「079:恥」の歌は、こちらにトラックバックしてください。
079:恥(松木秀) (わたしよきみの風景であれ)
自らを内省すると恥じること多し心に耳押し当てる...
079:恥(jonny) (迂闊な夜の真ん中で)
ちぐはぐな会話を無理に重ねつつ恥骨わずかにずれてゆく夜
079:恥(鳥羽省三) (見沼田圃の畔から)
「恥を知れ、恥を!」と言へぬ母方の祖父殿彼岸の彼方に坐(ま)せば
079:恥(鳥羽省三・再投稿) (見沼田圃の畔から)
低カロリーお菓子売り場の行列の長さを誇る傲慢を恥づ
079:恥(西中眞二郎) (しなやかに、したたかに、無責任に・・・西中眞二郎雑記帳)
恥という言葉を知らぬ人あまた世にはびこるも時の流れか
079:恥(アンタレス) (思い出ずるままに)
生き居れば恥かく事のおおくして何時しか必然わが性に成る
079:恥(みずき) (空)
恥かきし夜はゆつくり脳葉の右でさよなら呟いてみる
079:恥(船坂圭之介) (kei's anex room)
恥多きひとなりなりと云ふ”谷崎の愛”認めざる頑なな友
079:恥(船坂圭之介)再投稿 (kei's anex room)
恥多きひとなりと云ふ”谷崎の愛”認めざる頑なな友
079:恥(夏実麦太朗) (麦太朗の題詠短歌)
買うときは自分を変えてやろうかと意気込んでいた恥ずかしい服
079:恥(庭鳥) (庭鳥小屋へようこそ)
公が抜けたサトシは恥をかき解明せんと街を漂う
079:恥(佐藤紀子) (encantada)
里心が気恥ずかしくて浦島は帰ると言へず6日経ちたり(浦島太郎物語)
079:恥(八朔) (I am still here ... われひとりゐて)
勘違いするのは恥ずかしいことだから告白はしないときめき
079:恥(小早川忠義) (Just as I am Returns)
恥ずかしき歌削られてうたびとの第一歌集書棚に並ぶ
079:恥(梅田啓子) (今日のうた)
恥骨とふやさしき骨をもつ少女 立ち漕ぎをして坂道をゆく
079:恥(じゅじゅ。) (rahasia2 ~題詠blog2009~)
再会のシャルル・ド・ゴール空港のキスなら平気 恥ずかしくない
079:恥(森山あかり) (言葉の花かご)
羞恥心つつましさなど失われ大和撫子死語になりつつ
079:恥(みつき) (みそひと :: misohito ::)
君に会う前の鏡は恥ばかり映し出すから泣きそうになる
079:恥(うたまろ) (五と七と五と七と七)
政治家の昨日は今日の初昔 公約も恥も覚えてません
079:恥 (穴井苑子) (猫のように純情)
ぽこぽこと黄色い花が咲きだして恥ずかしかったことはやわらぐ
079:恥 (minto) (@100@)
恥じらひは美であるとして文学の中に息づく感性もあり
079:恥(うたまろ) (五と七と五と七と七)
心臓よ 恥を知らない脳の音を うかつな顎まで伝えないでくれ
079:恥(迦里迦) (香飄)
裃の文化は果てて「恥雪ぐ」男なきゆゑ桜は無血
079:恥 (ひなの雑記と言葉遊び)
聡明な人も公平性欠けば恥となること忘るべからず
079:恥(七五三ひな) (ひなの雑記と言葉遊び)
聡明な人も公平性欠けば恥となること忘るべからず
079:恥(ジテンふみお) (雲のない日は)
恥じらいをまず飲み込んだギャル曽根の黒目に映る白木蓮よ
079:恥(マトイテイ) (ようこそ 纏亭へ )
恥じらいと反比例した感情が乙女の腰に纏いつく街
079:恥(チッピッピ) (うたよみブログ)
金入れずレジの有料袋とる女の辞書に「恥」の文字なし
079:恥 (ゆり) (森の歌 ~怪人二十面相~)
はずかしくないのかな? 恥知らず達威風堂堂かっぽれかっぽ
079:恥(木下奏) (ブログ・キ・カーデ - 木下奏 blog)
恥という文字を真面目に見てみると心の声に耳澄ませてる
079:恥(はこべ) (梅の咲くころから)
その文字は耳と心で感じても 全身でうける恥のこころは
079:恥(柴田匡志) (スタートライン)
「恥骨炎」サッカー選手の泣き所中学にて吾も引退
079:恥 行方祐美 (フーガのように)
ぽっぽっと恥ずかしそうにひらく花鼻をくすぐる酸っぱい梅は
079:恥(畠山拓郎) (あいうえおあお)
同級生見落としている恥ずかしさ待つとしきかばバカバカバカと
079:恥(陸王) (Always Walking with Yu)
賢人に混ざり自ら恥っ子と言ひつ転がるきみは紅顔
079:恥(ことり) (歌)
やさしさや思いやりが恥なんて思い始めたころの夕焼け
079:恥(伊藤夏人) (やわらかいと納豆2009)
恥ずかしい思いをさせてごめんなさいだけどとっても似合っていたよ
079:恥(ぽたぽん) (今日には今日を 明日には明日を)
長い時間生きてきましたそれなりに経験もあれば恥もあります
079:恥(理阿弥) (車止めピロー)
常連と認められたが恥ずかしく食前サラダの胡瓜抜かれて
079:恥(Yosh) (☆生短歌☆)
恥なんか死ぬよりマシと思ってさ はいつくばって生き残ってやる
079:恥 (新井蜜) (暗黒星雲)
花みずき白く咲く朝たしかめる恥骨の固さ鼻梁を当てて
079:恥(ふみまろ) (光る風の記憶)
恥じらいは夏を競える短命の乙女のようなオーロラの羽
079:恥(羽うさぎ) (羽うさぎの日記帳)
恥ずかしいと言いつつパフェを食べるきみ言い訳してもイチゴは赤い
079:恥(のびのび) (のび短歌)
未熟さを恥じる気持ちはさて置いて今出来ること詠み続けること 参照記事:079:恥
079:恥(わだたかし) (ファミレス短歌)
恥くらいかけばいいんだ 誰だって初めて送る人生だから
079:恥(ひいらぎ) (ひいらぎのゆっくり短歌日記)
恥じらった分だけ氷は溶けだして好きと言えずにアイスコーヒー
079:恥(野州) (易熱易冷~ねっしやすくさめやすく、短歌編)
だつぷんののちにこう門舐めをりし恥(やさ)しきねこの仕草見果てぬ
079:恥(フウ) (easygoing.)
