COTE D'IVOIRE

アビジャンに住んでいました(1999.3-2002.10)
サイト《象牙海岸にて》の続編を綴ってみます。

つづけよう・・・つづけるぞ、、

2008年10月08日 | 日々の暮らし
・・・とりあえず、今の気持ちということで、、、
やろうやろうと、、気ばかり焦ってもはじまらないので、
何か書いて<<結局自分への呼びかけなのだけれど、

PCも変えたし、、
徐々に更新していこうかな、、。

惜しかった!エレファント。

2006年02月12日 | 文化・音楽・スポーツ
2006年2月11日

アビジャンのサポーターも良くやったと思っているようす。
「先回はカメルーンに運がなく、コートジボワールにツキがあった。」
「今回はコートジボワールにツキがなかったまで、なんといっても開催地でのことだから、、、、」
それでも実力はコートジボワールの方が上と言いたいような、そんなコメントがrfi(ラジオフランスインターナショナル)から流れていた。
確かに惜しかった。でもあれでコートジボワールが勝っていたら、選手も、それにエジプトのザキのゴールにをファールにしちゃったチュニジアの審判もただではすまなかったかも、、これがジョークですまされないのが、熱くなるアフリカだろうか、
なにしろ優勝が決まったカイロの町はお祭り騒ぎで、ごった返しとのこと、
コートジボワールには惜しかったけれど、ワールドカップには期待できるという印象をサポーターに与えたような、そんな試合だったようです。

それで今回のCAN(La Coupe d'Afrique des Nations:アフリカ選手権)は優勝がエジプト、
準優勝がコートジボワールで、3位にナイジェリアそして4位はセネガルで終了です。

ファイナルはまだアップされていないけれど、これまでのハイライトが動画で紹介されています。
http://www.tv5.org/TV5Site/football/afrogoals.php

国の主権(コートジボワール)

2006年01月20日 | 国際会議・関係
今回も国の主権が他国に侵されたという意識は強いようです。
バボ大統領はいつもこの点を問題にしてきました。元首相(現FPI代表)のアフィ・ン・ゲサン も「交渉余地の無い国家主権の侵害」を問題と言っており、有識者の中でも反発は大きかったようです。
今回問題となっているのは議会(国会)の解散ですが、これは国連の安保理決議1633号として2005年10月21日に可決されております。この議決の第11項に、議会解散のことがあり、ワーキンググループが2005年12月16日までに解散を勧める(invite)ようになっています。
(決議書は下のURLからダウンロード可能です。(仏文):英文もあるはずです)
http://www.un.org/french/docs/sc/2005/cs2005.htm

フランス語のinviteは招待すると言う意味と同様に、…に…するように誘う,勧める,促す
[出典:株式会社旺文社 プチ・ロワイヤル仏和・和仏辞典]と言うような意味があることから、
コートジボワールの関係者は、互いに同意した強制的なものではないと判断し、コートジボワール側が了解すれば、と言う程度に解釈したのでしょう。
決議の冒頭に<<コートジボワールの現状における、国内問題の解決と、大統領の声明について、主権、独立、国土の統合とコートジボワールの統一を尊重しつつ、・・・>>の言葉があることから、
議会の解散は議決第1633号に抵触すると言っているコートジボワール国内の先生もいたようです。
12月から、この件についてはかなりもめており、「議会の解散は宣戦布告と同じ」とも言われていました。
そして元スポーツ大臣で愛国女性の代表グレベ女史は「イスラエルは幾度も国連の決議に反対してきた。~ 彼らが多勢だと言うことを ~ ヘブライの国の頭に空の落ちることは無いと言うことを、~ 神のみが知っている。」などと(謎を?)言い。ワーキンググループ代表のピエール・ショーリ氏を厳しく非難しています。

