◆「財務アナリストの雑感」 2024◆

会計士兼アナリストによる屈指の歴史だけがウリの会計・財務・株式・金融ブログ。異常な経済金融環境を一刀両断!できるかな?

大ヒット バナナに ユニクロ 勝間本

2008-10-05 | 時事その他雑感
お疲れさまです。

先週に引き続き、
週刊ダイヤモンドの早売り(10/11号)を買ってしまいました。
テーマが凄いんですよ。

「世界大破局」。

ジュセリーノの占い本のようで、かつ、まるで他人事のような・・・・。
でも、破局に大も小もあるかいっ!って思いますけど。


そこまで言うなら、ここに至るまで貴誌は一体、
どの程度警告を発していたんかい!とツッコミたくなります。

(経済誌の中で比較的早めに警告を発していたのは、
 週刊エコノミストでしたから。)



そんな危機的な世界経済はどこ吹く風。

わが日本では、
「そういえば今年のヒット商品、何かつくらないとね~。」
と年末に向けて帳尻を合わさんばかりに、
「バナナ」や「ユニクロ」が急激に売れ出しております。
いやはや、平和なものです。


バナナは、先日の記事の通り、
「朝バナナダイエット」
のあおりで、
この1週間というものバナナを食べておりません。
すっかり高嶺の花となってしまいました。



次に、ユニクロ。既存店売上高(対前年)+20.8%ですかぁ。

前年が▲13%とハードルが低かったこともあったのでしょうが、凄い数字です。
H&Mの日本進出が、かえってユニクロの存在感を浮き上がらせたのでしょうか。
それとも、百貨店の衣料が不振と聞いておりますので、そのお客さんがユニクロに流れたのでしょうか。

今後は、ボラタイルな既存店売上(予想)を巡って
セル・バイ両サイドのアナリストの胃の痛い日々が始まるのでしょうか。
誠にご苦労さまです。



最後に、今年の大ヒットと言えば「勝間本」。
何度も紹介しております勝間和代さんの著作本。
大いに売れました。

忘れちゃぁいけないのが、
彼女が推薦した書籍・セミナー(フォトリーディングマインドマップ)が
大ヒットしたこと。


実は、先に紹介した週刊ダイヤモンド最新号の第2特集は
「勝間和代 このビジネス本が凄い」というものでして、
2008年ビジネス書「最良の15冊」などが掲載されておりました。

15冊全部紹介してしまうと関係者から怒られそうなので
詳細は当誌でご確認いただくとして、
自分の今後の読書のために、
15冊のうち私がまだ持っていない11冊を掲げておきます。
(4冊はたまたま持っていました)。

最底辺の10億人 最も貧しい国々のために本当になすべきことは何か?
ポール・コリアー
日経BP社

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人づきあいのレッスン―自分と相手を受け入れる方法
和田 裕美
ダイヤモンド社

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スキニービッチ 世界最新最強!オーガニックダイエット
ロリー・フリードマン,キム・バーノウィン
ディスカヴァー・トゥエンティワン

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マイクロトレンド―世の中を動かす1%の人びと
マーク J.ペン,E.キニー・ザレスン
日本放送出版協会

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新たなる資本主義の正体 ニューキャピタリストが社会を変える (HARVARD BUSINESS SCHOOL PRESS) (HARVARD BUSINESS SCHOOL PRESS)
デイビッド ピット‐ワトソン,スティーブン デイビス,ジョン ルコムニク
ランダムハウス講談社

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ワールドインク なぜなら、ビジネスは政府よりも強いから [DIPシリーズ]
ブルース ピアスキー
英治出版

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後は字数制限のため表題のみ・・・・

■ダイバーシティ 山口 一男 東洋経済新報社

■日本溶解論―ジェネレーションZ研究 この国の若者たち
 三浦 展,スタンダード通信社 プレジデント社

■問題は、躁なんです 正常と異常のあいだ (光文社新書)春日 武彦

■日本をダメにした10の裁判 (日経プレミアシリーズ 4)
 日本経済新聞出版社

■知的な未来をつくる「五つの心」 (HARVARD BUSINESS SCHOOL PRESS)
 ハワード ガードナー ランダムハウス講談社



特集の後ろのほうでは、
勝間さんが今年ご自身で買われた本のリストもありまして、
これとベスト15冊を付け合わせて見たところ、
あることがわかりました。


15冊のうち、
   書評用の献本からチョイスされたと推定されるもの  10冊
   ご自身で買われたもの                5冊


勝間さんは月15万円も書籍代に使っている割には、
「ベスト」と推薦されたのは献本の方が多かったです。

献本は「山のように届く」そうですから母集団がよくわかりませんが、
何となくですけど、ベストに推挙される確率が高いかも知れませんね。


ですので、出版社さん。

もうお分かりですね。
「献本しまくるしかない」でしょう。




けどいいなぁ。
月15万円も書籍に使えて。

忘れちゃいけないのは、
彼女は間違いなく、「経費として落とせる」こと。

やはり我々、というか私は、
ブックオフで掘り出し物を漁るのが
関の山ってところですかね。

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1 コメント

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確かに (石黒暁久)
2008-10-13 23:59:08
確かに私も勝間さんの「年収10倍UP勉強法」を呼んでから、フォトリーディングの集中講座を受けました。
その他には、
・マインドマップ講座受講
・簿記の勉強開始
・英語の勉強開始
もしました。かなり影響を受けています。

>けどいいなぁ。
>月15万円も書籍に使えて。

私も同意見です。勝間さんは「気になった本は全て買う」とおっしゃっていますが、現在の私にはなかなか厳しいです。最初に自分に投資しなければいけないのかもしれませんが。

本を読む⇒収入を増やす⇒さらに本を読む
のサイクルを回して、上昇スパイラルに持ち込まないといけないのかもしれませんね。

私も読んだ後置いておく必要がない本はbookoffへ、購入するときも新書でなければboookoffです。
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