プロレス玩具箱

プロレス&格闘技、本と映画を愛する、武闘派文系管理人・りらが、プロ格中心にあれこれ放り込む玩具箱です。同好の士、歓迎。

観戦記~9.30全日特別興行(後楽園ホール)・その2

2005-10-02 03:16:41 | プロレス
                  ★第6試合 タッグマッチ★
                 小島 聡   VS   TARU
                 ●嵐       ジャイアント・バーナード○
              (14分31秒 リバーススプラッシュ→片エビ固め)
 この試合、小島と三冠挑戦者となったバーナードとの最初の前哨戦だなとは思ってたけど、ここまでそれ一色になろうとは…しかもそれが小島主導のラフファイトだとは予想だにせず。
 先に入場したのはVMのふたり。バーナードの刺青は線描だった部分にきれいに色が入り、ついに完成した様子。後から入場した小島、ガウンも脱がずにいきなりバーナードを急襲し、嵐はTARUに襲いかかって二組に分かれて場外へ。小島とバーナードは西側から南側へと向かってきたんだけど、小島に追われる形でこっち(私は南側にいた)にやってくるバーナード、既に流血。南正面で小島が捕獲して攻撃、さらにバーナードを追って南側客席に入り、中段の通路へ。
 これやられると皆席から立ち上がるんで観えなくなって哀しいんだけど^^;、バーナードが非常にでかいので彼の頭だけ時々見えて、見えるたび出血がひどくなってる…そのうち村山レフェリーが制止にやってきて、ようやくふたりが階段を下りてきた。その時、私の座っていた席のすぐ横通路を通り、通路脇に座ってた隣の男性の白いポロシャツには血が点々と。(「大丈夫ですか?」とか言ってた私も、帰宅後、自分のデイパックに血がついていたのを発見…)
 では後は写真で。

完全にふいを衝かれたVMのふたり。嵐はTARUをひきずって北側で乱闘。


バーナードの傷をさらにかきむしる小島。この後、南側客席内に。


リングに戻った時にはこんな状態。バーナードは流血慣れしていないのか、
かなりふらふらな印象でした。


小島のラフ攻撃の矛先はTARUにも。


リングサイドに立っていても何度も小島に下に突き落とされたバーナード。
頭にきてイスを持ち込んだのに、それも奪われて逆に攻撃を受けるはめに。


不敵に笑ってみせる小島。んー、いい感じ^^


さすがにキレたバーナードの逆襲。



さらに反撃。レフェリーの制止もなかなか聞かず…


試合自体はYASSHIの妨害もあって嵐がフォール負け。
その後もさらにリング下でやりあう小島とTARU。


憮然としてVMの後姿を見送る小島。

…三冠戦。今回は新潟なんだよね~。でもかなり観たくなってきたぞ。
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                ★第7試合 タッグマッチ★
               武藤 敬司   VS    佐々木 健介○
               ●石森 太二       中嶋 勝彦
                (20分15秒 ノーザンライトボム→体固め)
 武藤と佐々木健介がそれぞれ若手を引き連れての対戦。武藤は石森を気に入っているらしい。
 試合の全体的な印象としては、要所は(おいしいところは、とも言えるけど)ベテランふたりが締めつつも、若いふたりをメインにしていたように思う。双方とも特に合体技などはなかったけど、石森は武藤の攻撃をうまくサポートしたりしてタッグとしての動きもするようになってきてるね。
 石森VS中嶋は、パワーでは中嶋、身軽さでは石森。スピードに関しては蹴りの速さは中嶋もかなりのものだけど、それに石森が身軽さと反射の速さで対抗。それぞれが武藤、健介に対した時も彼らなりの反撃をしっかりしていて見ごたえありました。
 では引き続き写真で。

中嶋と石森の絡みは動きが速いので、なかなか撮れない…


健介と武藤の力比べ。


力比べの後、「やれ疲れた」といったふうにロープに腰かけちゃった社長。
あまりにそれがわかるので会場から思わず笑いも。


前回もそうだったけど、中嶋を捕らえると執拗に関節で攻める武藤。


カメラ目線、ありがとうございます^^


武藤のみならず石森にも関節で攻められる中嶋。


…を心配そうに見守り叱咤する健介。


中嶋のミドルキック。石森はそこそこ避けてたけど、
ヒットするとやっぱりすごい音がする。


石森は見た感じでは完全復調。よかったね^^
 

コーナーで“シャイニング・ウィザード”を受けてダメージの健介。


コーナーから!助走が殆どなくても身軽にきれいに飛ぶ石森。


さらにコーナー上から攻撃を加えようとする石森に、中嶋のオーバーヘッドが炸裂!


