今日、またオタイオーディオさんへ伺って島津MODEL1の試聴をして来ました。
今回はより冷静に聴く事が出来ました。
JAZZからポップス、室内アンサンブルやブリティッシュロック等様々な音楽を
聴かせて頂き、少し解ってきた?事がありました。
試聴室はおよそ30畳位。スピーカースタンドに乗せ(20キロ以上もあるしっかりとしたモノ)
スピーカー間隔は3メートル位。2メートルほど離れての試聴です。
さすがにこれは離しすぎで、なか抜けの音。低音域も聴感で100hz以下は無し。
そこでスタッフの方にお願いをして、間隔を2メートル程に調整して頂き、更に試聴させて頂きました。
今度は中抜けも無く、程よい音量で十分に低音部から高音域まで繋がりました。
そこで少しだけ私なりにわかってきた事があります。
このスピーカーは、レコードの(再生体系に関係なく)録音状態の良し悪しを描き出すように聴こえました。
いわゆる優秀録音などの音質、音場、位相等に気を配ってある物は、その真価を発揮して再生し、
あまり気にもしていない録音などは、まるで出来の悪いモノラルのようにも聴こえました。
つまりは、録音したあるがままの再生能力を持っているように思います。(コレは凄いことです!)
しかしまた、音量も必要以上に上げてはいけないようにも感じました。
ボトミングを起こすことが一度だけあったので、迫力ある音を望む人はよりスピーカーに近づいて聴くことをお薦めします。
私なら、間隔は1メートルから1.5メートル位。視聴距離もスピーカーから1メートルちょっと、
音量は控えめにしても充分満足できると感じました。
ニアフィールドリスニングの筆頭に挙げられるスピーカーだと再認識した試聴になりました。
オタイオーディオさん、ありがとうございました😊。