降り積もる雪、舞い散る雪に思いを重ねるというタイトル・詞のテーマはありがちといえばありがちなのですが、ホ短調という非常に物寂しい調性も手伝って、イントロから、夜の静寂の中深々と降り積もる雪の情景、そして片想いの不安に揺れる思いのようなものが伝わってきます。
来生たかおさんが明菜さんに書いてくださったバラードはほとんど大好きなのですが、この曲もその例に漏れず、サビへかけての盛り上げ方がドラマティック . . . 本文を読む
初期の宇宙ファンタジー路線(?)ソングの中ではお気に入りの1曲です。
タイトル通りポワワワ~ンとしたメルヘンテイストなアレンジにメジャー調で明るいミディアム・テンポのメロディ、冷たく澄んだ冬空に響き渡るような歌声-特に伸びやかなサビの高音-が心地いいです。
春-「北斗七星」、夏-「こと座」、秋-「ペガサス」と「きらめく想い出ちりばめふたりでドライヴ」をしてきて、「そうして今は二人オリオン星座を見 . . . 本文を読む
アレグロ・ビヴァーチェの「Dance again」で恋を清算するような、そんな別れのバラード。
イントロとエンディングで流れる秋風のような音楽が余計にもの悲しさを誘います。
特にエンディングのフェイドアウトしていくところは、シンプルな和音の進行なのですが、すごく心に沁みます。(もう少し長くかけていて~、と思ってしまいます。)
歌詞、曲も合わせて彼女のバラードの中でも名曲の部類に入るのではないかと思 . . . 本文を読む
イントロから木漏れ日を浴びるような爽快感。
恋人の浮気を「第七感」で感じ取ってしまうのですが、「今度だけは」許してあげるという歌詞内容で、冒頭の「枯葉のシャワーあびて」に象徴されるように秋~冬が舞台の詞。
秋~冬の曲は淋しげになりがちですが、この曲では明るくポップな曲調に「mu-セッティエーム・サンス」と明菜さんの瑞々しい高音が響き渡り、キラキラとした秋晴れのような心地よい空気感を醸し出しています . . . 本文を読む
タイトルからしていかにも80年代アイドルソング。こんなタイトルよく明菜さんがOK出したな~。でもこのダサさ加減が何とも言えず好きだったりもします。
曲も冒頭から「かわるの かわるわ」♪デンデン!(←この♪デンデン!がポイント。)と80年代アイドル歌謡臭ムンムン。
「嗅ぎなれぬ誰かのパルファム胸をつく」のあたり、同時期の楽曲「鏡の中のJ」(「バスルームで見つけた私のじゃないルージュ」)、とシチュエー . . . 本文を読む