5月5日(月)から始まった「早い者勝ち」方式による中国国内向け第3次発売ですが、週末になってようやく一段落しつつあるようで、銀行では次々と正規のチケット(実券)に交換されています。ネットで購入予約した分の、中国銀行における支払い期間は14日までです。当初は購入予約後、3日間以内支払いの規定だったのですが、肝心の中国銀行側で交換作業が追いつかなくなってしまい、急遽この当初の規定は変えられました。中国お得意の「朝令暮改」というやつです。オリンピック開催のおいて、こんなトラブルはまだ「序章」にすぎないでしょうね。<?xml:namespace prefix = o ns = "urn:schemas-microsoft-com:office:office" /><o:p></o:p>
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さて14日で「キャンセル分」が出る(判明する)事になります。自分はこの「キャンセル分」の処理に興味があります。<o:p></o:p>
中国ですのでこの「余り分」を告知無しでいきなり中国銀行において売り始めるかもしれないし、突然、公式HPで「残券有り」の表示を復活させるのかもしれないし、新たに中国国内向け「第4次」発売として売り始めるかもしれません。(一般)人民には割り当てられないかもしれません。正直なところ、「お上」がどの方法で来るか分かりませんが、「キャンセル分」が出る事は確実ですので、かすかな望みを繋ぎたいものです。<o:p></o:p>
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今の段階ではっきりしている事をまとめます。<o:p></o:p>
1、全てのチケットが他人への譲渡を「正式に」認められている。(「開会式」のチケットのみ別)<o:p></o:p>
2、日本国内向けの追加配分は無い。(割り当て総枚数は結局5万6千枚)
という事です。(共に下記「参考」参照)<o:p></o:p>
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既に正規チケットを手にされた方は分かると思いますが、チケットは無記名の物となっています。大連のタクシー、携帯電話契約などを見ても分かるように、こちら中国では日本と違い、一般生活における「名義貸し」という行為は酷く氾濫しすぎており、犯罪と認識されていない実情があります。ほぼ暗黙の了解事項なのです。<o:p></o:p>
最悪、無知な係員から「いちゃもん」をつけられても、中国は法治国家ではなく、党治・人治国家です。ちゃんと「お上」からは「オリンピック期間中の外国人の軽犯罪は恩赦!」との「アホな徳政令」が発布済みです(下記「参考」参照)。口論の際はありがたく活用、いや「盾に取り」ましょう。<o:p></o:p>
ということで、譲渡に関しては「全く」心配は要りません。
ODAであれだけ協力しても、たかだか「券」すら廻して貰えません。まあ中国にはもともと「恩に応える」という礼儀、習慣が無いので、それまでと言ってしまえば確かにそうなんですが・・・。
何故、恩を仇で返さない?(笑)、何故、水に落ちた犬を叩かない?(笑)、自分さえ良ければいいんだよ(笑)。これがこちらの「郷」。そういうことです。
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話が逸れました。中国側が一番言いたい事(本心)は「本物のチケットを持って見に来さえすれば、特に大きい問題は無い!」という事だと思います。<o:p></o:p>
正直、中国はまだ何から何までオリンピックの準備が全然整っていません。昨今の情勢から治安、暴動の対策が第一で、当日、入り口は大混乱、チケットは真偽確認だけで精一杯だと思います。<o:p></o:p>
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注意点は下記「参考」の記事にもあるように「不当に高値をつけたものや偽造ものもあるので、十分気を付けるように」という事です。
へっ?!、偽造もの「も」ある?!偽造もの「ばかり」、「のみ」だろうが(怒)。<o:p></o:p>
中国はコネ社会です。拝金主義国家です。騙した人間ではなく騙された人間の方が悪いとする国です。謝罪(返品、返金)を基本的にしない国です。「嘘」こそが日常茶飯事、「真実、本物」は探すのも一苦労(無い?!)の国です。<o:p></o:p>
「見知らぬ」中国人から購入、譲渡してもらうのは注意が必要と言わざるをえません。<o:p></o:p>
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留学生や駐在さんなど長期滞在している方は全く問題ないと思われますが、「中国素人」の方は購入、譲渡の際、十分にお気を付け下さい。
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<o:p>参考:</o:p>
