「077:屑」の歌は、こちらにトラックバックしてください。
題は「紙屑」」などの「屑」です。「宵」などとの読み間違いにご注意ください
077:屑(松木秀) (わたしよきみの風景であれ)
人間も人間の屑も殺したら殺人罪になるのは変だ...
077:屑(jonny) (迂闊な夜の真ん中で)
しばらくは宇宙の屑になるまでの未知なる時間(とき)を君と過ごそう
077:屑(鳥羽省三) (見沼田圃の畔から)
「屑いーお払いー」など言う呼び声も昭和の情緒の一つであったか
077:屑(鳥羽省三・再投稿) (見沼田圃の畔から)
「屑いーお払いー」など言ふ呼び声も昭和の情緒の一つなりしか
077:屑(西中眞二郎) (しなやかに、したたかに、無責任に・・・西中眞二郎雑記帳)
屑入れの見当たらざればポケットにゴミ入れしまま街を歩みぬ
077:屑(アンタレス) (思い出ずるままに)
空き缶やペットポトルと屑集めリサイクルにとわれ迄疲れ
077:屑(みずき) (空)
青ざかる夢を揺らせし夕顔の儚く朽ちて屑となる夜は
077 屑(船坂圭之介) (kei's anex room)
077 屑 昂ぐもり空の無尽に投げ衝てぬわが千載の屑のごと 夢
077:屑(夏実麦太朗) (麦太朗の題詠短歌)
公園の落書き次々追って行き最後にわれは人間の屑
077:屑(庭鳥) (庭鳥小屋へようこそ)
流れ星カーブを描き屑かごに消えて行きます跡形もなく
077:屑(佐藤紀子) (encantada)
「うちの子は海の藻屑と消えました」太郎の母はぽつつりと言ふ(浦島太郎物語)
077:屑(八朔) (I am still here ... われひとりゐて)
猛々しさを含ませて霊験あらたかなる御柱の木屑
076:屑(小早川忠義) (Just as I am Returns)
太陽も何光年の彼方から星屑などと貶さるるらし
077:屑(小早川忠義)(再投稿) (Just as I am Returns)
太陽も何光年の彼方から星屑などと貶さるるらし
077:屑(梅田啓子) (今日のうた)
まん中に屑入れのありみんなして投げ捨てしろき裾野をもてる
077:屑(みつき) (みそひと :: misohito ::)
屑籠に君の想い出詰め込んで押入れの中永久保存
077:屑(森山あかり) (言葉の花かご)
逆上し「人間の屑!」吐き捨てて我がうちにある屑知らされる
077:屑(じゅじゅ。) (rahasia2 ~題詠blog2009~)
パン屑に群がってくるスズメたち押しのけ押しのけハトさんが来る
077:屑(うたまろ) (五と七と五と七と七)
星屑に輝く愛を染み込ませ 君の瞳に注ぎこめたら
077:屑 (穴井苑子) (猫のように純情)
宵の月だけは屑にも優しいと勝手に思っている帰り道
077:屑(マトイテイ) (ようこそ 纏亭へ )
噂だが地上の星にも星屑があるというのは真実らしい
077:屑(ことり) (歌)
パン屑をこぼしながらさまよったおとぎの国の子みたいにせつない
077:屑(迦里迦) (香飄)
肩のへの糸屑そっと取りくるるしぐさなんかに酔えないの もう
077:屑(迦里迦)(再投稿 仮名遣い間違い) (香飄)
肩のへの糸屑そっと取りくるるしぐさなんかに酔へないの もう
077:屑(チッピッピ) (うたよみブログ)
星屑とよばれる小さな星たちも命のかぎり光り輝く
077:屑(七五三ひな) (ひなの雑記と言葉遊び)
屑糸を幾つも繋いだ鎖網み今も生家の灯りに吊るされ
077:屑(ジテンふみお) (雲のない日は)
パン屑をやけに気にする 月並みなことばしかないテーブルの上
077:屑 (ゆり) (森の歌 ~怪人二十面相~)
鉄屑と塵屑と星屑どれがどれだか分かる? 知らぬが仏
077:屑(はこべ) (梅の咲くころから)
屑籠の陰の子猫の訴えは わかるけれども猫アレルギー
077:屑(木下奏) (ブログ・キ・カーデ - 木下奏 blog)
星屑をきらりきらりと集めたいプラネタリウムみたいにしたい
077:屑 行方祐美 (フーガのように)
とめどなく桜の花びら降りつづく屑となるには時間が掛かる
077:屑(柴田匡志) (スタートライン)
DVDの予約特典は決勝で<国立>に撒かれしリボンの屑なり
077:屑(陸王) (Always Walking with Yu)
千万のときを越え来し瞬(またた)きは満天の屑、ひとつの希望
077:屑(ぽたぽん) (今日には今日を 明日には明日を)
第一位独占していた「星屑のステージ」今でも全部歌える
077:屑(畠山拓郎) (あいうえおあお)
屑ならぬ葛湯を飲んで長らえん青い色した惑星のごと
077:屑(伊藤夏人) (やわらかいと納豆2009)
紙屑を欠かさず拾う優しさは私にさえも向けられたのか
077:屑(理阿弥) (車止めピロー)
ゴミ箱を屑籠と呼ぶ若者はたいがい祖父母と同居してます
077:屑 (新井蜜) (暗黒星雲)
剪定の屑に埋まりし我が家かなゴミ回収の基準厳しく
077:屑(Yosh) (☆生短歌☆)
人間の屑のように言われても地球上で生き残る意地
077:屑(ふみまろ) (光る風の記憶)
あかりなき道に迷ひて遊星の如けむわれも光の屑に
077:屑(わだたかし) (ファミレス短歌)
星屑と糸屑のまんまん中にある人間の屑というものの価値
77:屑(羽うさぎ) (羽うさぎの日記帳)
サクサクと木の葉屑鳴る切通しいざ鎌倉を踏み越えてゆけ
077:屑(のびのび) (のび短歌)
屑野菜ことこと煮込んでエコカレー ツナ缶ひとつ加えればごちそう 参照記事:077:屑
077:屑(ひいらぎ) (ひいらぎのゆっくり短歌日記)
あんなにも特別だった毎日も紙屑に見え終わりが近い
077:屑(野州) (易熱易冷~ねっしやすくさめやすく、短歌編)
散らばれるこころの欠片拾うては見上げる夜のそらに星屑
077:屑(野州)再投稿 (易熱易冷~ねっしやすくさめやすく、短歌編)
散らばれるこころの屑を拾うては見上げる夜のそらに星無く
077:屑(フウ) (easygoing.)
