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私の風景

私の、私による、私のための日記

熊野古道へ...。

2013年12月21日 | 日記
和歌山県御坊市に滞在しています。
今日はお休み。どこへ行こうかとあれこれ迷っていたのだけれど、ホテルのパンフレットを眺めていたら熊野古道...という世界遺産があったので今日の目的地をそこへ決め、
お出かけしてきました。

全然調べないで向かったので、どうやって行くのかがさっぱりわかりません。完全に行き当たりばったり。ホテルで自転車を借り、とりあえず御坊駅まで...。
熊野大社というのがすごいらしいので、駅員さんに行き方を聞いてみます。どうも、紀伊田辺駅から行けるらしい...。

9時半には駅に着いていたのだけれど、本数が少なく30分待ち。リアルゴールドを買おうとして、間違えてペットボトルのなっちゃんを買ってしまいました。
シャキッと元気!って書いてあるリアルゴールドがよかったのに..

紀伊田辺駅までは45分です。

駅に和歌山県地図があり、それを見ると実はかなり遠いことがわかりました。でも、ここで帰るのもアレなので切符を買って出発。




田辺市は武蔵坊弁慶にゆかりがあるんだとか。紀伊田辺駅前に像が立っておりました。
観光案内所で聞いてみると、バスが出ているらしいのですが本数が絶望的に少なく、9:25の1本しかありませんでした。もう、11時近い。
熊野古道というのはかなり長い道。案内所のおばちゃんに色々聞いて、この時間からでも行けるコースを聞きました。高原熊野神社までのコースなら、バスに乗って行けるって..。
軽めの昼食を取り、バスに乗り滝尻というところまで..。
揺られることおよそ50分、滝尻に到着。ここは、熊野古道の入り口です。



ゆるやかな林道かなーくらいに思っていたのですが、この入り口を見てしばし迷いました。あれ?もしかして山道なのかしら?とここにきて気づいたのです。



本当に知識なしで行ったので、若干の不安を抱えながら古道に入ります。



すごくいい空気!とっても気持ちがよいです。気持ちよいですが、道らしい道はなく獣道のようなところをひたすら登る。ちょっとした登山みたい。
山歩き用の靴でもないのでつらいです。ここ数日の疲労もまだ抜けておらず、ちょっと進むと息が上がります。ですが、ここで引き返すわけにもいかないので休みながら先へ進むのです。
この道、同じところを歩いて帰ってくるんだよなあ...と思いながら。




途中、このような置き石?みたいなのがちらほら。忍者の合図でしょうか...?
何カ所か、見所のようなところを発見。



胎内くぐり。岩と岩の間に隙間ができており、洞窟のようになっています。女性がここをくぐれば安産するという岩。
私は男ですが、くぐってみました。




かなり狭いです。細身の私でも、這いつくばってようやくくぐれるくらいの隙間しかありませんでした。まだ見ぬ未来の奥さんは、安産してくれるといいな。
その近くにもう1つ、大きな岩がありました。





乳岩、という大岩。ここで出産した女性がいて、その子供は狼に育てられた..という伝説のある岩。ジャングルブックのような、そんなお話です。
ずっときつい傾斜の上り坂で、だいぶ参りました。看板が立っているからわかるものの、これ、気を抜いたら迷いそうです。
迷わないように、ところどころにこんな看板があります。


高原熊野神社までは3.7kmしかなかったのだけれど、何しろ道が悪いのでかなりの時間がかかります。
熊野古道というのはいくつもの門と神社を抜けて行く苦行の道だったそうな。私はその入り口にいます。後でそれを知りました。そりゃあ、ツライわけだよ...。

山頂らしきところからはすばらしい眺めです。




かなり汗をかいてしまい、とても水分が欲しくなります。でも、自販機なんてありません。水筒も持っていなかったけれど、駅で間違って購入したなっちゃんが手元にありました。
ペットボトルだったので、まだ飲み切らずに残っています。
これがかなり助かった。もし、あのときリアルゴールドを買っていたら...。なっちゃんを買ってよかった!

