goo blog サービス終了のお知らせ 

今日も雨が降っている・・・・・・。

つれづれなるままに、時事ネタを浅く探っていきます。

雑感 あれこれ 其の四

2005年08月29日 | スポーツ全般
其の一:報道ステーション・・・・・・モラルはあるの?
何気にいつも見ているのですが(苦笑) この番組「訂正」や「謝罪」が多いです。
人名を間違えたり、所属組織の名称の間違いなど、細かいものも合わせたら、一週間「訂正」なしに乗り切ったことなど皆無といってもいいでしょう。
自社の不祥事にも無関心を貫き、朝日新聞社員の記事捏造を伝えたかと思えば、そのままCMへ・・・・・・一言コメントを添えればいいものを・・・・・・報道番組としてどうかと疑問をもってしまいます。また2chで使われるようなAAを使うのも時と場所を把握する感覚が欠如していると言えます。TV・新聞のモラルの欠如ぶりは目に余るものがあります。個々がそれを自覚して「情報」に接しなければ、生き抜けないのだなと考えさせられました。


其の二:ジーコがいないのに発表していいの?
現在ブラジルに帰省中のジーコに代わって川淵キャプテンが欧州組みの発表を行ったとか・・・・・・チケット売れてないのが相当効いてるご様子(苦笑)
約1万2000枚ほど売れ残っているとか、ホンジュラス戦が行われる宮城スタジアムの立地条件も原因なのか、異常に売れ残ってますね。
もう一つの不安材料は、ジーコがどのようなメンバーを招集し、どんなスタメンを選ぶのか・・・・・・最終予選後、すべてをリセットして挑むとは言ってはいましたが、どの程度本気なのかが分りませんし、欧州組みをも斬り捨てる勇気があるのか、ある意味面白い試合にはなると思うんですけどね(笑)
※中田英寿も招集メンバーに入っているんですが、クラブの了承は確実に取れているんでしょうか? 気になるところです。


其の三:大久保のユニホームが微妙に似合っていない件について・・・・・・
TVで見た印象なんですが、襟元がゆるくて何だか似合ってませんよね? どうも気になるんですけど(笑)
ぞくぞくと海外のリーグも始まってますね。W杯に向けた最終予選も火急に入りますし、面白い季節になってきました。



雑感 あれこれ 其の三

2005年08月19日 | スポーツ全般

其の一:2005 SBSカップ 国際ユースサッカー

U-18 日本代表
『スタッフ』
監督          吉田 靖
アシスタントコーチ  森保 一
GKコーチ       加藤 好男

『選手』
pos.          no.             name                        身長
GK     1       林 彰洋         190cm
       18     秋元 陽太        180cm

DF     4      福元 洋平          184cm 
       5      槙野 智章         178cm 
       3       堤 俊輔          177cm
       2       内田 篤人         175cm
 
MF     7       梅崎 司           167cm
               森重 真人          179cm                                              
      12       森野 徹           168cm
      14       柳澤 隼           173cm
      15       中川 裕平          177cm
      10       柏木 陽介          175cm
       6       青山 隼            182cm
      16     長谷川 アーリア ジャスール 186cm
 
FW    11       河原 和寿          173cm 
       9     ハーフナー マイク        194cm
      13       森本 貴幸          182cm
              長谷川 悠           182cm

※森本はチーム事情により不参加との事

ハーフナー・ディド氏のご子息が日本代表のユニホームを着ることになるとは、歴史の流れを感じてしまいます。それにしてもみんな背が高いですね。いつかはフィジカルに苦労することの無い日本代表を見れる日が来るのかな・・・・・・。

