┐(´д`)┌ヤレヤレ
東南アジアでは、
bandet150と基本構成が全く同じGSXR125や150のレースはそこそこ盛んなようです。
当然、レースは速さのみ追求します。
レースのレギュレーションにもよりますが、
スポンサーの絡みなど無くて、自費でタイヤ購入してレースをする場合、
その時,一番性能の良いタイヤを使います。
レースだとタイヤの影響力は絶大ですから、皆,一斉に装着タイヤが変わります~
若き頃のアマチュアレースでも、
ダンロップ↔ブリジストンを繰り返してました。
bandet150クラスで、
特に小さいサーキットだと太いタイヤのメリットが出ませんので、最強タイヤはダンロップの KR410で
フロントは90/80-17
リヤは115/70 R 17
純レース用タイヤなので日本だとほとんど需要はありません。
向こうでは、このタイヤを使うのがメジャーのようで、このタイヤに合わせてセッティングしている様子。
(レースだとタイヤに合わせるというのは普通)
これは私がリアに使ってる120/70よりさらに細いですが直径はほとんど同じ〜
するとレースだとヘッドアングルが寝過ぎている感じです。
(ちなみに多少の車体アライメントは乗り手がブレーキや体重移動等を工夫しカバーしなければなりません⇒テクでカバー出来無い領域の話)
外品のレースに使うサスペンションを調べた所、取り付け寸法がノーマルより7〜10 mm長いのが主流でした。
それでタイヤに合わせて、ヘッドアングルと重心を補正しているんだな!と理解した訳です。
諸々で今回、友人の協力まで得て10ミリ延長してみました。
この改造はリアタイヤはノーマルサイズには戻さないのが前提です。
又、キャスターを立てたら旋回性が上がる!の様な単純なモノでも有りません~
(理由は長くなるので書きませんが)
フレームを加工してヘッドアングルのみを変える訳では無くて、
今回の方法だと、重心位置、リヤリンクのレバー比、スクワットアングルまで変化してしまいます。
レース用サスと同寸法とは言え、レース用は目的を絞り、一般的には不都合が有る場合も多々
^^;
ですから前回のリアに大排用ラジアルフロントタイヤを入れるよりハイリスクな賭けになりますね~
因みに昔々の事で時効ですが(笑)
友人のSHOPがNSR50のノーマルクラスレースで、インチキをしてリアサスの取り付け位置を一センチ伸ばして見ましたが、やり過ぎて駄目でしたね^^;
1年近く掛けた、リアサスのスプリングのセッティング、オイル交換によるダンピングのセッティング、リアタイヤのサイズダウンとラジアル化による軽量化&衝撃吸収性の向上等などにより〜
コーナリング中の安定性&安心感とスピードはかなり向上しました。
しかし、それらが向上すればする程、リーン時のパーシャルの長さが目立つようになり、
その対策の為に、リスクを伴っての実験になります。
こんなマイナーな車種のマニアックな内容に興味がある人は少ないでしょうが、
チャレンジしようかな?と考えてる人も、
私の成功か失敗を確認してからの方が無難です(笑)
既に問題点としてサイドスタンドが使えない位,バイクの傾きが大きくなりました(笑)
(^o^;)