旅の安全を守ってくれるであろうお地蔵さんもいました。




だいぶ歩くと、ようやく楽な道になってきました。



こういう道なら大得意、すらすらと抜けて高原神社へ到着。







室町時代の様式を今に伝える、古い神社です。あの険しい道を抜けてきただけに謎の達成感。何の神さまなのかはわからなかったけれど、お参りをしました。




立派なご神木。樹齢千年以上とのこと。

本当はこの先も行けそうだったのだけれど、雨が降ってきました。残念だけれどここで引き返します。元々の目的地もこの神社でしたし...。
傘も持っていないので、濡れながら引き返します。もともと悪かった道がかなり滑りやすい。しかも、帰りは下り坂です。
木の根っこと枯れ葉を踏みしめながら、注意深く進みます。
私が履いていたのは革靴もどきだったのですが、ボロボロになりました。この靴はもう履けないな...。
道は悪いけれど、下り坂だったからか来たときよりも早い時間でバス停まで戻ってきました。

バスに乗り、紀伊田辺駅へ戻りましたが鈍行の電車まで1時間もある...。ずぶ濡れでかなり冷えていたので、わりとすぐの時間にあった特急に乗って御坊駅まで戻りました。
御坊駅からは自転車でホテルまで...。

ちょっとだけお日さまが顔を見せて、綺麗な虹を見ることが出来ました。




そんなこんなで、夕方にホテルへ帰宅です。
かなり適当な感じのお出かけだったけれど、なんとなく達成感はあります。と、同時にかなりの疲労感も...。
長い長い熊野古道の、ほんの入り口にしか行けなかったけれど、それなりのパワーはもらえた気がするのです。


明日からまた仕事なので、風邪を引かないようあったかくしてゆっくり休みたいと思います。

充実したお休みを過ごせました。明日もがんばろう!





ナビソフト使用感。

2013年12月20日 | 日記
スマートフォンに変えてから、あちこち出かけるとき、運転するときには色んな地図アプリやナビソフトを使っています。
私は割と方向音痴なので、GPSで現在位置のわかる地図アプリはかなり便利。
いくつか使ったものを紹介します。

ドコモ地図アプリ

最初に使ったアプリです。月額315円。目的地を入力し、そこまでの移動時間等も計算してくれます。
自動車、電車、徒歩で使用でき、周辺スポット検索も充実。
周辺スポットの検索も可能。無料お試し期間に使って、今は使っていません。ほかのアプリと比べてみてよさそうだったらまた登録してみようかしら?

ドコモドライブネット



ドコモさんのカーナビアプリです。月額315円。
本物のカーナビのような音声ルート案内と、表示画面。普段の運転中はだいたいこのアプリを使用しています。
高速道路の分岐は都市部に行くほど複雑。どっちに行けばよいのかが見やすい画面で表示されるので、間違える心配もありません。
一般道と違い、高速道路では分岐点で間違えると戻ることができなくなります。インターで降りてUターンすれば戻れますが、それにも別料金がかかりますし....。
そんな心配もなくなりました。
あくまでカーナビなので、徒歩ナビとしては使用できません。
渋滞情報等を所得するのにも別途接続機器が必要みたい。
地図の更新が早く、常に最新の状態で使えます。

グーグルマップ



有名なグーグルマップ。勿論無料です。詳細なルート表示、見やすい地図。一番使っている人の多いアプリじゃあないかしら。
私も、パソコンでルート検索するときはいつもグーグルでの検索です。ナビ機能も充実しており、自動車、電車、徒歩、全て網羅されておりすごく便利!
こんなに色々できて無料なのでとても助かります。
ただ、自動車のときはよいのだけれど徒歩ナビとして使ったときの自分が向いている向きがちょっとヘン...これだけが気になるところ。


ナビタイム



これも、自動車、電車、徒歩などで使える総合ナビソフト。月額315円。
無料のグーグルマップは便利だけれど、有料のものはどうなんだろう?と思って登録してみました。
レビューではすごく高評価でしたが、使ってみると機能が多くて使いこなせないという...


今まで使ったのは以上です。最近は、運転にはドコモドライブネット.徒歩にはグーグルマップと使い分けていました。

知らない土地に行く仕事をしているとこれらの地図が本当に便利。
旅先で迷子になるのも、それはそれで楽しいんですけどね。

犬山

2013年12月19日 | 日記
今日は愛知県犬山市に来ています。

仕事が終わった後、犬山城まで行ってみました。
犬山城は、国宝です。あんまり大きなお城ではないのですが国宝。天守が現存するもので日本最古の様式なんだとか。
近くに宿泊していたので、てくてくと徒歩で向かいます。



この道をすすめば到着です。
ですが、天守は修復工事をしている最中でした...。綺麗なところを見たかったのですが、こればかりは仕方がありません。



模型があったのでそれを撮影。
昔は、こんな感じだったらしい...



