脳梗塞になっちゃいました|失語症|脳卒中|

右足と右腕が麻痺、失語症・・・
2006年8月発病。
以後、現在まで治療中。パソコンの入力が辛いです(^^;

痛い足<その後

2010-10-18 23:46:12 | リハビリ秘書日記
本題に入る前に。

近頃、運転がとってーーーも嫌だったワタクシ(老化が原因と思われる)
疲れる。頭が痛くなる。肩こりも酷くなる。
ってなことで、なんとか回避できないものかと。

助手席では、殿様気分で指示をだし、時に文句も言い
全くもって運転する気のないヤツ!!を動かすのが得策と考え
先日車を買い与えましたっ。

単純なオッサンは、まんまと引っ掛かり運転する気満々♪ヤッッホー!!
「俺が運転しやろう!!」なんて自ら申し出運転しておりますよん。
単純というか馬鹿丸だしというか。

しかし、ここで問題発生。
オッサン方向音痴でして、助手席のワタクシはイライラすることもしばしば。
目的地に到着し「はーい、○○に着きました」
などと、オッサンのくだらん音声ガイダンスを入れて貰ってもねー。
「そんなガイダンスはいらん!!」とつっ返しておきました。


さて、ここからが本題。

春から調子の悪かった足ですが、一喜一憂しながら解決策も見つからず
「このままでは困るんです!!」と担当PTさんに、しつこいくらい食い下がったリハビリ秘書です。
本心煩くて申し訳ないと思いつつも、具体的に指示し、また指示を仰ぎ
打開策を一つ見つけることができました。


問題は、足の構造(偏平足)や歩き方や装具
「片麻痺なのに、よく歩きスピードもでるから」などなど、細かな問題はいっぱい。
いろんな検証を試みては諦め
最後に足の加重位置を何度も検証し、加重位置を変えてみようとなったのですが
片麻痺だから、どうしても外脚からの着地となる。
やっぱり末梢までは追いつかないのかと、諦めていたのですが
ためしてガッテン!!
加重位置を変え、踵からの着地はできないかと指示してみると


なんと!!できちゃったのですよん!!!!


それを見た瞬間、ワタクシもPTさんも開いた口がふさがらず
本来喜ぶべきところ
「また、このオッサンに騙された気分だわぁ」と意見が一致。
しつこいくらい教え込み、恐ろしく意識させればですが、末梢までなんとか追いつくまでに回復していたんですね。
できないものと思い込んでいたこちらにも、かなりの問題があったという訳です。

ということで、加重位置と歩き方を変え、偏平足をカバーする為に
今回新たにインソールを作り、昨年作った装具は思い切ってやめることにしました。
今から、回復した機能とインソールに合わせての歩行練習を始め、更なる末梢の回復を目指し
そして中枢の筋力アップを目指し、リハビリスタートです。
もう、騙されんぞ!!

いやぁ~、今回は打開策を見つけるのに時間がかかりました。
半年間ですからね。継続は力なり。
根気負けしない気力との勝負でもありました。


たぶん、この先も同様の問題は発生するでしょうが
これを教訓にめげずに頑張らなければね。


そしてダイエットですが(関節炎には大事)
1ヵ月半で3キロ痩せました。
これもね・・・一言言わせて貰うと、ダイエット食って面倒だっっ。
でも、ワタクシも痩せれたので◎


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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (海)
2010-10-25 17:45:31
こんにちは。

茶さん、
車の運転が出来るまで回復されたんですね!!!
すごい!!!
おめでとうございます。
良い物、買ってもらったんですね。
(気を付けて下さいね。)

確実に・一歩・一歩・前進(時々、半歩後退?)・・・良かったです。
継続は力なり・・・まさしく、努力は裏切らないんですね。

ふうさん・・・ご苦労様です。

次のステップに向かって・・・

茶さん・・・
ふうさん・・・

ファイト!
一歩一歩 (熊野古道)
2010-10-25 19:44:49
お久振りです。私も脳梗塞発症から丁度4年経ちました。昨年は、週3回の人工透析が始まり、今年5月には、腹部大動脈瘤の大手術を経験しそれでも元気(?)に会社へ通い、体育館にも週一回通ってます。今でも少しずつ、手足が思うように動く範囲が広がってます。諦めない気持ちが大切。長いスパンで見れば4年前よりはかなり進歩したはず。頑張りましょう。でも、時々は休みましょう。毎日、見ています。
お二人に幸あれ。
海さん (ふう)
2010-10-25 21:26:27
こんばんは!
ご無沙汰ばかりで、すみません。

