大好き!

美しい自然とともに

昔を思い出して

2020-11-11 17:17:20 | 日記

7月で70歳になった。

仕事はまだ続けているのだが、夕方になるときゅうに力が抜けてしまう。ゼンマイの切れたおもちゃのようだ。

だから、暗くなると寝て、夜明けとともに起きる。酒はグラスに一杯、コーヒーは飲まない。そんな毎日だ。

 

この間、車を運転していたら、小さい頃のことを思い出した。

5歳ぐらいのときに住んでた家のこと、広い庭があった。庭には松があり、なんだかわからない木が何本かあり、裏にはイチジクが生えていた。そのイチジクには毎年たくさんの実がなっていた。もっとも、僕は食べ飽きていてあまり食べなかった。

そんな庭の真ん中には、しゅろの木がはえていて、僕の目にも唐突のように見えた。

「なんで、こんなのがここにあるの」と、兄貴に聞いたことがあった。その木はすごく高かった。五、六メートルはあったと思う。むろん、そんなことは兄貴にもわかるはずはなかった。父や大家さんが植えたのか、種が飛んできて自然に生えたのかわからない。そういえばそのころにはしゅろの木はあちこちだ見かけた。流行っていたのかもしれない。

葉っぱでハエたたきをつくったり、うちわを作ったりしたが、とても使えるようなものはできずにただ遊んでいただけだった。

なんだかその一本で、我が家が少しだけ南の国のような気がした。

 


初めて!

2017-12-06 21:23:45 | 日記

昨日生まれて初めて皇居の正門二重橋を見た。

妻が”時代劇専門チャンネル”で「雨の首振り坂」の試写会に招待の応募があったので出して置いたら、見事当選したのだ。

有楽町ピカデリーで13:30から。昼食を駅の近くの蕎麦屋とりまだ、時間があったので皇居に行ってみた。

その日は皇居を公開していた。入ってみるほど時間はなかったが、二重橋を見てきた。写真では見たことがあるのだが実際に見たのは初めて。

先日は上野の西郷さんの銅像を初めて見た。何か僕は当たり前のことを何もしないで今まで生きてきたような気がした。


2017-06-01 20:25:21 | 日記

先日、息子の家の近くの川で蛍がたくさん飛んでいるというので見に行った。

そこは川が道路と交差しているところ。川の脇に狭い道がついている。道路にかかる橋のところでも蛍が飛び交っていたが、脇の道を上流に向かって歩いていくとだんだん暗くなり蛍がたくさん飛んでいた、100匹ぐらいではない、200匹ぐらいはいるように思えた。一斉に光るとそれはそれはきれいだ。

スマホを取り出して写真を撮ろうとしたら、カメラにするとそれだけでも明るくなるのだ、普段はわずかな明かりなど気にならないのだが、真っ暗の中にたくさんの見物人がいるのでその明かりが迷惑になりそうで写真はあきらめた。

いつも見に行く、第二小学校の裏の川に行ってみたら、そこにもいっぱいいた。今年は当たり年なのか。


母と東京駒込に

2017-05-29 16:08:01 | 日記

母に目標を持ってもらおうと、2月から5月の連休が終わったら東京のおばさんのところへ行ってみようと言っていた。

駒込で美容院を経営している叔母。母とは腹違いで年も一回り下。元気な叔母。母が入院した時もとっても心配していたが、年末で忙しくなかなか時間が取れなくてこちらへこれなかった。(こちらでも、忙しそうだったので遠慮したのだが)

その頃、本人は元気なのだが血液検査をするとクレアチニンの値が(腎臓機能を表す)3.4ぐらいあった、基準値は0.4~1である。4になると透析が必要になるそうだ。しかし、母の場合は90歳では透析はできないようだ。

それでも、1月半ばには2.24まで下がり退院。それから、毎月下がり5月2日にはなんと、1.92になった。これには担当の腎臓内科の医者も喜んでいた。

毎日飲んでいる薬は近くの内科の病院でもらっている。そこの先生も、喜んでいた。「気持ちが晴れるようだよ。この年では一度数値が悪くなるとなかなか回復することはなく、だんだん悪くなるんだけれど。うれしくなるね」と言っていた。

妻も喜んでいる。毎日、母の食事を作っていた。野菜は何度も湯でこぼし、ゆでられないものは水につけ少しでもカリュウムをのぞいていた。コメは低たんぱく米をインターネットで取り寄せ、塩分は低塩でもおいしいように苦労をしていた。それだけでなく、毎日何を作るかで苦労をしていた。もう、4か月以上になる。

