蕎麦職人になる。

57才おやじの蕎麦屋開業までの軌跡。

広島から山口県は景色が素敵です。

2019-05-12 17:41:40 | 日記

倉敷から今度は広島県に入るのですが、今度は福山から鞆の浦に行きます。

ここは国立公園で国の名勝になっていますが、崖の上のポニョのモデルになっているとも言われ、とても素晴らしいところです。

何が素晴らしいかというと街全体が歴史保存建物に指定されていて昔の佇まいをそのまま遺しているところです。

江戸時代はこんな暮し向きをしていたんだろうなと想像するのも楽しいです。

また海援隊の坂本龍馬がいろは丸で紀州船と衝突し沈没した事でも有名です。

日本で最初の万国航法を用いて大金を勝ち取ったと言われてもいますが、近年船が見つかりその金額には到底見合わない積み荷だったそうです。

それはともかくとても素晴らしいところです。




鞆の浦を抜けて今度は一路尾道に向かいます。
こちらは大林宣彦監督の尾道三部作で有名な瀬戸内海に面した港町です。

昔は造船で栄えた街で山の斜面に張り付いたよう家がたくさん建っています。
千光寺山から見る瀬戸内海の島々の景色は絶景です。

風光明媚なところで志賀直哉が戦時中疎開していたり小説の舞台になっています。

また小津安二郎の東京物語でも笠智衆と東山千栄子が夫婦役で住んでいました。

私の世代の方なら時をかける少女や転校生を見ている方が多いと思いますが、あのセピアがかったノスタルジックな世界観がたまりません❗️

ですが私の目標はラーメン❗️

尾道ラーメンは有名ですが、20年以上前の話になりますが檀一雄のエッセイで紹介されていてそれ以来私の中ではナンバーワンラーメン、朱華園さんです。

二、三年に一度食べに来ます。

ころっとした背油が浮いていて煮干しの香る素朴な味わいですが、とても美味しいです。

ところがなんと本日は売り切れ😢
5時すぎでしたが昼営業なので混んだのでしょう!

とても残念ですが仕方ありません。
近くのクラウンさんでいただきました。
こちらも美味しいお店です。

帰りに寄るとして山口県の錦帯橋を目指します。





美しい町倉敷で骨董品屋さんと洋食屋さんに夢中❗️

2019-05-09 23:29:18 | 日記
大原美術館を中心とした昔からの美しい景観を大切に残しています。
風情のある川が流れその川に沿ってなまこ塀が特徴の蔵とお屋敷が立ち並びその景観に合ったお店も素敵です。

中でも私のお薦めはウームブロカントという骨董品や古道具を扱うお店です。

骨董品の持つ味わいを上手く現代の暮らしのアクセントになるような提案だったり、道具その物の美しさや機能美を教えてくれます。

古くて良いものをさらっとインテリアに取り入れているのが素敵です!

その後お腹が減ったらお薦めなのは洋食カッパさんです。

トンカツにデミグラスソースがかかったものが一押しですが、ハンバーグも美味しいです。

懐かしい雰囲気のアーケード商店街の中にあり店員さんがコックさんが全員女性で繊細なお味と決め細やかな気配りがうれしいです。

気持ちよく食事を楽しめるお店です。
倉敷にお立ち寄りの際は行ってみて下さい!

段々西に行くにつれお蕎麦よりうどん文化圏になり少しお蕎麦は休憩になってしまいましたが、九州はお蕎麦の産地でもあるので美味しいお蕎麦と焼き物を目指して旅は続いて行きます。



















ガラスケースの見本が昭和な感じでたまりません❗️
それから国道2号線をさらに南下し福山、尾道、錦帯橋や下関等など観光しながら九州を目指します。

https://womb-brocante.com












備前焼の窯元を訪ねました。

2019-05-08 12:52:36 | 日記
赤穂を9時に出発してすぐに岡山県に入りました。
この辺りは日生町という港町で今、ヤキオコなる取れたて新鮮なカキをこれでもかというくらい入れたお好み焼きがひそかなブームになっています。
県外からもたくさん訪れるようですが、まだ9時過ぎで先程朝食バイキングをたらふく食べたばかりなので今回は断念しました。