パン屑も立派に役立つごちそうさ僕らはスズメえさはまだかい
077:屑(KARI-RING) (ほとりほとりと藍色の海)
屑拾いぐらいで返せぬ負債あり村をまるごと一つ買うため
077:屑(只野ハル) (Ordinary days)
くしゃくしゃに丸めてすてた紙屑に書いた思いはもう忘れたよ
077:屑(天野ねい) (三十一文字の毒薬)
屑籠と間違えられて屑じゃない中身が夢の島へ旅立つ
077:屑(たざわよしなお) (世界を翻訳するための試み)
屑鉄を集める男の子の映画 真夜中に観たことある気がす
077:屑(ゆき) (ひたぶる君を)
行く川のながれに藻屑となり果てし千の文殻万の花殻
077:屑(龍庵) (題詠blog2009 龍庵)
真っ直ぐに君に当たって砕け散る光の屑を拾い集める
077:屑(詩月めぐ) (かじられちゃったお月様)
月眺め遠くの空の君想い 詠んだ詩たち星屑になれ
077:屑(秋月あまね) (予定された調和が見つかりませんでした。)
そんな目をするから何も聞けなくて ほろろ星屑このロンリネス
077:屑(こうめ) (はこにわ相聞歌)
紙屑と化した文字の戯れが手に遊ぶ 吾は君を許せず
077:屑(中村成志) (はいほー通信 短歌編)
宝石を磨いたあとの屑石がふわふわふわふわ肺に入り来る 077:屑(題詠100首2009)
077:屑(蓮野 唯) (万象の奇夜)
屑籠のような住いが映ってるテレビ眺める午後三時半
077:屑(tafots) (1年で1000首をつくる)
うたた寝のコタツ布団のパン屑の頬に瞼にぱらぱらと降る
077:屑(EXY) (オレブロ★パラダイス♪)
残業後 土手に寝そべり 天然の プラネタリウム 星屑綺麗
077:屑(さかいたつろう) (流星文庫)
パン屑をこぼして歩く女の子 笑って付いていく男の子
077:屑(西野明日香) (水の中のASIAへ(短歌な毎日))
白々と夜明けは来たり君の居ぬベッドに木屑のごとくが在りて
077:屑(西野明日香) 再 (水の中のASIAへ(短歌な毎日))
白々と夜明けは来たり君の居ぬベッドに木屑のごときが在りて
077:屑(新田瑛) (新田瑛のブログ2)
こなごなになった想いは天球の星屑のなか紛れても、なお
077:屑 (七十路ばば独り言)
屑かごに投げ捨てしはずの怨恨がフラッシュバックし老女をいたぶる
077:屑(藻上旅人) (創作のおと)
藻屑となりき祈り達層と積もりて何をか言わん
077:屑(藻上旅人) (創作のおと)
幾星霜藻屑となりき祈り達層と積もりて何をか言わん
077:屑(ウクレレ) (十線譜)
「星屑のステージ」ぼくが唄うとき君のチェックがとても厳しい
077:屑(富田林薫) (カツオくんは永遠の小学生。)
またひとつ星屑という名に気づかないひとが瞬いて消えてゆく
077:屑(冥亭) (《冥亭倶楽部》 the snow-ball planet)
紙屑は捨てぬ信条 恋文も機密文書も反古の泰山
077:屑(髭彦) (雪の朝ぼくは突然歌いたくなった)
ボロ屑のごとく人をば切捨てて恥じざる者ら屑の屑なる
077:屑(すいこ) (すいこのうたおきば)
価値がないどこをどう切り取ってみても私は屑という言葉より軽い
077:屑(じゃみぃ) (じゃみぃのうた)
世に出せば歌屑なれどナルシスト読めば読むたびわがうた好み
077:屑(原田 町) (カトレア日記)
野菜屑紙屑木屑燃えるゴミわたしもいつかその仲間入り
077:屑(春待) (三感四音)
大鋸屑の匂いは吾を抱きくれぬ記憶の中の祖父と鉋と
077:屑(イマイ) (ゆびおり短歌)
熱をもつまぶたのままできみの背の糸屑を見るじっと見ている
077:屑(萱野芙蓉) (Willow Pillow)
アウトロー的にふるまふ かしこさは星屑ほどもががやきやしない
077:屑(nnote) (白い箱から)
かたぐるま星屑ひとつふくませて父しか知らぬ神話を聞く夜
077:屑 (みなと) (海馬)
屑かごを狙って投げた紙くずの放物線のように裏切る
077:屑(佐藤羽美) (hinautamemo)
星屑のちらばる街を見下ろした常盤の喉でふるえる記憶
077:屑(藤野唯) (Sugarmint)
糸屑をあなたの肩から取り払うだけで頭をなでられている
077:屑(木下一) (ワイワイやってる暇はねえ!)
参照記事:077:屑 見る人が見なきゃ屑だが見る人が見ればそれらは君のパンティ
077:屑(天鈿女聖) (うずめの花ビラ)
紙屑のように何でも捨てていくことはできないから歩こうか
077:屑(流水) (流水(るすい)の短歌Caf'e)
この胸にもらった言葉が紙屑のやうに溜まってまだ捨てらぬ
077:屑(祢莉) (suger drop)
星屑は甘いのかなとつぶやいてコンペイトウを口に放り込む
077:屑(あみー) (正直なたましい)
うずたかく屋根に積もった星屑をシャベルでかいて空へと落とす
077:屑(帯一鐘信) (シンガー短歌ライター)
星屑が輝いている 野良犬の足跡たどる寒い冬の日
077:屑(五十嵐きよみ) (NOMA-IGAオペラ日記)
ときどきは子供っぽさを覗かせるパン屑ひざの上にこぼして
077:屑(間遠 浪) (少女らせん)
少年の屑が欠片が降っているみずうみをひろげているのです
077:屑(こすぎ) (たんかんぽんかんみかん)
こぼれてる虹の屑まで拾いあげ 泣いてばかりの君に贈ろう
077:屑(虫武一俊) (無足場ワンダーランド)
屑から屑は削れないのに極太の鉋のような面接官の目
077:屑(青野ことり) (こ と り ご と)
「屑籠」とそこに名づけた くしゃくしゃと丸めた想い捨て去るために
077:屑(吉里) (梢は歌う)
瞬いて遙か遠くの星屑がちっぽけな我頑張れと言う
077:屑(酒井景二朗) (F.S.D.)