旅先で何回かいてきただろう恥という名の武勇伝説
079:恥(KARI-RING) (ほとりほとりと藍色の海)
笑いたいときには思いっきり笑おうきみの前なら恥ずかしくない
079:恥(天野ねい) (三十一文字の毒薬)
恥ずかしいから暗くしてなんて言う方が恥ずかしい歳だよな、もう
079:恥(ゆき) (ひたぶる君を)
君にあふ時はなんだか恥ずかしく少し怖くて膝の震へる
079:恥(ゆき)再投稿 (ひたぶる君を)
君にあふ時はなんだか恥づかしく少し怖くて膝の震へる
079:恥(龍庵) (題詠blog2009 龍庵)
目を閉じて耳に心を当ててみる愛とはいつも恥ずかしい音
079:恥(只野ハル) (Ordinary days)
知ってたらこんな歌うp出来ない事をさして言う恥というのは
079:恥(詩月めぐ) (かじられちゃったお月様)
恥ずかしさ感じる暇などなかったわ 泣いてわめいて貴方を捨てた
079:恥(たざわよしなお) (世界を翻訳するための試み)
流される雛人形のようである恥丘すらない紙の身体で
079:恥(tafots) (1年で1000首をつくる)
ムーミンがこっちを向きやしないのは恥ずかしいからとは限らない
079:恥(EXY) (オレブロ★パラダイス♪)
仏恥義理(ぶっちぎり) 青春の汗 涙すら 染みたTシャツ 時代(とき)の勲章
079:恥(中村成志) (はいほー通信 短歌編)
新緑を怖いと思う恥ずかしさ出口がそこに見えているよな 079:恥(題詠100首2009)
079:恥(さかいたつろう) (流星文庫)
あまりにも透明な願いだったから恥ずかしそうに逃げる流星
079:恥(こうめ) (はこにわ相聞歌)
恥辱にて伏せたる頭上に落ちてくるコーン カナリア取りこぼした分
079:恥(西野明日香) (水の中のASIAへ(短歌な毎日))
大声で泣き叫ぶのは恥ですか最果ての地の無風に立ちて
079:恥(秋月あまね) (予定された調和が見つかりませんでした。)
生きることすべてが恥とおもう夜に殺して廻るネットの痕跡
079:恥(新田瑛) (新田瑛のブログ2)
平日の水族館に独り居て恥ずべきことのある昼下がり
079:恥(ウクレレ) (十線譜)
ぼくたちは恥をかさねて生きてゆきやがてやさしくなれると思う
079:恥(富田林薫) (カツオくんは永遠の小学生。)
蝉の声きこえる図書館に目が合えば逸らす恥じらいの夏の始まり
079:恥(冥亭) (《冥亭倶楽部》 the snow-ball planet)
邪(よこしま)は我が血脈こわれ易き汝(なれ)に恥辱を与えたき恋
079:恥 (七十路ばば独り言)
我が背丈越えれど育たぬ羞恥心孫の動作に婆はハラハラ
079:恥(藻上旅人) (創作のおと)
満員で手をとることの恥ずかしさ薄らいでゆく午後5時の駅
079:恥(髭彦) (雪の朝ぼくは突然歌いたくなった)
なに恥じてなに誇るかを品性の目安となして人世渡りぬ
079:恥(すいこ) (すいこのうたおきば)
おなじ恥二度とはかかん野良猫と赤ちゃん言葉でたわむれ、みつかる
079:恥(じゃみぃ) (じゃみぃのうた)
暗闇で涙を感じ恥かしく席を立つ前こっそり拭い
079:恥(原田 町) (カトレア日記)
羞恥心なしと若きをそしりつつ夏物バーゲン漁るわれかも
079:恥(イマイ) (ゆびおり短歌)
天井を眺めていればつぎつぎと恥ずかしい過去あらわれてくる
079:恥(春待) (三感四音)
人間は忘れる生き物恥かいたことも忘れて明日を生き抜く
079:恥(萱野芙蓉) (Willow Pillow)
泣いたりして恥づかしいから蔓草の囲ひのなかに入つて来るな
079:恥 (みなと) (海馬)
恥という意識はいつも何処かにありひっしに首をふれ扇風機
079:恥(藤野唯) (Sugarmint)
恥ずかしいだけの思い出もあなたなら話してみよう 梅酒ください
079:恥(木下一) (ワイワイやってる暇はねえ!)
参照記事:079:恥 教科書の「恥骨」文字が恥ずかしく君のパンティでそっと隠した
079:恥(nnote) (白い箱から)
図書室の席は離れて同じ本恥ずかしがり屋はそっとつながる
079:恥(佐藤羽美) (hinautamemo)
その時の気恥ずかしさの手触りを確かめながら無花果を食む
079:恥(天鈿女聖) (うずめの花ビラ)
恥を知れ。しからずば死を。さもなくば私に好きといいなさい、バカ。
079:恥(流水) (流水(るすい)の短歌Caf'e)
変わらない恥じらいのまま歳をとる風にブランコ揺られて君は
079:恥(祢莉) (suger drop)
前だけを向いてまっすぐ歩きたい未来の自分に恥じたくはない
079:恥(あみー) (正直なたましい)
カラオケで歌うルフルズ「バンザイ」は後半に行くほど恥ずかしい
079:恥(こすぎ) (たんかんぽんかんみかん)
大丈夫 恥さらしなら 今 十回め そぞろ雨降り すべってころんで
079:恥(間遠 浪) (少女らせん)
せせらぎに浸す足首部分として生きる恥ずかしくても忘れる
079:恥(帯一鐘信) (シンガー短歌ライター)
目のまえで恥らうようにかちかちになったあわびに涎をたらす
079:恥(五十嵐きよみ) (NOMA-IGAオペラ日記)
うっかりと水着の跡をつけたまま背あきのドレスを着る恥ずかしさ
079:恥(虫武一俊) (無足場ワンダーランド)
ドアを出てひとつ歩めるごと恥をたぶん撒き散らかしてきている
079:恥(青野ことり) (こ と り ご と)
俯いたうなじ おくれ毛 耳たぶがまっ赤に透けて恥らっている
079:恥(吉里) (梢は歌う)
その恥が今の私を作ってる 無駄な事などないと頷く
079:恥(ほたる) (ほたるノオト)
恥ずかしい過去だけ舐める動物をペットショップで買い与えられ
079:恥(月下燕) (a swallow under the moonlight)
ライオンがここに告げよう恥ずべきは決してあなたの方ではないと
079:恥(石畑由紀子) (裏デッサン。短歌・題詠マラソンを走っています。亀スピードで。)
太宰ほど誇れる恥のない午後の舌先でころがすユスラウメ
079:恥(振戸りく) (夢のまた夢)
ミニスカの下にジャージは恥ずかしいことではないと言い切れますか
079:恥 (村木美月) (うたりずむ)
都会では恥も弱気も嫌われる忘却という名の列車に乗って
079:恥(都季) (31pieces)
恥ずべきは傷つけられたと思い込み自分ばかりを守っていた日々
079:恥(花夢) (花夢)
破廉恥という語のリズムでステップを踏んで男と女が踊る
079:恥(市川周) (ミルミルを飲みながら)
恥多き人生なれど金はある(きりがよいので七七はなし)
079:恥(珠弾) (seven seas tac)
二度寝して正午ラインをオーバーラン とどまるところなきを恥じても
079:恥(斗南まこと) (野ウサギのように)
泣くことは恥ではないと知りました涙を拭うおだやかなゆび
079:恥(酒井景二朗) (F.S.D.)