これならば、いけるかなと5月の24日に叔母と相談をして決めた。

杖をついて、そろりそろりと歩くので、ながくは歩けない。これではと、手押し車のような補助具をリースすることにした。ケアマネージャーに相談するとすぐにカタログをもってきてくれた。

ちょうどよさそうなのがあったので、それにするとなんと、介護保険を使って毎月200円だというではないか。リースとはいえ5千円ぐらいはかかるのかなと思っていたので大喜びである。

いよいよ出発の日である。天気は花曇り。ちょうどよい。暑すぎず寒くはない。朝9時に出発をして、1時間ほどでパーキングエリアで、トイレ休憩。駐車場からトイレまでなるべく近くに止めても30mぐらいはある。補助具を使って押して歩くと、杖とは比べ物にならないほど楽に歩く。普通の人がゆっくり歩くぐらいで歩ける。トイレの中には妻がついてくれる。ここだけは僕が入れない。

そこから、45分ぐらいすると、ナビが「目的地に着いたので案内を終了します」といった。どこが叔母さんの美容室だっけなと見回すと、そこは美容室の真ん前だった。以前来た時から改装してあって一瞬わからなかった。割と地味なつくりだが品のいい作りだった。

叔母さんが飛び出してきた。

「さっきまで外に立って待っていたのよ。元気になったわねー。お寿司屋さん、もうすぐ開くから、それまでに頭を切ってあげる」そういうと、母だけでなく僕も妻も椅子に座らされて、おばさんだけでなく、お弟子さんやお客さんの頭を終えた店長さんも入って、僕たちの頭を洗いどんどんカットをはじめ、あれよあれよという間に終わってしまった。

「それではお寿司食べに行こう」とおばさんは元気。母の90歳から見ると、78歳は若い。

いかにも下町のお寿司屋さんだ。おいしいお寿司を気取らずに食べさせてくれる。シャリもいくらか大き目。マグロは絶品。おいしかった。

帰りには、母はやはり疲れたようだ。車で少し横になっていた。

ちょっと。遠くまで来てしまったが、楽しい一日だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


湘南国際村フェスティバル

2017-05-05 17:22:57 | 日記

朝から暖かく空は一面真っ青。

家でゴロゴロと推理小説を読んでいたら、妻がパソコンを見ながら、「国際村で前にも行ったお祭り、またやってるよ。行ってみようか?」といった。推理小説の結論に後ろ髪をひかれたのだが、どこにも行くところはなく、天気もいいので「それじゃ行こうか」と行くことにした。

もっとも、行ってみようか?は僕に聞いているのではなく、行くよ、と言っているのだけれど。

ぼろぼろの軽乗用車に乗り、さっそく出発。車に水をかけるだけでもしたほうがよかったかな、と思うほど車は汚れていた。でも、思い立つと車に水をかけるだけでも時間がもったいない。二人とも年々せっかちになってしまっている。

二人でどこかへ出かけるときなどは遅れることなど絶対にない。朝8時に家を出ようと前日に決めても二人とも7時に支度は完全に終わっている。そのままどうにも待っていられないので、7時15分ぐらいには出てしまうのだ。

国際村について、出店している屋台やお店を一回り見て歩き、少し早いのだがお昼ご飯を食べようとお弁当を買った。妻がこれがいいといったので、二人ともカルビが一面に載っているお弁当を買った。一つ400円と安かった。暖かい芝生の上でピクニックのように食べた。値段の割にはおいしくて結構満足。僕は少し足りないので300円のたこ焼きを買ってきてふたりでつまむ。これもおいしかった。妻のいったとおりにしていればいつもおいしい。半分は青空と芝生のおかげかもしれないが。

プログラムをもらってみると1時からお笑いライブがあるらしい。見ることにしたのだがまだ、12時を少し回ったところ、それで、また屋台だとか展示物をみていた。パンがおいしそうだったのでパンを買ってこれを夜ご飯にすることにした。

お笑いライブのあるホールに12時半ごろ行くと100ぐらいある椅子はもう一杯だった。あと30分も立って待つのも嫌なのでホールの外に出るとそこにプロジェクターで見れるようになっていたので、そこでいいやと前のほうに席を取った。そこで、プログラムを見ると、タイムマシーン3号というのがでるらしい。これはM1グランプリで優勝したらしい。でもこんなところに来てやるのは適当にお茶を濁しておしまいかな、なんて思う。前座にはパーマ大佐というのが出る。これも聞いたことがあるようなないような。

