30年ぶりの富士

日本で初めてF1が開催された富士スピードウェイで30年ぶりに開催されるF1グランプリレース。1976年、77年に行われたとき私はすでに産まれていたけれど、もちろんリアルタイムでは見ていません。当時、スーパーカーがブームになりつつあったけれど、F1といえどフォーミュラカーレースは全くマイナーな存在でマニアックな世界だったはずです。

そんなことはどうでもよくて、世界のTOYOTAが威信をかけて大改修し、念願のF1開催となった今回のレース。昨日の予選から生憎の天候。
でもね、日本GPといえば時期的にも雨はつきものなんですよ。
鈴鹿では雨がドラマを演出したレースも数多くありましたね。

しかし、今日のレースはスタートからいきなりペースカーで延々20周のパレード、しかもその間にチャンピオン争いに絡むはずのフェラーリが凡ミスで下位に沈んでしまい、実質マクラーレンのドライバー同士の争いに・・・
雨のレースは番狂わせが起こりやすいので日本勢にも期待していたけど、ドライバー、コンストラクターともにまったくの期待ハズレ。
あわよくば表彰台とか、そうでなくても1989年最終戦の中嶋みたいな目の覚めるような走りを見せてほしかったなぁ・・・

結局、アロンソがクラッシュしてしまい、最後はハミルトンが余力を残しての優勝。
最後の最後で２位争いと６位争いで盛り上がったものの、何か消化不良でしたね。→レースレポート

それにしても、見に行った人には辛いレースウイークだったんじゃないでしょうか。私にも経験がありますが、雨の中での観戦ってかなりキツイですよね。
また、今回の富士では、すべての観客を1994年の英田と同じくシャトルバスでの輸送となったそうですが、その辺はスムーズに運営されたんでしょうか？観戦された方の感想を聞いてみたいところですね。
６万円の席（高い！）でF1マシンがほとんど見えず、５万円払い戻すという失態もやらかしているけど、お金返せばいいってもんじゃないよな～。
私なら慰謝料請求したいくらいの気持ちになりますね。

gooニュース　「レースが見えない」３億５千万円払い戻し…日本ＧＰ（読売新聞）