<o:p><北京五輪>「転売チケットの購入は慎重に」、組織委が注意呼び掛け―中国</o:p>
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<o:p> 2008年3月26日付「大衆網」の生活日報によると、北京五輪が近づくにつれ、人気の高いチケットがネット上で一気に高騰し始めているという。ある開幕式のA席チケットに至っては、19万元(約285万円)で売り出されている。これに対し、北京五輪組織委員会は「ネットで転売されているチケットの中には、不当に値を吊り上げたものや偽造ものもあるので、消費者は慎重に対応するように」と注意を呼び掛けた。</o:p>
<o:p> 「五輪開幕式のA席チケット売ります」というネットの書きこみに、多くのネチズンが注目している。そのチケットが19万元で売り出されていたからだ。「大衆網」生活日報の記者は、出品者にコンタクトを取ることに成功、取材を申し込んだ。</o:p>
<o:p>出品者は、山東省済南市に住む男性、鄭さん。鄭さんによれば、そのチケットは抽選で当たったものだという。「開幕式チケットの当選確率は平均4.7%未満で、配給枚数は全国2万6000枚。だからこそ、このチケットは、それだけの価値がある」と鄭さんは主張する。「19万元は高すぎでは?」との質問にも、「他の出品価格も見てみればいい」と切り返した。</o:p>
<o:p> 北京五輪チケット業務センターの関係者は、チケットが高額転売されるケースが続出していることに対し、規定に基づき、購入者が支払い手続きを済ませた後で各種チケットを譲渡することは可能だとしたうえで、「開閉幕式チケットの譲渡は、組織委の書類審査と所定の手続きが必要」と説明、同時に「ネットで転売されているチケットの中には、不当に高値をつけたものや偽造ものもあるので、十分気を付けるように」と消費者に注意を促した。</o:p>
<o:p>http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080330-00000010-rcdc-cn</o:p>
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<o:p>胡錦濤主席、五輪チケット追加配分に難色</o:p>
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<o:p> 中国の胡錦濤国家主席は9日午前、都内のホテルで超党派の国会議員でつくる「北京オリンピックを支援する議員の会」(会長・河野洋平衆院議長)のメンバーと会談、北京五輪の成功に向け「国際社会との約束を確実に履行し最大の努力を尽くしたい」と強い決意を表明した。</o:p>
<o:p> 河野氏は「北京五輪はアジアの五輪でもあり、ぜひ成功させてほしい」とエール。入手が困難になっている五輪入場券の日本への配分拡大と、五輪開催中の羽田-北京間の臨時便就航を要望した。胡主席は入場券の追加配分に難色を示したが、臨時便に関しては「積極的に検討したい」と述べた。</o:p>
<o:p> 河野氏が、胡主席と福原愛選手らとの卓球対戦に触れ「主席の運動神経に感銘を受けた。福田康夫首相は背広を脱がなくて良かった」と持ち上げる場面もあった。</o:p>
<o:p> 会談には、自民、民主、公明、共産、社民、国民新の各党議員が出席した。</o:p>
<o:p>http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp3-20080509-357722.html</o:p><o:p>
<北京五輪>軽犯罪は寛大に処理へ、内外問わず「不起訴」も―中国検察幹部
2008年3月10日、今年8月に開幕する北京五輪には大勢の外国人観光客が押し寄せると予想されるが、中には知らないうちに法に触れてしまう場合があるかも知れない――。全国人民代表大会代表で北京市人民検察院の慕平(ムー・ピン)検察長はこれに対し、「軽犯罪行為であれば、恐らく不起訴処分で済むだろう」と語った。「京華時報」が伝えた。
慕検察長は検察院の考え方について、「重罪には厳しいが、軽犯罪には寛大である」と紹介した。最高人民検察院が昨年修正した「不起訴処分の基準に関する規定」によると、「生活に窮して盗みを働いた者」、「未成年者」、「高齢者」、「悪質ではない」、「社会への危害が小さい」場合、本人が反省していて初犯であれば不起訴処分にしても良いと定められている。
慕検察長は続けて、「外国人、中国人を問わず、犯罪の程度が軽くて本人が反省しているなど、不起訴処分に該当すると判断された場合は、全て不起訴になる」と強調し、外国人だけが特別重い罪を科されないことを示唆した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080312-00000005-rcdc-cn
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