題詠blog2009

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040:すみれ

2008-12-23 | 031-040の歌
「040:すみれ」の歌は、こちらにトラックバックしてください。

ひらがなで「すみれ」と詠み込んでください。「菫」「スミレ」などは不可

040:すみれ(西中眞二郎) (しなやかに、したたかに、無責任に・・・西中眞二郎雑記帳)
こずえ しおり すみれ 三人姉妹の噂など話に花咲く古き日の会

040:すみれ(アンタレス) (思い出ずるままに)
寂しきかスミレ一輪密やかに咲きしを見付心の友に

040:すみれ(アンタレス)再投稿 (思い出ずるままに)
寂しきかすみれ一輪密やかに咲きしを見付け心癒さる

040:すみれ(船坂圭之介) (kei's anex room)
黄すみれの香は匂ひ顕ち鼻を衝く冬しんしんと更けゆけばー死ー

040:すみれ(jonny) (迂闊な夜の真ん中で)
マネキンの電飾ボディーにすけすけのすみれ色したパンツが似合う

040:すみれ(鳥羽省三) (見沼田圃の畔から)
<多摩区立多摩幼稚園すみれ組>美莉ちゃんがんばれ。ゴールはすぐだ。

040:すみれ(みずき) (空)
すみれ咲く記憶の淵に横たはる亡父(ちち)の涙か 一粒の雨

040:すみれ(松木秀) (わたしよきみの風景であれ)
「すみれ September Love」を雨の降る今日は挽歌として口ずさむ...

040:すみれ(うたまろ) (五と七と五と七と七)
散歩道 川に寄り添い遠まわり 影のまにまに見上げるすみれ

040:すみれ(小早川忠義) (Just as I am Returns)
すみれ色の涙のつひに流れざり淋しきばかりが恋ならずして

040:すみれ(星野ぐりこ) (題詠100首爆走中。)
夜明け前空にすみれの色溶かし さぁ、もう一度愛し合おうか

040:すみれ(じゅじゅ。) (rahasia2 ~題詠blog2009~)
アポロンに顔を背けて きみだけ愛す 我が名は すみれ

040:すみれ(じゅじゅ。)再投稿 (rahasia2 ~題詠blog2009~)
アポロンに顔を背けて きみだけを愛す 我が名は 一途な すみれ

040:すみれ (穴井苑子) (猫のように純情)
すみれぐみさんではないのをそこはかとなくさとってるあやめぐみさん

040:すみれ(柴田匡志) (スタートライン)
SHAZNA(シャズナ)歌う「すみれSeptember Love」を聴けば横の母も口ずさめり

040:すみれ(ひじり純子) (純情短歌)
約束を忘れぬように春が来て同じところにすみれ群生

040:すみれ(佐藤紀子) (encantada)
すみれ咲く春の村なり浦島がぷつつり消息断ちたる場所は(浦島太郎物語)

