どろろ

室町時代末期、武士の醍醐景光は天下取りの代償として自分の子を48体の魔神に差し出す。赤ん坊は体の48箇所を欠損した体で生まれ、化け物としてそのまま捨てられてしまう。医者の寿海に拾われた赤ん坊は成長し、百鬼丸と名乗り、自分の体を取り戻す旅に出る。魔物を倒すごとに奪われた体の一部を取り戻せることを知った百鬼丸は、魔物退治の旅に出る。ひょんなことから百鬼丸と出会ったどろろは、百鬼丸の刀を奪うため、彼に付きまとい始める。こうして始まった2人の旅の先に、大きな闇が広がり始める…。



昔から大好きな漫画

事もあろうか親子２代に渡り、単行本持っている

要するにどろろ全巻が２セット

親父用と俺用


どろろは名作である

魔物に奪われた自分の体を取り戻すために旅をしている百鬼丸

百鬼丸の刀を盗むため、付きまとうコソドロのどろろ



原作むっちゃおもしろいよ！

今の時期にこんな事言うと、
「映画化するからそれに便乗して知ったかぶりしてんじゃねーのか」
的に思われるのは嫌だけど

高校時代に全部集めたし

昔からのファンだから俺は！<(｀^´)>エッヘン




まぁそれはおいとこう


原作での未だに分からない謎


それは…



『どろろの存在理由』




どう考えても主人公は百鬼丸だし

題名は「どろろ」だし


なぜ？ (・_・?)



ＰＳ版「どろろ」では、最後の魔物は父親である醍醐景光だった

未完だし、それでハッピーエンド

原作じゃ全部の魔物倒す前に、旅の途中その後の百鬼丸の行方は不明という終わり方…


もし俺が作者なら、「百鬼丸の最後の体の一部を持っているのは実はどろろだった」

という感じにしたいな

そうでもしないとどろろの存在理由がないような気がする…


「最後の魔物を探して旅していたら実は最後の体を持っている魔物はどろろだった事を知り、自分の体を全て取り戻す為にどろろを殺すか、どろろを殺さないかで百鬼丸が葛藤に苦しむ」

という終わり方


今時のハッキリしない終わり方…

やっぱ父親殺してハッピーエンドの方が良いかな？

今度劇場公開版のラストは分からないが、父親はゲームオリジナルだし、原作は未完だし、ラストは絶対に新しいはずだ

決着つくか、調子こいて「あずみ」みたいに続編作るかだ


妻夫木と柴咲だからどうせ続編やるんだろうな…


ちなみに無関係だけど『仮面ライダーＢＬＡＣＫ』の原作のラストは

光太郎(ＢＬＡＣＫ)は未来の崩壊した世界にタイムワープして自分と同じ姿をした世紀王との『創世王』の座をかけた最終決戦を迎える
闘い前に敵は自分の素姓を言わない
自分と同じ姿のＢＬＡＣＫが２人いる為(秋月信彦 ＴＶ版シャドームーン)、未来のそいつは未来の自分なのか信彦なのかすら分からない
闘いに勝ち、敵は死ぬ前に「俺が死ねばお前が世界の王となる お前が死ねば俺が世界の王となる」

と言葉を残し死ね


結局生き延びたのは光太郎だが、闘った相手はどちらのＢＬＡＣＫだったのか分からない


そして光太郎は最後に
「教えてくれ！ 俺は誰だ！？」

と叫び終わる



未だに分からない…

あれが光太郎なのか信彦なのか…

あの世紀王の姿はどちらの姿なのか



そんな感じなうやむやエンディングにどろろもなりそうだな…