一方、フランスの防衛大臣、Michèle Alliot-Marie (Ministre française de la Défense)
彼女も負けず、『・・・もう議会は一ヶ月以上も機能していない!』とかなりの迫力です。
(下のURLはいきなり声が出ると思います)
http://www.tv-radio.com/ondemand/rfi/
国際約束と国民の主権のどちらが優先されるべきか?
一応議会は国民の代表ですからね、

決議書をどのように読むか、、、互いが異なる解釈のできるようなものは困ります。

ただ今は、それらよりも優先してやるべきことがあると、国連も承知のことかもしれませんが、もう少し、ちゃんとした対話ができないものか、 それが残念です。

議会の解散に反対した若者の騒動(アビジャン他で)

2006年01月20日 | 騒動と戦争
2006年1月20日
またまた若者が騒いでいます。しかもバイオレンスのオーケストラと表現されています。
若者が独自に騒いでいるのではなく、期を同じくして離れたところで、暴力を望む誰かの指揮により国連軍に反抗しているということです。国連事務総長のコフィ・アナン氏も非難しています。何らかの制裁が行われるようです。
今回の原因は国際ワーキンググループがコートジボワール議会の継続を認めなかったことにあります。どうせ機能していないのだから、と思いたくもありますが、国家にとって議会まで他国の言うとおりにされてたまるか、俺たちの国は俺たちがやると言う、相変わらずの筋書きです。国際機関にしても、こういう決定(イボワリアンの主権をないがしろにする)に対し、どのくらい反発が大きいか、学習しているはずですので、承知の上での仕掛けと見ることができるかもしれません。
ともかく見た目は同じことの繰り返しです。ラジオ(rfi)を聞いていたら、「危機ではなくて平和へ向かったマラソンだ。」とJ. M. ゲエンノ氏がインタビューに応えています。前向きととるか、楽観的ととるか、今の段階では後者のようにも思われます。
オバサンジョ(ナイジェリア)大統領の仲裁もあり、19日朝には政府が議会の解散を認め、若者もバリケードを解き静けさを取り戻したとのことです。
アビジャンやギクロなどの町の騒動は3日間続き、死者4名と発表されています。
http://www.rfi.fr/actufr/articles/073/article_41193.asp

ようやく首相が決定。

2005年12月06日 | 政治家と政治
2005年12月5日(月)

シャルル・コナン・バニィ(Charles Konan Banny)氏、BCEAO(西アフリカ諸国中央銀行)総裁がコートジボワールの首相に決まった。一ヶ月以上の混乱後、あっさり決まったようで、少々意外であると同時に、コートジボワールの人材の豊かさにも嬉しい驚きがある。
バウレのカカオ農園の出身で63歳だそうだから、地域と民族的にはPDCIのべディエ氏とのつながりが強いと考えられ、BCEAO総裁ということで、RDRのワタラ氏とは同じポジションを経験しており、組織的または同僚を通じた関係は当然緊密と考えられる。
NF(新勢力)のソロ氏と、現大統領のバボ氏にとっては、まあこれ以上日程を延ばすことはできず、何とか手を打てる人であったのだろう。
来年10月の選挙までにやるべきことはたくさんある。
まだ、選挙管理委員会の創設もできておらず、特に北部地域の地方委員会についてはどのように安全を確保するか、またどのようにIDカードを発行するのか、消滅した選挙人名簿を回復しているのか、等など、、彼に期待したい。

コートジボワール→トーゴ→アンゴラ

2005年12月05日 | 文化・音楽・スポーツ
いまさらと思ったのだけれど、記録として、遅ればせながら、、

最初はコートジボワールとの対戦を予定したのに、ドログバ選手が彼の所属するチェルシー(英)の100周年記念イベント出席で、訪日できなくなり、急遽トーゴとの対戦が発表された。これが10月17日、ところがその3日後にはトーゴではなく、アンゴラとの対戦と急変。
結果は1-0で日本の勝利。
試合はこちらを参照:
http://blog.livedoor.jp/satti18/archives/50234127.html