恥づかしい雜誌買ふのも堂々と!袋は斷わる、だつてエコだし!
079:恥(Re:) (プリズム)
晴れるだろう 恥ずかしそうに笑っては君が世界を揺らしてるから
079:恥(遥遥) (たんかのきりかた2)
恥ずかしく感じることは生きるのに良くないですか損なことですか
079:恥(こゆり) (おかっぱ短歌)
裸そのものより恥ずかしがる顔が好きだよなんてあなたも言うのね
079:恥(南 葦太) (「謙虚」という字を書けぬほど)
初デート嬉し恥ずかし帰り道 君にもらったはじめての肘
079:恥(ちょろ玉) (ちょろ玉のコトダマラソン)
女子マネがまばたきせずに消毒をしてくれるから少し恥ずかしい
079:恥(しおり) (ヒロの独り言)
恥じらいを無視して君の熱い指淫らな吾を呼び起こしてく
079:恥(本田鈴雨) (鈴雨日記)
十月のベランダの末枯れあさがほに濃きピンク咲きなにか恥ずかし
079:恥(本田鈴雨) (鈴雨日記)
十月のベランダの末枯れあさがほに濃きピンク咲きなにか恥づかし
079:恥(にいざき なん) (改題「休まないで歩けとチーターが言ったから」)
哲学書読みふける君のノートには恥球の文字と地球儀の図
079:恥(櫻井ひなた) (ひなごと☆23→24)
すっぴんが恥ずかしいとか思っちゃうあたしも大人になってしまった
079:恥 (キャサリン)(コーラス♪(´・ω・`)カレンダー♪)
18号に先をこされた17号なにか恥ずべきことでもあつたか?
079:恥(おっ) (だいえいの短歌専門店)
秋風に花も恥らう君を見て大木の僕も赤く染まった
079:恥(かりやす) (彼方探訪)
太宰治×小畑健の深夜アニメ「恥の多い――」と語りだしたり
079:恥(nene) (セイント☆オゼウサン かばんの中身ご開帳編)
恥は多い少ないではかるものだとは思わない それだけを記す今日 ○太宰は好きです
079:恥(emi) (時計をはずして)
木洩れ日の射す紫は恥じらいの少女思わす小さな形で
079:恥(美木) (ヒネモスアフタヌーン2)
深夜すぎ高校時代の恥ずかしいセリフ思い出し うわあああああ
079:恥(村上はじめ) (雑感)
恥じらいが美徳に思えた二十代怖いものなど何もなかった
079:恥(扱丈博) (取扱)
粉雪のように恥辱が降ってきてしもやけ色にじっとしている
079:恥(暮夜 宴) (青い蝶)
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079:恥(蓮野 唯) (万象の奇夜)
アンコール気恥ずかしくて目を伏せる友の名を呼び勇気届ける
079:恥(磯野カヅオ) (その時の主人公の気持ちを三十一文字で述べよ。)
落花生食む手も止まず恥多き生涯書かれし本再読す
079:恥(遠藤しなもん) (忘れちゃった。)
もしかして地球だったら30回自転しそうなほど恥ずかしい
079:恥(橘 みちよ) (夜間飛行)
錯覚か生命かはすと思ひしは恥骨と恥骨触れあふときに
079:恥(水風抱月) (朧月夜に風の吹く。)
胸を突く言葉も尽きて蘭引に注ぐ我が恥道化の滴
079:恥(岡本雅哉) (なまじっか…)
脱いでても脱いでなくても恥ずかしいところを見せるのは鏡だけ
079:恥(松原なぎ) (日向水(題詠blog2009))
寄りかかることを恥じつつ路線図をたどる満員電車の自由
079:恥(桑原憂太郎) (憂太郎の短歌Blog)
恥づかしい思ひさせぬやう教室で担任教師がまづバカをやる
079:恥(キヨ) (ぼくはこんなことが好き。)
「恥ずかしい」とは聞いたこと無かったな「やめろ」はつまり「ほしい」の意味で
079:恥 (久哲の適当緑化計画。)
浮いている有名すぎた爆撃機 ジェラルミンにはない羞恥心
079:恥(久哲)再投稿 (久哲の適当緑化計画。)
浮いている有名すぎた爆撃機 ジェラルミンにはない羞恥心
079:恥(睡蓮。) (睡蓮。の隠れ家ブログ)
イケメンが「一緒にいてよ」って言うんだもんテレビ見ながら恥じらう母ちゃん
2009題詠blog079:恥(はづき生) (生さんま定食)
「恥ずかしがることなどなにもないんだよ」ホテルのビデオ観はじむる友
079:恥(穂ノ木芽央) (白紙委任状)
見極めろその恥ぢらひは一度きりまもなく切られる手筈の巻毛と
079:恥(だや (それから人鳥の朝食を買いに)
恥の多い生涯に似てひたすらに小さく潰すペットボトルは
079:恥(紫月雲) (resume 1970-2009)
恥じらいて祈らぬよりもいまただに透明になり跪きたし
079:恥(空山くも太郎) (ケータイ短歌 備忘録)
恥ずかしいからって照れて目をそらす君のおでこに二度目のキスする
079:恥(都) (miya-momoの日記)
コートを脱ぎ絵葉書のとなりに目に映る我の代わりに恥じ入る秋桜
079:恥 (お気楽堂) (楽歌三昧)
正面の女性の膝のすきまからゆるゆる揮発する羞恥心
079:恥(駒沢直) (題詠blog参加用。)
もう少し恥ずかしいかと思ってた7年経って君の顔見る
079:恥(sora) (追憶~娘へ)
壇上の政治家達に比べれば吾の恥など小さく薄きもの
079:恥(湯山昌樹) (短歌 富士山麓より)
教壇に上がれば恥は捨てられる 五十分間我がオンステージ...