屑籠を倒しあわてる横顏もいとほしかつた それが今では
077:屑(ほたる) (ほたるノオト)
アスファルトに貼りつく花屑ももいろで踏まれても春、踏まれても春
077:屑 (村木美月) (うたりずむ)
しゃがみ込み泣き崩れた日黄昏に涙の屑が吸い込まれてた
077:屑(月下燕) (a swallow under the moonlight)
「その夜の記憶ならもういらないの」肩についてる糸屑を捨てた
077:屑(都季) (31pieces)
暗闇でもあの子は光を生み出せるこんぺいとうを星屑として
077:屑(振戸りく) (夢のまた夢)
大きめの磁石を下げて鉄屑を集めて何を創りましょうか
077:屑(石畑由紀子) (裏デッサン。短歌・題詠マラソンを走っています。亀スピードで。)
ブリリアントカットの終えた卓上の石屑かき集められてまたたく
077:屑(珠弾) (seven seas tac)
紙屑となりし馬券を肴にし たられば の夜更けてゆくのも
077:屑(にいざき なん) (改題「休まないで歩けとチーターが言ったから」)
何一つ誇れぬ僕の自室には星屑いれるゴミ箱がある
077;屑(市川周) (ミルミルを飲みながら)
We are the world We are 人の屑(きりがよいので七七はなし)
077:屑(花夢) (花夢)
(夢見がちなふりをするだけ)紙屑のなかに白紙の婚姻届け
077:屑(南 葦太) (「謙虚」という字を書けぬほど)
星屑の記憶 花弁と閃光に浮かんで消えた紫の豚
077:屑(斗南まこと) (野ウサギのように)
屑籠に丸めて捨てた置き手紙 虹を探しに出かけてきます
077:屑(磯野カヅオ) (その時の主人公の気持ちを三十一文字で述べよ。)
裏窓を閉ぢて立ち退くアパートの床に糸屑一つたりとも
076:屑(こゆり) (おかっぱ短歌)
あと三日愛する人に贈るため星屑みたいなお菓子ください
077:屑(こゆり) (おかっぱ短歌)
あと三日愛する人に贈るため星屑みたいなお菓子ください
077:屑(遥遥) (たんかのきりかた2)
星屑をこの手の中に直径が10kmもあり押しつぶされた
077:屑(Re:) (プリズム)
紙屑になる前にそのラブレター宛名を私にしてみませんか
077:屑(ちょろ玉) (ちょろ玉のコトダマラソン)
引退を決めた日の夜 グラウンドで星屑だけを永遠に見た
077:屑(櫻井ひなた) (ひなごと☆23→24)
星屑の中へ帰りたかったんだ置いてけぼりの左のピアス
077:屑(しおり) (ヒロの独り言)
星屑を拾い集める旅をする銀河を走る鉄道に乗り
077:屑(本田鈴雨) (鈴雨日記)
大鋸屑に海老棲むものと信じゐき鮨屋のやんちや息子五歳は
077:屑 (キャサリン)(コーラス♪(´・ω・`)カレンダー♪)
ウイルスも屑も持つてつてくれんかな台風去りて凌霄花(のうぜん)抜けた
077:屑(emi) (時計をはずして)
書いて消し書いては消しを繰り返すひともじだけが紙屑となり
077:屑(nene) (セイント☆オゼウサン かばんの中身ご開帳編)
拾うのは屑ばかりです 焚き付けに使うためならそれは正しい ○ものは言いよう使いよう
077:屑(おっ) (だいえいの短歌専門店)
寝てる間にかなり吸い込んでたらしい星屑消えた空、鼻づまり
077:屑(かりやす) (彼方探訪)
屑繭の穴からいでて六ヶ月ぶりに通勤電車に乗りぬ
077:屑(美木) (ヒネモスアフタヌーン2)
星屑のステージは今日も涙だけ敷き詰められて踏みにじられて
077:屑(暮夜 宴) (青い蝶)
星屑で切った手首の傷口をこれ見よがしに月夜にさらす
077:屑(松原なぎ) (日向水(題詠blog2009))
100円に満たないビニル傘埋まる夢の島から生える星屑
077:屑(松原なぎ・再投稿) (日向水(題詠blog2009))
100円に満たないビニル傘埋まる夢の島から生える屑星
077:屑(村上はじめ) (雑感)
星屑を両手で掬いばら撒いたきらきらしてる湯船に浸かる
077:屑(扱丈博) (取扱)
平静をよそおう 火という経歴を見せない砕屑岩のような平静
077:屑(岡本雅哉) (なまじっか…)
隣家との境で斬る樹 庭石を歩けば軋むおが屑の雪
077:屑(水風抱月) (朧月夜に風の吹く。)
夜の内に氷雨は月の子らを射て ほら芝生にも星屑が散る
078:アンコール(蓮野 唯) (万象の奇夜)
アンコール応え手を振る少年の屑星だった過去が消え行く
077:屑(遠藤しなもん) (忘れちゃった。)
貧乏でメルヘンチックな彼なのでもらえるものは星屑ばかり
077:屑(橘 みちよ) (夜間飛行)
音たてて床に散らばるガラス屑未練とともに掃きて捨てたり
077:屑(キヨ) (ぼくはこんなことが好き。)
屑らしく扱われることを期待しているのか誰にも見せない顔で
077:屑(桑原憂太郎) (憂太郎の短歌Blog)
パン屑を掃き集めるは放課後の2年C組崩壊学級
077:屑(睡蓮。) (睡蓮。の隠れ家ブログ)
開発で地球削った星屑が太陽浴びて温度を上げる
077:屑(久哲) (久哲の適当緑化計画。)
子供たちよく聞きなさい屑籠は自在な過去が溢れる泉
2009題詠blog077:屑(はづき生) (生さんま定食)
暗き空ただよふ屑はとつぜんに大地を目指すひかりとなりぬ
077:屑(湯山昌樹) (短歌 富士山麓より)
深夜より未明と言える時間帯に星屑の間に流星探す...
077:屑(穂ノ木芽央) (白紙委任状)
うつろなる目ひからせて屑箱をさぐる背中で眠る少女よ
077:屑(紫月雲) (resume 1970-2009)
ひつそりと背なの窪みに触れたくて歌屑うたうよエゴイスティックに
077:屑(だや (それから人鳥の朝食を買いに)
屑篭を被って響く夕方の生活音は時に苦しく
077:屑(都) (miya-momoの日記)
星屑を隠して運ぶ秋の雲 そちら側には虹も架かるの
077:屑(空山くも太郎) (ケータイ短歌 備忘録)
屑箱に何度も投げて外しては二人でずっと笑ってたかった
077:屑(sora) (追憶~娘へ)
屑よりもカスと呼ばるる悲しさを湯船の中で小さく思う
077:屑 (お気楽堂) (楽歌三昧)
ダストパン使う手つきを見たいためバケットの屑バリバリ散らす
077:屑(近藤かすみ) (気まぐれ徒然かすみ草)
ゆりかもめ呼ぶ小父さんがパン屑を繰りかへし撒くこの世の果たて
077:屑(駒沢直) (題詠blog参加用。)
人間の屑と思えた日もあるがなぜまた君に会いたい10月
077:屑(TIARA) (**JEWELRYBOX**)
星屑の海にしずめたオリオンをさがして僕ら魚になって
077:屑(ぷよよん) (冷静と情熱のあいだ)
シリウスの星屑だけをつかまえた真冬の蛍、ずっとこのまま
077:屑(Ni-Cd) (反実仮想)
浴槽に溺れてしまう 屑籠に手紙をぜんぶ捨てた代わりに
077:屑(村本希理子) (きりころじっく2)
赤緑黄の糸屑が絡まつて成長するのよ裁縫箱は
077:屑(星桔梗) (風船がわれるまで ?)
