友人がMIXIでネタを振ってくれたので、それに乗っかって。


1983年、散開(解散)記念としてリリースされた「SERVICE」(写真左)
「浮気なぼくら」をラストアルバムしてYMOは解散する予定であったが、当時高橋幸宏が担当する「オールナイトニッポン」に劇団スーパー・エキセントリック・シアター (S.E.T.) がレギュラー出演していたことから、かつての『増殖』のようにS.E.T.のコントを交えたアルバムを制作する案が高橋から持ちかけられ、解散記念としてアルバム『サーヴィス』が制作されることとなった(WIKIより)もの。
写真右の「AFTER SERVICE」はYMO散開ツアーの武道館公演を収録したものです。
この投稿の題名「知らんかっとってんちんとんしゃん」は、この「SERVICE」に収録されているS.E.T.のコントの台詞です。
しかしまあ「増殖(スネークマンショーとのコラボ)」もそうですが、コントと最先端のポップ音楽とのコラボアルバムをリリースしてしまうなんて凄いグループですなYMOは。今では考えられないアルバムです。。。今、リリースされているアルバムは「必ず売れるルーティン」に乗ったものしか発売されないんだそうですが、この売り方では型破りなパワーを持ったミュージシャンが出てくるはずがない。売れるCDしか作れない音楽配信会社が、かえってCD全体の売り上げを下げているようにも思えます。皮肉なもんですねぇ。
このアルバムがリリースされた当時、実験的なBANDやアルバムが数々リリースされていて、ミュージシャンの地位も今よりとても高いものだったのでしょう。例えば新田一郎氏の作った「SPECTRUM」も早すぎたBANDとして今でもカルトな人気がありますし、「コミックバンド」もちゃんとアルバムを出せた時代。今はインディーズという言い方で個人的な販売の範囲を超えないものしか発売できませんが、この当時は大看板のレコード会社がコミックソングを発売もしていました。出す方も買う方も「何が売れるか」より「何を聴きたいか」や「何が面白いか」というやみくもなパワーで押し通していたのでしょう。今よりレコード店に行く事が楽しく、深夜放送で新しい情報を吸収することが楽しかったように思います。
そういえば。。。と家にあるコミックソングのEP盤を探してみました。
「朝起きたら…」 まりこ
「わたし歌手になりましたよ」 浦辺粂子
「IEKI吐くまで」 片岡鶴太郎
なんでこんなの持ってるんだろう???まあコミックソングについてはそれだけでもうひとつふたつ投稿できそうなのでまた後日に回すとして、よくこんなの発売したなぁというものも沢山で、玉石混合のレコードショップは楽しい宝箱のようなところでした。
今は1曲毎に切り売りされていて楽曲がダウンロード出来ますしどれを聴いてもそこそこいい音楽です。つまりみんな80点の音楽。しかも切り売りされるから1曲に全てのメッセージを込めなくてはいけない。そうなるとコマーシャルな音楽にするしかなく、結局同じアーティストの音楽を何曲も聴かなくていい。
以前は買うのも聴くのも手間がかかって、聴いてみたら0点か100点か。でもこれが聴く楽しみであり、聴く力を身に付けることができたのではないかと思います。
何を聞いても80点では選ぶ力は必要ない。お仕着せの作られた流行に乗っかっていれば外れがない。
音楽に自分が必要ないって楽しいのかな???
SERVISE:YMO
Limbo
S.E.T.
The Madmen
S.E.T.
Chinese Whisper
S.E.T.
You've Got To Help Yourself
S.E.T.+YMO
Shadows on the Ground
S.E.T.
See-Through
S.E.T.
Perspective
S.E.T.