079:恥(近藤かすみ) (気まぐれ徒然かすみ草)
ペットボトルに口つけジュース飲むことを恥じゐし日のありちちははをりき
079:恥(TIARA) (**JEWELRYBOX**)
青空に恋したようにあかあかと恥じらう紅葉をそっと手にとる
079:恥(ぷよよん) (冷静と情熱のあいだ)
一点の恥骨にかかる重心をそのままにして無花果を剥く
079:恥(Ni-Cd) (反実仮想)
すれ違う人の恥骨に刺青を施したくて 傘は目深に
079:恥(星桔梗) (風船がわれるまで ?)
恥ずかしい思いを消してしまいたい我が身笑って道化てみせる
079:恥(夢雪) (浪漫)
恥ずかしいことを二人でもっとしようよ最初のときめき忘れないように
079:恥(葉月きらら) (組曲を奏でるように・・・)
照れながら繋いでくれた右手から汗がにじんで恥ずかし笑い
079:恥(さと) (すばらしい日々)
別々の体に戻り同じものを反芻する恥ずかしい朝
079:恥(今泉洋子) (sironeko)
百題に百の恥を重ね来てそろそろ私も紅葉も色づく
079:恥(村本希理子) (きりころじっく2)
もはや恥ぢらふものは花ばかりなり だいじなことは、他にあります。
079:恥 (一夜) (短歌るBlog)
夢抱き向かった先の大都会 挫折の恥を背負い帰郷す
079:恥(O.F.) (O.F.)
ちこつってチコツと書くとかわいくて仔犬の名前にできそう恥骨
079:恥(bubbles-goto) (BIBBLy HoUR)
母親をおふくろと呼ぶ恥ずかしさ未だ慣れずに次郎柿剥く
079:恥 (寺田ゆたか) (永訣のうた)
他人(ひと)が見れば嗤ふだらうよ恥知らず泣き歌ばかり詠ふ男を
079:恥(ワンコ山田) (歩道を走る自転車のこども)
トラックバックできない単語を使用しているようです。ブログの方でお読みください。
079:恥(惠無) (なんでもない一日)
唄を聞き本を読んでは涙して「恥(はず)い」と子どもに言われようとも
079:恥(やすまる) (やすまる)
第九番合唱をきくイヤフォンのひどくねじれたコードを恥じる
079:恥(茶葉四葉) (ゆざまし)
生き恥をさらすがごとき想いにて ひとを恋う時じゃまする余命
079:恥(ほきいぬ) (カラフル★ダイアリーズ)
重ねても慣れていかない恥ずかしい恥ずかしくない行き来する波
079:恥(kei) (シプレノート)
新しいポストはもらった方が勝ち 彼らの辞書にない羞恥心
079:恥(yunta) (詠 ~ツキノチカラ うたのもり~ )
写真とか何年たっても恥ずかしい一瞬なんか残さなくていい
079:恥(月原真幸) (さかむけのゆびきり。)
今いちばん会いたい人に会いに行く 恥じらいなんか捨て去っていい
079:恥(ノサカ レイ) (のーずのーず)
積み重む恥ずかしい×恥ずかしいマイナスすぎて恥ずかしくない
079:恥(田中彼方) (簡単短歌「題詠だ」)
ひとのよの善し悪しひとのよの恥の、なかったころのようにふたりで。
079:恥(桶田 沙美) (31Words Runner)
「恥を知れ」日本の美徳を忘れたるネット右翼の罵詈雑言よ
079:恥(小林ちい) (ゆれる残像)
恥ずかしくないよ見ないであげるから あいにく背中は狭いが泣きな
079:恥(香-キョウ-) (Sky on Blue)
他人(ヒト)の目を気にせず自由で良いんだよ 恥ずかしさなど吹き飛ばしてけ
079:恥(田中ましろ) (ましたん)
恥じらいと快楽の境界線にたたずむ君を言葉で責める
079:恥(千坂麻緒) (薔薇十字蕩尽短歌)
犬だもん恥ずかしげもなくめいっぱいおかえり!おかえり!跳ねて笑うよ
079:恥(佐山みはる) (月待ち人の窓辺(題詠Blog))
恥おほきわが一生(ひとよ)なれ風のむた秋海棠はほろほろ散りぬ
079:恥(笹本奈緒) (ニダンカイサセツ)
同じ窓映りたくない 廉価版みたいな自分恥ずかしいです
079:恥(内田かおり) (深い海から)
体中が赤く染まるか恥ずかしさの中で動けぬ我と我が影
079:恥(ろくもじ) (タンカコタンカ 題詠篇)
恥じらいをなくすための街に着いたよ、さあどこへいく?どこでキスする?
079:恥(ひじり純子) (純情短歌)
恥を知る心なくして平然と生きている者「人」とは言えず
079:恥(志井一) (日記ホプキンス)
「再履修 とっても恥ずかしゼミナール」 一番最近買った本です
079:恥(ひぐらしひなつ) (エデンの廃園)
しまうまのように恥じらうあたらしい日々のはじめの陽射しをくぐり
079:恥(ぱん) (向日葵 と 月)
恥ずかしい記憶ばっかり きみの眼の最後のわたしはどんなでしたか
079:恥(わらじ虫) (楽園 by わらじ虫。)
いつからか世界が嫌い恥ひとつ掻かず育って来たからだろう
079:恥(青山みのり) (わざとじゃないもん!)
ささくれた指を恥らう感性があって死ぬまできっと女だ
079:恥(鯨井五香) (くじら(独唱))
勇敢なクレーンだねとほめられて恥じらっているボブの折り鶴
79:恥(HY) (天然通信)
恥じらいの仕草喜ぶ君なれば我は淑女を装い続けん
079:恥 (里坂季夜) (コトノハオウコク)
都会では迷わずゴミに出すらしい矜持も恥も使えぬ友も
079:恥(星川郁乃) (Air Station)
躊躇いと羞恥心と育てすぎ母よわたしは歪な林檎
079:恥(はせがわゆづ) (迷走ランドセル)
暮れる空に今だけ許しを願ってる花恥ずかしく染まった指先
079:恥 みぎわ (たづたづし)
恥の概念知らぬ村山富市か歴代一無能な総理と呼ばれ
079:恥(ME1) (FILL mobile)
誇りなどとうになかった。要らなくて。声なき声を恥ずべきと啼く。
079:恥(久野はすみ) (ぺんぺん100%)
恥知らずなことを一途に思いつつれんげ畑のある町にゆく
079:恥(みち。) (滑空アルペジオ。)
恥ずかしく思えないままその夜が明けてしまった 愛じゃなかった
079:恥(松木秀) (わたしよきみの風景であれ)
自らを内省すると恥じること多し心に耳押し当てる...