私としては、試合結果よりも、臨機応変に対応できる日本の仕組みに感心しました。

コートジ → トーゴ

2005年10月19日 | 文化・音楽・スポーツ
11月16日のキリン・チャレンジカップ、
なんとコートジボワールの代わりにトーゴとやることになりました。

コートジボワール戦を楽しみにしていた人たちにとっては、・・・言葉にもなりません。
確かにボクもまだチケットは購入していなかったし、迷ってはいたよ。でもね、来てほしかったなー。
昨日のRFIでは:
《「トーゴ、日本へ」鷹チームへのワールドカップ出場、最初のボーナスは、東京のスタジアム・・・。
日本は最初『不屈のライオン(カメルーン)』と交渉をしていたが、ライオンは敗退、エレファントの招待を希望したものの、有力選手の参加が保障されず、トーゴになった。》

欧州のあちらこちらで活躍しているエレファントの選手たちにとって、ベストメンバー集結の機会が難しいようで、、お国柄がしのばれます。
特にメインのドログバ選手(チェルシー/英)の都合がつかないとか、、残念。

トラックバック

2005年10月10日 | Weblog
「おめでとう!エレファント!」の記事にトラックバックがついて、なんか、久しぶり。
んで、、返礼しようと思いながらも、トラックバックのやり方、わすれてる。ショック。
あんなにしっかり覚えたつもりだったのに。やっぱりやらないとダメですね。
おさらいと、メモのために、この記事作りました。
こちらにトラックバックさせていただきます。
http://www.blogtowa.jp/archives/8739784.html
いろいろある中で、私には一番わかりやすかったですよ。

他にも3分でわかるトラックバックなどと言うのもありました。
http://kotonoha.main.jp/weblog/000255_trackback.html

おめでとう!エレファント!

2005年10月10日 | 文化・音楽・スポーツ
ワールドカップ初出場だよ。すごい。
10月8日、土曜日にコートジボワールがスーダンに3-1で勝ち、
同じ日、カメルーンがエジプトと1-1の引き分け。
ニュースでは出場を逃した、カメルーンの方が大きく扱われているよ。
カメルーンではスタッドから引きあげる選手たちは、軍の護衛がついたそうで、大変だったんだね。
「世界の終わりが来たわけじゃない。ライオンのタテガミは失っていない。」と言ったそうだ。
アフリカCグループは日本にファンの多いカメルーン、それにコートジボワールが同じグループで、1チームしか出場できないのだから、きびしい!
カメルーン、ほんと、タテガミに恥じない、素晴らしい試合だったよ。
そしてコートジボワール、この最悪の状況から生まれた最高の出来事に、おめでとう。!


モリ・トラオレの世界-2

2005年09月26日 | 文化・音楽・スポーツ
大事なことを書き残した。
《注意しな! 真実をめぐる本物の映像であれ、それは偽りの真実に過ぎない。

敵の姿をつぶさに観察してこそ、人は現状から抜け出す最良の戦略をみいだすものだ。私もその通りにしたおかげで、ついに哀れな者を理解し、愛せるようになった。    エロアール》

彼の言いたかったこと、チャンと冒頭に書いてあった。
原文を探したが見つけることができなかった。


今回の催しは東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所「地域研究による」『人間の安全保障学』の構築」事務局の主催により実現したものと理解しているが、資金は日本学術研究振興会から出たようである。
日本(外務省)は多額の人間の安全保障基金を国連に信託しているが、国際協力の枠でこのような催しがもっとできないものか、単に招聘してご馳走して「さようなら」の国際協力よりも相方に効果のある催しと考える。


注)国名の表示について、
今回の催しでは、『コートディヴォワール』と表記されていたため、これを使用する。
当blogでは一応、外務省にあわせたコートジボワールで表記。
(これもトラオレ氏の言われる文字書式表記による問題の一つ、口でCôte d’Ivoireと言えば済む。)

懐かしい人に大勢会うことができた。