goo blog サービス終了のお知らせ 

金牡丹Cafe

趣味の富貴蘭ブログ。金牡丹を中心に紹介しています。

金牡丹 ③

2020-06-30 12:10:00 | 金牡丹


あれから1か月ほど。


金牡丹らしい、味のある良い天葉が出ています。


立派なルビー根です。


早々に孫芽が付きました。親木がしっかりしているので成長も早いでしょう。

金牡丹で売りに出されるのは大抵貧弱な子か花芽癖のついた老木。これは後者なのでここから花芽癖を直していかなければいけません。
大体は軸を短くするか葉を毟るかですが、どちらも木の体力を削ぐ前提なので、特に金牡丹系は慎重にやらねばなりません。

金牡丹のお医者さんみたいになってきましたね。




金牡丹 ②

2020-06-29 13:56:00 | 金牡丹


あれから1か月ほど。


金牡丹らしい、良い冴えです。
黄縞系なので少し黄色っぽいですね。


新しく出た子芽も順調。


ルビー根もしっかり伸びています。

全般金牡丹たちは順調に生育しています。この時期はしっかり日光に当てた方が良い?と思っていた過去がありますが、どうも日の当たらない明るい日陰がちょうど良い気がしますね。


話は少し脱線しますが、以前から気になっていたあるアプリがあります。


なんだろこれ?と調べてみたところ、なんとバーチャル富貴蘭シュミレーションアプリであるようです!
いわゆる株取引アプリのように、価値を計って富貴蘭をモチーフに資産形成を楽しむものらしく、こんなものが隣国で作られていることにびっくりします。

他にも人気ラッパーを使って富貴蘭を宣伝したり、知らないところでずいぶん別の文化圏が作られているようです。

それに比べて日本はなんと若者へのアプローチに消極的なことか…。「若者の富貴蘭離れ」なんて揶揄するのでしょう。

まぁ、私はこのブログを金牡丹マニアの聖地として淡々と、長ーく若者視点でレポートをしていくつもりです。乞うご期待!






金牡丹 ①

2020-06-28 12:53:00 | 金牡丹


あれから1か月ほど。


良い冴えですねぇ。これぞ金牡丹と言った感じです。


昨年出た子芽も順調に生育中。


ルビー根もしっかり伸びています。

うちの金牡丹では亀金に匹敵する間口の持ち主です。さらに飛躍して大きくなって欲しいですね。

しかしこの時期はキノコバエがぶんぶん飛び回り苔の緑藻を食い散らかすので美観を損ねます。毎年のことなので特に対策を取るわけではないですが、どこからともなく現れますね。
隣国は鉢の淵に虫取りスミレ?らしきものを植えてますが、それもまた美しく無いなぁ…。完全遮蔽でもしないと防げないですね。

まあ特段悪さをしてはいないので、あくまで不快害虫といったところ。他にもトビムシやササラダニといった連中が後半登場してくるので、いちいち排除していたらキリがないですね。


黒牡丹 ①

2020-06-27 13:16:00 | 黒牡丹


あれから1か月ほど。


子芽から花芽が伸びてきたので咲かせて見ようかと。黒牡丹の花は金牡丹の花と一緒かな?


一番上の子もいい感じ。


今年もずいぶん沢山の根が出ました。

さて、黒牡丹は人によって好みの分かれる品種だと思っています。私は派手目が好きですので綺麗に天葉が出てくるのを楽しみにしています。

黒牡丹は金牡丹の母種ですが、黒牡丹は金牡丹あっての黒牡丹です。金牡丹に変化するからこそ黒牡丹の醍醐味があるのです。

いわゆる地味な縞が入った「変化途中」の黒牡丹を「玄人好み」なんて商売人は言いますが、これはツァイガルニック効果という不完全はより記憶に残るという心理によるマーケティング方法です。
完成された芸である金牡丹がつまらなく感じるのはこの為で、長く趣味を続けているとよりこの傾向があります。

これは楽しみ方の違いであり、ここに初心者か、プロかなどというポジション取りをするのは不毛ですね。

長く続けていたらプロか?プロフェッショナルの世界で戦っていれば分かることですが、年数で必ずしも腕が立つとは限りませんよね。より考え、工夫して自分のセンスを磨いている人ほど良い仕事をします。

富貴蘭の趣味は富貴蘭任せな世界だと思っています。あくまでサポートに徹する、それが良い木を育てる。
初心者だ、プロだなどというポジション取りの損得勘定からは離れて、ただ美しいと感じるものにとことん付き合う。そんな趣味家でありたいと思うところです。







金牡丹縞

2020-06-26 12:08:00 | 金牡丹


あれから1か月ほど。


いい縞ですねー。金牡丹とは思えないほど細かく縞が入っています。

根はゆっくりながらしっかり伸びています。もう少し本数が出るようになればもう一段成長するんですがね。


天葉も順調に伸びています。葉が詰まって寸止まりするかなーと思っていた割には伸びてますね。

多分これほどの縞の金牡丹は早々無いんじゃないかなと思っています。縞っぽいとか縞系なんてのはよく見かけますが、ここまでくっきり櫛目の縞はかなりのレアもの。
しかしその分やっぱり弱い部分があって、際どいところから復活して来ました。

やや上級者向け?まあそもそも趣味に下級上級なんてナンセンス。プロであるかどうかなんて商売文句ですからね。煽てて踊らされるより内なる美意識に素直になる。好きになったものをなぜ好きになったか?それを見つめ続ける。美の探求としての富貴蘭栽培をオススメします。