ボチボチかめさん

良い日本を夢見てきましたが 現実は遠のくばかり
のろまですが小さな脳で考えます
日本のこと 日本人のこと

かもめ食堂

2009-01-18 19:26:35 | 映画・TV・音楽
「顔が3、4日腫れます。冷やして出歩かず安静に」という医師の指示を守っています。
痛み止めが体質にあったのか良く効いてくれ、昨日の疼痛はなくなりました。

このような時こそテレビです。
テレビガイドを見ると「かもめ食堂」があることがわかりました。
前から見たかった映画です。

小林 聡美、もたいまさこ、片桐はいりとなによりキャストがいいのです。
題からして日本を舞台にした田舎の平凡な食堂に出入りする、
人間模様の話だろうと思っていましたが、意に反して場所はフィンランドでした。

フィンランドってどこにあるんだっけ?
地理に弱いものですから、私が希望して頂いた送別記念の地球儀で調べました。
「あっ、北欧だったか、、、小学生でも知ってる国だよ」と自分に言い聞かせながら(笑い)

三谷幸喜の奥さんの小林総美は好きな女優です。同じ映画監督の奥さんでも
宮本信子のように「どう、わたしいい女でしょう」と鼻につかないとことが好きです。
彼女、振り返るほどの美人ではありませんが、知恵がいっぱい詰った頭の持ち主だと思われます。

さて、「かもめ食堂」ですが、のんびりゆったりとした交流を描く映画でした。
「おにぎり」がメインの食堂なんですが、なかなか注文がありません。
そこへ、、、、。

サクサクと切る豚カツ?の音。鶏南蛮を揚げる油の音。パリっとした海苔の音。
いい色に仕上がるじゃが芋丸ごとの肉じゃが。手際よい女主人の家庭料理。
箸使いが上手なフィンランド人。
エンディングテーマは井上陽水の「クレイジーラブ」で終わります。

品の良い時間を過ごすことが出来る映画でお勧めです。
★★★★★

「かもめ食堂」 clip


 あらすじ
サチエ(小林聡美)はフィンランドの都市、ヘルシンキで「かもめ食堂」という名の日本食の小さな店を営んでいる。 ある日カフェにやってきた日本かぶれの青年に「ガッチャマンの歌の歌詞」を質問されるが、思い出せず悶々としていると、町の書店で背の高い日本人女性ミドリ(片桐はいり)を見かける。 もしや、と思い試しに「ガッチャマンの歌詞を教えて下さい!」と話しかけると、見事に全歌詞を書き上げるではないか。 旅をしようと世界地図の前で目をつぶり、指した所がフィンランドだった…というミドリに「何かを感じた」サチエは、彼女を家に招き入れ、やがて食堂で働いてもらう事に。
一方、マサコ(もたいまさこ)は両親の看護という人生の大役を務め終え、息抜きにフィンランドにたどり着いたものの、手違いで荷物が紛失してしまう。航空会社が荷物を探す間にかもめ食堂へとたどりつく。
生い立ちも性格も年齢も違う3人の女性が、奇妙な巡り合わせでかもめ食堂に集まった…。




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