久々に名大ポンプを修理いたしました。
手持ちのホース(名大純正品)とポンプ皮を使いよみがえりました。
交換した部品↓
シリンダ内を錆びさせなければ丈夫で長く使える名品ですが、現在は既に製造販売されておりません。
安価な使い捨て海外製品に押され需要が減ってしまったせいかもしれません。
それから、そういった粗悪品のキャップが緩んで外れたまま操作し、指を挟み切った事故で訴訟があったそうです。
現在販売されている通称「鉄ポンプ」はキャップが外れないようにかしめてあり、ポンプ皮の交換は出来なくなりました。つまり使い捨てになってしまったのです。数百円の皮を取換えるだけでよみがえるのに皮が減ったらポンプの一生終わりとは、なんともお金持ち的な使い方しかできなくなったのですね。
PL法施行以来そういった訴訟を恐れ企業が製造をやめたり、製品の使い勝手が悪くなってしまうことが多いです。
最近では鉄製子供乗せ台の足乗せ部分折損(金属疲労)による訴訟でめっきり昔風の子供台は見かけなくなりました。重くて暑苦しそうな樹脂製のでっかい台ばかりです。値段も数倍になりました。
使い捨てライター(通称100円ライター)もものすごく使いにくくなってしまいました。冬場はあかぎれの指が痛くて点火できません。マッチを使っています。
草々