星屑の数ほど愛が降ってくる永久(とわ)にあなたを忘れぬように
077:屑 (夢雪) (浪漫)
屑を集め聖なる人形作ります星屑パン屑人間の屑
077:屑(今泉洋子) (sironeko)
香りなき金木犀の花殻は星屑のごと庭に散らばる
077:屑(葉月きらら) (組曲を奏でるように・・・)
星屑が散りばめられた夜空より貴方と過ごす夜がきらめく
077:屑(さと) (すばらしい日々)
もはや宝ではなく屑です なぜなら私がそう決めたからです
077:屑(bubbles-goto) (BIBBLy HoUR)
蹴らないでください、胴の継ぎ目からおが屑がこぼれてしまいます
077:屑 (一夜) (短歌るBlog)
星屑を眺む愛しき瞳さえ 私のモノでは無い現実
077:屑(ワンコ山田) (歩道を走る自転車のこども)
挽きたての豆吹く息に飛ばされる屑にもなろう 何も言えない
077:屑(O.F.) (O.F.)
わたくしは人間の屑 鳩たちに食べられちゃいたいパン屑みたいに
077:屑 (寺田ゆたか) (永訣のうた)
はららきて屑となり果つ白骨(しらほね)の軽きを拾ふ手の鈍さかな
077:屑(ほきいぬ) (カラフル★ダイアリーズ)
体温を平均すれば使わない僕の余りは屑かごの中
077:屑(kei) (シプレノート)
冬の海に淡い身の上話など聞かせ散りばめている星屑
077:屑(惠無) (なんでもない一日)
紙屑になって丸めたその中にまぎれて眠る寒さまぎらし
077:屑(やすまる) (やすまる)
「見よ。人が星屑のよう」駅前のヒマラヤ杉に灯は点される
077:屑(茶葉四葉) (ゆざまし)
糸屑をとるかのように近寄ってきた君をさけてる華麗臭 他
077:屑(yunta) (詠 ~ツキノチカラ うたのもり~ )
投げ捨てた想いはうまく屑籠にはいらないからよけい辛くて
077:屑(月原真幸) (さかむけのゆびきり。)
人間の屑だと思うならいっそ屑物入れにしまっておいて
077:屑(小林ちい) (ゆれる残像)
トーストから落ちる屑さえ愛らしいあなたの部屋で迎えた朝は
077:屑(ノサカ レイ) (のーずのーず)
キラキラと星屑だった ふわふわの夢を見てたよ 毎夜毎晩
077:屑(田中彼方) (簡単短歌「題詠だ」)
「パン屑を森の小鳥に食べられて帰れないから、泊めてくれない?」
077:屑(ひじり純子) (純情短歌)
やきもちや疑心暗鬼や不信など丸めて屑籠の中に捨てよう
077:屑(桶田 沙美) (31Words Runner)
「ニートは屑」自己責任を叫ぶ人その足下はふらついている
077:屑(香-キョウ-) (Sky on Blue)
紙屑が風に吹かれて転がって 物悲しさと自由を覚える
077:屑(田中ましろ) (ましたん)
僕たちがベッドへ向かう花道のように瞬く冬の星屑
077:屑(佐山みはる) (月待ち人の窓辺(題詠Blog))
担がれてかんかんのうを踊りたり死人のらくだは屑屋の背に(古典落語『らくだ』)
077:屑(健太郎) (モノクローム文芸館)
枯葉坂 灯りの憂いに冷えてゆくスパンコールは星屑の町 題詠blog2009「077:屑」
077:屑(千坂麻緒) (薔薇十字蕩尽短歌)
早朝の花屑踏んでついてゆくついておいでと言わないひとに
077:屑(笹本奈緒) (ニダンカイサセツ)
見てくれで決めちゃいけない 紙屑のような餃子が意外とうまい
077:屑(内田かおり) (深い海から)
夜半かけて書いた手紙は翌朝に屑籠の中ことば捻れて
077:屑(ろくもじ) (タンカコタンカ 題詠篇)
ねえ先生なんでお前は屑だってあたしに言いながら泣いてるの
077:屑(志井一) (日記ホプキンス)
朝食のときにこぼしたパン屑を体につけたままの一日
077:屑(ひぐらしひなつ) (エデンの廃園)
好きですと明日伝えてもいいですか紙屑ほどの呟きめいて
077:屑(わらじ虫) (楽園 by わらじ虫。)
星屑を夜にみつけて僕たちは昼に正しく忘れてしまう
077:屑(ぱん) (向日葵 と 月)
私の想い君の想いもあの夏の記憶もすべて星屑になれ
077:屑(柚木 良) (舌のうえには答えがでてる)
紙屑になった住民票と僕だけを運んでVitzが走る
077:屑(青山みのり) (わざとじゃないもん!)
どんぐりや虫の死骸と星屑はただしいひかりでつながっている
077:屑(鯨井五香) (くじら(独唱))
屑籠の底で乾いた残骸に話しかけられ携帯を見る
77:屑(HY) (天然通信)
磯野家の先祖は磯野藻屑という今なら立派なDQNネームだ
077:屑 (里坂季夜) (コトノハオウコク)
紙屑のようにWEBに舞う想い拾い拾われ攫われTwitter
077:屑(星川郁乃) (Air Station)
パン屑を啄む小鳥・眠る猫・花 まだ世界はこんなにきれい
077:屑(はせがわゆづ) (迷走ランドセル)
キャラメルの最後のひとつをとっておく 屑入れにはもうなにも増えない
077:屑 みぎわ (たづたづし)
仕分け人にけして屑とは呼ばせない 探査機はやぶさ帰還の旅へ
077:屑(ME1) (FILL mobile)
所属する安堵が星を屑にする。恋路が夢を打ち砕くように
077:屑(久野はすみ) (ぺんぺん100%)
花言葉は追憶白いアスターを屑籠に捨て、さてどうしよう
077:屑(みち。) (滑空アルペジオ。)
星は屑 強くなりたいなんてこと言わないくらいの強さをもらう
題は「紙屑」」などの「屑」です。「宵」などとの読み間違いにご注意ください
077:屑(松木秀) (わたしよきみの風景であれ)
人間も人間の屑も殺したら殺人罪になるのは変だ...