1時になりパーマ大佐の登場。案の定見るのは初めて。黒いスーツ姿に軽快に話を。聞いていると、「森のくまさん」の替え歌で先日訴えられたとニュースでやっていた人。その事件も無事円満解決したと「森のくまさん」を歌っていた。初めて見たのだがとっても面白かった。これならきっと近いうちにテレビでも見れるかな。次はタイムマシーン3号、やっぱり面白い、案にたがわず一生懸命。となりの妻を見るとプロジェクターで見ているのに手をたたいたり返事をしたり喜んでみていた。

また、来年も見にきたい、楽しい一日だった。妻の言ったとおりにしていればだいたい楽しいのである。

 

 

 

 

 

 


デイサービス

2017-04-30 19:00:55 | 日記

2か月程休んでいました。仕事が忙しくて帰るとすぐに寝てしまいました。また、ぼつぼつと書きます。

4月の25日から週二日、火曜と金曜日母がデイサービスに行くことになった。

今年になって介護保険を登録したのだが、僕が忙しくてなかなか実行できなかった。

ようやくケアマネージャーに来てもらって、いろいろと話を聞いた。母と妻と4人でいろいろと話した結果、母は「みんなで歌なんか歌うのいや。お風呂はいらない、一緒にご飯も食べたくない」という。

一日かかる普通のデイサービスはやめて、運動が中心のデイサービスにした。歩くのが不安で腰も痛むので、運動をするのが良いとのことだ。そこだと、半日単位だそうだ。そこに決め週二回と決めた。

朝の8時に電話で迎えの時間を伝えるそうだ。初日の朝電話があり8時35分に迎えに来るとのこと、それを聞いて僕は仕事に行った。

昼過ぎに電話をして、どうだったか聞いたところ。とっても疲れたと言っていたのだが、なんだかすごく楽しそうだった。声のハリも違っていた。よかったなと少しほっとした。

一人住まいの母なのだが、一人で家の中にこもっているとボケてしまう。昼間に眠ってしまうと、僕が夕方帰ってくると朝と間違えてしまう時が時々ある。外に出て人に会うだけでも頭がすっきりとしてくるようだ。

28日の二回目も楽しそうに行っていた。知り合いの人もいたようだ。「みんな、静かであまりはなさないのよ。私ばっかり話していて。それに誰も杖なんか持っていないのよ、私だけ、運動しているから、きっと元気なんだね」こんなことを言って声が元気。

おやつが出るようなのだが、「コーヒーか紅茶を選ぶのだけど最初、紅茶って言ったらすごくまずい紅茶が出るのよ。あんなまずい紅茶は初めて。それで、今度は、みんなコーヒーだから、コーヒーにしたの。そしたら味も香りもないのよ。でも、変な味はしないから紅茶よりまし。だから、みんなコーヒーなのね」

そんなにまずい紅茶ってどんなものか僕も飲んでみたくなった。

 


授乳の思い出

2017-02-16 15:29:04 | 日記

先日テレビで、”公的場所での授乳”というのをやっていた。

かまわないという意見。公的場所では目のやり場に困るという意見などいろいろでていた。ケ一プでかくしていても困るなどもあった。それぞれみんな女性の意見のである。男である私はかまわないと思うのだが……。

こんなことを考えていたら昔のことを思い出した。確か小学校五年生ぐらいだったか、私は電車で通学していた。帰りの電車の中、私は空いていたので椅子に座っていた。向かいに女性が赤ちゃんを抱えて座っていた。

突然、シャツのボタンをはずして抱いていた赤ちゃんにおっぱいを飲ませ始めた。当時としてはそれほど変わった光景ではなかった。私も真向いであったし、なんとなく赤ちゃんがおっぱいを飲んでいるさまをじっと見ていた。ずっと見ていたら、その女性も気付いたようで、私を見てニコッとしたのを覚えている。

