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こっそり読書日記

HQの感想。ネタバレあり。

ヘラクレスの難業 2

2014年10月09日 | アガサ・クリスティ ポワロシリーズ

ドラマ版の登場人物(登場順、ネタバレ含む)

サー・アンソニー・モーガン 外務大臣   Patrick Ryecart
 同じくポワロシリーズ1996年「もの言えぬ証人」や、シュイクスピア21「からさわぎ」等にも

シリア・モーガン  アンソニーの妻 (ググったけどお名前わからなかった)

ハロルド・ウェアリング 外務次官  Rupert Evans
 見覚えのあるお顔でも、米俳優さんで似たようなお顔多々ありで勘違いかもと思ったら
 2009年版「エマ」(TVミニシリーズ)のフランク・チャーチル役でしたね

警視正     Stephan Frost

婦人警官    Isobel Middleton
 「ミストレス」や「心理探偵フィッツ」等

ルシンダ                  Lorna Nickson Brown
 まだまだ新人女優さんなのかな

バートン医師      Tom Chadbon
 (名前は同じでも原作とは違って主治医設定かな?)

テッド・ウィリアムズ  運転手     Tom Austen
 最近観始めた「刑事ジョー」のイケメン刑事さんですわ(無精ひげがないと別人みたい)

カトリーナ・サムシェンカ(=メイドのニータ)  Fiona O'Shaughnessy
 お初女優さんでした

レメントイ警視(原作でのレメントーユ警視かな) 殺人鬼マラスコーを追う警官  
    Nickolas McGaughey

エルジー・クレイトン            Morven Christie 

ミセス・ライス   エルジーの母親   Sandy McDade

シュワルツ     保険調査員(ICPCのドゥルエ警部)   Tom  Wlaschiha
 ドイツ人俳優さんなのかな? 「GSG-9」、最新では「ゲーム・オブ・スローンズ」等

ロサコフ伯爵夫人   Orla Brady
 「ミストレス」のシボーンだわ!、そして「刑事ジョー」でも最近観てた
 (「ビッグ4」を読んでからだったので、イメージが違う!と言いたい
  もっと明るい派手さで、エキセントリックな印象なのに、この作品自体が暗いこともあってか
 なんだか暗い伯爵夫人でガッカリ、手くせが悪くても可愛げがなければただの犯罪者だわ
 まだシボーンの悪印象ぬぐいきれないせいかも)

オリンポス・ホテルの責任者 フランチェスコ・クリエール   Nigel Lindsay

  〃   従業員   グスタフ                Richard Ketz

アリス・カニンガム   ロサコフ伯爵夫人の娘 犯罪分析官 Eleanor Tomlinson
 

ドクター・ルッツ     サムシェンカの主治医  Simon Callow

 

脚色はガイ・アンドリューズさん Guy Andrews
 ポワロシリーズでは「青列車の秘密」「満潮に乗って」「死との約束」
 他に観たことあるのでは「ロスト・イン・オースティン」、「第一容疑者」等も

 

ドラマ版は「エルマントスのイノシシ」をメインにして
「アルカディアの鹿」「ステュムパロスの鳥」「ケルベロスの捕獲」「ヒッポリュテの帯」を混ぜた感じ
今回一番の文句は、何故伯爵夫人の娘設定にしたのかというところ
原作では確かに犯人(別事件)だったけど、息子の婚約者だったからまだ救いようもあった
本当の娘があそこまで冷酷な殺人者なんて、母親といえども味方するのも納得できないし
ポワロに見逃してと言うなんて、まったく伯爵夫人のイメージじゃない
アリスがポワロさんを馬鹿にしくさっていたのは、原作でも同じだったけど
犯人と言っても麻薬がらみの事件と猟奇殺人ともいえるほどの冷酷無比な事件では
後味も相当悪くなる
ロサコフ伯爵夫人のキャラそのものが変えられてしまっているからそこが一番残念だった
ただ「ビッグ4」の原作に出てくるロサコフ伯爵夫人の行動にもびっくりしたから
この女性は「ルパン三世」の不二子ちゃ~ん的なキャラなのでしょうか?(違うか)

この作品も原作は未読でしたが、やっぱクリスティさん!短編でもどれもこれも面白かった
始まりから原作は明るく、引退を考えているポワロを一笑するドクターに発奮して動き出す
というのに反して、ドラマ版はポワロさんらしからぬ失態(しかも殺人)で雰囲気も暗いと
対照的で、事件を混ぜ合わせてあるからキャラクターも微妙に違ってて(そこはしょうがない)
好みのキャラ(ロサコフ伯爵夫人)が変えられていたから文句が出ちゃうのであって
原作読んでなかったら、まあこんなものかってところでしょうか

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