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同志社大学体育会山岳部 西ネパール遠征報告

同志社大学体育会山岳部の2015年西ネパール遠征のブログです
計画、準備段階から登山状況をお伝えして行きたいと思います

同志社タイムス記事掲載

2016-01-13 23:16:03 | ご報告
ご報告が遅くなりましたが、先月、同志社校友会様より、「The Doshisha Times(平成27年(2015)12月15日第716号)」に掲載して頂きました。同志社校友会の皆様ありがとうございました。

仙田裕樹


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本文抜粋

同志社大 山岳部創立90周年記念 極西ネパール遠征隊
アイチェン峰初登頂

同志社大学山岳部創立90周年記念として、西ネパールフムラ郡チャンワタン山域にある未踏峰「Aichyn(アイチェン)峰」(6055m)に挑んでいた「同志社大学極西ネパール登山隊」は9月3日13時12分(ネパール現地時刻)、初登頂に成功した。
 登山隊のメンバーは同志社大学の現役学生5名。【隊長】仙田裕樹(理工学部環境システム学科4年次)、【副隊長】齋藤慎太郎(文学部哲学科4年次)、【隊員】玉置悠人(経済学部経済学科4年次)、高伽耶(文学部美学芸術学科4年次)、宇野悠真(経済学部経済学科2年次)。
 一行は8月3日に日本を出発し、ネパールでの高所順応や隊荷準備を経て25日に標高4600m地点にベースキャンプを設営、27日から登山活動を開始した。主に高所順応、荷揚げ、ルート偵察などを行いながら、登頂へのアタックに向けて準備を進めた。その後、第二キャンプ(5600m)から最終アタックし、初登頂を果たした。登頂を終えて、「海外遠征へのチャンスはなかなかないチャンスなので参加できて良かった。国内で登る山とは全く違う能力が要求されて、今後の登山人生においても役立ついい経験となった。」と齋藤副隊長。玉置隊員は「つらいこともたくさんあったが、登頂した瞬間に今までの努力が報われたと感じた。頂上からの景色が素晴らしかった。」という。
 また登山後、ネパール大地震で被害を受けたネパール東部の村、クムジュンにある学校「クムジュンスクール」に山岳部OBから募った支援金を届けた。先生や生徒たちによるセレモニーが開かれ、暖かい歓迎を受けた。クムジュンスクールは同志社大学山岳部が約10年前から支援を行っており、今回の地震で校舎の外壁が崩れるなどの被害があった。
 遠征を振り返って、仙田隊長は次のように語っている。「当初、いろいろな経験がしたいという意味もあって取り組んだ遠征ですが、想像以上に様々な経験ができました。そしてメンバー全員、人間として一回りも二回りも成長できたと思います。今回の遠征のために、校友会、山岳部OBを始め、沢山の方々が全力でサポートしてくれました。今後はこの遠征を見て憧れを持って山岳部に入ってくれる人たちを、私たちがサポートする番です。未踏峰の頂上から景色を眺めると、さらなる未開の地が望めました。次のステージは、私たちの意思を継ぐ後輩たちに託そうと思っています。」
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