■8月18日(木)
U-18日本代表  2-1(1-1) U-18セネガル代表
 得点者
 日:梅崎
 セ:ファル・セリニエ
 日:槙野

殆どニュースで流れていません。確かにみんなの目がW杯に向かっている現状を考えれば、致し方ないのかなと思いますが、少し淋しい限りです・・・・・・。


其の二:ボローニャがクラブ売却!?
別段思い入れがあるチームではないのですが、未だセリエAの激震が続いています。クラブ財政が苦しいのはどこの国も一緒なのかな? まだ表面にでない国もあるのかもしれません。身の丈にあった運営を心掛けて欲しいところです。


其の三:壊れていく巨人
ローズ・清原の退団が決定的、桑田の去就も微妙、主力選手の怪我の多さ&士気の低さ、堀内監督の指導力の無さ、時代遅れの理念を掲げる老害・渡辺会長、一体何様?巨人OB広岡氏・・・・・・。とことん奈落の底へ落ちてしまえと言うのが今の感想です。松井が巨人を出たとき、こんな状況が来るとは、まったく予想すら出来ませんでした・・・・・・これが日本野球の未来を映しているようで怖い気がします。


其の四:松井はジョーカー
どうやら欧州遠征に松井・大久保の両人を呼ぶようです。ん~~~9月のホンジュラス戦で早く見たい!!! 我儘な事だとは思いますが、早く見てみたいというのが素直な気持ちです。チーム事情もあるとの事ですし、我慢するしかないのかな・・・・・・。ホンジュラス戦に中田・中村を呼ぶようですが、こちらの方が来るのか微妙なところ、大丈夫かな??


其の五:ボクシングの陽はあらたに登るか?
亀田興毅(18=協栄)が8月21日に東洋太平洋フライ級に挑戦するそうです。
相手のワンミーチョック・シンワンチャー(30=タイ)は初防衛戦との事。
ボクシングは、二つの拳でいかに相手を戦闘不能にさせるかを極限まで洗練させたスポーツです。なかなか荒っぽい言動などで誤解をされやすいのですが、かつて日本にはゴロゴロ世界チャンピオンがいましたが、今の現状は淋しいです。
亀田には、魅せるボクシングをして欲しいものです。クリンチで逃げて判定で勝利なんて見たくないです(笑)

さんまが亀田に差し入れ 
さんまさん 懐が深いな(笑) 大人な返しをできる大人に私もなりたいな・・・・・・。


 


不可解な佐藤琢磨の行動

2005年08月17日 | スポーツ全般

 

 戦後補償問題に取り組んできた弁護士らが15日、旧日本軍の非人道的行為を受けた中国人被害者に補償するよう国に求めるアピール文を発表した。呼びかけ人には、F1レーサーの佐藤琢磨さん(BARホンダ所属)も名を連ねた。

 佐藤さんは今年、憲法を特集した法律雑誌の対談に登場し、「日本は過去にひどいことをしてきたし、そのことを次の世代に伝えなきゃいけない」などと語っている。参加依頼に対し、F1で海外転戦中の佐藤さんから了承の返事があったという。

 呼びかけ人には、弁護士や大学教授のほか、広島市立大・広島平和研究所長の浅井基文さん、作家の森村誠一さんらも加わっている。

 アピール文は、毒ガスの使用や遺棄、村人を抹殺した「平頂山事件」、731部隊の生体実験などが日本の裁判所で事実認定されたとしたうえで、「日本政府が被害者に謝罪し、ふさわしい補償を行って、事実を未来に記憶することを求める」と訴えている。


「中国人被害者に保障を」呼びかけ人に佐藤琢磨さんも ~asahi.comよりコピペ~

この話題を取り上げているのが朝日だけなのが微妙なところです・・・・・・。
しかし、浅井基文(http://www.ne.jp/asahi/nd4m-asi/jiwen/)なる人物のコラムを読んで、佐藤琢磨はただ単に利用されているだけなのかなとも思うんですが・・・。

浅井基文氏は北朝鮮の不審船問題で、日本の海上保安庁の方が悪いとか、拉致事件そのものを拉致保障問題にすり替えたり、アジアカップでの国家斉唱でのブーイングは致し方ない、むしろ日本が悪いと言わんばかりのコラムなど、一体何を見たのか・・・・・・同じ物を見ても、ここまで見解が違うとは呆れるばかりです(苦笑)