077:屑(jonny) (迂闊な夜の真ん中で)
しばらくは宇宙の屑になるまでの未知なる時間(とき)を君と過ごそう
077:屑(鳥羽省三) (見沼田圃の畔から)
「屑いーお払いー」など言う呼び声も昭和の情緒の一つであったか
077:屑(鳥羽省三・再投稿) (見沼田圃の畔から)
「屑いーお払いー」など言ふ呼び声も昭和の情緒の一つなりしか
077:屑(西中眞二郎) (しなやかに、したたかに、無責任に・・・西中眞二郎雑記帳)
屑入れの見当たらざればポケットにゴミ入れしまま街を歩みぬ
077:屑(アンタレス) (思い出ずるままに)
空き缶やペットポトルと屑集めリサイクルにとわれ迄疲れ
077:屑(みずき) (空)
青ざかる夢を揺らせし夕顔の儚く朽ちて屑となる夜は
077 屑(船坂圭之介) (kei's anex room)
077 屑 昂ぐもり空の無尽に投げ衝てぬわが千載の屑のごと 夢
077:屑(夏実麦太朗) (麦太朗の題詠短歌)
公園の落書き次々追って行き最後にわれは人間の屑
077:屑(庭鳥) (庭鳥小屋へようこそ)
流れ星カーブを描き屑かごに消えて行きます跡形もなく
077:屑(佐藤紀子) (encantada)
「うちの子は海の藻屑と消えました」太郎の母はぽつつりと言ふ(浦島太郎物語)
077:屑(八朔) (I am still here ... われひとりゐて)
猛々しさを含ませて霊験あらたかなる御柱の木屑
076:屑(小早川忠義) (Just as I am Returns)
太陽も何光年の彼方から星屑などと貶さるるらし
077:屑(小早川忠義)(再投稿) (Just as I am Returns)
太陽も何光年の彼方から星屑などと貶さるるらし
077:屑(梅田啓子) (今日のうた)
まん中に屑入れのありみんなして投げ捨てしろき裾野をもてる
077:屑(みつき) (みそひと :: misohito ::)
屑籠に君の想い出詰め込んで押入れの中永久保存
077:屑(森山あかり) (言葉の花かご)
逆上し「人間の屑!」吐き捨てて我がうちにある屑知らされる
077:屑(じゅじゅ。) (rahasia2 ~題詠blog2009~)
パン屑に群がってくるスズメたち押しのけ押しのけハトさんが来る
077:屑(うたまろ) (五と七と五と七と七)
星屑に輝く愛を染み込ませ 君の瞳に注ぎこめたら
077:屑 (穴井苑子) (猫のように純情)
宵の月だけは屑にも優しいと勝手に思っている帰り道
077:屑(マトイテイ) (ようこそ 纏亭へ )
噂だが地上の星にも星屑があるというのは真実らしい
077:屑(ことり) (歌)
パン屑をこぼしながらさまよったおとぎの国の子みたいにせつない
077:屑(迦里迦) (香飄)
肩のへの糸屑そっと取りくるるしぐさなんかに酔えないの もう
077:屑(迦里迦)(再投稿 仮名遣い間違い) (香飄)
肩のへの糸屑そっと取りくるるしぐさなんかに酔へないの もう
077:屑(チッピッピ) (うたよみブログ)
星屑とよばれる小さな星たちも命のかぎり光り輝く
077:屑(七五三ひな) (ひなの雑記と言葉遊び)
屑糸を幾つも繋いだ鎖網み今も生家の灯りに吊るされ
077:屑(ジテンふみお) (雲のない日は)
パン屑をやけに気にする 月並みなことばしかないテーブルの上
077:屑 (ゆり) (森の歌 ~怪人二十面相~)
鉄屑と塵屑と星屑どれがどれだか分かる? 知らぬが仏
077:屑(はこべ) (梅の咲くころから)
屑籠の陰の子猫の訴えは わかるけれども猫アレルギー
077:屑(木下奏) (ブログ・キ・カーデ - 木下奏 blog)
星屑をきらりきらりと集めたいプラネタリウムみたいにしたい
077:屑 行方祐美 (フーガのように)
とめどなく桜の花びら降りつづく屑となるには時間が掛かる
077:屑(柴田匡志) (スタートライン)
DVDの予約特典は決勝で<国立>に撒かれしリボンの屑なり
077:屑(陸王) (Always Walking with Yu)
千万のときを越え来し瞬(またた)きは満天の屑、ひとつの希望
077:屑(ぽたぽん) (今日には今日を 明日には明日を)
第一位独占していた「星屑のステージ」今でも全部歌える
077:屑(畠山拓郎) (あいうえおあお)
屑ならぬ葛湯を飲んで長らえん青い色した惑星のごと
077:屑(伊藤夏人) (やわらかいと納豆2009)
紙屑を欠かさず拾う優しさは私にさえも向けられたのか
077:屑(理阿弥) (車止めピロー)
ゴミ箱を屑籠と呼ぶ若者はたいがい祖父母と同居してます
077:屑 (新井蜜) (暗黒星雲)
剪定の屑に埋まりし我が家かなゴミ回収の基準厳しく
077:屑(Yosh) (☆生短歌☆)
人間の屑のように言われても地球上で生き残る意地
077:屑(ふみまろ) (光る風の記憶)
あかりなき道に迷ひて遊星の如けむわれも光の屑に
077:屑(わだたかし) (ファミレス短歌)
星屑と糸屑のまんまん中にある人間の屑というものの価値
77:屑(羽うさぎ) (羽うさぎの日記帳)
サクサクと木の葉屑鳴る切通しいざ鎌倉を踏み越えてゆけ
077:屑(のびのび) (のび短歌)
屑野菜ことこと煮込んでエコカレー ツナ缶ひとつ加えればごちそう 参照記事:077:屑
077:屑(ひいらぎ) (ひいらぎのゆっくり短歌日記)
あんなにも特別だった毎日も紙屑に見え終わりが近い
077:屑(野州) (易熱易冷~ねっしやすくさめやすく、短歌編)
散らばれるこころの欠片拾うては見上げる夜のそらに星屑
077:屑(野州)再投稿 (易熱易冷~ねっしやすくさめやすく、短歌編)
散らばれるこころの屑を拾うては見上げる夜のそらに星無く
077:屑(フウ) (easygoing.)