040:すみれ(夏実麦太朗) (麦太朗の題詠短歌)
軒先の使い込まれたプランターにすきま無く咲く三色すみれ

040:すみれ(みつき) (みそひと :: misohito ::)
ふうわりと香って君をトリコにす すみれのようなひとになりたい

040:すみれ(ひいらぎ) (ひいらぎのゆっくり短歌日記)
立ち止まり目線を下げてみたかった疲れた心にすみれが笑う

040:すみれ (佐東ゆゆ) (Putting Holes in Happiness)
冬すみれ蕾の青さに土曜日の朝の雫よさんさんと降れ

040:すみれ(八朔) (I am still here ... われひとりゐて)
一株に露命を繋ぐ磯すみれ砂丘を護る国つ神たち 

040:すみれ(ぽたぽん) (今日には今日を 明日には明日を)
丹精を込めて育てて咲き出した三色すみれをなめくじが喰う

040:すみれ(庭鳥) (庭鳥小屋へようこそ)
ヨハン殿三色すみれ好きだけどやはり天体捨てがたくあり

040:すみれ(日向弥佳) (黒猫ときんぎょ)
悲しみが希望へ変わってゆくように明けてゆく空すみれ色へと

040:すみれ(梅田啓子) (今日のうた)
姫すみれ立壺すみれ雛すみれ春の陽射しにすつくと立てり

040:すみれ(マトイテイ) (ようこそ 纏亭へ)
すみれとは本名ですかと問う僕に謎の微笑み返す新宿

040:すみれ(只野ハル) (Ordinary days)
春の日に 探して歩く すみれ草 同じ名前の 君に手渡す

040:すみれ(蓮野 唯) (万象の奇夜)
広くない空き地でもないひだまりですみれのつぼみお昼寝してる

040:すみれ(ウクレレ) (十線譜)
花ならばコスモス、すみれ、れんげ草 どこか似ている好きになるひと

040:すみれ(ジテンふみお) (雲のない日は)
「すみれって」後ろのチビも「すみれって」懐メロ好きの自転車は行く

040:すみれ(わだたかし) (ファミレス短歌)
モテたくて覚えたすみれの花言葉「誠実」なんか身につまされる

040:すみれ(森山あかり) (言葉の花かご)
草むらにすみれひっそり咲く自己を主張せずただあるがまま咲く

040:すみれ(はこべ) (梅の咲くころから)
塀陰にわすれなすみれゆれており 木枯らし耐えうつむいて師走

040:すみれ(柚木 良) (舌のうえには答えがでてる)
すみれぐみまでもどらねばなりませんもし勝ち組をめざすのならば

040:すみれ 行方祐美 (フーガのように)
むらさきの彩を忘れぬすみれかも知れず今朝もひとりのメールの届く

040:すみれ(久哲) (久哲の適当緑化計画。)
風の日に浮島にあるすみれ色の二塁ベースがまた遠くなる

040:すみれ(陸王) (Always Walking with Yu)
ともだちのままいたいからわがままを告げられぬまますみれ花咲く

040:すみれ(七五三ひな) (ひなの雑記と言葉遊び)
弥生晴れ空の青さを愛でつつも芽出る春待つ路上のすみれ

040:すみれ (minto) (@100@)
正体は未だ謎なりあすみれば微笑むだらうか絵のモナリザは

040:すみれ(伊藤夏人) (やわらかいと納豆2009)
「紫が似合いますね」はさようなら すみれ色だよすみれ色なの

040:すみれ(ひぐらしひなつ) (エデンの廃園)
すみれとして過ごすにはやや殺伐とした午後であり 恋にはならず

040:すみれ(チッピッピ) (うたよみブログ)
暮れ残る空はすみれのグラデーション 魔に出逢うまであともう少し

040:すみれ (井手蜂子) (蜂歌/Hello,Mr.Darkness.)
岩陰にひっそりと咲く花の名を持つ娘いまだすみれを知らず

040:すみれ(詩月めぐ) (かじられちゃったお月様)
コンクリのひび割れに咲く紫のすみれみたいに強くなれたら

040:すみれ(根無し草) (根無し草)