石森が健介を捕らえ、そこに再び“シャイニング・ウィザード”!


石森、健介にとらえられても切り返して丸め込んだり、この時もこの体勢で
投げられまいとかなり粘ったけど…


最後はノーザンライトで投げられてフォール。



 
で、この試合が終わった直後、VoodooMurdersがフルメンバーで乱入。健介組、武藤組
見境なく襲いかかる。小島たちも助勢に駆けつけたものの及ばず、
武藤はリングでTARUに足蹴にされるはめに。


そこに救援にはせ参じたのがなんとTEAM3Dのふたり。場内、大歓声!



…足を骨折してるのに乱入してくるYASSHIもどうかと思うけど、
その状態でコーナーから机に投げ落とされるのも気の毒といえば気の毒ではあるw




最後にきっちり机も使い、意気揚々たるTEAM3D。
その机の割れた天板を、子供のお客さんにプレゼント。




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 ひとつひとつの試合については盛り上がりが十分とはいえない場合もないわけではないけれど、興行全体としてみて非常に満足度の高い今の全日本。今回もその期待を裏切らない内容だったと思う。
 TEAM3Dの初登場は十分インパクトがあり、次に繋がってさらに展開するぞという期待感も持たせてくれましたしね。『最強タッグ』には是非とも出てもらいたいものです。
 ←参戦中!
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6 コメント

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Unknown (H”)
2005-10-02 03:46:29
観戦記お疲れ様です。

全日本は完璧なタッグチームが少ないのですでに3Dが頭一つでちゃった感じですね。

今までのタッグタイトル歴が確か18回ぐらいと実績もありますし。

対抗できるのがケア・ジャマぐらいですかね。

ちなみに代々木と最強タッグのポスターにはちゃんと3Dは載ってました。

参戦してくれると思いますよ。
返信する
ひと安心 (りら)
2005-10-02 21:12:23
>H''さん

タッグタイトル歴18回ですか~! それじゃ即席タッグでは、とうてい

太刀打ちできそうにないですねぇ。

体格的にはジャマール&ケアは張れるかもしれないけど…

代々木と「最強タッグ」、まだポスターをチェックしてませんでした。

しっかり出てくれそうでひと安心。楽しみですね^^
返信する
びっくり・・・ (ゆっぴ)
2005-10-03 15:58:14
侍TVで骨折してるYASSHIが机の上に投げ落とされたのをみて・・絶句しました。。

これからの全日・・・目が離せなさすぎ
返信する
ホントに (りら)
2005-10-03 17:23:02
>ゆっぴさん

ほんとですよね^^ 来月には代々木大会もあるので、そこでどんなカードを

しかけてくるか、今からかなり期待してます

代々木はPPVでもいいから中継があるといいんだけど。
返信する
チーム3D (あんちゃん)
2005-10-03 19:27:14
い~ですね、3Dは。お客さんの盛り上げ方から何やらはさすがアメプロって感じです。

もしかしたら一発で世界タッグ取りそう。RO&Dもうかうかしてられないかも?そこから外国人勢の底上げがあって、レベルアップされた試合が見られるとは羨ましいっすよ。最強タッグはどこかで必ず観戦しますよ。
返信する
結局 (りら)
2005-10-04 01:57:25
>あんちゃん

W-1は観に行ったのですか?

そっちではアメリカ人タッグ同士の対決でしたよね。

3Dが「最強タッグ」で大暴れするのはもう間違いないでしょうね。

今年はどうだかまだわからないけど、去年の「最強…」は、後楽園ホールは

開幕戦だけだったのでスケジュールは要チェックね!
返信する

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