天候不良

一日中、ジトジトと雨が降る。気持ちが落ち込みますね、こういう天気。その雨の
中、用事があって大学に行く。基本的にはもう授業は終わっているので、学生の数は
少ないんだけど、4年生のあるグループは卒制のカタログ制作の為に毎日のように、
大学に居るみたい。そう言えば僕も大学の卒業の時にカタログ制作の委員で同じ
ようなことをやっていました。懐かしいです。

視野角

何故パノラマかというと、ある時散歩をしていていつも立ち寄る富士見橋に来てみる
と夕日が絶景！（富士見橋って言うぐらいだから富士山が見えるのです。）そして
ゆっくりと視線を上空に向けると視覚いっぱいの黄金の空。その場と一体となった
ような感覚。いわゆるこれって”至高体験”？いつのまにか僕達は映画やテレビから
学んだ映像手法で世界を見るように脳が働いてしまうようになっている。でもそもそ
も人って視野としては大体、横方向には200度、縦方向には125度という視野角を持っ
ているとか・・・そんな広い世界が実は眼には映っている。その感覚を認識して
みたい。もっと世界を漠然と見てみたい・・・そう思ってパノラマを作り始めまし
た。やってみると妙な感覚です。眼の前にあるものが突然、空間の中に溶け込ん
で遠ざかっていく。この感覚が面白いです。現段階は撮影技術とソフトウエアの
検証に追われているけれど、落ち着いたらテーマを見つけて撮るつもりです。

古川さん

昨日は慶応の古川さん、NTTラーニングの伊藤さん・後藤さんと会食。
高速なネットワークを使った実験の話や、東アジアの大学を繋ぐネットワークを
使った様々なアプローチのことで盛り上がる。今年は古川さんを中心に様々な
ことをことをやるつもりです。一番興味があるのは小学生や中学生向けの、デジタル
な表現を勉強するワークショップのこと。
会食後は会社に戻って、富山の素材の抜き出し。早朝帰宅で疲れた・・・

愛情の表現

もう破綻が見えているのに、最愛の人に湯水のように金銭や貴金属を与える。
本人を喜ばせたい・喜ぶからという理由で。本当はもっと愛情を表現する方法は
彼にはあったのに。それも誰も出来ない飛び切り上質な方法が・・・意味不明です。
そしてなんと貧しいやり方だったのでしょうか・・・

審査会02

昨日は大学院の講評会。学部と違ってなかなか見ごたえのある作品が並ぶ。中には
すでにメディアアートのフィールドで通用しそうな秀作も。講評の中での雑談にも
出ていたのですが、結局6年という時間が丁度いいのかも。4年だと大学生活への
順応やら、就職活動やらで半分は勉強なんてやっていない。小学校も6年だしね。
腰を落ち着けて、作品に向き合おうとすると6年ぐらいは必要です。

・・・それはさておき何故か今年は大学関係が忙しいです。何故？？

審査会

卒業制作の最終審査会が無事に終了。富山ロケからの連続だったので、さすがに
疲れました。今年の作品は・・・良いものはいい！悪いものは悪い！あたり前です。
ただ全体に流れる空気は以前とはちょっと違う匂いがしました。何というか妙な
失速感。一年前に期日は明記してあったのに、その期日に間に合わない作品が多数。
あるポイントにピークを持ってこれないのは、難しいのは理解出来ますが、でも
ある意味怠慢でしょう。今後に期待です。

富山ロケ

7日から仕事で富山に行ってきました。一応ハイビジョン撮影。予算が厳しいので
行き＆帰りとも東京から車で移動。車中からの長野の雪山の遠景が綺麗でした。
立山連峰に行ったのですが、一面銀世界で感動しました。あの黒部ダムの近く、一度
は行ってみたいです。野生のサルが沢山いてビックリです。富山市内からは何処から
でも、立山連峰の雪山が見える、明確なランドマークに守られて暮らすっていうのは
どんな感じがするのでしょうね。

2009

2009年、あけましておめでとうございます。100年に一度というとんでもない不況の
年だそうです。（100年前は生きていなかったので知らないけど・・・）で、最近
パノラマ写真に凝っていてこのブログを作ってみました。フリーのブログサービス
っていうものが、どんな感じか知りたいっていうこともあります。年末＆お正月は
例によってメディア芸術祭のタイトルをシコシコ作っていました。音楽は我が大学
の大学院生の烏田さんです。なかなかいい曲です。どんな年になるかは判りませんが
嵐の中でもがくよりも対岸で眺めていたい心境。本年もよろしくお願いします！