しごとがえり、あるいは純水アドレッセンス

　仕事帰りに猛烈に鶏唐が食べたくなってスーパーに寄って帰ったのに惣菜コーナーはものの見事に無残に売り切れだった。店頭の陳列で目を引いたひなまつり商品を姪っ子に送るべくレジに並び、財布を出した拍子にかばんの中で「純水アドレッセンス」のトレペ紙製の帯が破けた。バイトのボク（若いおのこだった）がマニュアルの台詞をあれこれ並べてくれている間に「うわあぁぁ破けたァァァ」と間抜けた声で叫んでしまってごめんなさい、な23時45分。今日もわたしは元気です。

　大事な本はじかに鞄につっこむもんじゃありません。しかも脳内ではすっかり非処女（下品）。いやいやスウィーーーーートでした。己の混濁しきった猛烈な期待のやり場に困りました。ワタシ穢れてましたごめんなさい。私の中では先生と生徒の百合ってありそうでなかった。死守してるのも。あ、未成年はさておき百合だからこそ死守してなんぼなんだろうか。すみません百合歴はあってなきがごとしです。好きな女の子はいましたし今もいますが。女の子とはちゅーどまりです許して（このブログはフィクションです）。

　ちなみに鶏唐は某イレブンでゲットしました。欲張って二個も買うんじゃなかった。疲れた身体には旨過ぎる。シックスイレブン、いいきぶん。