりがマットを3つ叩きました。





海外修行時代の恩師が現れた時と、娘さんと奥さんから贈られた時には
馳の目に涙が。小島もリング下で目もとをぬぐってました。



鳴り終わり明りが灯ると紙テープ、そして金色の紙ふぶきが舞う。

VMは当然ここにはいませんでしたが、YASSHI、いえ辻本恭史はきっと裏で
モニターを見て、もしかしたら泣いていたかも。


お疲れ様でした。


僕が最初に(自分の意志で)見たプロレスのTVは武藤/馳VSベイダー/ビガロでした。
あのころから変わらない肉体、そしてブリッジの美しさ、試合の組み立てと明るさ、流石です。
45歳の体じゃないでしょw
(ムタのムーンサルトもキレイですね)
angleJAPANさんに、馳の一句の詳細コメントが出ていたのですが、マジで泣きそうでした。。。
私は馳の現役バリバリ時代をリアルタイムで知らないのですが、その頃を知っている人、好きだった人にとってはいっそう感慨深いものがありましょう。
あの、スコーンと抜けた明るさは周りを巻き込んで、笑顔にする力がありますね。そのエネルギーを国技館中に分け与えるエンディングだったと思います。これからはそれを政治の世界で発揮して、いつか本当に「プロレスLOVEの総理大臣」誕生…したりしてw
試合開始前はセミで燃え尽きてましたので、ボーナストラックぐらいでしかなかったんですが・・・
面白かったですね^^この試合がある意味武藤全日本の象徴のような試合でした。TARUとヤッシーがやりたい放題、おいおい、いいのかよって、こっちが心配するぐらい。
馳と諏訪魔の絡みは馳が諏訪魔の成長を確かめるようでしたし、ヤッシーには予告どおりの45回転ジャイアントスィング、TARUとは場外乱闘、馳本人が試合を一番楽しんでたようでした^^最後の馳・健タッグもありましたし、馳には満足な引退試合だったんじゃないでしょうか。
引退セレモニーはもっと政治色の強いものかと思っていたのですが、二人だけだったのでそんなには気になりませんでしたし、子供や婦人の登場にはちょっとウルウルしちゃいました。
オレも馳の全盛期を知らないんですが、永田、中西、カシン、大谷らのコーチだったということを改めて聞くと凄い人だったんだなぁ、プロレス界の貢献者だったんだなぁと、馳の全盛期を見とくべきだったと後悔してます。
最後まで会場にいてよかった^^あの空気を会場で生で体感できてよかった^^気持ちよく家路に着きました。
「名勝負を求めてさすらう男」の全日本の会場観戦にはハズレは無いですね^^
また、ぶらっと立ち寄ります。
私的ベストバウトは世界ジュニアの近藤対カズです。カズも良かったけど、近藤は凄かったです。普段使わないムーンサルトやコーナーからの前方回転エビ固め式パイルドライバーかな?、エプロンサイドでの技はどれもフィニッシュホールドになってもおかしくない強烈さですよ。
ただ、「対他団体ジュニア」「対ヘビー」「9月3日、VM対RO&D最終決着戦」とかいうのがかなり気になります。いろんな選手との対戦を観たいとは思うんですけどね。
ところでブードゥーマスクの中の人ですが、ヒントはやっぱり試合中に目を引いたあの技になるんでしょうかね?もし本当にあの選手なら確かにマスクをしないで参戦してもらいたいんですけどね。
健介まで巻き込んで…会場はさぞ興奮したでしょう!
そして最後は馳という見事な決着。ハッピーエンドに勝るものなしですね!
>回し終えた馳は森氏らの方向へ向かって腰をくねらせる。いいのか。
思わず笑けてしまいました。いいんでしょうかねえ…?
「特別試合」という位置づけと、この試合を最後に持ってきたことが見事に成功しましたね。世界ジュニア、三冠と重厚な試合でみせて、その最後をこんなに楽しく華やかで、幸せな気持ちになる試合で締めてくれた。何を目的で観にきた人でも満ち足りた気持ちで帰れた興行になったんじゃないかと思います。
ぶらさんがおっしゃる通り、今の全日本を盛り上げている立役者が揃って、全日の魅力を見事に見せてくれたことがとても嬉しいです^^
馳の実績と人徳があのような幸せな幕引きに繋がったのだと思いますが、実に恵まれた形で終われましたよね。リングを降りるその最後まで「人を元気に」してくれるレスラー。いいですね。
>あんちゃん
健介はきっと何らかの形で来場するとは思ってたけど、まさかリングに上がるとは…^^ 馳のためというのが一番でしょうが、きっと健介も試合したくてしたくて仕方ないのではw まさに「ええもん」をたっぷり見せてもらった感じ。
世界ジュニアはもう…この後どうするのっていうほどの勝負をしてくれちゃいました。近ちゃんの勝利は嬉しいのですが、動向がホントに気になって仕方ないです。
世界ジュニアの試合が始まる前は過呼吸になりそうなほど緊張しましたw まさに魂を持っていかれるような試合でしたね~…特にエプロンでの攻防が、ちょうど私のいた升席の側だったので、苦労して最前列を確保したことがあれで一気に報われましたよ。観てて怖かったけど。ジュニア云々ではなしに、本当に凄い、素晴らしい試合だったなぁ。あれで何杯でも飯が食えるというもんですw
ところでブードゥマスク。黒鋼さんが思っているのと私が思ってるのは同じなのかな? 私はまず身体つきでぴんときて、その後、声を聞き、下だけマスクが外れた時に顎を観て「ああ」とほぼ確信しました。ただし彼独自の技は出せなかったなぁと思ったんですよねー。あの子には本当に全日に上がってほしいんだけど。
>モンキィさん
こんにちは。PPVは4時間も放送枠がとってあったのに時間切れになっちゃったんですねー。会場で観ている時はぜんぜん長いと思わなかったけど、気がつけば4時間半…びっくり。
YASSHIたちの悪口雑言は森氏を怒らせたみたいですね~。あそこまでできるヒールはプロレス界の中でも今はVMだけでしょう^^ ワイドショーでも取上げられたらしいし。天晴れです。
小島は最近実に楽しそうに試合してますよねぇ。三冠をいったん手放して身軽になり、余計なことを考えなくてすむ自由さを満喫しているのかも。特にYASSHIとの絡みはお気に入りみたい。YASSHI人気、急上昇中w
私は東スポを買いましたが、森氏もさることながらSPがマジ切れしそうだったらしいですねw VMは冒頭の罵詈雑言と場外乱闘で会場を一気に温めて、諏訪魔は諏訪魔で技と凄みでみせて、実にいい仕事したと思います。何も考えずにひたすら楽しめる試合でした。
馳さんの腰くねりは、ジャイアントスイングのあとでふらふらだったせいで、動きが余計にいかがわしかったです(笑)