A Murder is Announced
あらすじは新マープル版の方にあるので、省略
キャラクターも内容も会話までも、ほぼ原作に忠実だったヒクソン版の登場人物は
(1985年と古い作品だけに、すでに亡くなられている俳優さんも多かった)
レティシア・ブラックロック夫人
Ursula Howells
「バーナビー警部」S4E3 が映像作品の最後となってしまったようです
ドラ・バンナー (バンニー) 役者さんがうまいのか本当に純粋無垢な人って感じが凄かった
Renée Asherson
同じく「バーナビー警部」S1E1に出演されてた
imdbのご本人発言のなかで、ローレンス・オリヴィエをラリーと呼んでらっしゃるようだから
舞台でもご活躍だったのかな
パトリック・シモンズ レティの甥 ミルチェスター大学で工学士の資格をとる学生
Simon Shepherd
ポワロシリーズ「グランド・メトロポリタンの宝石盗難事件」
同じくポワロシリーズ最近のもので「マギンティ夫人は死んだ」のドクター役で
最近でも「シェイクスピア&ハサウェイ」「ブラウン神父」「ミステリー・イン・パラダイス」「バーナビー警部」
出演作で気になったのが Peak Practice これに長年ご出演のよう
これはこちらで放送されてないのかな、「ルイス警部」のケヴィン・ウェイトリーさんも出てらっしゃるようで
気になる
ジュリア・シモンズ レティの姪 ミルチェスター・ジェネラル病院の薬剤師
Samantha Bond
ボンド・ガールで有名なのかな、俳優業の他にドキュメンタリーとかでも
自身の出演作が多いようですが
2009年版ミス・マープル「何故エヴァンスに頼まなかったのか?」シルヴィア・サヴェッジ役は
脚本のせいで強烈な印象が残ってしまいました
「ラークライズ」のS2E8
1996年版「エマ」(TV版)ではミセス・ウェストン役だったと知りましたが
グィネス・パルトロウ版エマより、ケイト・ベッキンセール版のほうが好きなのに
声優さんがあれでは(?)繰り返して観たい気が起きず
録画保存してあるけど確認できないまま、新しい「エマ」作品が2つも作られてた
全部観ることができたけど、勝手に順位をつけるなら
1996年ケイト・ベッキンセール版>2009年ロモーラ・ガライ版>2020年アニャ・テイラー=ジョイ版
(ナイトリーさんが今一、アニャさんもちょっと違う感)>1996年映画グウィネス・パルトロー版かなと
脱線しましたがポワロシリーズの「安いマンションの事件」では、ミセス・ロビンソン役で確認
フィリパ・ヘイムズ リトル・パドックスの下宿人 ハリーという息子を育てる未亡人 園芸師の助手
Nicola King
「バーナビー警部」S7E1 本作の出演者さん時期は違うけど「バーナビー警部」ご出演が多いようで
そんな長寿番組だとは知らなかったけどとにかく検索すると出てくる番組名です
やっぱりこれも英国俳優さんならではの、一度は通るみちなのかしら
ハンナ(原作通りミッチーにしなかったのは何故なんだろう?) メイド 料理人
Elaine Ives-cameron
ワクイーワン版のミッチーも「ドクター・フー」に出演されてたけど偶然かしら?
それとも「ドクター・フー」も英国俳優さんなら誰でも通りたい道なのかしら?
イースターブルック大佐
Ralph Michael
「特捜班CIー5」というタイトルで日本でも1980年代に放映されてた作品に出演
放送局が地元なのにこれはまったく観た覚えがないけど、忘れているだけかしら
そうじゃなければ海外ドラマふぁんとしては見逃してたなんて悔しいわ
(それにしても最近のIMDbって、日本語タイトルが表示されるようになったの?