七月の すみれといえば SHAZNAです 女装オトコと ひなのが結婚

040:すみれ (新井蜜) (暗黒星雲)
会いたくて天気雨ふる畦道のすみれの花をつまんでたべる

040:すみれ(ことり) (歌)
リア王の悲哀をふいに思い出すすみれ一鉢手にとるときに

040:すみれ (ゆり) (森の歌)
わたしの森秘密基地への案内は青い小鳥とすみれの小径

040:すみれ (はしぼそがらす) (紆余曲折)
ふかふかの花壇いごこち悪そうにヒトの勝手を嘆く野すみれ

040:すみれ(畠山拓郎) (あいうえおあお)
すみれすみれ可憐に咲いて惹きつける紫色の可憐な女(ひと)よ

040:すみれ (水口涼子) (FANTASIA )
すみれには菫のこころ我には見えぬ色にてみつばち誘う

040:すみれ(ふみまろ) (光る風の記憶)
遺影にも春は来たれりすみれ挿す笑み温もりてしらぐしの祖母

040:すみれ(髭彦) (雪の朝ぼくは突然歌いたくなった)
鉢植ゑのすみれの花とわが職の共に終りて春の深まる

040:すみれ(さかいたつろう) (流星文庫)
僕だってすみれくらい知ってると気づいた君のまんまるな目

040:すみれ(眩暈丸) (コギト過剰の歌)
公園のすみれの花の甘い蜜蝶が見た夢ボクの存在

040:すみれ(野州) (易熱易冷~ねっしやすくさめやすく、短歌編)
躓きてのめりながらにすみれ草人買橋のたもと暮れゆく

040:すみれ(Yosh) (☆生短歌☆)
舞台裏で何も言わずに黙々と そんなすみれになりたいと思う

040:すみれ(迦里迦) (香飄)
歌壇より花壇よろしきとりどりの色のみもちて仲間はすみれ

2009題詠blog040:すみれ(はづき生) (生さんま定食)
わたしは好きだすみれ堂の煎餅が好きだ好きだが最近売っていない

040:すみれ(天野ねい) (三十一文字の毒薬)
ミツバチさん早く見つけて庭のすみれんげがぽつり頬を染めつつ

040:すみれ(かりやす) (彼方探訪)
高瀬さんの歌集名からメルアドにすみれと入れて満足をせり

040:すみれ(秋月あまね) (予定された調和が見つかりませんでした。)
ここはすみれ野一丁目一番地 かつてすみれが咲いていました

040:すみれ(木下奏) (ブログ・キ・カーデ - 木下奏 blog)
すみれいろしている心がぼんやりと夢に溶けては消える春の日

040:すみれ(花夢) (花夢)
すみれ色の闇夜を縫って逢いにゆく嬉しさだけで生かされている

040:すみれ(木村比呂) (*さよなら小鳩)
石がきが崩れきってもあいましょう朝焼け前のすみれだらけ

040:すみれ(たざわよしなお) (世界を翻訳するための試み)
カタカナのかたちでひらくハナミズキひらがなのかたちに咲くすみれ

040:すみれ(原田 町) (カトレア日記)
いずこより飛び来しものか側溝にすみれの花が咲(え)まいておりぬ

040:すみれ(磯野カヅオ) (その時の主人公の気持ちを三十一文字で述べよ。)
メェと鳴くすみれ探してをちこちをためらひもなく尋ね歩けり

040:すみれ(暮夜 宴) (青い蝶)
すみれってささやくときのくちびるがキスをせがんでいるみたいでさ

040:すみれ(春待) (三感四音)
すみれ色アメジストリング欲しがりし君は来月十六となる

040:すみれ(中村成志) (はいほー通信 短歌編)
左手の甲の鱗を増やすため三色すみれの花びらを切る 040:すみれ(題詠100首2009)

040:すみれ(こすぎ) (たんかんぽんかんみかん)
偶然にネイルはすみれ雨上がりショウウインドウで過去と向き合う

040:すみれ(新田瑛) (新田瑛のブログ2)
道端にすみれが咲いているように心の中にあなたがいます

040:すみれ(冥亭) (《冥亭倶楽部》 the snow-ball planet)
髪長くすみれに匂う色白の男子(おのこ)は村の新米狩人(ハンター)