079:恥(jonny) (迂闊な夜の真ん中で)
ちぐはぐな会話を無理に重ねつつ恥骨わずかにずれてゆく夜
079:恥(鳥羽省三) (見沼田圃の畔から)
「恥を知れ、恥を!」と言へぬ母方の祖父殿彼岸の彼方に坐(ま)せば
079:恥(鳥羽省三・再投稿) (見沼田圃の畔から)
低カロリーお菓子売り場の行列の長さを誇る傲慢を恥づ
079:恥(西中眞二郎) (しなやかに、したたかに、無責任に・・・西中眞二郎雑記帳)
恥という言葉を知らぬ人あまた世にはびこるも時の流れか
079:恥(アンタレス) (思い出ずるままに)
生き居れば恥かく事のおおくして何時しか必然わが性に成る
079:恥(みずき) (空)
恥かきし夜はゆつくり脳葉の右でさよなら呟いてみる
079:恥(船坂圭之介) (kei's anex room)
恥多きひとなりなりと云ふ”谷崎の愛”認めざる頑なな友
079:恥(船坂圭之介)再投稿 (kei's anex room)
恥多きひとなりと云ふ”谷崎の愛”認めざる頑なな友
079:恥(夏実麦太朗) (麦太朗の題詠短歌)
買うときは自分を変えてやろうかと意気込んでいた恥ずかしい服
079:恥(庭鳥) (庭鳥小屋へようこそ)
公が抜けたサトシは恥をかき解明せんと街を漂う
079:恥(佐藤紀子) (encantada)
里心が気恥ずかしくて浦島は帰ると言へず6日経ちたり(浦島太郎物語)
079:恥(八朔) (I am still here ... われひとりゐて)
勘違いするのは恥ずかしいことだから告白はしないときめき
079:恥(小早川忠義) (Just as I am Returns)
恥ずかしき歌削られてうたびとの第一歌集書棚に並ぶ
079:恥(梅田啓子) (今日のうた)
恥骨とふやさしき骨をもつ少女 立ち漕ぎをして坂道をゆく
079:恥(じゅじゅ。) (rahasia2 ~題詠blog2009~)
再会のシャルル・ド・ゴール空港のキスなら平気 恥ずかしくない
079:恥(森山あかり) (言葉の花かご)
羞恥心つつましさなど失われ大和撫子死語になりつつ
079:恥(みつき) (みそひと :: misohito ::)
君に会う前の鏡は恥ばかり映し出すから泣きそうになる
079:恥(うたまろ) (五と七と五と七と七)
政治家の昨日は今日の初昔 公約も恥も覚えてません
079:恥 (穴井苑子) (猫のように純情)
ぽこぽこと黄色い花が咲きだして恥ずかしかったことはやわらぐ
079:恥 (minto) (@100@)
恥じらひは美であるとして文学の中に息づく感性もあり
079:恥(うたまろ) (五と七と五と七と七)
心臓よ 恥を知らない脳の音を うかつな顎まで伝えないでくれ
079:恥(迦里迦) (香飄)
裃の文化は果てて「恥雪ぐ」男なきゆゑ桜は無血
079:恥 (ひなの雑記と言葉遊び)
聡明な人も公平性欠けば恥となること忘るべからず
079:恥(七五三ひな) (ひなの雑記と言葉遊び)
聡明な人も公平性欠けば恥となること忘るべからず
079:恥(ジテンふみお) (雲のない日は)
恥じらいをまず飲み込んだギャル曽根の黒目に映る白木蓮よ
079:恥(マトイテイ) (ようこそ 纏亭へ )
恥じらいと反比例した感情が乙女の腰に纏いつく街
079:恥(チッピッピ) (うたよみブログ)
金入れずレジの有料袋とる女の辞書に「恥」の文字なし
079:恥 (ゆり) (森の歌 ~怪人二十面相~)
はずかしくないのかな? 恥知らず達威風堂堂かっぽれかっぽ
079:恥(木下奏) (ブログ・キ・カーデ - 木下奏 blog)
恥という文字を真面目に見てみると心の声に耳澄ませてる
079:恥(はこべ) (梅の咲くころから)
その文字は耳と心で感じても 全身でうける恥のこころは
079:恥(柴田匡志) (スタートライン)
「恥骨炎」サッカー選手の泣き所中学にて吾も引退
079:恥 行方祐美 (フーガのように)
ぽっぽっと恥ずかしそうにひらく花鼻をくすぐる酸っぱい梅は
079:恥(畠山拓郎) (あいうえおあお)
同級生見落としている恥ずかしさ待つとしきかばバカバカバカと
079:恥(陸王) (Always Walking with Yu)
賢人に混ざり自ら恥っ子と言ひつ転がるきみは紅顔
079:恥(ことり) (歌)
やさしさや思いやりが恥なんて思い始めたころの夕焼け
079:恥(伊藤夏人) (やわらかいと納豆2009)
恥ずかしい思いをさせてごめんなさいだけどとっても似合っていたよ
079:恥(ぽたぽん) (今日には今日を 明日には明日を)
長い時間生きてきましたそれなりに経験もあれば恥もあります
079:恥(理阿弥) (車止めピロー)
常連と認められたが恥ずかしく食前サラダの胡瓜抜かれて
079:恥(Yosh) (☆生短歌☆)
恥なんか死ぬよりマシと思ってさ はいつくばって生き残ってやる
079:恥 (新井蜜) (暗黒星雲)
花みずき白く咲く朝たしかめる恥骨の固さ鼻梁を当てて
079:恥(ふみまろ) (光る風の記憶)
恥じらいは夏を競える短命の乙女のようなオーロラの羽
079:恥(羽うさぎ) (羽うさぎの日記帳)
恥ずかしいと言いつつパフェを食べるきみ言い訳してもイチゴは赤い
079:恥(のびのび) (のび短歌)
未熟さを恥じる気持ちはさて置いて今出来ること詠み続けること 参照記事:079:恥
079:恥(わだたかし) (ファミレス短歌)
恥くらいかけばいいんだ 誰だって初めて送る人生だから
079:恥(ひいらぎ) (ひいらぎのゆっくり短歌日記)
恥じらった分だけ氷は溶けだして好きと言えずにアイスコーヒー
079:恥(野州) (易熱易冷~ねっしやすくさめやすく、短歌編)
だつぷんののちにこう門舐めをりし恥(やさ)しきねこの仕草見果てぬ
079:恥(フウ) (easygoing.)