スポーツの場に政治を持ち込むのはタブーだし、何の解決にもならないことは明白です。また、それ以前にアジアカップでの中国サポーターの行動は、政治的以前の問題で、国際的観戦マナーの欠如と言っていいでしょう。中国で開催された、全世界に発信されるアジアNo1を決める試合でのサポーターのあの行動は、マナーの低さをあらためて思い知らせるもので、「2008年北京オリンピック」ボイコットの話が出るのも当然の話です。最近も中国で行われたバスケットの試合で選手同士の小競り合いから、観客が暴動化した例もあります。誰が見ても、中国でのオリンピック開催に疑問をもつのは当然かと思うのですが、これも中国は悪くないと返されるのかな(苦笑)

脱線しすぎました・・・・・・今回の戦後補償問題は国と国との問題かと思います。
戦後保障に関して、個別に個人に保障をしないと言うのが日本と中国のスタンスではないでしょうか。それに代わるものとしてODA(約4兆円弱)というものがあったのではないでしょうか?中国政府が戦後の補償問題を取り上げない限り、日本が相手にする必要はないかと思うんですが・・・・・・。
相手の被害・受けた痛みを日本人に知らせるという意味では、なんら反論するつもりもありません。

一体、琢磨は本職を疎かにして何やってんのと突っ込みたくなります。来年はバリチェロが来るし、BARから追い出されるのは確実なのかな。中国国内にホンダが進出していることを琢磨はわかっているのかな? スポンサーの立場を悪くするような発言をし、政治的で微妙な問題を堂々と発言するところを見ると何も考えて無いんだろうなと思います。同じ日本人に足元をすくわれるなんて、ホンダも運が無いなと同情したくなります。

追記:琢磨の謝罪
私としましては、すべて純粋な思いに端を発していたことであり、政治的な活動や発言を行なうつもりは一切ありませんでした。
また、同運動の詳細については深く理解していないまま、賛同の意を表明したことにつきましては深く反省しております

佐藤琢磨公式Web お詫び ~

ホンダのプレッシャーが相当なものだったと思わせる謝罪文とも見れますが・・・。
あっさり撤回するなんて、軽いよ、軽すぎます(笑) 背後に親族(父親)が関わっているようですが、慎重さに欠ける行動だったと思います。来年、BARに残るかこれでかなり微妙になりましたが、この行動を見て、ころころ発言を変え、チーム・スポンサーを顧みず政治的発言を軽率に発言するこの選手を、リスクを犯して採るチームがあるのかな~気になるところです。何だか佐藤琢磨のクリーンなイメージが崩れた感じがして日本におけるF1のイメージすらも汚し、水をさす行動は、トヨタにとっても迷惑だろうな・・・・・・中継するフジにとっても・・・・・・。

朝日の容赦の無い「この琢磨つぶし・F1つぶし」を、いとも簡単にやってのけるところを見ても、あらためて気をつけて見聞きしなければならないと思う次第です。

 


雑感 あれこれ 其の二

2005年08月11日 | スポーツ全般
其の一:俊介 セルティック堂々デビュー!
スポーツi-ESPNにて録画放送で見ました。ダイジェストや記事だけでは分らない物があるな~とシミジミ実感してしまいました。
事前の情報や色々調べてみたところでは、スコットランドプレミアリーグは"プロレス"だと表現されていました。しかし、この試合を見る限り、この表現は全く当てはまりませんでした。私が見た感想を表せば"ラグビー"に至極近い印象を得ました。
攻撃の間・展開の速さ・選手のスキルなど、どことなくラグビーの香りを漂わせる物がありました。FK/CKの柔らかく正確なキックは、まさにラグビーの正確なスローインに似ています。展開の速さは一定で、悪く言うと"単調"になりがちな展開。足元の技術はシッカリしていて、シンプルなプレーを好むようです。ここに異質な中村が絡むと、一味違うアクセントが加味され、面白くなると予感させるものがあるのは確かです。残念ながらこの試合、コンビネーションは皆無でした。パスも余り来ませんでしたし、中村はまずチームの信頼を得ない限り、活躍は望めません。相手の情報不足でマークはきつくありませんでしたが、次戦以降潰しの対象になることは目に見えていますが、イタリアでの経験を活かして、是非ともこの試練を勝ち抜いて欲しいところです。