040:すみれ(風天のぼ) (でんでんむしの夢)
道端の割れ目に立てるすみれ草 入り日をうけて茎まで透ける

040:すみれ(理阿弥) (車止めピロー)
背凭れの三色すみれが咲き誇り咲き誇りなお遮るひとなく

040:すみれ(祢莉) (suger drop)
大好きな彼の彼女はほんのりとすみれの匂い負ける気がした

040:すみれ(藻上旅人) (創作のおと)
口ずさむコートにすみれをなつかしき和製ランボーメロディにのり

040:すみれ(沼尻つた子) (つたいあるけ)
うすっぺらいカップの底の4分ですみれのちぢれを取り戻すのか

040:すみれ(西野明日香) (水の中のASIAへ(短歌な毎日))
ゆんわりと溶け込んでゆくふたりしてすみれの花のぬるさに触れて

040:すみれ(nnote) (白い箱から)
淡淡と夢を侵蝕するすみれあしたあなたを受け容れましょう

040:すみれ(吉里) (梢は歌う)
側溝に落ちてこぼれた種からも綺麗な花を咲かせるすみれ

040:すみれ(五十嵐きよみ) (NOMA-IGAオペラ日記)
夕焼けが静まったあと薄っすらとすみれ色めく空を見ている

040:すみれ(富田林薫) (カツオくんは永遠の小学生。)
最愛の春をなくして泣いているすみれ色した庭師がひとり

040:すみれ(にいざき なん) (改題「休まないで歩けとチーターが言ったから」)
会う未練、恋する未練、残すなよ、すみれが咲いたら片付けに行く

040:すみれ (七十路ばば独り言)
すみれ花咲く頃あなたと会いました今も変わらぬ歌劇の伝統

040:すみれ(O.F.) (O.F.)
紫の制服が正義のサイン!隙間戦隊すみれンジャー

040:すみれ(こうめ) (はこにわ相聞歌)
君が手にかかる間際のビーカーはすみれ色にて電極を待つ

040:すみれ(流水) (流水(るすい)の短歌Caf'e)
無造作にすみれ色したペディキアを扇情しつつ投げ出している

040:すみれ(じゃみぃ) (じゃみぃのうた)
花壇には三色すみれ咲いている道行く僕はそれを楽しむ

040:すみれ(間遠 浪) (少女らせん)
考えないすみれ 花のあとに繁る 想うたんぽぽ悩むひまわり

040:すみれ(イマイ) (ゆびおり短歌)
今日もまたすみれ色したアイシャドー中村さんの初恋を聞く

040:すみれ(のびのび) (のび短歌)
あのひとのまぶたを飾るすみれ色が今日は青ざめて見える 心配 参照記事:040:すみれ

040:すみれ(月下燕) (a swallow under the moonlight)
目をおおいたくなるほどの空虚にはかつてすみれが咲いてたという

040:すみれ(羽うさぎ) (羽うさぎの日記帳)
うつむいて可憐すぎるねすみれ草ふれることさえ罪に思えて

040:すみれ(ほきいぬ) (カラフル★ダイアリーズ)
強風に立ち止まるとき足元にはすずしい顔したすみれいちりん

040:すみれ(フウ) (easygoing.)
すみれという娘(こ)はとてもキレイに咲く女どこまでも清らかに暮らす

040:すみれ(KARI-RING) (ほとりほとりと藍色の海)
夜明け前すみれ色の空切り裂いた火球にお願いしそびれたこと

040:すみれ(音波) (短歌のなぎさ)
憎まずにいられないほど すみれすみれすみれ 焼き捨てる火がオレンジと白

040:すみれ(ゆき) (ひたぶる君を)
髪色は紫にするアポロンを拒み通したすみれのやうな

040:すみれ(都季) (31pieces)
色褪せた青色ノートの隙間から三色すみれの押し花ひらり

040:すみれ(Re:) (プリズム)
ひっそりと咲くすみれにもいるだろう見てもらいたい人かなにかが

040:すみれ(ほたる) (ほたるノオト)
すみれ色したしあわせとふしあわせ ひとさしゆびでかき混ぜている

040:すみれ(新野みどり) (明日は明日の風が吹く)
すみれ摘み部屋に一輪飾りたい過ぎ去る春を留めるために

040:すみれ(青野ことり) (こ と り ご と)
ぼんやりと空はすみれに みおろせば瞬くほどに営みの窓