パン屑も立派に役立つごちそうさ僕らはスズメえさはまだかい
077:屑(KARI-RING) (ほとりほとりと藍色の海)
屑拾いぐらいで返せぬ負債あり村をまるごと一つ買うため
077:屑(只野ハル) (Ordinary days)
くしゃくしゃに丸めてすてた紙屑に書いた思いはもう忘れたよ
077:屑(天野ねい) (三十一文字の毒薬)
屑籠と間違えられて屑じゃない中身が夢の島へ旅立つ
077:屑(たざわよしなお) (世界を翻訳するための試み)
屑鉄を集める男の子の映画 真夜中に観たことある気がす
077:屑(ゆき) (ひたぶる君を)
行く川のながれに藻屑となり果てし千の文殻万の花殻
077:屑(龍庵) (題詠blog2009 龍庵)
真っ直ぐに君に当たって砕け散る光の屑を拾い集める
077:屑(詩月めぐ) (かじられちゃったお月様)
月眺め遠くの空の君想い 詠んだ詩たち星屑になれ
077:屑(秋月あまね) (予定された調和が見つかりませんでした。)
そんな目をするから何も聞けなくて ほろろ星屑このロンリネス
077:屑(こうめ) (はこにわ相聞歌)
紙屑と化した文字の戯れが手に遊ぶ 吾は君を許せず
077:屑(中村成志) (はいほー通信 短歌編)
宝石を磨いたあとの屑石がふわふわふわふわ肺に入り来る 077:屑(題詠100首2009)
077:屑(蓮野 唯) (万象の奇夜)
屑籠のような住いが映ってるテレビ眺める午後三時半
077:屑(tafots) (1年で1000首をつくる)
うたた寝のコタツ布団のパン屑の頬に瞼にぱらぱらと降る
077:屑(EXY) (オレブロ★パラダイス♪)
残業後 土手に寝そべり 天然の プラネタリウム 星屑綺麗
077:屑(さかいたつろう) (流星文庫)
パン屑をこぼして歩く女の子 笑って付いていく男の子
077:屑(西野明日香) (水の中のASIAへ(短歌な毎日))
白々と夜明けは来たり君の居ぬベッドに木屑のごとくが在りて
077:屑(西野明日香) 再 (水の中のASIAへ(短歌な毎日))
白々と夜明けは来たり君の居ぬベッドに木屑のごときが在りて
077:屑(新田瑛) (新田瑛のブログ2)
こなごなになった想いは天球の星屑のなか紛れても、なお
077:屑 (七十路ばば独り言)
屑かごに投げ捨てしはずの怨恨がフラッシュバックし老女をいたぶる
077:屑(藻上旅人) (創作のおと)
藻屑となりき祈り達層と積もりて何をか言わん
077:屑(藻上旅人) (創作のおと)
幾星霜藻屑となりき祈り達層と積もりて何をか言わん
077:屑(ウクレレ) (十線譜)
「星屑のステージ」ぼくが唄うとき君のチェックがとても厳しい
077:屑(富田林薫) (カツオくんは永遠の小学生。)
またひとつ星屑という名に気づかないひとが瞬いて消えてゆく
077:屑(冥亭) (《冥亭倶楽部》 the snow-ball planet)
紙屑は捨てぬ信条 恋文も機密文書も反古の泰山
077:屑(髭彦) (雪の朝ぼくは突然歌いたくなった)
ボロ屑のごとく人をば切捨てて恥じざる者ら屑の屑なる
077:屑(すいこ) (すいこのうたおきば)
価値がないどこをどう切り取ってみても私は屑という言葉より軽い
077:屑(じゃみぃ) (じゃみぃのうた)
世に出せば歌屑なれどナルシスト読めば読むたびわがうた好み
077:屑(原田 町) (カトレア日記)
野菜屑紙屑木屑燃えるゴミわたしもいつかその仲間入り
077:屑(春待) (三感四音)
大鋸屑の匂いは吾を抱きくれぬ記憶の中の祖父と鉋と
077:屑(イマイ) (ゆびおり短歌)
熱をもつまぶたのままできみの背の糸屑を見るじっと見ている
077:屑(萱野芙蓉) (Willow Pillow)
アウトロー的にふるまふ かしこさは星屑ほどもががやきやしない
077:屑(nnote) (白い箱から)
かたぐるま星屑ひとつふくませて父しか知らぬ神話を聞く夜
077:屑 (みなと) (海馬)
屑かごを狙って投げた紙くずの放物線のように裏切る
077:屑(佐藤羽美) (hinautamemo)
星屑のちらばる街を見下ろした常盤の喉でふるえる記憶
077:屑(藤野唯) (Sugarmint)
糸屑をあなたの肩から取り払うだけで頭をなでられている
077:屑(木下一) (ワイワイやってる暇はねえ!)
参照記事:077:屑 見る人が見なきゃ屑だが見る人が見ればそれらは君のパンティ
077:屑(天鈿女聖) (うずめの花ビラ)
紙屑のように何でも捨てていくことはできないから歩こうか
077:屑(流水) (流水(るすい)の短歌Caf'e)
この胸にもらった言葉が紙屑のやうに溜まってまだ捨てらぬ
077:屑(祢莉) (suger drop)
星屑は甘いのかなとつぶやいてコンペイトウを口に放り込む
077:屑(あみー) (正直なたましい)
うずたかく屋根に積もった星屑をシャベルでかいて空へと落とす
077:屑(帯一鐘信) (シンガー短歌ライター)
星屑が輝いている 野良犬の足跡たどる寒い冬の日
077:屑(五十嵐きよみ) (NOMA-IGAオペラ日記)
ときどきは子供っぽさを覗かせるパン屑ひざの上にこぼして
077:屑(間遠 浪) (少女らせん)
少年の屑が欠片が降っているみずうみをひろげているのです
077:屑(こすぎ) (たんかんぽんかんみかん)
こぼれてる虹の屑まで拾いあげ 泣いてばかりの君に贈ろう
077:屑(虫武一俊) (無足場ワンダーランド)
屑から屑は削れないのに極太の鉋のような面接官の目
077:屑(青野ことり) (こ と り ご と)
「屑籠」とそこに名づけた くしゃくしゃと丸めた想い捨て去るために
077:屑(吉里) (梢は歌う)
瞬いて遙か遠くの星屑がちっぽけな我頑張れと言う
077:屑(酒井景二朗) (F.S.D.)