寒いので、そそくさと帰り道...。
途中におもしろそうなところを発見。



からくり... 気になったので入館してみます。
中にはからくり人形がたくさん。木と歯車を組み合わせ、紐せ制御するのが主な仕組み...らしい。
これは有名なお茶汲み人形です。




中が丸見え。へー。こうなっているんだ。という感じ。
どうやら、これの作り方を書いた本も出版されていたらしく万人に造れるようになっていたらしい。
昔の話です。昔の人で出来たのだから、今の私にも造れるのかもしれません。時間と根気さえあれば...。

ほかにも色んなからくりの展示。



これは体験コーナーです。下に動かせる紐がついており、それを引っ張って動かします。



こんな感じ。お祭りではもっと大型の人形がたくさん登場します。



これがその山。下に人が入り、操作をするんだそうな。からくり人形師は、はじめは能面を造ると説明が書いてありました。
微妙な角度で表情の変わる能面の技術がないと、からくりで人間らしさを出すことは難しい。文字通り、命を吹き込むわけです。

なかなか楽しめました。

その後、お団子を加えながら犬山の町を散策。お団子やのおばちゃんが言っていました。
この辺りは古い町だけれど、風景がずっと変わっていないんだよ。って。確かに、古い建物が多い。

ここ数日の連勤で疲労もたまっており、あんまり動けなかったけれど、もうこない町かもしれないと思うと出かけずにはいられません。

明日にはもう、犬山を発ちます。


京都。

2013年12月16日 | 日記
今日はおやすみです。

すぐ行ける距離だったので、京都まで行ってみました。




京都に来たのは、高専のときの研修旅行以来。そのときは、金閣寺と二条城に行きました。京都といえば、有名なのは清水寺。
今日の目的地はそこです。
行き方がよくわからなかったので、観光バスに乗車。20分くらいかな。観光地へ向かうバスなのでかなり混雑。いうならば、満員電車ならぬ満員バスです。

五条坂で下車し、そこから徒歩8分くらい。お昼を回っていたので、途中でみつけたカフェ?で昼食。




お店の名前失念...ここですき焼き丼?みたいなゴハンを食べました。
和風と洋風が入り交じった、こじんまりとしたお店です。五条坂から清水寺へ向かう途中にあるので、行かれる方は是非立ち寄ってみてください。
いい雰囲気のお店です。お店の名前思い出せない...うーん...


昼食を取り、清水寺へ向かいます。
これは三重の塔。



奥へ奥へと進み、清水の舞台です!



ここに立って写真を撮ってもなんだかわからなかったので、離れたところから撮影。ここから飛び降りるのですね..。
あの、有名な...

縁結びの神社もありました。



せっかくなのでお参りです。なんといっても縁結び。ここは大事なところです。
恋占いおみくじを発見。腕に力を入れて引いてみました。




結果は...





半吉..?半分の吉だから半吉? 半吉とはなんぞや...
と微妙な気持ちになりました....。
まだまだ人生は長い。あせってはならない...と書いてあります。まだまだ先なのか....

ちょっとゆっくりして、清水寺を後にし、駅までフラフラとお散歩。ちょっと調べたら歩いてもぜんぜん行ける距離だったので...
徒歩30分くらいでしょうか。町並みを見ながら寄り道しつつの旅です。

途中、綺麗なお寺を発見。



明治天皇とゆかりのある、由緒正しいところらしい。

三十三間堂も、駅に向かう途中にあったので立ち寄ります。
ここは写真撮影禁止なので写真はないのだけれど、1000体の観音様、国宝の数多くの仏像、中心に国宝の大きな観音様がそびえています。
圧巻です。見るものを圧倒するとはこういうことか...と思わせるところ。


日も落ちてきたので、京都の旅はここまでです。
また歩いて駅まで戻り、宿まで電車の旅...。

こうしてあちこち見て回れるのはありがたいことです。



おまけ。これは京都の地下街のキャラクタ。かわいいです。


同期会。

2013年12月15日 | 日記


昨夜、前に勤めていた会社の方たちとちょっとした同期会がありました。
私が最初に就職した会社。同期は、新卒だと20人くらいいたのかな?そして、また1人辞めることになりちょっとした送別会...だったのかしら。
私はあちこち旅をしていおり、たまたま近くにいたのでその集まりに参加することができました。

海老名での仕事が終わってから、大和のお店で合流。懐かしい顔です。
私が辞めてからほとんど会っていなかったけれど、ぜんぜん変わらない空気。なんだかとても嬉しくなってしまって、
でも、それと同時にさみしくもなってしまって...。

こんな、いい仲間たちとは今後も巡り会えることがないと思います。これは、同期入社という、一緒の時間を共有してきた仲間です。
それは、今後できることのない仲間たち。私が今後どこの会社に入ったとしても、取り戻すことのできない時間。

でも、私も含めてみんなバラバラのところに行ってしまう...。
中々、集まることは難しいもの。その貴重な時間に参加させてもらえたことは、今の私にとって本当に大きなことでした。

変わらないなあ。と口ではいうものの。実はぜんぜん変わっている。きっと、お互いにそれはわかっていると思うんです。

でも、しばしの間、失われかけていた懐かしい気持ちになれました。

さみしい夜に乾杯!