騙されない大学選び

加速する少子化の中で大学が自己アピールする内容も過激になってきた。そうしたアピールには嘘も多い。騙されない真実の大学の姿

有名大学の名前が一応頭に付くヘンテコ学部

2013-09-29 09:29:12 | 日記
いくら有名大学でもこれだけは入るのを止めておいた方がいい学部。

早稲田・・・所沢学部(超僻地、スポーツ系)
慶応義塾・・・SFC(文系で超僻地、開設当初は目新しかったが今ではあまり存在意義がない)
上智・・・総合グローバル学部(都心キャンパスにはあるが収入目的で無理やり作ったヘンテコ学部)

明治・・・国際日本学部(中野に隔離され日大状態で主要文系学部との交流皆無、サブカルチャーという専門学校レベルの学部)
青学・・・社会情報学部(ほぼ文系なのに相模原に隔離)
立教・・・新座学部(学問分野としてはSFCよりはっきりして存在意義はあるが埼玉の田舎に隔離されて主要学部との交流なし)
中央・・・非法学部(今一番の落ち目大学、法学部でもマーチクラスにダウンしているがそれ以外だと法政や成蹊あたりを選んでもおかしくない)
法政・・・すべて(これからは法政なら成蹊を選んだほうが妥当)

いくら有名大学といってもヘンテコ学部に入ったらその価値は大きく減ります。
通っていても楽しくない、バイト先では「オレって慶応だぜー」と自慢しても学部名を聞いて中身を知っている人なら、相手は「なんだ、SFCか」と心の中で嘲笑しているだけです。
それならワンランク落としてもいいんじゃないでしょうか。
先に書いたように人生は短い。その中で大学生活の4年間は最後の学生生活、貴重です。
人は人生を豊かにするために生きているんですが人生なんて生きている意味があるのはせいぜい50年。物心と価値観の付く10歳ごろから見ればたった40年間です。
一瞬を無駄にすることももったいないのです。
その中の10分の1を占める4年間は「名前だけ有名大学」というところに行っても後悔するだけです。
片道2時間かけて慶応SFCに通い、周りは雑木林と畑だらけ、キャンパスの中はいつも近くにある牛舎の香ばしい糞の臭いで充満してるなんて学生生活誰もしたくないのは当然です。
今はべつに慶応にだけこの分野があるわけでもないし、それに慶応だから特別就職に有利ということはありません。
早慶ならワンランク落としてJマーチ(中央法政を除く)の都心キャンパスにある主要学部のほうが絶対にいいと思いますね。
中央、法政なら今や成蹊です。
学習院も悪くないけどあそこは本当に発展という要素がない、皇族のために存在する大学ですから大学というよりも教養を身に着ける学問所といったところが正しい評価でしょう。

東京オリンピックによって

2013-09-15 13:26:31 | 日記
ご存知かと思いますが2020年オリンピックの開催地が東京に決まりました。
このことで東京の存在感が世界で一層増していくことになります。
社会資本の整備はさらに東京に集中することになり、また経済も東京が一層強力になっていくことは明らかです。
ここで申し上げておきたいのは東京の大学に入りなさいということです。
地方の大学で入る価値があるのは旧帝大に神戸大くらいなっものでしょう。
それも研究を志している場合に意味があるのであって卒業してサラリーマンなど社会に出るなら地方の大学など何の意味もありません。
それは前回言った限られた人生を無駄にすること以外何物でもない。
東京には日本の縮図があり世界の縮図がある。
大阪などと比べても東京の巨大さ複雑さは比較の対象にならない。
それくらい東京にはあらゆる刺激があります。
関西の方が地元志向ならいいですが関関同立なんて何の意味があっていくのかわかりませんね。
京都大阪でさえ単なる一地方都市にすぎないのです。

では東京の大学ならどこに行けばいいのか?
これは限られています。
国立なら東大はもちろん一橋の2つ
横国、千葉、埼玉は次善の策として悪くないけどそれなら名門私立に行った方がいい。
今は学費も国立私立でそれほど差はありません。
それでは私立大学ならどこか。
まず早稲田(所沢の学部を除く)と慶応。
ただし慶応は今かなり過大評価されていますので今後は注意が必要です。
慶応で得られるメリットはOBのつてとブランドであってそれ以外慶応に大きなメリットはありません。
なぜなら実は慶応は東京の大学ではないからです。
慶応は実際は神奈川の大学です。文系1,2年生と理系全学年さらにSFC学部全学年は神奈川のキャンパスに通わねばならない。
SFCに至ってはとんでもない僻地です。
いくら慶応と言う名前が上に付いてもこんな僻地で貴重な学生時代を無駄にするとはアホじゃないかと思いますね。
結局慶応で慶応らしいイメージの学生生活を送れるのは文系3,4年(と医学部)だけなのです。
早稲田の方が慶応よりはるかに東京の学生生活を謳歌できます。
この点は騙されないほうがいいでしょう。