040:すみれ(都) (miya-momoの日記)
あれこれと自ら創りふくらます恐れをもたぬか野のすみれなら

040:すみれ(石畑由紀子) (裏デッサン。短歌・題詠マラソンを走っています。亀スピードで。)
薬にも毒にもならない恋なんてお前が言うな すみれを食べる

040:すみれ (村木美月) (うたりずむ)
あなたから傷つけられたかなしみの涙の色はすみれ色です

040:すみれ(村本希理子) (きりころじっく2)
狭義にはスミレではない匂菫そのすみれ色が裏庭に満つ

040:すみれ(健太郎) (モノクローム文芸館)
窓越しに傘を開いて靴を踏む見つめる視線 染まるすみれ色

040:すみれ(藤野唯) (Sugarmint)
まっすぐに見てはすれ違えないから ほのかなすみれの匂いをさせて

040:すみれ(南 葦太) (「謙虚」という字を書けぬほど)
名より実 花より団子 すみれより君のつみれが愛しい夕べ

040:すみれ(振戸りく) (夢のまた夢)
閉じこめておきたい甘い想い出をすみれと砂糖漬けにしました

040:すみれ(新津康) (GARDEN DRAGON)
折れたすみれ草。儚く愁う。すみれだからと特別を気付かず。

040:すみれ(虫武一俊) (無足場ワンダーランド)
あるくのはせかいのかたすみれぞんでーとるはだれかのえいがのわきやく

040:すみれ(櫻井ひなた) (ひなごと☆23→24)
お嫁さんごっこしたいなもう一度すみれの指輪作ったりして

040:すみれ(萱野芙蓉) (Willow Pillow)
騙されてゐるかもしれず儚げな顔にて庭をうめゆくすみれ

040:すみれ みぎわ (たづたづし)
窮屈な身過ぎ世過ぎも楽しまう歩道の淵にすみれは群れて

040:すみれ(文) (f_blueな日々 題詠blog)
すみれ菫うすむらさきの儚くておさなのおよびに摘まれたりけり

040:すみれ(ぷよよん) (冷静と情熱のあいだ)
とじこめたすみれの花の砂糖づけキャンディごしでもきみにあげたい

040:すみれ(ゆふ) (ゆっくりん)
ハンカチにあなたのイニシャルを刺繍(さ)してゐるすみれ色した糸を縒りつつ

040:すみれ (キャサリン)(コーラス♪(´・ω・`)カレンダー♪)
別れ話の君の笑みすみれ色の涙をながすピエロを想う

040:すみれ(あみー) (正直なたましい)
すみれ色していなくってそれはもうすみれ自身も驚いている

040:すみれ(EXY) (オレブロ★パラダイス♪)
恋してる 君の涙は すみれ色 ワイングラスの 夜景がにじむ

040:すみれ(龍庵) (題詠blog2009 龍庵)
すみれ摘む棄ててしまったささやかな叶わぬ愛の身代わりとして

040:すみれ(兎六) (一人暮らしの日記)
すみれ咲く愛されていることなどを演繹的に証明しつつ

040:すみれ(月下  桜) (*月下  桜 の 世界*)
昨年とおなじ季節と場所で会うすみれとわたしの秘密の約束

040:すみれ(美木) (ヒネモスアフタヌーン2)
すみれ色のドレスで嫁に行く従姉妹 好きな色だと言ってたな昔

040:すみれ(松原なぎ) (日向水(題詠blog2009))
丘に咲くいつかの夢でふくらんだ胸の釦はすみれの形

040:すみれ(松原なぎ) (日向水(題詠blog2009))
丘に咲くいつかの夢でふくらんだ胸の釦はすみれの形

40:すみれ(村上はじめ) (雑感)
軽やかにすみれ色したカーディガン映画館では冷房避けに

040:すみれ(短歌サミット2009.SAWA) (短歌サミットブログ)
夕闇のすみれの空に舞い踊る恋する乙女は男女? 

040:すみれ(遥遥) (たんかのきりかた2)
南極の丘のすみれを食べたくてキリンの首は明日も長く

040:すみれ(nene) (セイント☆オゼウサン かばんの中身ご開帳編)
案外と悪目立ちしてつつかれる 重箱のすみれいぞうこの奥 ○ガサいれの楽しみ

040:すみれ(市川周) (ミルミルを飲みながら)
すみれ花食うバカ犬や春は来ぬ(きりがよいので七七はなし)

