6月初頭に台風の影響なんて〜
┐(´д`)┌ヤレヤレ
最近は台湾メーカーも駆動系にカバーをつけて 騒音対策が進んでいます。
台湾メーカーは合理的な作りで駆動系のカバーの脱着がし易い❗(^^)v
興味深いのは クラッチ側のハウジングの表面処理です。
黒っぽくてつや消しで、少し,ザラザラ〜
何でしょうか?
またクラッチのシャフトがやたらと飛び出しています。
確認したらカバーケース側に入って支えているようです。
クラッチ系はかなり重たい部品が回転するので、確かに3〜4万キロでトルクカム内部のベアリングが劣化し音が出て交換したりします。
でもこんなにデカいベアリングがカバーについてるのは初めてです。
PGOが設計改良したような感じです。
私のキムコは未対策ですが、同じ箇所は余り故障しません。 メーカーによって同じ基本構造でもパーツの劣化が違います。
整備士レベルだと判らない理由でしょうか?
単なる最初の部品精度か?
(これは国産でも同様)
この突起がベアリングの中に入る構造
この突起がベアリングの中に入る構造
駆動系の摩耗と劣化のチェック
ドライブベルトは全く問題無し(^^)v
ウェイトローラーは多少,偏摩耗
トルクカムのグリスはこんな状態〜
これは一度も整備されてないですね🔧
しかし 駆動系のカバーのボルトにはカッパーグリスが塗られていました。
新車の組み立て時はそんな事しないので、前のオーナーがベルト交換をした❓
素人だからトルクカムはグリスアップしなかった❓
この後はグリスで手が汚れてたので写真がありません(^o^;)
以前にも書きましたが、
トルクカムのグリスアップは大切です🔧
再加速のフィーリングが変わりますし、何よりもパーツの寿命に影響します。
トルクカムの清掃&グリスアップはベルト交換時毎にするべきでしょう。
すると3000円とかの工賃では出来ません(笑)
本来,使い方次第ですが、1万キロ毎にはグリスアップしたい箇所です。
組み上げて納車のために乗りました♪
やはり速いです❕
きっちりパワーバンドに入るような駆動系セッティングになっていて、メーカーが性能追求の為に念入りにセッティングしたのが分かります。
ただ,150cc でトルクがあるので、もう少しトルク型に調整しても良いかも〜
ここら辺は オーナーと相談で微調整していきましょう(^_^)v
今回、台湾スクーターの進歩を確認出来て面白かったです。
パーツ手配の為に車両は、一度,お返ししました🛵