上智はほぼ全学部の全学年が都心の四谷キャンパスで学生生活を過ごします。
敷地はかなり狭いですが充実した4年間が過ごせるでしょう。

マーチに目を向けるとここはかなり曲者が多いので注意するべきです。
まずMARCH順に説明すると明治は以前書いた通りかなり大学の宣伝というか着色が入ってますので注意するべきです。
青山学院は今年から文系全学部の全学年が都心の青山キャンパスで4年間一貫した学生生活を過ごしています。
この大学は世間のイメージ通りの学生生活が過ごせます。
立教は池袋の学部は都心とまではいきませんが大規模都市でキャンパスも小じゃれていて楽しそうです。
ただし新座の学部は埼玉県で駅からも遠くかなり田舎なので注意が必要です。
中央は文系はご存知のように多摩キャンパス、かなり僻地ですので学校↔家という単調な生活ですので大学が宣伝する都心まで40分ちょっとという文句に騙されたらひどい目にあいます。
キャンパスの周りには学生街どころか商業施設すら皆無に近いのです。
したがって酒を飲むにしても何をするにしてもモノレールに乗って立川など都市部に出ないとないません。
法政は市ヶ谷の方はまだいいですが多摩の3学部はとんでもない僻地です。
なんたってキャンパスの中に渓谷や崖や橋があるくらいすごいところです。
学習院は都心部というほどではありませんが一応山手線の目白にありキャンパスも広いです。
ただ私立といっても元が皇族のための大学ですから今以上にも今以下にもならないいうなれば将来成長が見込める大学ではありません。
すべてにおいて大人しく、学生が自発的に何かをしようとするのを嫌う大学です。
だから合う人には合うし合わない人だとこれほど苦痛な環境はないでしょう。

その下のランクだと成蹊や成城、明学や武蔵などがありますが、まあ就職のことを考えると最低マーチまでに入ったほうがいいでしょう。
ただし最近では中央(法以外)や法政、立教新座学部なら成蹊を選ぶ人も少なくありません。
成蹊は今後中央や法政といったマーチ下位に食い込んで来るでしょう。就職も悪くありません。

総括すると本当に東京の大学として実りある学生生活を過ごせるのは早稲田と上智、青学、立教、学習院の5つだけです。
それに就職やブランド志向が強い人なら慶応を加えてもいいでしょう。

人生は自分のために生きろ

2013-09-06 06:56:38 | 日記
今回はこのまえのとちょっと内容が似ていますが「人生を考えよう」とタイトルをつけて話したいと思います。
自分の人生って考えたことありますか?
生きている時間は日本人の平均で80歳前後ありますけどその中で実際色々なことができる時間なんて限られています。
自我ができはじめて小学校に入るくらいから60歳前までのおよそ54年間。
これが人間としていろいろな楽しみを甘受できる時間です。
その中で学生でいられるのは大学まで合わせてもたった16年間。
日にちにしてなんとたった5860日ですよ。
社会人になればあとは死に向かって一直線に進むだけ。
社会人になってもTVなどで見るベンチャーで大儲けして人生謳歌してる人なんてごく僅かです。
社会に生きる99%の社会人の人生なんて実に味気ない、つまらない、苦労の連続なのです。
だから将来のために学生時代を犠牲にすることほどもったいないことはありません。
これは社会の中で特権を持っている一部の富裕層に洗脳されているだけ。
自分たちが優雅に暮らすため99%の人たちをただの馬車馬にしようとしているのです。
そんなのに踊らされて大切な人生を犠牲にしてどうしますか?
人生は自分のために生きるものです。
自分が楽しまなくちゃ意味ありませんよ。
そして大学生活というのはほとんどの人にとって最後の学生生活です。
この貴重な時間をマイナス要素の多い大学に行くことほどバカなことはありません。
もったいなさすぎです。
アリとキリギリスという言葉がありますがアリはせこせこ働いてその後得をしているように見えますけどせこせこ働いている時間はまさに犠牲なのです。
じつは勝ったのはキリギリスなのです。
なぜなら最後はアリの貯めたエサを合法的に奪えばいいだけだからです。
それが大学のブランド力です。
就職力?終わらないです。実はそんなものはありません。
大学生活をしっかり楽しめた人は就職できます。
楽しむというのは遊び狂うということではないです。
一瞬一瞬を大切に生きるということです。
そしてそのための大学の良い環境とは僻地キャンパスや学年割れキャンパスではない都心で4年間一貫して過ごせる大学に通うことです。
たとえ4年間一貫してても地方の田舎では大した楽しみも刺激もありません。
なんといっても東京はやはりすべてにおいてダントツです。
星の数ほどの刺激があります。
犠牲の少ない人生にしましょう。
特権階級たちが楽しむために犠牲になるような人生を送るのはやめましょう。

