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大丈夫?トヨタの2006年問題

2005-10-18 | 経営
トヨタが過去最大のリコールを届け出。
このニュースを見て、巷間言われている「トヨタの2006年(又は2007年)問題」
が頭を過ぎったのは私だけでしょうか。

この問題は、おおまかに言いますと、
06年以降、世界各地でトヨタの生産工場が一気に立ち上がる。
しかし、これを支えるヒトを含めた兵站(へいたん)が
伸びきってしまっている。
ゆえに、品質面で問題を起こすのではないか、というものです。

まぁ、小心な私のことですから、これもまた杞憂に終わるんでしょうけど。

<以下、時事通信より>
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トヨタが127万台リコール=16車種、対象車数は過去最多
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 トヨタ自動車は18日、ヘッドライトが点灯しなくなる欠陥があるとして、
「カローラ」など16車種計約127万台のリコール(回収・無償修理)を
国土交通省に届け出た。
一度のリコールとしては1996年に日産自動車が行った約104万台を超え、
対象車数が過去最多となった。

 同省は「部品の共有化が進んだことと、不具合が売れ筋の車種に
起きたため、規模が大きくなった」としている。 
(時事通信) - 10月18日

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2 コメント

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Unknown (mimi)
2005-10-19 00:19:49
とても全部修理できるとは思えんが・・・。

リコールを届け出て、結果、「何台修理できませんでした」って

報告は聞いたことないけど、どうなっているんでしょう?



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結構大きな問題のようです (温故知新)
2006-01-05 12:51:51
 トヨタの品質管理、必ずしも磐石ではないようです。あれだけの自信を持って送り込んだ「ゼロクラウン」、リコールまでは行かないまでもお客に呼びかけて無償修理に持ってきてもらう「サービスキャンペーン」を数度繰り返したそうです。それが「ゼロクラウン第二章」という早いマイナーチェンジを招いたのかもしれませんね。

 でもうちはトヨタのクルマですが、自分でも部品を買いにいける部品共販とかディーラーの対応の早さとか、消費者に近い部分でのトヨタの強みはさすがという感じですね。
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