夜の海
あおい あおい海原
砂浜を蹴って
ゆっくりと櫓を入れる
月の色はたまご色
今日もやさしいのね
陸には最後のおわかれ
あとは 水音だけが
お月さまどうか
あの人の行く道を
いつもあかるく 照らし出してください
さいごまで無事にたどり着けるよう
安らかに 見守ってあげてください
そして今
おなじ光を
あの人をつつみこむ
おなじ光を
わたしにも そそいでくださいませんか
穏やかな夜の海 これ以上
漂わないよう
何処へ 向かおうとしているの
月夜の舟出
水面にひとすじの光の帯が
手を伸ばしたら
届くところまで
あなたへと
想いは
向かう
あおい あおい海原
砂浜を蹴って
ゆっくりと櫓を入れる
月の色はたまご色
今日もやさしいのね
陸には最後のおわかれ
あとは 水音だけが
お月さまどうか
あの人の行く道を
いつもあかるく 照らし出してください
さいごまで無事にたどり着けるよう
安らかに 見守ってあげてください
そして今
おなじ光を
あの人をつつみこむ
おなじ光を
わたしにも そそいでくださいませんか
穏やかな夜の海 これ以上
漂わないよう
何処へ 向かおうとしているの
月夜の舟出
水面にひとすじの光の帯が
手を伸ばしたら
届くところまで
あなたへと
想いは
向かう
碑を建てましょうよ あなた
この場所に二人の記念碑を
幾度もの嬉しい時に訪れて
幾度もの苦しい時に流れ着いた
二人の歴史の刻まれた場所
あの
燃え滾る情熱を
天を焦がした想いを
真っ直ぐ見据えた目を
重ねた唇の感触を
忘れないよう
碑を この場所に建てましょう
二人の歩いたあしあと
消えないように
愛し合った記憶
いつか思い出した時に
幸せになれるように
この場所に二人の記念碑を
幾度もの嬉しい時に訪れて
幾度もの苦しい時に流れ着いた
二人の歴史の刻まれた場所
あの
燃え滾る情熱を
天を焦がした想いを
真っ直ぐ見据えた目を
重ねた唇の感触を
忘れないよう
碑を この場所に建てましょう
二人の歩いたあしあと
消えないように
愛し合った記憶
いつか思い出した時に
幸せになれるように