旅先で何回かいてきただろう恥という名の武勇伝説
079:恥(KARI-RING) (ほとりほとりと藍色の海)
笑いたいときには思いっきり笑おうきみの前なら恥ずかしくない
079:恥(天野ねい) (三十一文字の毒薬)
恥ずかしいから暗くしてなんて言う方が恥ずかしい歳だよな、もう
079:恥(ゆき) (ひたぶる君を)
君にあふ時はなんだか恥ずかしく少し怖くて膝の震へる
079:恥(ゆき)再投稿 (ひたぶる君を)
君にあふ時はなんだか恥づかしく少し怖くて膝の震へる
079:恥(龍庵) (題詠blog2009 龍庵)
目を閉じて耳に心を当ててみる愛とはいつも恥ずかしい音
079:恥(只野ハル) (Ordinary days)
知ってたらこんな歌うp出来ない事をさして言う恥というのは
079:恥(詩月めぐ) (かじられちゃったお月様)
恥ずかしさ感じる暇などなかったわ 泣いてわめいて貴方を捨てた
079:恥(たざわよしなお) (世界を翻訳するための試み)
流される雛人形のようである恥丘すらない紙の身体で
079:恥(tafots) (1年で1000首をつくる)
ムーミンがこっちを向きやしないのは恥ずかしいからとは限らない
079:恥(EXY) (オレブロ★パラダイス♪)
仏恥義理(ぶっちぎり) 青春の汗 涙すら 染みたTシャツ 時代(とき)の勲章
079:恥(中村成志) (はいほー通信 短歌編)
新緑を怖いと思う恥ずかしさ出口がそこに見えているよな 079:恥(題詠100首2009)
079:恥(さかいたつろう) (流星文庫)
あまりにも透明な願いだったから恥ずかしそうに逃げる流星
079:恥(こうめ) (はこにわ相聞歌)
恥辱にて伏せたる頭上に落ちてくるコーン カナリア取りこぼした分
079:恥(西野明日香) (水の中のASIAへ(短歌な毎日))
大声で泣き叫ぶのは恥ですか最果ての地の無風に立ちて
079:恥(秋月あまね) (予定された調和が見つかりませんでした。)
生きることすべてが恥とおもう夜に殺して廻るネットの痕跡
079:恥(新田瑛) (新田瑛のブログ2)
平日の水族館に独り居て恥ずべきことのある昼下がり
079:恥(ウクレレ) (十線譜)
ぼくたちは恥をかさねて生きてゆきやがてやさしくなれると思う
079:恥(富田林薫) (カツオくんは永遠の小学生。)
蝉の声きこえる図書館に目が合えば逸らす恥じらいの夏の始まり
079:恥(冥亭) (《冥亭倶楽部》 the snow-ball planet)
邪(よこしま)は我が血脈こわれ易き汝(なれ)に恥辱を与えたき恋
079:恥 (七十路ばば独り言)
我が背丈越えれど育たぬ羞恥心孫の動作に婆はハラハラ
079:恥(藻上旅人) (創作のおと)
満員で手をとることの恥ずかしさ薄らいでゆく午後5時の駅
079:恥(髭彦) (雪の朝ぼくは突然歌いたくなった)
なに恥じてなに誇るかを品性の目安となして人世渡りぬ
079:恥(すいこ) (すいこのうたおきば)
おなじ恥二度とはかかん野良猫と赤ちゃん言葉でたわむれ、みつかる
079:恥(じゃみぃ) (じゃみぃのうた)
暗闇で涙を感じ恥かしく席を立つ前こっそり拭い
079:恥(原田 町) (カトレア日記)
羞恥心なしと若きをそしりつつ夏物バーゲン漁るわれかも
079:恥(イマイ) (ゆびおり短歌)
天井を眺めていればつぎつぎと恥ずかしい過去あらわれてくる
079:恥(春待) (三感四音)
人間は忘れる生き物恥かいたことも忘れて明日を生き抜く
079:恥(萱野芙蓉) (Willow Pillow)
泣いたりして恥づかしいから蔓草の囲ひのなかに入つて来るな
079:恥 (みなと) (海馬)
恥という意識はいつも何処かにありひっしに首をふれ扇風機
079:恥(藤野唯) (Sugarmint)
恥ずかしいだけの思い出もあなたなら話してみよう 梅酒ください
079:恥(木下一) (ワイワイやってる暇はねえ!)
参照記事:079:恥 教科書の「恥骨」文字が恥ずかしく君のパンティでそっと隠した
079:恥(nnote) (白い箱から)
図書室の席は離れて同じ本恥ずかしがり屋はそっとつながる
079:恥(佐藤羽美) (hinautamemo)
その時の気恥ずかしさの手触りを確かめながら無花果を食む
079:恥(天鈿女聖) (うずめの花ビラ)
恥を知れ。しからずば死を。さもなくば私に好きといいなさい、バカ。
079:恥(流水) (流水(るすい)の短歌Caf'e)
変わらない恥じらいのまま歳をとる風にブランコ揺られて君は
079:恥(祢莉) (suger drop)
前だけを向いてまっすぐ歩きたい未来の自分に恥じたくはない
079:恥(あみー) (正直なたましい)
カラオケで歌うルフルズ「バンザイ」は後半に行くほど恥ずかしい
079:恥(こすぎ) (たんかんぽんかんみかん)
大丈夫 恥さらしなら 今 十回め そぞろ雨降り すべってころんで
079:恥(間遠 浪) (少女らせん)
せせらぎに浸す足首部分として生きる恥ずかしくても忘れる
079:恥(帯一鐘信) (シンガー短歌ライター)
目のまえで恥らうようにかちかちになったあわびに涎をたらす
079:恥(五十嵐きよみ) (NOMA-IGAオペラ日記)
うっかりと水着の跡をつけたまま背あきのドレスを着る恥ずかしさ
079:恥(虫武一俊) (無足場ワンダーランド)
ドアを出てひとつ歩めるごと恥をたぶん撒き散らかしてきている
079:恥(青野ことり) (こ と り ご と)
俯いたうなじ おくれ毛 耳たぶがまっ赤に透けて恥らっている
079:恥(吉里) (梢は歌う)
その恥が今の私を作ってる 無駄な事などないと頷く
079:恥(ほたる) (ほたるノオト)
恥ずかしい過去だけ舐める動物をペットショップで買い与えられ
079:恥(月下燕) (a swallow under the moonlight)
ライオンがここに告げよう恥ずべきは決してあなたの方ではないと
079:恥(石畑由紀子) (裏デッサン。短歌・題詠マラソンを走っています。亀スピードで。)
太宰ほど誇れる恥のない午後の舌先でころがすユスラウメ
079:恥(振戸りく) (夢のまた夢)
ミニスカの下にジャージは恥ずかしいことではないと言い切れますか
079:恥 (村木美月) (うたりずむ)
都会では恥も弱気も嫌われる忘却という名の列車に乗って
079:恥(都季) (31pieces)
恥ずべきは傷つけられたと思い込み自分ばかりを守っていた日々
079:恥(花夢) (花夢)
破廉恥という語のリズムでステップを踏んで男と女が踊る
079:恥(市川周) (ミルミルを飲みながら)
恥多き人生なれど金はある(きりがよいので七七はなし)
079:恥(珠弾) (seven seas tac)
二度寝して正午ラインをオーバーラン とどまるところなきを恥じても
079:恥(斗南まこと) (野ウサギのように)
泣くことは恥ではないと知りました涙を拭うおだやかなゆび
079:恥(酒井景二朗) (F.S.D.)