ありがたいというよりは、一瞬何?って戸惑ってしまうわ)
イースターブルック大佐夫人 夫より30以上年下
Sylvia Syms
80歳をゆうに超えてらしてもまだまだご活躍のようで凄いです
ジュリア・マッケンジー版ミス・マープル「殺人は容易だ」
(オリジナルはマープルものではない)
「衝突 Collision」 「ニュー・トリックス」S5E7
「犯罪捜査官 アナ・トラヴィス」(これ、キアラン・ハインズ嫌いじゃないけど、部下との恋愛はきもかった記憶が)
映画「ザ・クイーン」にも出演されているよう(これも早く観たいと思いつつそのままに)
娘さんはポワロシリーズ「複数の時計」ミセス・ヘミングス役
「スタイルズ荘の怪事件」メアリ・カヴェンディッシュ役の Beatie Edney さんでした
スウェッテナム夫人
Mary Kerridge
この作品が映像作品としてはラストとなってしまったようですが
この方の娘さん(Elizabeth Counsell)も、ヒクソン版マープル「動く指」に出てらした
エドマンド・スウェッテナム
Matthew Solon
出演作にはホームズシリーズ「ノーウッドの建築業者」
TVムーヴィー版「チップス先生さようなら」とあって
「チップス先生~」は1969年版と2002年版しか知らなかったから
1985年BBC版TVミニ・シリーズもあったと知り、ぜひ観てみたくなりました
ヒンチリフィ
Paola Dionisotti
映像作品はさほどでしたが、舞台でご活躍なのかも
2010年版ポワロシリーズ「ハロウィーン・パーテイ」にも出演されてる
マーガトロイド
Joan Sims
映像作品の出演歴をみると結構な本数で(トリビアの数も多かった)
亡くなる前まで俳優さんであるって凄いわ
ジュリアン・ハーモン チッピング・クレグホーンの教会の牧師
David Collings
1995年アマンダ・ルート版「待ち焦がれて」(説得)に出演されていたようですが思い出せず・・
バンチ(ハーモン牧師夫人)
Vivienne Moore
「バーナビー警部」S1E3
ルディ・シャーツ リトル・パドックスで死んだ若者
Tim Carrington
マーナ・ハリス メイド ルディの恋人 Liz Crowther
「シェイクスピア&ハサウェイ」 「ルイス警部」S4E2
ダーモット・クラドック警部 特捜科
ミス・マープルをヘンリー卿から押しつけられたわけで、他の警部さんたちと同様で初めはムカついたり
こんなお婆さんに何ができる的なことを内心思っていたりしましたが、すぐに鋭さに気づくところが良い
John Castle
ロマンスグレーで見覚えのあるお顔と思ったら
ポワロシリーズ「エッジウェア卿の死」で観たばかりでした
それと大好きな「小公子」1995年版にも出演されていましたわ(LaLatvで観たかな)
同じくヒクソン版マープル「鏡は横にひび割れて」でもクラドック警部役です
ホームズシリーズ「美しき自転車乗り」
「バーナビー警部」S10E3 「MI-5」S5E1 「主任警部モース」S5E3
フレッチャー巡査部長
Kevin Whately
「主任警部モース」ではモースのお守役でしたが、最近bs11で「ルイス警部」を観ることができ
嬉しい限り(再放送とシリーズ4までやってくれそうなので楽しみです)
ちなみに「バーナビー・警部」S22E5(ネットルさんはもうバーナビー警部ではないのですね)にもゲストで
「ニュー・トリックス」S3E8
ライデスデール ミドルシャーの警察署長
ドラマ版ではヘンリー・クリザリング卿からの推薦だからと、クラドックにミス・マープルと会うことを勧める
Richard Bebb
出演履歴にはポワロシリーズの5作品で声だけ出演してらっしゃるようで
これってよくポワロ作品で出てくる映画の前に流れるニュース映像のナレーションの声かな
ホームズシリーズ「空家の怪事件」
ベル・ゲドラー夫人 富豪の未亡人 Joyce Carey
ヘンリー・クリザリング卿 前ロンドン警視庁警視総監 50前後
原作ではライデスデールの元を訪れていたヘンリー卿が、ミス・マープルのことを
「僕の親しくしている老猫(オールド・バツシイ?)」と
クラドック警部のゴッド・ファーザーで親しい間柄なんだけど、署内では上司と部下の態度で
よくよく観直してみれば、初めの方から伏線はあったわけで(レティとロティの呼び間違えとか)
ラストの謎解き部分もほぼ原作通り、ただしミス・マープルのドラの声帯模写はドラマ版にはなかった
それにしても今回の犯人は、俳優さんが老年にさしかかってるしか弱くお上品にみえたから
薬殺や銃を使うのはわかるとしても、ハンナ(ミッチー)を力技で殺そうとするのは驚いた
(まあ追いつめられてってことでしょうが)
そして謎解き部分のミス・マープルの数々のお言葉は、おっしゃる通り!の説得力
原作のエピローグでは、フィリパとの新婚旅行から戻ったエドマンドの書いた戯曲の話題も出てきて
「象も忘れる」ってここで出てきたのねと確認できました
(象は忘れないって皆に言われてしまうからって、こんなタイトルにしたことを後悔してましたが)
ジュリア(エンマ)は役者になるため勉強して、劇場経営者になりたいって宣言してたから
パトリックとカップルにというわけにはいかなそうな終わり方
それにしてもエンマとピップは莫大な遺産を相続したわけで、そんなに若いうちに大金を得てしまうのも
どうなんだろう?という将来の不安は残ります(まあお話ですし、いらぬお世話ですが)
今回の覚え書き
バンナーが殺される前に誕生日のお祝いをしてもらった時に出てきたケーキ{甘美なる死}は
パトリックが名付けた
マーガトロイトとピンチリフィの家の中のインテリアや小物のひとつひとつが可愛らしすぎ
ピップとエンマ(二卵性の双子) ピップがフィリパで エンマがジュリア
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