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Scalable Vector Graphics等,不定期

use

2006-10-30 | 仕様
use要素は、他の要素を参照する際に使われます。

use要素によって、他の要素が参照され指定された位置に描かれます。
パラメータとして、参照する要素のIRIと参照した要素を配置する座標を指定します。
参照された要素の(0,0)が指定された座標になるように平行移動して描かれます。

参照する要素のIRIを指定する属性がxlink:href、参照した要素を配置するx座標を指定する属性がx、y座標を指定する属性がyです。

例えば、
<use xlink:href="#elem00" x="100" y="100"/>
のように書けば、"elem00"で参照される要素(とその子孫)が(100,100)の位置に描かれます。
"elem00"で参照される要素が
<rect xml:id="elem00" width="200" height="100"/>
であれば、(100,100)を左上の頂点の座標として、幅200高さ100の矩形が描かれます。

x属性およびy属性は指定されない場合は0として扱われます。
xlink:href属性は指定されない場合は空の値("")として扱われます。空の値が指定された場合には何も描画されません。

use要素は、animation要素のように文書全体を参照するのではなく、一部を参照します。
svg要素を参照することはできません。また、use要素もしくはuse要素を子孫に持つ要素を参照して参照を循環させてはいけません。