恥づかしい雜誌買ふのも堂々と!袋は斷わる、だつてエコだし!
079:恥(Re:) (プリズム)
晴れるだろう 恥ずかしそうに笑っては君が世界を揺らしてるから
079:恥(遥遥) (たんかのきりかた2)
恥ずかしく感じることは生きるのに良くないですか損なことですか
079:恥(こゆり) (おかっぱ短歌)
裸そのものより恥ずかしがる顔が好きだよなんてあなたも言うのね
079:恥(南 葦太) (「謙虚」という字を書けぬほど)
初デート嬉し恥ずかし帰り道 君にもらったはじめての肘
079:恥(ちょろ玉) (ちょろ玉のコトダマラソン)
女子マネがまばたきせずに消毒をしてくれるから少し恥ずかしい
079:恥(しおり) (ヒロの独り言)
恥じらいを無視して君の熱い指淫らな吾を呼び起こしてく
079:恥(本田鈴雨) (鈴雨日記)
十月のベランダの末枯れあさがほに濃きピンク咲きなにか恥ずかし
079:恥(本田鈴雨) (鈴雨日記)
十月のベランダの末枯れあさがほに濃きピンク咲きなにか恥づかし
079:恥(にいざき なん) (改題「休まないで歩けとチーターが言ったから」)
哲学書読みふける君のノートには恥球の文字と地球儀の図
079:恥(櫻井ひなた) (ひなごと☆23→24)
すっぴんが恥ずかしいとか思っちゃうあたしも大人になってしまった
079:恥 (キャサリン)(コーラス♪(´・ω・`)カレンダー♪)
18号に先をこされた17号なにか恥ずべきことでもあつたか?
079:恥(おっ) (だいえいの短歌専門店)
秋風に花も恥らう君を見て大木の僕も赤く染まった
079:恥(かりやす) (彼方探訪)
太宰治×小畑健の深夜アニメ「恥の多い――」と語りだしたり
079:恥(nene) (セイント☆オゼウサン かばんの中身ご開帳編)
恥は多い少ないではかるものだとは思わない それだけを記す今日 ○太宰は好きです
079:恥(emi) (時計をはずして)
木洩れ日の射す紫は恥じらいの少女思わす小さな形で
079:恥(美木) (ヒネモスアフタヌーン2)
深夜すぎ高校時代の恥ずかしいセリフ思い出し うわあああああ
079:恥(村上はじめ) (雑感)
恥じらいが美徳に思えた二十代怖いものなど何もなかった
079:恥(扱丈博) (取扱)
粉雪のように恥辱が降ってきてしもやけ色にじっとしている
079:恥(暮夜 宴) (青い蝶)
トラックバックできないためBlogにてご確認ください。
079:恥(蓮野 唯) (万象の奇夜)
アンコール気恥ずかしくて目を伏せる友の名を呼び勇気届ける
079:恥(磯野カヅオ) (その時の主人公の気持ちを三十一文字で述べよ。)
落花生食む手も止まず恥多き生涯書かれし本再読す
079:恥(遠藤しなもん) (忘れちゃった。)
もしかして地球だったら30回自転しそうなほど恥ずかしい
079:恥(橘 みちよ) (夜間飛行)
錯覚か生命かはすと思ひしは恥骨と恥骨触れあふときに
079:恥(水風抱月) (朧月夜に風の吹く。)
胸を突く言葉も尽きて蘭引に注ぐ我が恥道化の滴
079:恥(岡本雅哉) (なまじっか…)
脱いでても脱いでなくても恥ずかしいところを見せるのは鏡だけ
079:恥(松原なぎ) (日向水(題詠blog2009))
寄りかかることを恥じつつ路線図をたどる満員電車の自由
079:恥(桑原憂太郎) (憂太郎の短歌Blog)
恥づかしい思ひさせぬやう教室で担任教師がまづバカをやる
079:恥(キヨ) (ぼくはこんなことが好き。)
「恥ずかしい」とは聞いたこと無かったな「やめろ」はつまり「ほしい」の意味で
079:恥 (久哲の適当緑化計画。)
浮いている有名すぎた爆撃機 ジェラルミンにはない羞恥心
079:恥(久哲)再投稿 (久哲の適当緑化計画。)
浮いている有名すぎた爆撃機 ジェラルミンにはない羞恥心
079:恥(睡蓮。) (睡蓮。の隠れ家ブログ)
イケメンが「一緒にいてよ」って言うんだもんテレビ見ながら恥じらう母ちゃん
2009題詠blog079:恥(はづき生) (生さんま定食)
「恥ずかしがることなどなにもないんだよ」ホテルのビデオ観はじむる友
079:恥(穂ノ木芽央) (白紙委任状)
見極めろその恥ぢらひは一度きりまもなく切られる手筈の巻毛と
079:恥(だや (それから人鳥の朝食を買いに)
恥の多い生涯に似てひたすらに小さく潰すペットボトルは
079:恥(紫月雲) (resume 1970-2009)
恥じらいて祈らぬよりもいまただに透明になり跪きたし
079:恥(空山くも太郎) (ケータイ短歌 備忘録)
恥ずかしいからって照れて目をそらす君のおでこに二度目のキスする
079:恥(都) (miya-momoの日記)
コートを脱ぎ絵葉書のとなりに目に映る我の代わりに恥じ入る秋桜
079:恥 (お気楽堂) (楽歌三昧)
正面の女性の膝のすきまからゆるゆる揮発する羞恥心
079:恥(駒沢直) (題詠blog参加用。)
もう少し恥ずかしいかと思ってた7年経って君の顔見る
079:恥(sora) (追憶~娘へ)
壇上の政治家達に比べれば吾の恥など小さく薄きもの
079:恥(湯山昌樹) (短歌 富士山麓より)
教壇に上がれば恥は捨てられる 五十分間我がオンステージ...