040:すみれ(emi) (時計をはずして)
すみれ色のシュシュが似合ったマリコさん春の日に逝くたったひとりで

040:すみれ(sora) (追憶~娘へ)
ひまわりの黄色に背を見せながら夏すみれに聞かせるひとり言

040:すみれ(tafots) (1年で1000首をつくる)
10歳で食用すみれをはんでいて母は1人で部屋で泣いてて

040:すみれ(こゆり) (おかっぱ短歌)
バラよりも三色すみれのようなひと人畜無害に見えて有毒

040:すみれ(bubbles-goto) (BIBBLy HoUR)
プールからあがったあとはすみれ色した唇で焼きそばを食う

040:すみれ(佐藤羽美) (hinautamemo)
呼び止めた言葉は色のチグハグなパッチワークのようですみれ野

040:すみれ(酒井景二朗) (F.S.D.)
驛からは東北方へ十分程今もありますみれん横丁

040:すみれ(やや) (言の葉たち)
ぽっかりと穴の空きたる心にはすみれ一輪咲いております

040:すみれ(橘 みちよ) (夜間飛行)
一歳の誕生日にはスフレ焼きすみれの砂糖づけ添へ贈らむ

040:すみれ(ノサカ レイ) (のーずのーず)
繰りかえすみれんがましく何度でもあたしは命のうたを止めない

040:すみれ(天鈿女聖) (うずめの花ビラ)
百倍も焦っています 牛乳にすみれのハチミツたらして飲めよ

040:すみれ(わらじ虫) (楽園 by わらじ虫。)
皆どこに消えるんだろね 泣かないで すみれの「す」とか 愛してたのに

040:すみれ(志井一) (日記ホプキンス)
何才のときに引っ越したんだっけ すみれ組いるか組くじら組

040:すみれ(穂ノ木芽央) (白紙委任状)
誕生日のすみれの鉢を信じずに電話を切つたときからの罪

040:すみれ(佐原みつる) (あるいは歌をうたうのだろう)
本棚に傾いている古い本すみれは青い花だと思う

040:すみれ(すいこ) (すいこのうたおきば)
すみれという名を持つ人のやわらかき色ひらがなの響きが似合う

040:すみれ(珠弾) (seven seas tac)
同級の背番号10がマウンドへ 見守るすみれアルプスの山

040:すみれ(本田鈴雨) (鈴雨日記)
すみれの名冠せるものに食堂の多きわけなど問ふ夕星に

040:すみれ(笹本奈緒) (ニダンカイサセツ)
理科室にすみれの匂い 時間旅行するつもりなら失敗ですよ

040:すみれ(帯一鐘信) (シンガー短歌ライター)
うつくしいすみれ色した顔色で地球をみてるデスラー総統

040:すみれ(木下一) (リンダリンダタンカ)
参照記事:040:すみれ すみれってつぶやいたなら秋風が君のパンティ運んできたよ

040:すみれ (一夜) (短歌るBlog)
幼き娘(こ)「顔が怖い」とつぶやいた 三色すみれ風に微笑む

040:すみれ(駒沢直) (題詠blog参加用。)
タカラヅカすみれの花の凛として惹かれる訳はわが胸にあり

040:すみれ(天国ななお) (お月様は許さない)
消えていくルールをひとつひとつずつ数えて距離を知るすみれかな

040:すみれ(TIARA) (**JEWELRYBOX**)
嬉しくて悲しくて満たされている すみれに染まる空もあたしも

[短歌][2009] 040:すみれ(ezmi) (語りえぬことを。)
スカーフをください君が好きでした髪巻き上げる風すみれ色

040:すみれ (みなと) (海馬)
平行しゆく線もかなたに交わるか すみれの色の息の洩るれば

040:すみれ(田中彼方) (簡単短歌「題詠だ」)
活きたままの蟹を煮え立つ鍋に入れ歌う「すみれの花咲く頃」を。

040:すみれ(ワンコ山田) (歩道を走る自転車のこども)
ピリオドを打つ君が居て暗転に すみれを踏んだかおり波立つ

040:すみれ(やすまる) (やすまる)
すきすきすきまとわりつけば消えてゆく においたちつぼすみれむらさき

040:すみれ(湯山昌樹) (短歌 富士山麓より)
すみれ色のインクを好む吾なれど信書に用いるのはためらわれて...