最初に目を奪われる選手・FWハートソン・・・・・・体格がすごいです、まさしくラグビー体型(笑) しかし、足元が柔らかいのに驚愕しました。世界は広いな~

実質的なMVP・FWマロニー・・・・・・小さいけど、速くて巧い選手。イギリスっぽい選手だな~ ハートソンのような選手からマロニーまで、この許容の深さが心地良いです(笑)

スーパーサブ・FWビーティ・・・・・・何だか分らないけど観客に愛されているのが分かる気がします。別段テクニックが凄いという訳じゃないんですけどね。

其の二:早大・徳永悠平 バレンシアに練習参加
早大とバレンシアが業務提携したそうな・・・・・・バレンシアしたたかですな。
以前からバレンシアが徳永・平山を狙っていたのは周知の事実。平山は逃しましたが、徳永は射程圏内にがっちり掴んだようです。今すぐ契約ではないようですが、徳永の卒業を待っての渡欧が現実味を増してきたようです。それにしても両者とも我慢強いですね。両者にとって良い結果になればと思いました。
早大がバレンシアと業務提携へ

其の三:小笠原 レッチェ移籍は無理?
どうやらクラブのつれない回答に傷心気味のご様子。今回ばかりは彼に同情してしまいます。本来ならば、中田浩二より先に海外移籍するはずだったのに、横から割り込んで来た中田浩二に、クラブはあっさり移籍容認・・・・・・いくらなんでも話が違うよと言いたくもなります。こんな状態でリーグ再開を迎えて、モチベーションを保てるのかな? 彼自身のためにも今回の移籍は、容認して欲しいところです。
小笠原代理人「来週明け始動必要」

其の四:そういえば小野ってどうするんだろ?
足をポッキリいった小野君 今年は移籍するものと思っていましたが、思わぬ怪我でめっきり話が進んでいないようです。怪我を治して移籍するのか、治す前に移籍するのか、移籍しないでW杯まで突っ走るのか、まったく分らない状態です。
オランダに渡欧せず、日本で治療に専念しているようですが、クラブ側としっかり連絡は取っているんでしょうか? クラブとの関係は見た目良好のようでしたから、印象を悪くして退団ってことにならないようにして欲しいところです。後に続く日本人の事も考えて行動してください(サッカー選手に関わらず、旅行者・ビジネスマンにも影響はあると思うし)
フェイエ新監督「小野に会いたい」

雑感 あれこれ 其の一

2005年08月09日 | スポーツ全般

其の一:中田 ボルトン移籍か!?
あ~ 移籍するんだ やっぱり(苦笑)
ジャパンツアーは集客目当てに起用しただけか・・・・・・したたかだねブランデッリ
そうえばボルトンも日本に来てみたいですし、もしかしたら中田の品評会の向きもあったのかな?ボルトンに今期、メキシコ代表"ボルゲッティ"も加入したことですし、一緒に見てみたい気もします。移籍の成立を応援したいところです。
※日刊スポーツ:中田ボルトン入り、今週中にも合意