AFTER SERVISE:YMO
Side1
Propaganda
Tong Poo
Behind The Mask
Solid State Suevivor
Side2
Ongaku
Focus
Ballet
Wild Ambitions
Kai-Koh
Side3
Expecting Rivers
See-Through
Key
Technopolis
Rydeen
Side4
You've Got To Help Yourself
Kageki Na Syukujo
Kimi Ni Munekyun
-Uwaki Na Vacances-
Firecracker
追記)コミックソングと言えばやっぱり「金太の大冒険」ですかね。。。リリース当時発禁処分だったのですが、最近テレビで歌っているのを聴きたことがあります。いやはや隔世の感は禁じ得ませんな。「金太負けるな!」


1983年、散開(解散)記念としてリリースされた「SERVICE」(写真左)
「浮気なぼくら」をラストアルバムしてYMOは解散する予定であったが、当時高橋幸宏が担当する「オールナイトニッポン」に劇団スーパー・エキセントリック・シアター (S.E.T.) がレギュラー出演していたことから、かつての『増殖』のようにS.E.T.のコントを交えたアルバムを制作する案が高橋から持ちかけられ、解散記念としてアルバム『サーヴィス』が制作されることとなった(WIKIより)もの。
写真右の「AFTER SERVICE」はYMO散開ツアーの武道館公演を収録したものです。
この投稿の題名「知らんかっとってんちんとんしゃん」は、この「SERVICE」に収録されているS.E.T.のコントの台詞です。
しかしまあ「増殖(スネークマンショーとのコラボ)」もそうですが、コントと最先端のポップ音楽とのコラボアルバムをリリースしてしまうなんて凄いグループですなYMOは。今では考えられないアルバムです。。。今、リリースされているアルバムは「必ず売れるルーティン」に乗ったものしか発売されないんだそうですが、この売り方では型破りなパワーを持ったミュージシャンが出てくるはずがない。売れるCDしか作れない音楽配信会社が、かえってCD全体の売り上げを下げているようにも思えます。皮肉なもんですねぇ。
このアルバムがリリースされた当時、実験的なBANDやアルバムが数々リリースされていて、ミュージシャンの地位も今よりとても高いものだったのでしょう。例えば新田一郎氏の作った「SPECTRUM」も早すぎたBANDとして今でもカルトな人気がありますし、「コミックバンド」もちゃんとアルバムを出せた時代。今はインディーズという言い方で個人的な販売の範囲を超えないものしか発売できませんが、この当時は大看板のレコード会社がコミックソングを発売もしていました。出す方も買う方も「何が売れるか」より「何を聴きたいか」や「何が面白いか」というやみくもなパワーで押し通していたのでしょう。今よりレコード店に行く事が楽しく、深夜放送で新しい情報を吸収することが楽しかったように思います。
そういえば。。。と家にあるコミックソングのEP盤を探してみました。
「朝起きたら…」 まりこ
「わたし歌手になりましたよ」 浦辺粂子
「IEKI吐くまで」 片岡鶴太郎
なんでこんなの持ってるんだろう???まあコミックソングについてはそれだけでもうひとつふたつ投稿できそうなのでまた後日に回すとして、よくこんなの発売したなぁというものも沢山で、玉石混合のレコードショップは楽しい宝箱のようなところでした。
今は1曲毎に切り売りされていて楽曲がダウンロード出来ますしどれを聴いてもそこそこいい音楽です。つまりみんな80点の音楽。しかも切り売りされるから1曲に全てのメッセージを込めなくてはいけない。そうなるとコマーシャルな音楽にするしかなく、結局同じアーティストの音楽を何曲も聴かなくていい。
以前は買うのも聴くのも手間がかかって、聴いてみたら0点か100点か。でもこれが聴く楽しみであり、聴く力を身に付けることができたのではないかと思います。
何を聞いても80点では選ぶ力は必要ない。お仕着せの作られた流行に乗っかっていれば外れがない。
音楽に自分が必要ないって楽しいのかな???
SERVISE:YMO
Limbo
S.E.T.
The Madmen
S.E.T.
Chinese Whisper
S.E.T.
You've Got To Help Yourself
S.E.T.+YMO
Shadows on the Ground
S.E.T.
See-Through
S.E.T.
Perspective
S.E.T.
AFTER SERVISE:YMO
Side1
Propaganda
Tong Poo
Behind The Mask
Solid State Suevivor
Side2
Ongaku
Focus
Ballet
Wild Ambitions
Kai-Koh
Side3
Expecting Rivers
See-Through
Key
Technopolis
Rydeen
Side4
You've Got To Help Yourself
Kageki Na Syukujo
Kimi Ni Munekyun
-Uwaki Na Vacances-
Firecracker
追記)コミックソングと言えばやっぱり「金太の大冒険」ですかね。。。リリース当時発禁処分だったのですが、最近テレビで歌っているのを聴きたことがあります。いやはや隔世の感は禁じ得ませんな。「金太負けるな!」