079:恥(近藤かすみ) (気まぐれ徒然かすみ草)
ペットボトルに口つけジュース飲むことを恥じゐし日のありちちははをりき
079:恥(TIARA) (**JEWELRYBOX**)
青空に恋したようにあかあかと恥じらう紅葉をそっと手にとる
079:恥(ぷよよん) (冷静と情熱のあいだ)
一点の恥骨にかかる重心をそのままにして無花果を剥く
079:恥(Ni-Cd) (反実仮想)
すれ違う人の恥骨に刺青を施したくて 傘は目深に
079:恥(星桔梗) (風船がわれるまで ?)
恥ずかしい思いを消してしまいたい我が身笑って道化てみせる
079:恥(夢雪) (浪漫)
恥ずかしいことを二人でもっとしようよ最初のときめき忘れないように
079:恥(葉月きらら) (組曲を奏でるように・・・)
照れながら繋いでくれた右手から汗がにじんで恥ずかし笑い
079:恥(さと) (すばらしい日々)
別々の体に戻り同じものを反芻する恥ずかしい朝
079:恥(今泉洋子) (sironeko)
百題に百の恥を重ね来てそろそろ私も紅葉も色づく
079:恥(村本希理子) (きりころじっく2)
もはや恥ぢらふものは花ばかりなり だいじなことは、他にあります。
079:恥 (一夜) (短歌るBlog)
夢抱き向かった先の大都会 挫折の恥を背負い帰郷す
079:恥(O.F.) (O.F.)
ちこつってチコツと書くとかわいくて仔犬の名前にできそう恥骨
079:恥(bubbles-goto) (BIBBLy HoUR)
母親をおふくろと呼ぶ恥ずかしさ未だ慣れずに次郎柿剥く
079:恥 (寺田ゆたか) (永訣のうた)
他人(ひと)が見れば嗤ふだらうよ恥知らず泣き歌ばかり詠ふ男を
079:恥(ワンコ山田) (歩道を走る自転車のこども)
トラックバックできない単語を使用しているようです。ブログの方でお読みください。
079:恥(惠無) (なんでもない一日)
唄を聞き本を読んでは涙して「恥(はず)い」と子どもに言われようとも
079:恥(やすまる) (やすまる)
第九番合唱をきくイヤフォンのひどくねじれたコードを恥じる
079:恥(茶葉四葉) (ゆざまし)
生き恥をさらすがごとき想いにて ひとを恋う時じゃまする余命
079:恥(ほきいぬ) (カラフル★ダイアリーズ)
重ねても慣れていかない恥ずかしい恥ずかしくない行き来する波
079:恥(kei) (シプレノート)
新しいポストはもらった方が勝ち 彼らの辞書にない羞恥心
079:恥(yunta) (詠 ~ツキノチカラ うたのもり~ )
写真とか何年たっても恥ずかしい一瞬なんか残さなくていい
079:恥(月原真幸) (さかむけのゆびきり。)
今いちばん会いたい人に会いに行く 恥じらいなんか捨て去っていい
079:恥(ノサカ レイ) (のーずのーず)
積み重む恥ずかしい×恥ずかしいマイナスすぎて恥ずかしくない
079:恥(田中彼方) (簡単短歌「題詠だ」)
ひとのよの善し悪しひとのよの恥の、なかったころのようにふたりで。
079:恥(桶田 沙美) (31Words Runner)
「恥を知れ」日本の美徳を忘れたるネット右翼の罵詈雑言よ
079:恥(小林ちい) (ゆれる残像)
恥ずかしくないよ見ないであげるから あいにく背中は狭いが泣きな
079:恥(香-キョウ-) (Sky on Blue)
他人(ヒト)の目を気にせず自由で良いんだよ 恥ずかしさなど吹き飛ばしてけ
079:恥(田中ましろ) (ましたん)
恥じらいと快楽の境界線にたたずむ君を言葉で責める
079:恥(千坂麻緒) (薔薇十字蕩尽短歌)
犬だもん恥ずかしげもなくめいっぱいおかえり!おかえり!跳ねて笑うよ
079:恥(佐山みはる) (月待ち人の窓辺(題詠Blog))
恥おほきわが一生(ひとよ)なれ風のむた秋海棠はほろほろ散りぬ
079:恥(笹本奈緒) (ニダンカイサセツ)
同じ窓映りたくない 廉価版みたいな自分恥ずかしいです
079:恥(内田かおり) (深い海から)
体中が赤く染まるか恥ずかしさの中で動けぬ我と我が影
079:恥(ろくもじ) (タンカコタンカ 題詠篇)
恥じらいをなくすための街に着いたよ、さあどこへいく?どこでキスする?
079:恥(ひじり純子) (純情短歌)
恥を知る心なくして平然と生きている者「人」とは言えず
079:恥(志井一) (日記ホプキンス)
「再履修 とっても恥ずかしゼミナール」 一番最近買った本です
079:恥(ひぐらしひなつ) (エデンの廃園)
しまうまのように恥じらうあたらしい日々のはじめの陽射しをくぐり
079:恥(ぱん) (向日葵 と 月)
恥ずかしい記憶ばっかり きみの眼の最後のわたしはどんなでしたか
079:恥(わらじ虫) (楽園 by わらじ虫。)
いつからか世界が嫌い恥ひとつ掻かず育って来たからだろう
079:恥(青山みのり) (わざとじゃないもん!)
ささくれた指を恥らう感性があって死ぬまできっと女だ
079:恥(鯨井五香) (くじら(独唱))
勇敢なクレーンだねとほめられて恥じらっているボブの折り鶴
79:恥(HY) (天然通信)
恥じらいの仕草喜ぶ君なれば我は淑女を装い続けん
079:恥 (里坂季夜) (コトノハオウコク)
都会では迷わずゴミに出すらしい矜持も恥も使えぬ友も
079:恥(星川郁乃) (Air Station)
躊躇いと羞恥心と育てすぎ母よわたしは歪な林檎
079:恥(はせがわゆづ) (迷走ランドセル)
暮れる空に今だけ許しを願ってる花恥ずかしく染まった指先
079:恥 みぎわ (たづたづし)
恥の概念知らぬ村山富市か歴代一無能な総理と呼ばれ
079:恥(ME1) (FILL mobile)
誇りなどとうになかった。要らなくて。声なき声を恥ずべきと啼く。
079:恥(久野はすみ) (ぺんぺん100%)
恥知らずなことを一途に思いつつれんげ畑のある町にゆく
079:恥(みち。) (滑空アルペジオ。)
恥ずかしく思えないままその夜が明けてしまった 愛じゃなかった