先ずは伊部駅の前にある備前焼伝統産業会館に行きました。

こちらは陶友会の方が150名ほど出品されているそうなので、見学しました。

この中でも私が特に気になっていた作家さんの作品もありやはり異彩を放っています。

早速連絡をしたところ先生お留守でした😥
ですがお母様がお相手していただけるとおっしゃっていただき一安心😁

国道から少し入ったところで自然豊かな大豪邸でした。

数々の賞を受賞されていて名門のお家なので今回は名前写真は控えさせていただきます。
作品は写真後程上げておきます。

お母様に今回の私の蕎麦屋に先生の作品を使わせて欲しいとお願いしましたが本人に聞いて見ないとなんとも言えないとおっしゃいました。

当然だと思います。

突然ふらっと現れて一方的に話を持ちかけられて、いくら先生の作品が好きだからと言われてもお困りになられたと思います。

その後も話は続き亡くなられた大先生や弟さんの話までかれこれ一時間程あ話させていただいてすっかり打ち解けました。

後日、連絡いただいて作っていただけることになりました😄
帰り道にまたお会いする約束をしました。

次は古い街並みの残る素敵な町倉敷を目指します。




日生町の海。
朝食バイキング。
備前焼の薬味皿に丁度よい先生の緋襷。
今回お願いすることになると思いますが、藁を巻いて出来る赤いたすきの発色と白地のコントラストが絶妙です!
さすが先生!





姫路城見物から備前焼の買い付けに行きました。

2019-05-06 23:20:38 | 日記
和歌山を足早に抜けて兵庫県に入りました。
神戸は何度も仕事で来ているのでスルーして修復を終えた姫路城に行きました。
さすが世界遺産、燦然と輝いています。
本丸に行くまでに敵を撹乱し防御するための仕掛けも良くできています。
本丸の広さ構造の面白さも目を見張るものがありました。










私は古い鉄が好きで釘や鋲、釘隠し等にも目が行ってしまいます。
錆びた感じが古いものは凹凸がありたまりません!

その後お腹が減ったので食事に向かいます。
明石の鯛とか選択肢もありますが、穴子も美味しいことで有名です。

そこで人気のやま義にさんに行きました。
お勧めの穴子せいろいただきました。

穴子は蒲焼き、煮穴子、刻んだ物をそれぞれ楽しんだ後、櫃まぶしのようにわさびとネギを薬味にお吸い物をかけて、お茶漬けにするという志向でとてもテンション上がります。

この日は明日の備前焼の買い付けのために手前の赤穂に停まります。


















紀伊半島一周那智の滝へ

2019-05-06 11:09:31 | 日記




その後伊勢神宮から近くの夫婦石を見学し、伊勢志摩を経由して那智の滝を目指しますが紀伊半島は想像よりかなり大きいです。

なめてました😥

ですが伊勢志摩から南志摩町の海岸線は素晴らしい景色でした。

リアス式海岸に所々島が見えて変化に富んだ景観はドライブにもってこいです。

途中お腹が減って来たので食堂なりレストランを探すのですが海岸線の国道ですらコンビニもありません⁉️

志摩を出てから二時間近く走ってようやく海沿いの食堂を見つけ入りました。

三栄食堂さんです。
かなり歴史のありそうなお店です。

出来ればお蕎麦と思っていたところお蕎麦と親子丼のセット680円を見つけ注文しました。

お蕎麦はやはり関西に近いので薄口醤油を使い出汁は昆布と鰹節です。

何か海老のような香りがするので聞いて見たら炙った海老の殻が入っているそうです。
薄味ですが中々美味しかったです。

面白いのは親子丼で卵がかなり撹拌されていてメレンゲ状態ですが不思議と美味しかったです。


その後大雨に見舞われましたがなんとか那智の滝までたどり着けました。

圧倒的なスケールに感動いたしました。
見る価値ありました。

この日は麓の迄降りたところに日帰り温泉がありましたので冷えた体を温め気持ちが良くなったところで明日は和歌山を抜け神戸を目指します。

関西が近づくにつれ醤油も薄口になりだんだんうどんの文化圏に入った事を実感した1日でした。