Dear Boss

今年から大学生。アメリカの大学生活を紹介しまーす。

District 9 (第9地区)

2009-12-16 14:52:27 | 勝手に映画評価
今日はDistrict 9と言う映画を紹介します。
日本ではまだ公開されておらず、アメリカでは今年8月に公開したようです。アメリカでは結構話題になっている映画です。
 ストーリー:ある日それは突然現れた。南アフリカ上空に巨大な円盤が到着したのだ。目的が不明なため政府は円盤に突入することを決定。そして、中で兵士たちが見たのは不衛生な部屋に住む100万のエイリアンたち。彼らは地球に来たは良いが帰れなく、難エイリアン(難民のエイリアンバージョン)になってしまったのだ。政府は第9地区と言う移住区を作りそこでエイリアン達の隔離を開始した。それから20年後、第9地区はアフリカ人ギャングの住むスラムと化し、そして地域住民達との関係は最悪となっていた(なぜなら、第9地区はすべて税金で賄われているから)。民間の軍事請負企業MNUはこの第9地区を人のいない第10地区に移動する任務を負う。主人公ウィカスはMNUのエージェントで第10地区移動用合意のサインをエイリアン達からもらうために来た。そして検査に入ったエイリアンの家であるものを発見し、それから噴射された液体を被ってします。そしてこれを切っ掛けに第9地区、MNU、町を巻きこむ大事件へと発展する。
 この映画に出てくるエイリアンは”インデペンデンスデイ”のように地球侵略のためのエイリアンではない。どちらかと言うとE・Tに近いエイリアンとなっている。見た目は主婦の天敵そのもので、行動もゴミを漁るなどアレそのものである。
 この映画はドキュメンタリースタイルで作られていて、そのうえ宇宙船やエイリアンと人間の接しているシーンなどかなりリアルで本物のドキュメンタリーを見ている気分になる。
 エイリアンを題材に取り上げているので、もちろん近未来チックな武器やロボットも登場します。ドキュメンタリー仕様にはなっているけどやっぱりアクション映画で迫力もグロさも満点(そのためR指定です。)
 この映画の中での人間は、自分勝手でかなり”悪”に描かれています。地区内での暴力は当たり前で、その他に生物実験も行う。人じゃなければ何をやっても良いのか?という問いかけになっていると僕は思いました。
 ストーリーは最後の詰めが甘いなとも言う感じの映画でしたが、映像やセッティングなどなどすばらしい点がいっぱいある素晴らしい映画でした。もし、日本に来て時間があり18歳以上でしたら是非見に行ってみてください。

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