茶さんは、発症後半年で運転はしていたのですが
東京出身で東京生活が長く、金沢の土地勘がなかったのと
病気(高次脳)による注意障害が顕著にあったために
病気直後に茶さんの車は処分し、運転は必要最小限に留めていました。

でもね。。。
そんな事ばかりでは、一向に前進することがなく
多くの事をこなしていくには、車社会の金沢では運転は必須条件ですから
ここは思い切って、独立の道を選びました。

今のところですが、積極的に運転をするようになり
私は助手席にて楽させて貰っています(笑)


お互いがお互いらしく人生を歩むには
いろんな事の決断を迫られますね。

ボチボチですが、前進しています。


季節はあっという間に秋。
季節の変わり目ですから、御身大切になさってください。


熊野古道さん (ふう)
2010-10-25 21:36:30
お久しぶりです。

過ぎてみれば、4年という月日はあっという間です。
熊野古道さんは、この道程で更なる試練を経験なさったのですね。

「維持期」という表現がありますが
その言葉に関して、私は疑問視しています。
諦めず地道にリハビリを継続すれば、ずっと回復期なのではないかと思っています。
現実茶さんを見ていると、急な回復は見られずとも、確実に回復しているという事実があります。

リハビリは、自分らしいメニューを楽しんですること。
それに尽きるのではないでしょうか。
お馬鹿な我が家では、笑いの伴わないリハビリは苦手なようです。

お互い諦めず、参りましょうね。
熊野古道さんもご無理なさらぬよう、幸多き未来の到来を祈念しております。

ありがとうございます。


車の運転! (大矢)
2010-10-25 21:56:53
いいなあ。すごいなあ。
以前、後遺症で認識力が落ちてるので運転はさせられないっていう記事があったかと思いますが、克服されたのですね!
素晴らしい。

うちは後遺症で視野の欠損があるので、怖くて運転させられません……。
でも夫の友人は、たとえ片手片足視野欠損でも、私の運転よりよほど安心して乗れると言いますが。ちっ。

前のコメントで書いたリハビリ日記、出版されました。
機会があったら、ぜひご笑覧ください。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4492043993/
大矢さん (ふう)
2010-10-25 23:16:31
いえいえ、すごくないです(爆)
克服なんてしてません!!コツを覚えただけです。
ですから、グリコのおまけと同じで
恐怖はもれなく付いてきます。

自分自身の弱点を再確認し、その上でどんな点に注意すべきか再認知して貰っただけなんです。

なにせ金沢は田舎ですので、車がないと不便なので
これからの事や広い意味で社会復帰と言えるには
運転は必要に迫られ選択しました。


それに、私も更年期なのか最近疲れる!!
仕事も本格的にやっていくには
茶さんの生活リズムに全面的に合わせることは困難ということで。



私共の周りでも、視野欠損や半側空間無視となった方が多くいらっしゃますが
なんと、運転してるんですよね・・・・。
「大丈夫なの?」と尋ねましたが、大丈夫なんだそうです。

大丈夫という基準を判断するのは難しいものですね。

私、大矢さんの運転する車に
勇気をもって乗らせていただきます!!
御指名いただければですが。


大矢さん著書のリハビリ日記、アマゾンにて購入いたしまた。
才能が羨ましい!!
Unknown (熊野古道)
2010-10-29 00:36:21
大丈夫。運転は基本動作が出来れば慣れだと思います。もっとも注意力は全開にして。
私も、3年間は、家内の送り迎えでしたが、昨年から自分で運転しています。免許更新もうまくできました。頭の中もすっきりしてきたのも
昨年ぐらいからでした。それまで何となく霞が
かかっている様で難しい文章を読んで理解するのが大変でしたしたが、最近はそれも無く結構
苛立つパソコンのマニュアルも読んで理解しようと根気強く取組んでます。言語の方も言葉を選んでしゃべっていたのが、スムースに言い返しているようです。時々は詰まりますが。複視
だけは前のままですが。アッ!!ドラえもんの時計がなった。ビックリした。けどスゴイナー。
茶さん今度は紀南まで運転して来なはれ。待ってます。
熊野古道さん (ふう)
2010-10-30 13:31:48
ありがとうございます。

発症半年後に教習所に通い
リハビリや私が不在時に運転はしていたのですが
メンタル的といいましょうか....
お互いの生活スタイルを確立する為に
思い切って車の購入に踏み切りました。

勿論のこと、高次脳機能障害の不安もありましたので
人様を傷つけるようなことは避く
お互いの自立をいう1歩に踏み切れなかったのもあります。
(まだ、高次脳の不安はあります)


時に勇気も必要なのでしょうね。
関西方面へはよく出向きますので
機会があれば、紀南へも是非伺いたいです。

私、紀南は未開地です!