040:すみれ(桑原憂太郎) (憂太郎の短歌Blog)
1Fの階段奥に特別な指導を入れるすみれ組あり

040:すみれ (お気楽堂) (楽歌三昧)
フェリシモのむらさき数多ある中に「聖母マリアのすみれの花輪」

040:すみれ(遠藤しなもん) (忘れちゃった。)
源氏名はすみれ きれいなカクテルにかわりばんこにくちづけをして

040:すみれ(岡本雅哉) (なまじっか…)
すみれ色が濃くなる窓ガラスのうえを星は流れて朝露になる

040:すみれ(紫月雲) (resume 1970-2009)
鬱々とブルーの濃淡くぐり抜けすみれのような娘を得たり

040:すみれ(伊藤真也) (クラッシュボク)
草陰にしゃがんでじっと眺めつつすみれひとひらべろに乗せてみる

040:すみれ(斗南まこと) (野ウサギのように)
ほの淡くすみれの色に夜は明ける知りたくなかったさみしさがある

040:すみれ(香-キョウ-) (Sky on Blue)
クラヤミをススみながらも あすみれば いつかヒカリがさしこんでくる

040:すみれ(キヨ) (ぼくはこんなことが好き。)
「さっきからあの犬すげぇがんばって すみればかりを探してやがる」

040:すみれ(しおり) (ヒロの独り言)
想うほど想われなくて草むらの中にひっそり咲くすみれ草

040:すみれ(鹿男) (もえないゴミ箱)
放課後の赤い音楽室のすみ れから始まる青春だった

040:すみれ(ちょろ玉) (ちょろ玉のコトダマラソン)
すみれ色・空色・緋色と色を呼ぶ君には君の色があったね

040:すみれ (惠無) (なんでもない一日)
すみれだと思ってた花は違う名で初夏の日差しに佇んでおり

040:すみれ(月夜野兎) (明日 晴れるといいな)
静かなる美しさ秘め咲くすみれのようになりたい向日葵の種

040:すみれ(小林ちい) (ゆれる残像)
ぼんやりとリップクリーム塗りながらめくる「すみれの花の砂糖づけ」

040:すみれ(月原真幸) (さかむけのゆびきり。)
かいだんのおどりばのすみれんあいのただしいかたちなんてしらない

040:すみれ (斉藤そよ) (photover)
空ばかりみてるね九月 四月にはすみればかりを見ていた野原

040:すみれ(ろくもじ) (タンカコタンカ 題詠篇)
ナスを食う すみれ色したその皮を噛むたびしあわせな夢を見る

040:すみれ(兵庫ユカ) (Blog [ .bypass ])
すみれぐみの集合写真にともだちがひとりもいないともだちがいなかった

040:すみれ(kei) (シプレノート)
ぶらんこを大きく漕いですみれ色の私の空に近づいていく

040:すみれ(おっ) (だいえいの短歌専門店)
すみれとかほうせんかとかききょうとかわれもこうとか君の夕顔

040:すみれ(椎名時慈) (タンカデカンタ)
ひそやかにすみれ草咲く 地中では別離の石を根毛が抱く

040:すみれ(水風抱月) (朧月夜に風の吹く。)
秋の辺にすみれはぐれて狂い咲く 手折り奪おか 惑う高貴を

040:すみれ(近藤かすみ) (気まぐれ徒然かすみ草)
茜からすみれ色へと暮れてゆく空を眺めむ曰(いは)く窓より

040:すみれ(睡蓮。) (睡蓮。の隠れ家ブログ)
夕陽泣くたそがれ空はすみれ色さよならよりも会えぬ方(ほ)がマシ

040:すみれ(A.I) (Private Window)
旧暦の手帳に挟むすみれ草 春にやさしい折りぐせはあり

040:すみれ(扱丈博) (取扱)
燃えつきたすみれの色の夜が来てあかるい店で壜詰を買う

040:すみれ(詠時) (短歌の花道)
墨入れがすみれの語源とうんちくを語りし者はその香(か)を識らず

039:すみれ(今泉洋子) (sironeko)
祖母(おほはは)が医者倒しと言ひし草すみれ色なるを杳(とほ)く記憶す

040:すみれ(今泉洋子)再投稿(番号間違い) (sironeko)
祖母(おほはは)が医者倒しと言ひし草すみれ色なるを杳(とほ)く記憶す

040:すみれ(葉月きらら) (組曲を奏でるように・・・)
吾の想いすみれに託し贈ります 小さな幸せ真実の愛                     すみれの花言葉…小さな幸せ 真実の愛 ...