学年割れ大学の弊害の大きさ

2013-09-03 06:33:14 | 日記
大学を選ぶとき絶対にやめたほうがいいのは学年割れ大学。
東大や慶応くらいならそれを補って余りあるメリットもありますけどそれ以外の大学ではメリットよりデメリットの方がずっと大きい。

まず
1、学年割れ大学では1、2年次のキャンパスは大抵郊外か沿線にしかない。
2、メインキャンパスが別にある場合次のような弊害が生じる。
(1)教員の研究室は大抵メインキャンパスにあるので1,2年生は教員との交流が希薄である。
(2)1、2年のキャンパスは図書館設備が貧弱(大規模大学でも大抵30万冊程度で小規模大学未満)
(3)先輩後輩の関係が希薄。サークルなどは実質2年生で卒業状態で学生生活が面白くない。
(4)3年生になってメインキャンパスに行っても後輩がいない上に上級の4年生は就活で忙しく学校に来ないので孤独。大学に来ても授業以外やることがない。

まあ主なところではことなとこ。
勉強でも学生生活でも学年割れだと本当にマイナスです。

ちなみに首都圏の私立大学で山手線内都市部のキャンパスに4年間一貫して通える大学をあげておくと実はこれだけしかありません。

・早稲田大学
・上智大学
・青山学院大学
・立教大学
・学習院大学
・法政大学

ときどき都会はごみごみして嫌だという人がいますがそれは田舎キャンパスに通う人たちの妬みです。
やはり便利なことは最大のメリットなのです。

新興進学校より名門進学校

2013-09-01 08:31:24 | 日記
最近昔は「馬鹿学校」として有名だった高校がいきなりけっこうすごい有名大の合格者数を出す、いわゆる新興進学校が多くなっています。
こういうものは古くは渋谷幕張、ここ10年だと渋谷渋谷、本郷、山手学院、逗子開成など数多くあります。
渋谷渋谷高校などは一昔前は渋谷女子高校といって渋谷界隈で恐れる人の多い有名なスケ番女子高でしたしね。
それがいきなり進学校にチェンジ。
しかし不思議なのはこういった進学校は別にバカ学校時代の教師が相当数残っているはずなのにどうしてこんなにいきなり合格者を出せるんでしょうね。
そりゃ当たり前です、こうした学校で有名大の進学実績をあげているのはほとんど奨学金で小中学校から買ってきた生徒を3~6年間予備校や塾の講師を彼ら専用に配置して、受ける学校を徹底的に研究し受けさせている。
しかもその大学を私大ならセンター方式などで徹底的に乱れ撃ちさせて表面上の合格者数を多くしているだけなのです。
だからちゃんと学費を払ってその高校に通っている生徒は有名大なんかほとんど受かってません。せいぜい全入のバカ大か、わりと出来る生徒でも日東駒専がせいぜいでしょう。
こうした学校は学校説明会など「うちは真ん中辺の成績ならマーチに受かる」などと豪語しますが騙されてはいけません。
マーチはそんな甘くありません。
また、もしこうした高校から東大に受かったとしても就職のときは本当の名門進学校から東大に入った学生よりずっとお安く見られます。
最近の就職における学歴判断では大学評価が付きにくいので地頭の良さを見るのに出身高校まで見てきます。
新興進学校の評価は名門進学校よりずっと下です。つまり同じ東大卒でもワンツーランク下の評価しかもらえないのです。
もしあなたが中学生で将来有名大学を目指すだけの能力があるなら新興進学校はやめておいたほうがいいです。