ただそれだけの思い出なのだが、その光景は忘れることもなく頭の隅に残っている。

そして、思い出の画像には赤ちゃんの顔と女性の顔はは映っていないのに、おっぱいだけは鮮明に映っているのである。


オンデマンド2

2017-02-12 17:09:10 | 日記

ギャオとかティーバーで、いつものように布団に入って本を読むように見ていた。

それも、昨日はスマホで見た。これはとても手軽でいい。イヤホンをつければ音もきれいだし、周りに迷惑にならない。

先日は「三匹のおっさん3」を見た。昨日は「就活家族を」見ていたのだが途中で眠くなってきたので、そこまでにして、また今夜にでも見ようかとやめた。まさに本を読むように続きがみられる。

スマホは、それだけでなく、仕事中の昼休みにでも見ることができる。最近は、NHKの朝ドラも昼休みにワンセグで見ている。

テレビの時間に合わせるのでなく、自分の時間に合わせてみれるようになってきた。

今夜は何を見よう。

 

 

 

 


お腹の減っている母

2017-02-08 19:41:53 | 日記

今朝7時10分ごろ母のところへ行ったら、「朝ご飯は今うどんを食べた」という。冷蔵庫から冷凍のうどんを出して食べたようだ。

 昨夜は一人用の鍋にうどんを入れカセットコンロに乗せておいた。食べたいときに食べられるようにしてあった。本人はよく煮て柔らかいうどんが好きなのでちょうどいい。

小松菜と白菜を入れてある。これは湯でこぼして入れてある。野菜はカリュウムを抜くために湯でこぼす。カリュウムは水に溶けるので湯でこぼせば少なくなるからだ。これは本人が腎臓が悪いのでやっている。ごはんも低タンパク米を食べている。うどんなど麺類は塩気が多いのであまり食べないほうがいいのだが本人が好きなので食べさせている。うどんのだしは当然塩分を少なくしてだしをきかせてある。

 その鍋にうどんを入れたようだ。さらに白菜は4分1にカットしたものを買ってあるのだが、それの3分の1ほど残っていたのが全部ない。ポットのお湯もない。だしの足りない分を入れたようだ。鍋を開けると鰹節の匂いがして、白菜の大きくちぎったものが残っていた、ポン酢をつけて食べたようだ、だいぶ減っている。カリュウムも塩分も何もならない。

 たぶん、5時頃からお腹が減って、うどんや白菜を出して食べたらしい。最近、お腹が減って仕方がないらしい。

とりあえず朝ご飯は終わったので、薬を飲ませて、血圧を測り、体重を図った。なぜか、血圧は116―58 体重は40キロ問題はない。太ってはいけないので、増えるようなら食べ物をきおつけなければいけない。

でも、今は塩分をきおつけるか。


陽の中を歩く 2

2017-02-05 19:01:00 | 日記

病院から電話があり、内科の先生から薬の処方箋を預けてあるのでもらってください、とのこと。ボクが言ってきてもいいのだが、ついでに母も行って隣にある、ホームセンターやスーパーなどがあるモールへ一緒に行こうと連れて行った。家で寝てばかりいては体がますます動かなくなってしまうから。

さっさと処方箋をもらい、薬局で薬ももらった。そばのモールへ行った。そこは500台か1000台かわからないがたくさんの車が止められる広い駐車場がある。

駐車場だから床はアスファルトでたいら。これが母が歩くにはとても大切。凸凹していてはうまく歩けない。狭いところでは、端が斜めになっていたり道路との境では段になっていたりする。

とりあえず100円ショップで買いたいものがあるようなのでそこへ向かう。平らとはいえ車を降りてから100m以上は歩く。杖を突きながらそろそろと歩いている。すると、駐車場の中のスーパーマーケットの手押し車置き場の前を通ると、かたずけているおじさんが、「これを使うと歩きやすいよ」と手押し車を貸してくれた。それは小型で滑りが良い。母は、それを押しながら歩くと見違えるように早く歩ける。

いままではボクの手を握りながら杖を突いてゆっくりと歩いていたのがウソのようだ。それでも50mぐらい歩くと疲れてベンチに座る。一度座るとベンチがあるたびに座りたくなるようだ。今まではこんなに長い距離を歩いたことなどなかったのでしかたないのだろう。

100円ショップで、髪の毛を止めるカチューシャを買って、ホームセンターを歩き、スーパーでアイスクリームを買って車の中で二人で食べた。途中からは、病院の中のように車いすで押してもらいたっかったのだろうがそうもいかず車まで歩いてしまった。たぶん500m近く歩いたのではないか。

あれから2日して家では体全身が痛いらしい。少し休ませて、天気の良い日に、また近所から少しずつ歩こう。