屑籠を倒しあわてる横顏もいとほしかつた それが今では
077:屑(ほたる) (ほたるノオト)
アスファルトに貼りつく花屑ももいろで踏まれても春、踏まれても春
077:屑 (村木美月) (うたりずむ)
しゃがみ込み泣き崩れた日黄昏に涙の屑が吸い込まれてた
077:屑(月下燕) (a swallow under the moonlight)
「その夜の記憶ならもういらないの」肩についてる糸屑を捨てた
077:屑(都季) (31pieces)
暗闇でもあの子は光を生み出せるこんぺいとうを星屑として
077:屑(振戸りく) (夢のまた夢)
大きめの磁石を下げて鉄屑を集めて何を創りましょうか
077:屑(石畑由紀子) (裏デッサン。短歌・題詠マラソンを走っています。亀スピードで。)
ブリリアントカットの終えた卓上の石屑かき集められてまたたく
077:屑(珠弾) (seven seas tac)
紙屑となりし馬券を肴にし たられば の夜更けてゆくのも
077:屑(にいざき なん) (改題「休まないで歩けとチーターが言ったから」)
何一つ誇れぬ僕の自室には星屑いれるゴミ箱がある
077;屑(市川周) (ミルミルを飲みながら)
We are the world We are 人の屑(きりがよいので七七はなし)
077:屑(花夢) (花夢)
(夢見がちなふりをするだけ)紙屑のなかに白紙の婚姻届け
077:屑(南 葦太) (「謙虚」という字を書けぬほど)
星屑の記憶 花弁と閃光に浮かんで消えた紫の豚
077:屑(斗南まこと) (野ウサギのように)
屑籠に丸めて捨てた置き手紙 虹を探しに出かけてきます
077:屑(磯野カヅオ) (その時の主人公の気持ちを三十一文字で述べよ。)
裏窓を閉ぢて立ち退くアパートの床に糸屑一つたりとも
076:屑(こゆり) (おかっぱ短歌)
あと三日愛する人に贈るため星屑みたいなお菓子ください
077:屑(こゆり) (おかっぱ短歌)
あと三日愛する人に贈るため星屑みたいなお菓子ください
077:屑(遥遥) (たんかのきりかた2)
星屑をこの手の中に直径が10kmもあり押しつぶされた
077:屑(Re:) (プリズム)
紙屑になる前にそのラブレター宛名を私にしてみませんか
077:屑(ちょろ玉) (ちょろ玉のコトダマラソン)
引退を決めた日の夜 グラウンドで星屑だけを永遠に見た
077:屑(櫻井ひなた) (ひなごと☆23→24)
星屑の中へ帰りたかったんだ置いてけぼりの左のピアス
077:屑(しおり) (ヒロの独り言)
星屑を拾い集める旅をする銀河を走る鉄道に乗り
077:屑(本田鈴雨) (鈴雨日記)
大鋸屑に海老棲むものと信じゐき鮨屋のやんちや息子五歳は
077:屑 (キャサリン)(コーラス♪(´・ω・`)カレンダー♪)
ウイルスも屑も持つてつてくれんかな台風去りて凌霄花(のうぜん)抜けた
077:屑(emi) (時計をはずして)
書いて消し書いては消しを繰り返すひともじだけが紙屑となり
077:屑(nene) (セイント☆オゼウサン かばんの中身ご開帳編)
拾うのは屑ばかりです 焚き付けに使うためならそれは正しい ○ものは言いよう使いよう
077:屑(おっ) (だいえいの短歌専門店)
寝てる間にかなり吸い込んでたらしい星屑消えた空、鼻づまり
077:屑(かりやす) (彼方探訪)
屑繭の穴からいでて六ヶ月ぶりに通勤電車に乗りぬ
077:屑(美木) (ヒネモスアフタヌーン2)
星屑のステージは今日も涙だけ敷き詰められて踏みにじられて
077:屑(暮夜 宴) (青い蝶)
星屑で切った手首の傷口をこれ見よがしに月夜にさらす
077:屑(松原なぎ) (日向水(題詠blog2009))
100円に満たないビニル傘埋まる夢の島から生える星屑
077:屑(松原なぎ・再投稿) (日向水(題詠blog2009))
100円に満たないビニル傘埋まる夢の島から生える屑星
077:屑(村上はじめ) (雑感)
星屑を両手で掬いばら撒いたきらきらしてる湯船に浸かる
077:屑(扱丈博) (取扱)
平静をよそおう 火という経歴を見せない砕屑岩のような平静
077:屑(岡本雅哉) (なまじっか…)
隣家との境で斬る樹 庭石を歩けば軋むおが屑の雪
077:屑(水風抱月) (朧月夜に風の吹く。)
夜の内に氷雨は月の子らを射て ほら芝生にも星屑が散る
078:アンコール(蓮野 唯) (万象の奇夜)
アンコール応え手を振る少年の屑星だった過去が消え行く
077:屑(遠藤しなもん) (忘れちゃった。)
貧乏でメルヘンチックな彼なのでもらえるものは星屑ばかり
077:屑(橘 みちよ) (夜間飛行)
音たてて床に散らばるガラス屑未練とともに掃きて捨てたり
077:屑(キヨ) (ぼくはこんなことが好き。)
屑らしく扱われることを期待しているのか誰にも見せない顔で
077:屑(桑原憂太郎) (憂太郎の短歌Blog)
パン屑を掃き集めるは放課後の2年C組崩壊学級
077:屑(睡蓮。) (睡蓮。の隠れ家ブログ)
開発で地球削った星屑が太陽浴びて温度を上げる
077:屑(久哲) (久哲の適当緑化計画。)
子供たちよく聞きなさい屑籠は自在な過去が溢れる泉
2009題詠blog077:屑(はづき生) (生さんま定食)
暗き空ただよふ屑はとつぜんに大地を目指すひかりとなりぬ
077:屑(湯山昌樹) (短歌 富士山麓より)
深夜より未明と言える時間帯に星屑の間に流星探す...
077:屑(穂ノ木芽央) (白紙委任状)
うつろなる目ひからせて屑箱をさぐる背中で眠る少女よ
077:屑(紫月雲) (resume 1970-2009)
ひつそりと背なの窪みに触れたくて歌屑うたうよエゴイスティックに
077:屑(だや (それから人鳥の朝食を買いに)
屑篭を被って響く夕方の生活音は時に苦しく
077:屑(都) (miya-momoの日記)
星屑を隠して運ぶ秋の雲 そちら側には虹も架かるの
077:屑(空山くも太郎) (ケータイ短歌 備忘録)
屑箱に何度も投げて外しては二人でずっと笑ってたかった
077:屑(sora) (追憶~娘へ)
屑よりもカスと呼ばるる悲しさを湯船の中で小さく思う
077:屑 (お気楽堂) (楽歌三昧)
ダストパン使う手つきを見たいためバケットの屑バリバリ散らす
077:屑(近藤かすみ) (気まぐれ徒然かすみ草)
ゆりかもめ呼ぶ小父さんがパン屑を繰りかへし撒くこの世の果たて
077:屑(駒沢直) (題詠blog参加用。)
人間の屑と思えた日もあるがなぜまた君に会いたい10月
077:屑(TIARA) (**JEWELRYBOX**)
星屑の海にしずめたオリオンをさがして僕ら魚になって
077:屑(ぷよよん) (冷静と情熱のあいだ)
シリウスの星屑だけをつかまえた真冬の蛍、ずっとこのまま
077:屑(Ni-Cd) (反実仮想)
浴槽に溺れてしまう 屑籠に手紙をぜんぶ捨てた代わりに
077:屑(村本希理子) (きりころじっく2)
赤緑黄の糸屑が絡まつて成長するのよ裁縫箱は
077:屑(星桔梗) (風船がわれるまで ?)