其の二:平山 ヘラクレス入団
オランダ1部リーグは、ちょくちょく見ていましたが、このクラブの名前は聞いたことが無かったので、どのようなチームなのかさっぱり分りません。どうやら今期1部昇格らしいですが、大丈夫かな・・・・・・。
Wユースの平山は最悪でした。成長を全くしていなかったことに失望をしました。
彼自身も仲間が急激に伸びているのも実感したでしょうし、世界で手も足も出なかったことが、余程悔しかったことは分りますが、もう焦りまくって、決めちゃった感が切ないです。止める人・諌める人はいなかったのかな?海外でチャレンジすることは賛成しますが、それに伴うリスクも必ずあります。なんだか軽い決断っぽく感じてしまいます。磐田に指定強化選手でチームに合流するとばかり思っていたので、この決断は(磐田幹部・Jクラブ・協会関係者)反感を買うんじゃないかと心配して島します。応援はしたいですが、どうも失敗の風が吹いているように感じます・・・・・・。
平山、3年契約 オランダ1部のヘラクレス


其の三:不穏なセリエA
ジェノアがC1降格だとか、メッシーナはセリエA登録のようですが、ペルージャ・トリノなど微妙な情勢のようです。八百長疑惑、クラブ財政問題など、何だか訳のわからない報復合戦の展開は、見ていてここまで落ちぶれたのかと淋しい気持ちになります。この空気が日本まで飛び火しないように、クラブ関係者・協会関係者のみなさんには、しっかり気を引き締めて欲しい所です。
トリノとペルージャの訴えは棄却

其の四:日本B代表旗揚げ
A代表の予備軍(二軍)として、来年のアジア杯最終予選を皮切りに召集されるようです。召集の明確な基準は今のところ不明ですが、A代表サブ組み・若手有望株などが召集されるのが妥当な所かと思います。ベテランの調子を整える場にならない事を祈るばかりです。あくまでも、若手に経験の場を与えるための場にして欲しいです。
若手底上げへ“日本2軍”来年旗揚げ

松井稼頭央は失敗だったのか?

2005年07月22日 | スポーツ全般

 最近めっきり報道されることもなくなってきた松井稼頭央・・・・・・。特にファンというわけではありませんが、あれだけ騒がれてメジャーリーグに行った結果が、まさかこのような事になると誰が想像できたでしょう。失敗と一方的に決め付けるなと言われそうですが、海外に渡っていく選手のパターンに当てはめても、挽回するのは、かなり難しい状況であることは確かです。

 果たして何が失敗の原因だったのか?

考察 其の一:メディアに踊らされてはいなかったか?
 野茂英雄が、メジャーの門をこじ開けてから、十年の月日が流れました。彼がメジャーに渡る時、メディアは一斉に野茂バッシングを始めました。事実上、日本球界引退という形で、メジャーに挑戦した彼の、その並々ならぬ決意は、今も変わる事はありません。95年に渡米するまでの5年間を見てもらえれば判ると思いますが、年15勝以上して、奪三振200以上する選手なんて、そうザラにはいません。こういう選手が、突然、誰も体験したこともなければ、観る機会もまったくないメジャーに行くという決断に、酔狂だと言う意見が大半だった気がします(特に年配の解説者に多かった気が・・・・・・)メディアもこぞって、野茂バッシングをしていました。
 渡米の結果は、みなさんもご存知のとおり、成功と言っても過言ではないでしょう。今年日米通算200勝もあげましたし、二度のノーヒットノーランも経験しています。いかにメディアの見解が、当てにならないか十分に思い知らされる結果にもなってしまいました。
 さてさて、松井稼頭央の場合はどうだったのでしょう? 安打のイチロー・長打の松井秀喜、日本が誇る至宝二人が、相次いでメジャーに挑戦し、満を持して登場したのが松井稼頭央でありました。特にイチローの衝撃的な活躍以降、日本人野手に対する評価はうなぎ登りだった気がします。(今となっては、これはリップサービスだったのかもと思うのですが、特にメジャー関係者などなど・・・・・・)次にメジャーに渡る選手の日本でのFA年数と、どの程度活躍できるかの表が雑誌に掲載されたりしていました。その中でも評価は抜群に良かったと記憶しています。一部のメディアでは、イチロー以上の能力と評されていたと記憶しています(苦笑)
 何を根拠にと今は思ってしまいますが、当時のメディアは、ここぞとばかりに持ち上げまくっていました。イチロー・松井秀喜と成功を収めた後でもあり、少々、メジャーを過小評価? 日本人選手を過大評価? どちらにせよ、冷静な目で見ることが出来なかったことは、確かです。 どんなに耳を塞いでも、この雑音は少なからず松井稼頭央の耳に入ったはずです。先に渡米した選手とは違って、その能力を最大限に評価されているのです、心のどこかに隙があったのかもしれません。