040:すみれ(内田かおり) (深い海から)
春光を集めし甘き蜜のごと野辺のすみれの揺れて輝く

040:すみれ(遠野アリス) (gymnopedie)
秋晴れのすみれ色した夕空をふたりで歩むという愉しみ

040:すみれ(hjr) (_blank)
闇だったときが染まったすみれいろ今日も泣けるし覚えてるけど

040:すみれ(空山くも太郎) (ケータイ短歌 備忘録)
コスモスの夕陽とすみれの闇の間(ま)で僕らははじめて手をつなげたね

040:すみれ(鯨井五香) (くじら(独唱))
タランテラ、すみれ、ギャロップ、金の星 鍵盤に舞うストリーボック

040:すみれ(佐山みはる) (月待ち人の窓辺(題詠Blog))
聞くならくパーマすみれのおばさんも呆けてしまへりふるさとは秋

040:すみれ(Ni-Cd) (反実仮想)
唇はすみれの花でさむいのは人を愛して愛されたせい

040:すみれ(星桔梗) (風船がわれるまで ?)
思い出の中にすみれが咲いている母の姿がタブって見える

040:すみれ(yunta) (詠 ~ツキノチカラ うたのもり~ )
帰り道すみれがたくさん咲いてた知らせたいのは誰にだったか

040:すみれ(Makoto.M) (放物線にあこがれて)
ベランダにきわどくすみれ咲かしめてカーテンのなか人は住みたり...

040:すみれ(桶田 沙美) (31Words Runner)
すみれがねいっぱいさいてたあののはらすみれいろしたビルがたってたよ

040:すみれ (里坂季夜) (コトノハオウコク)
砂に蒔くすみれの種はたちまちに見えなくなって残暑夕暮れ

040:すみれ(夢雪) (浪漫)
宝塚すみれの花が咲く頃に歌うフィナーレ僕の終幕

040:すみれ(青山みのり) (わざとじゃないもん!)
三姉妹。すみれパンジービオラなら<香里奈>はどれが似合うのだろう

040:すみれ(山の上のパン) (なしなし やしやし)
苔むしたとこに咲いてるすみれなら摘んで天ぷらにするとうまい

040:すみれ(さと) (すばらしい日々)
すみれ草摘みて差し出す愛しき(かなしき)手 今切なくて両手で包む

040:すみれ(勺 禰子) (ディープ大阪・ディープ奈良・ディープ和歌山)
にほひたつにはのかたすみれんめんと金木犀は前世より降る

040:すみれ (寺田ゆたか) (永訣のうた)
唄に似てすみれの花の咲く頃に君を知りたり半世紀前

040:すみれ(冬鳥) (ことのはうた)
鳥低く飛ぶ曇天に制服の子ら別れゆく すみれのころを

040:すみれ(茶葉四葉) (ゆざまし)
その通り言うとおりですみれんです だから何かの罪になります?

040:すみれ(千坂麻緒) (薔薇十字蕩尽短歌)
おじさんの指がすみれにふれている小さな声で歌うハレルヤ    

040:すみれ(ぱん) (向日葵 と 月)
すみれってどんな色した花だっけ しらないくせにわたしはおんな

040:すみれ(緒川景子) (ezomijikauta)
このビルのこのトイレいつだったかもこうしてたすみれ色のハンカチ

040:すみれ(はせがわゆづ) (迷走ランドセル)
一面のすみれ畑を駆けていく振り返らない君の背を追う

040:すみれ(みち。) (滑空アルペジオ。)
かわいてるらしく暮れていく空もすみれ色とか思えずに闇

040:すみれ(田中ましろ) (ましたん)
身体中すみれの香りさせながら無実を主張したりしないで

040:すみれ(泉) (tannka たんか 短歌)
一鉢の三色すみれにこと足れり冬の庭には冬の色置き

040:すみれ(フワコ) (きくとわたし)
復活祭のカードのすみれの深い青に沈んでいたい心持ちです

040:すみれ(久野はすみ) (ぺんぺん100%)
スミレ目スミレ科スミレ属すみれ永遠にだましつづけておくれ

040:すみれ(星川郁乃) (Air Station)
なによりも丈夫なことをよしとして三色すみれをこよなく愛す

40:すみれ(HY) (天然通信)
健気なるすみれ溶けだす雪の間に紫の花そっと咲かせて

040:すみれ(ME1) (FILL mobile)
戯れに赤らめた過去価値もなく道端に咲くたちつぼすみれ .

040:すみれ(宵月冴音) (銀星亭~Villa Argentee D'Etoile~)
月のない夜に兵士が踏みにじるためには咲くな三色すみれ

040:すみれ(なゆら) (リッスン・トゥ・ハー)
人見知りの姪が見つけた軒下に小さく咲いたすみれの親子