星屑の数ほど愛が降ってくる永久(とわ)にあなたを忘れぬように
077:屑 (夢雪) (浪漫)
屑を集め聖なる人形作ります星屑パン屑人間の屑
077:屑(今泉洋子) (sironeko)
香りなき金木犀の花殻は星屑のごと庭に散らばる
077:屑(葉月きらら) (組曲を奏でるように・・・)
星屑が散りばめられた夜空より貴方と過ごす夜がきらめく
077:屑(さと) (すばらしい日々)
もはや宝ではなく屑です なぜなら私がそう決めたからです
077:屑(bubbles-goto) (BIBBLy HoUR)
蹴らないでください、胴の継ぎ目からおが屑がこぼれてしまいます
077:屑 (一夜) (短歌るBlog)
星屑を眺む愛しき瞳さえ 私のモノでは無い現実
077:屑(ワンコ山田) (歩道を走る自転車のこども)
挽きたての豆吹く息に飛ばされる屑にもなろう 何も言えない
077:屑(O.F.) (O.F.)
わたくしは人間の屑 鳩たちに食べられちゃいたいパン屑みたいに
077:屑 (寺田ゆたか) (永訣のうた)
はららきて屑となり果つ白骨(しらほね)の軽きを拾ふ手の鈍さかな
077:屑(ほきいぬ) (カラフル★ダイアリーズ)
体温を平均すれば使わない僕の余りは屑かごの中
077:屑(kei) (シプレノート)
冬の海に淡い身の上話など聞かせ散りばめている星屑
077:屑(惠無) (なんでもない一日)
紙屑になって丸めたその中にまぎれて眠る寒さまぎらし
077:屑(やすまる) (やすまる)
「見よ。人が星屑のよう」駅前のヒマラヤ杉に灯は点される
077:屑(茶葉四葉) (ゆざまし)
糸屑をとるかのように近寄ってきた君をさけてる華麗臭 他
077:屑(yunta) (詠 ~ツキノチカラ うたのもり~ )
投げ捨てた想いはうまく屑籠にはいらないからよけい辛くて
077:屑(月原真幸) (さかむけのゆびきり。)
人間の屑だと思うならいっそ屑物入れにしまっておいて
077:屑(小林ちい) (ゆれる残像)
トーストから落ちる屑さえ愛らしいあなたの部屋で迎えた朝は
077:屑(ノサカ レイ) (のーずのーず)
キラキラと星屑だった ふわふわの夢を見てたよ 毎夜毎晩
077:屑(田中彼方) (簡単短歌「題詠だ」)
「パン屑を森の小鳥に食べられて帰れないから、泊めてくれない?」
077:屑(ひじり純子) (純情短歌)
やきもちや疑心暗鬼や不信など丸めて屑籠の中に捨てよう
077:屑(桶田 沙美) (31Words Runner)
「ニートは屑」自己責任を叫ぶ人その足下はふらついている
077:屑(香-キョウ-) (Sky on Blue)
紙屑が風に吹かれて転がって 物悲しさと自由を覚える
077:屑(田中ましろ) (ましたん)
僕たちがベッドへ向かう花道のように瞬く冬の星屑
077:屑(佐山みはる) (月待ち人の窓辺(題詠Blog))
担がれてかんかんのうを踊りたり死人のらくだは屑屋の背に(古典落語『らくだ』)
077:屑(健太郎) (モノクローム文芸館)
枯葉坂 灯りの憂いに冷えてゆくスパンコールは星屑の町 題詠blog2009「077:屑」
077:屑(千坂麻緒) (薔薇十字蕩尽短歌)
早朝の花屑踏んでついてゆくついておいでと言わないひとに
077:屑(笹本奈緒) (ニダンカイサセツ)
見てくれで決めちゃいけない 紙屑のような餃子が意外とうまい
077:屑(内田かおり) (深い海から)
夜半かけて書いた手紙は翌朝に屑籠の中ことば捻れて
077:屑(ろくもじ) (タンカコタンカ 題詠篇)
ねえ先生なんでお前は屑だってあたしに言いながら泣いてるの
077:屑(志井一) (日記ホプキンス)
朝食のときにこぼしたパン屑を体につけたままの一日
077:屑(ひぐらしひなつ) (エデンの廃園)
好きですと明日伝えてもいいですか紙屑ほどの呟きめいて
077:屑(わらじ虫) (楽園 by わらじ虫。)
星屑を夜にみつけて僕たちは昼に正しく忘れてしまう
077:屑(ぱん) (向日葵 と 月)
私の想い君の想いもあの夏の記憶もすべて星屑になれ
077:屑(柚木 良) (舌のうえには答えがでてる)
紙屑になった住民票と僕だけを運んでVitzが走る
077:屑(青山みのり) (わざとじゃないもん!)
どんぐりや虫の死骸と星屑はただしいひかりでつながっている
077:屑(鯨井五香) (くじら(独唱))
屑籠の底で乾いた残骸に話しかけられ携帯を見る
77:屑(HY) (天然通信)
磯野家の先祖は磯野藻屑という今なら立派なDQNネームだ
077:屑 (里坂季夜) (コトノハオウコク)
紙屑のようにWEBに舞う想い拾い拾われ攫われTwitter
077:屑(星川郁乃) (Air Station)
パン屑を啄む小鳥・眠る猫・花 まだ世界はこんなにきれい
077:屑(はせがわゆづ) (迷走ランドセル)
キャラメルの最後のひとつをとっておく 屑入れにはもうなにも増えない
077:屑 みぎわ (たづたづし)
仕分け人にけして屑とは呼ばせない 探査機はやぶさ帰還の旅へ
077:屑(ME1) (FILL mobile)
所属する安堵が星を屑にする。恋路が夢を打ち砕くように
077:屑(久野はすみ) (ぺんぺん100%)
花言葉は追憶白いアスターを屑籠に捨て、さてどうしよう
077:屑(みち。) (滑空アルペジオ。)
星は屑 強くなりたいなんてこと言わないくらいの強さをもらう