考察 其の二:所詮は助っ人ですよね?
 どうも日本の報道を見ていると(特にメジャー関係)未だに、個人成績しか大々的に報道しないという傾向が見られます。チームの勝敗に関係なく、何安打とか、何回抑えたとか、果ては守備回数まで(松井稼頭央・井口など)、ちょっとあきれ果てた感じがします。
 サッカーに当てはめてみると、顕著になるんですが、この違和感を感じてもらえるでしょうか?
サッカーの場合、スタメン11人で、交代枠は3人。その内外国人の枠は3人まで、これは大体どの国でも一緒です(外国人枠が4人だったり、EU内選手なんてややこしい制度もありますが)貴重な枠を、外国人に開放する理由は、自国の選手では出来ない仕事や、高い能力を活かしてチームを勝利に導くこと以外ありません。若年齢の外国人選手を育てるケースもありますが、それも将来チームの役に立ってもらう以外に理由はありません。これは、外国のサッカーだけではなく、Jリーグでも日本のプロ野球でも変わりはありません。所詮、外国人は助っ人なんです。今年の巨人の助っ人が”害人”なんてスポーツ新聞に書かれていましたが、日本人選手も外国で、不甲斐無い活躍ならば、この程度の書かれ方はされるんだろうなと思ってしまいます。日本人選手を応援する報道を、全面的に止めろとは言いませんが、もっと冷静な目で見なければならないと思います。この報道の蓄積が、日本人選手の助っ人意識を薄れさせている原因の一つかと思います。
※メジャー自身、日本を一段低く見ています。日本人選手の新人王獲得や、ワールドシリーズと称しながら、日本のチームは相手にしてもらえない事など、どうしても挑戦者としての意識が日本人選手・メディアに強い気がします。心の持ち様としてチャレンジャー精神は良いんですが、求められるものはチームの結果以外にありません。

松井稼頭央のメジャー挑戦は失敗だったのか? 答えはまだ全然でてません。失敗か成功かは彼自身が決めること。長い目で見れば、この経験が活かされるかもしれませんし・・・・・・。野茂でさえ、何回もマイナー落ちを経験して、解雇も幾度と無く経験してますし、まだまだやれると私は信じています。あと、スポーツニュースの活躍した時だけしか取り上げない仕様が、変わってくれると嬉しいのですが・・・・・・無理かな?(苦笑)


お荷物になったG

2005年07月15日 | スポーツ全般
野球といえば・・・・・・巨人。
それ以外の選択肢は私にはありませんでした。
何故かと言えば、宮崎だから(笑)

一応、巨人軍のキャンプ地としての歴史は古く、野球好き以外にはピンとこないかも知れませんが、1~3月のキャンプシーズンはテレビに度々宮崎が写ります。巨人がいるからなのか、その他のチームも続々と宮崎にキャンプイン!! それに続けと他のスポーツもキャンプは宮崎に来てるらしいです。サッカー日本代表もキャンプに来てたらしいのですが、自分は行くことが出来ませんでした。 ちなみに巨人のキャンプには生まれてこの方一度も行ったことがありません。人が多い場所が苦手な自分にとっては最も行きたくない場所の一つではありますが、それでも行きたいと思わせる何かが無い様に思います。

