西寺 郷太 (著)
日本一、MJにくわしいミュージシャン・西寺郷太(ノーナ・リーヴス)が27年間の研究成果を余すことなく記す。
誰も本当のマイケルを知らない。決定版 マイケルHIStory。
今まで気にかかってたことが、この本を読んで納得させられた。
マイケルは5歳の幼稚園の時、3つの願いを掲げていた。
すごいエンターティナーになりたい。
世界を平和にしたい。
それでいつか・・、お城みたいな家に住みたいです。
天才は幼いときからスケールがでかいというか考えることがちがう。
お城みたいな家は子供らしいけどね。
ひとりの人間のたどった道にしては、いろんなことがありすぎてマイケルは生涯、心の安まる日がなかったんじゃないかなあ。
この本のJ5~スリラー期の頃(1970~1984)は今まで知らなかったことが多くておもしろい。
モータウンでの契約の内容、兄たちとの確執、フィラデルフィアでの修行、交遊関係・・・西寺さんの解釈も冷静に分析してるので読みやすい。
20歳前後のマイケルは自由なセレブ生活をおくっていて、スタジオ54に通いつめ、みな可愛いマイケル少年が素敵な青年になったと遊んでくれた。
クィーンのフレディ・マーキュリーとはここで出会い、親交がはじまる。マイケルのロックテイスト、ビジュアルはみなフレディ・マーキュリーに影響を受けていた。納得ですよ。
マイケルがフレディに「ぼくのラマに会ってほしい」とせがんだという話は微笑ましい。結局ふたりとも多忙、ちょっとした食い違いから絶縁になるんだけど、フレディがマイケルにはシャレがきかないというのは興味深い話。
90年代、3部作をつくったクインシー・ジョーンズと離れ、自分より若いアーティストと音楽づくりをはじめる。マイケルはいつも新しいことを求めていた。1992年の「デンジャラス」のプロデューサーとして弱冠23歳で起用されたテディ・ライリーはいろいろしゃべってくれてます。
「曲がイケてるかどうかはマイケルがスタジオ中を踊り回って、イェーィ!アォッ!ってはじまれば合格だよ!」
「Blood on the Dance Floor」が「デンジャラス」のアウトテイクだったというのも納得。90年代後半にしては曲調が古い気がしたんだよね。「Ghosts」と「Is It Scary」は映画「アダムスファミリー2」に用意された曲で、疑惑事件のためにキャンセルになってしまった。
マイケルとソニーとの確執も、大きな契約を結んだこと、完璧主義でアルバムに時間をかけすぎたことも要因だったのかも。
しかしよく調べましたよ、西寺さん。
マイケルと一緒に仕事したアーティスト仲間の話は尊敬の念、愛が感じられる。テディ・ライリーは正直な人だ。
この教科書は真実かどうかよりも、いかにマイケルを知ろうとする努力が感じられました。最後の晩年の話は辛いけどね・・・。
巻頭カラーは「Come Together」のマイケル。ジャクソンズの頃の汗がしたたるワイルドなショットもいい。
ミック・ジャガーとの「State Of Shock」もいいけど、フレディとの「State Of Shock」かっちょいい。
Freddie Mercury and Michael Jackson - State Of Shock
「This Is It」の新しいリハーサル画像(11枚)が一挙にでてきてます。
EXCLUSIVE - Michael Jackson's This Is It - Unseen 11 photos ... Last Rehearsal... 2009 - MEGA RARE
笑ってるし、久しぶりのステージに興奮してただろうね。
Who's bad!からはじまるThey don't care about usをパフォーマンスするマイケルとダンサー。若いダンサー達に指示するマイケル。あいかわらずのキレのよさは健在。
※映像消されてました。。ごめんなさい。
Who's bad TDCAU mind is the magic
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※映像消されてました。。ごめんなさい。
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