2002W杯の時宮崎にキャンプに来たスウェーデン、暑い5~6月の炎天下の中スウェーデンの選手なんか知らないまま観に行きました(笑) 異様に背のデカイ選手が、ゴール前でオーバーヘッドをしていたのを強烈に覚えています。たぶんあれは、ズラタン・イブラヒモビッチだったのかなっと、デジカメで写した画像も消しちゃったみたいだし残念無念・・・・・・。

スウェーデンは別としても、巨人のキャンプを観るメリットって、ただ単に選手を見るだけです。何か選手と触れ合えるようなイベントがある訳でもないですし、何か宮崎に住んでるからといって優遇されるわけでもなく、地元のTVに独占インタビューがあるはずも無く、宮崎との接点は、TVのスポーツニュース(全国版)かキャンプインでの空港でのセレモニーぐらいしかないです(苦笑)

では何で宮崎の巨人率が高いかというと、答えは簡単です。地上波民放が二局しかない これだけの理由です。 フジ系列と日テレ系列の二つの顔を使い分けるUMKと、TBS系列のMRTこの二局です。問題なのはUMKです。節操の無さは天下一品。巨人の試合は何があっても放送します。裏で日本代表のサッカーがあろうとお構いなし、サッカーは深夜のスポーツニュースで結果が判った後に、堂々と流すその面の厚さ。系列違いのサッカーなんてもちろん流しません(1~2ヶ月遅れのバライティ番組はこっそり流す、正月にクリスマスの番組なんて序の口です)今年のW杯予選なんてもちろん流してませんよ(笑)  

宮崎のTV事情はさておき、昨今の視聴率の低下は、やっと現実的な数値が反映されたのだと思います。視聴者・ファン・支援者の意見を無視し、手柄の独り占めを計ったG首脳陣の戦略ミス。困った時は現場に責任を押し付け、トコトン駄目経営者の道まっしぐら・・・・・・。いつまでも長島さんに頼るのはやめましょうよ。彼の残した遺産は莫大なものだけど、あの痛々しい姿を見てもなお、彼を表舞台に引っ張り出そうとする巨人軍の体質に、恐怖すら感じます。長島さんの寿命を縮めてでも人気を取り戻したいのでしょうか? 

少なくとも、原監督が指揮を執っていた頃までは巨人の試合を見ていた感じがします。ちょうど松井がメジャー挑戦に行った頃から段々と見る機会は減っていったけど、生え抜きを積極起用する原監督の手腕は、こんな選手が巨人にいたのかと思わせる脱長島を宣言するものだったと思います。原監督の突然の退陣がファンに与えた不信感(首脳陣・渡辺前オーナー)は、その後の巨人の転落を予感させるものがあったと思います。日本野球界の盟主であったのではなかったのか。盟主であれば率先して、改革の先頭に立たねばならないのではなかろうか。自分の利益だけでなく、他の利益も考えなければならないのではないか。日本野球の構造改革を積極的に解消せねばならなかったのではなかろうか。ずーーーっと後回しにしてきた負の遺産がココに来て、肩に圧し掛かってきているのだと感じます。

巨人に限らず野球そのものの人気離れは、よくファンサービスで解消できるなんて安易に選手や首脳陣が考えているようですが、よくよく考えて欲しいのは、試合そのものが面白ければファンは離れないということです。どうやったら面白くなるのか、もっと試合時間を短くする(無駄を省く)、人材の一極集中を解消する(ドラフト・FA問題)、ルールの厳格化(審判団の地位向上)、交代選手の人数限定(よりスピーディに緊張感のある試合・監督の手腕がもっとも発揮される)、などなど、やるべきことは山ほどあるし、これ以外にもまだまだあると思います。野球が面白くないはずが無い。面白くなかったら、日本に根付きません。

このままマイナースポーツに転落するのか、メジャーに這い上がるのか、じっくりとその軌跡を見てみたいと思います。